【機動戦士ガンダム 水星の魔女】ラウダ・ニールはグエルの異母兄弟！スレッタとの関係は？

本記事では、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場したラウダ・ニールを紹介していきます。ラウダ・ニールは登場シーンが少ないキャラクターですが、スレッタに対する言動で強烈なインパクトを残しています。作中の言動や声を演じている声優の情報をまとめていきます。

ラウダ・ニールの面白い性格や声優を知る前に、まずは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の基本情報を紹介していきます。水星の魔女は2022年10月から2023年1月までアニメ1期が放送されており、2023年4月からはアニメ2期の放送が予定されています。ガンダムシリーズで初めて女性主人公が設定されており、百合展開や謎だらけのストーリーが視聴者の間で話題になっているようです。

水星の魔女では、「アスティカシア高等専門学園」に通う学生たちの物語が描かれています。主人公のスレッタは、17歳になった時に学園に編入しており、パイロット科でモビルスーツの操縦技術を磨いています。また、学園の揉め事は「決闘」で解決するシステムになっており、スレッタはグエルを倒したことでホルダーになりました。ですが、強制的に「ミオリネの婚約者」にもなってしまったため、事実を知って驚愕しています。

ラウダ・ニールはパイロット科の3年生で、学籍番号は「KP013」です。登場当初はジェターク寮の副寮長でしたが、物語途中に寮長に就任しました。普段は冷静沈着な性格をしていますが、兄のグエルと同様に熱くなって周りが見えなくなる様子が描かれています。アニメ1期では決闘シーンが描かれていませんが、決闘の個人戦オッズでは7位にランクインしています。

ここからは、水星の魔女に登場したラウダ・ニールとグエル、スレッタの関係を紹介していきます。ラウダ・ニールは冷静沈着な性格をしているキャラクターですが、スレッタに対しては強烈な言動を見せています。ラウダ・ニールとグエルの複雑な関係性もネタバレしながらまとめていきます。

グエル・ジェタークはパイロット科の3年生で、ラウダ・ニールの異母兄です。ジェターク社の御曹司で決闘委員会の筆頭という恵まれた地位を持っていましたが、スレッタとの決闘に敗れたことで全てを失っています。また、「本気で好きになった相手」には素直に接することができないため、スレッタに対してツンデレのような態度を見せていました。

ラウダ・ニールは異母兄のグエルを「兄さん」と呼んで慕っていますが、2人は同じ年齢のため、ラウダ・ニールが本当の兄という説が浮上しています。また、ラウダ・ニールは愛人の子供で、グエルは正妻の子供のため、立場を気にしてグエルを兄と呼んでいる可能性があります。ラウダ・ニールは学園の実力者ですが、兄の影に隠れていることで目立った存在にはなっていないようです。

ラウダはイタリア語で「神を讃える歌」を意味するため、ラウダ・ニールにとってグエルは神のような存在という予想がされています。また、アニメ1期の終盤では、グエルが「父親殺しの罪」を背負っているため、アニメ2期でラウダ・ニールの言動が変化する可能性があります。

登場当初のグエルは、嫌味で傲慢な御曹司という印象がありました。ですが、スレッタとの戦いに敗れたことで心境が変化しており、貨物船で働いている時には先輩に対して素直な様子を見せていました。そのため、父親殺しを知ったラウダ・ニールが闇落ちし、グエルがラウダ・ニールを救うという予想がされています。

グエルが歪んだ原因は父親にあり、他のキャラクターも親に人生を振り回されている状況です。そのため、アニメ2期ではグエルが善人になると予想されています。また、ジェターク寮の寮長を務めるラウダ・ニールが強い権力を握る可能性があるため、アニメ2期では兄弟の戦いが描かれるという予想がされています。

ラウダ・ニールはグエルを慕っており、グエルは決闘でスレッタに敗れています。そのため、ラウダ・ニールはスレッタを嫌っており、地球寮の決闘が行われた時には、「墜ちろ！ 水星女！」という暴言を吐いていました。ラウダ・ニールはあまり目立つ存在ではありませんが、暴言を吐いた時にはツイッターのトレンドに入っています。

水星の魔女の世界では、宇宙移住者のスペーシアンがアーシアンを差別しています。ラウダ・ニールの差別の言動は描かれていませんが、スレッタに対して「田舎者」と言っているため、少なからずアーシアンを見下していることが分かります。また、グエルの周りには性格が悪いキャラクターが集まっているため、スペーシアンはかなり歪んだ存在のようです。

アニメ1期ではラウダ・ニールの戦いが描かれていないため、アニメ2期でスレッタと戦うという予想がされています。また、ベネリットグループの傘下の企業は、ガンダムタイプのモビルスーツを開発しているため、ラウダ・ニールの専用モビルスーツがガンダムになる可能性があります。そのため、ガンダムタイプに搭乗したラウダ・ニールとグエルの戦いが描かれるかもしれません。

スレッタは仲間想いで優しいキャラクターと思われていましたが、アニメ1期のラストで「人を殺す罪悪感」を持っていないことが判明しています。そのため、スレッタに突っかかったラウダ・ニールが殺される最悪の展開が描かれる可能性があります。また、御三家の子供たちは父親とは違う考えを持っているため、御三家とスレッタの共闘を望んでいる視聴者も多いようです。

グエルやスレッタとの関係を知った後は、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で描かれたラウダ・ニールの言動を紹介していきます。ラウダ・ニールは登場シーンが少ないですが、視聴者の間で様々な考察がされています。また、ラウダ・ニールがジェターク寮の寮長になった理由や、父親との関係をネタバレしながらまとめていきます。

ヴィム・ジェタークはジェターク社のCEOで、「MS開発評議会」のメンバーです。軍人出身のデリングが総裁の座に就いていることに不満を抱えており、決闘に敗れたグエルを叱責しています。正妻がグエルを妊娠中に不貞行為を働いており、同時期に愛人がラウダ・ニールを妊娠したことが判明しました。ラウダ・ニールは母方の姓を名乗っているため、ヴィムはラウダ・ニールを息子と考えていない可能性があります。

学園では決闘というシステムが採用されており、決闘の頂点に立つ人間が「ホルダー」と呼ばれています。デリングは「ホルダーをミオリネの婚約者にする」と決定しており、スレッタが編入するまではグエルが婚約者になっていました。ヴィムは「グエルとミオリネを使ってデリングに近づき、デリングを暗殺して総裁の座を奪う」と考えていたため、決闘に敗れたグエルを見放しています。

ミオリネは一方的に婚約者を決められたことに怒りを見せていますが、アニメ1期の終盤ではデリングが爆発からミオリネを庇うシーンが描かれています。そのため、デリングは「学園で一番強い人間にミオリネを守らせようとしていた」という考察がされています。また、グエルは不可抗力でヴィムを殺しているため、アニメ2期では兄弟の関係性が変化する可能性があります。

ホルダーのグエルはミオリネの婚約者になりましたが、婚約を嫌がるミオリネはグエルから逃げ回っていました。また、ラウダ・ニールはグエルのサポートをしており、取り巻きと共にミオリネに嫌がらせをしている様子が描かれています。グエルが決闘に敗れた時には強いショックを受けていましたが、敗北を受け入れようとする兄を見守っていました。

物語途中にグエルとスレッタは再戦しています。ヴィムは計画に狂いが生じたことに強い怒りを感じていたため、ラウダ・ニールに「グエルを勝たせろ」と命令しました。そのため、グエルはAIが搭載された機体で戦うことになりましたが、再戦にも敗れたことでヴィムに見放されています。その後、グエルは支援を打ち切られ、ラウダ・ニールが新しい寮長に就任しました。

ラウダ・ニールはグエルを慕っていますが、グエルはラウダ・ニールに対して目立った感情は見せていません。また、ラウダ・ニールを無下に扱っている訳でもないため、2人は「少し距離のある兄弟」という印象になっています。

ラウダ・ニールはグエルを慕っていますが、傲慢で利己的なグエルを慕っていることは「人間としての歪み」でもあります。また、グエルはスレッタに敗れたことで成長しているため、ラウダ・ニールには兄離れという課題があるのかもしれません。

ヴィムはデリングの真意を探るために御三家と手を組みました。ラウダ・ニールは「プロスペラの足止め」を命令されていましたが、ヴィムたちの計画が予定通りに進んでおらず、最終的にはプロスペラとの交渉を打ち切られてしまいました。また、グエルがスレッタに対して特別な感情を抱いていたため、「なんであんな女に執心しているんだ」という悔しさを見せています。

水星の魔女は「同性婚が当たり前の世界」が舞台になっており、同性のスレッタが婚約者になったことにミオリネはあまり驚いていませんでした。そのため、ラウダ・ニールは兄としてグエルを慕っている訳ではなく、男性として好意を抱いている可能性があります。

グエルやスレッタとの関係を知った後は、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」でラウダ・ニールを演じている声優を紹介していきます。水星の魔女は学園が舞台の作品のため、ラウダ・ニールの声は若手の人気声優が担当しています。声優のプロフィールや経歴をまとめていきます。

水星の魔女でラウダ・ニールを演じているのは、声優の大塚剛央です。大塚剛央は東京都出身で、2016年から声優活動を行っています。生年月日は1992年10月19日で、所属事務所は「アイムエンタープライズ」です。専門学校を卒業した後にデビューしており、2020年の声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

声優の大塚剛央は、アニメ「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」で「リオン・フォウ・バルトファルト」というキャラクターを演じています。リオンは本作の主人公で、男爵家の子息です。現世で階段から落ちて死亡しており、男尊女卑が強い異世界に転生しました。リオンが登場した本作は、2017年から連載されている小説が原作で、2022年にアニメが放送されていました。

声優の大塚剛央は、「憂国のモリアーティ」「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」「さよなら私のクラマー」「ゴールデンカムイ」「シャドーハウス」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューして2年ほどは端役を演じており、2018年の「風が強く吹いている」で主人公の1人に抜擢されました。プライベートでは読書やカラオケを趣味にしているようです。

グエルとの複雑な関係や声優のプロフィールを知った後は、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場したラウダ・ニールに関する感想をまとめていきます。水星の魔女は若年層を中心に話題になっている作品のため、視聴者から様々な感想が挙がっているようです。

ラウダ・ニールは整った容姿を持つイケメンキャラクターのため、視聴者から「ラウダ・ニールはかっこいい」という感想が挙がっています。また、「グエルが大好きな姿が可愛い」「兄の背中を追いかける弟の姿が可愛い」という感想も挙がっています。

ラウダ・ニールは冷静沈着な性格をしているキャラクターですが、スレッタに対しては強い憎しみを見せているため、視聴者から「ラウダ・ニールの豹変っぷりが面白い」という感想が挙がっています。また、「ラウダ・ニールは機動戦士ガンダムNTのゾルタンに似ている」という感想も挙がっているようです。

水星の魔女のアニメ1期では、ラウダ・ニールの決闘が描かれていないため、視聴者から「ラウダ・ニールの決闘が見たい」という感想が挙がっています。また、「声を担当した大塚剛央の演技が上手い」「ラウダ・ニールと大塚剛央の声のイメージが合っている」という感想も挙がっています。

本記事では、水星の魔女に登場したラウダ・ニールのプロフィールと声優を紹介していきました。ラウダ・ニールはグエルを強く慕っているため、父親殺しを知った時に人格が歪むと予想されています。ラウダ・ニールが登場したエピソードを見たことが無い方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。