【推しの子】アクアとルビーの前世での関係は？二人はお互いに気付いている？

この記事では推しの子のアクアとルビーの前世での関係について紹介し、お互いが前世の正体に気づいているのかを考察していきます。そして、その前にまずは推しの子の作品情報とアクア・ルビーのプロフィールを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

推しの子は、赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生がタッグを組んだ大人気漫画です。「次にくるマンガ大賞 2021」でコミックス部門1位を受賞し、アニメ化も決定しています。アニメは2023年4月から放送される予定になっており、多くのファンが1話の放送を心待ちにしているようです。1話は90分の拡大スペシャルとなっており、その放送時間の長さから映画みたいだと話題になっています。

推しの子は、ゴローとさりながアイの双子の子供（アクアとルビー）として転生する物語です。ゴローとさりなはアイ推しのアイドルでした。そのため最初は幸せな時間を過ごしていたアクアとルビーでしたが、ある日アイがストーカーによって殺されてしまいます。アイを殺したストーカーに情報を流した真犯人がいると考えたアクアは、その真犯人を見つけるために芸能界に入ることを決意します。

アクアの本名は、星野愛久愛海（アクアマリン）です。星野アイが出産した双子の兄です。右目に星マークが入っており、端正なかっこいい顔立ちをしています。幼少期にアイの撮影現場に見学に行った際に五反田監督に気に入られて、子役として出演することになりました。しかし、成長するにつれて自分には役者の才能がないと感じ、裏方で芸能界に関わろうとしていました。

そんな時に、子役時代に共演した有馬かなと再会しドラマ「今日は甘口で」に出演することになりました。さらには恋愛リアリティーショー「今ガチ」や2.5次元舞台「東京ブレイド」にも出演することになります。

ルビーの本名は、星野瑠美衣です。星野アイが出産した双子の妹です。兄のアクアとは違い、左目に星マークが入っています。オタク気質は前世から変わらず、兄からはドン引きされることもよくあります。アイのようなアイドルになることが夢で、アイドルとしての素質は十分にあるようです。また、天性の演技力もあり幼い頃にミヤコに対して見事に「神」を演じきったことがありました。

アクアの前世での正体は宮崎県にある産婦人科の病院で勤務する産婦人科医でした。名前は雨宮吾郎で、「ゴロー」という愛称で呼ばれています。ゴローは黒髪で長身、メガネをかけ白衣を着たいかにも医者といった見た目をしています。しかし、その中身はアイドルの星野アイが大好きなアイドルオタクです。いつものように医者の仕事をさぼりテレビでアイを応援していると、目の前に患者としてアイがやってきます。

推しのアイドルが妊娠していることに複雑な気持ちになるゴローでしたが、産婦人科医としてアイの出産に立ち会い、無事に出産できるようにサポートすることを誓います。しかし、アイの出産の時ゴローは山道で誰かに突き落とされて殺害されてしまいます。その後、ゴローはアクアとして転生することになります。

ルビーの前世での正体は、天道寺さりなという名前の少女でした。天道寺さりなはゴローが研修医をしていた時の患者で、「退形成性星細胞腫」という病気と闘っていました。その病気は難病で、闘病生活はかなりつらいものだったようですが、さりなはアイドルのアイを心の支えに頑張っていたようです。しかし、最終的には病気を完全に治すことができず、12歳の時にこの世を去りました。

もし生きていたら、星野アイと同じような年齢だったようです。さりなは生前「生まれ変わったらこの顔が良い」と言っており、その通りにアイの子供のルビーとして転生することになります。

ここからは、推しの子のアクアとルビーの現在の関係や前世における関係について紹介していきます。また、アクアとルビーはお互いの前世の正体を知っているのかということも紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

アクアとルビーの現世での関係は、双子の兄と妹です。母親であるアイが殺されてしまい、アクアはアイを死に追いやった真犯人（父親）を探し出し、復讐することを誓っています。一方、ルビーはアイのようなアイドルになることを夢見ていました。しかし、アクアはルビーがアイドルになることに対して反対していました。もしルビーもアイドルになったら、アイのように殺されてしまうかもしれないからです。

アクアはアイの事件のこともあって、ルビーに対して必要以上に過保護になっているようです。しかし、それでもルビーを止めることはできませんでした。ルビーは自分でアイドルオーディションに挑戦し続けていましたが、ことごとく全て落選してしまいます。実は、これはアクアが裏でルビーを合格させないように動いていたからでした。しかし、結局ルビーはスカウトされてしまい地下アイドルとしてデビューしようとします。

それを知ったアクアは再び動きます。怪しげな地下アイドルとしてルビーをデビューさせるより、自分の目が行き届く苺プロダクションでデビューした方がマシだと考えたのです。そこで、苺プロダクションの社長であるミヤコに掛け合い、ルビーは苺プロ所属のアイドルとしてデビューすることになったのでした。

アクアとルビーの前世での関係は、患者と医者でした。ルビーの前世の正体であるさりなは、当時研修医として自分を見てくれていたゴローのことが大好きだったようです。幼いさりなにとってゴローは初恋の相手であり、「結婚して！」とゴローに冗談ぽく言っていたようです。

そのさりなのプロポーズをゴローは軽く受け流していましたが、代わりに「アイドルになったら推す」とさりなを応援するようなことを言っていました。転生しても、そのことを覚えていたルビーはもし自分がアイドルになったら先生（ゴロー）が気づいてくれるかもしれないと淡い期待を抱いていました。一方、ゴローもさりなの存在は大きかったようです。

アイ推しのアイドルオタクだったさりなと一緒にアイの出演する番組やライブなどを見ていたこともあって、自分もアイ推しのアイドルオタクになったのでした。さりなとは年の差があったこともあり、恋愛感情は抱いていなかったようですが、さりなが死亡してからもさりなのことをずっと忘れずにいたようです。

ルビーは前世の初恋の人だったゴローに見つけてもらいたいという思いもあり、アイドルになったという経緯があります。そのため、ルビーはゴローがどこかで今も生きていると思っていたのです。しかし、ある時ルビーはゴローの死を最悪の形で知ることになります。ゴローは何者かに殺されてからずっと行方不明者ということになっていました。

そして、その状況の中ついにルビーたちはMVの撮影で宮崎を訪れることになります。そこで、ルビーは運命なのかただの偶然なのかゴローの白骨死体を発見してしまいます。服装や身に着けていたものから、それがゴローであることはルビーにはすぐにわかりました。しかし、ゴローの死を信じたくないルビーは大きなショックを受けます。そこで、ルビーの心にゴローとアイを死に追いやった人物に対する復讐心が芽生えたのでした。

アクアとルビーはお互いの前世の正体を知らないのでしょうか？結論を述べると、アクアとルビーは現段階でお互いの前世の正体を知りません。アクアは赤ちゃんの頃からルビーが普通の子供ではなく、自分と同じ転生者であることには気づいていました。しかし、前世の正体が誰であったのかはお互いに触れることなくあくまで兄と妹として接しています。

ルビーは前世での初恋の人がゴローで、そのゴローが死んだことを知りある意味失恋しています。アクアの前世の正体がゴローであることはまだ知りませんが、もし知ることになればある意味もう一度失恋することになります。今後、アクアとルビーがお互いの前世の正体について知る日が来るのでしょうか？

推しの子のルビーのかわいい魅力1つ目は、明るい性格です。辛い過去や生い立ちがあったことでどこか闇を感じさせる星野アイとは違い、ルビーはとても明るく天真爛漫な性格をしています。明るく誰とでも仲良くなることができるルビーは、兄であるアクアや有馬かな、MEMちょから世話を焼かれることもよくあります。その性質は、作者である赤坂先生とメンゴ先生が「光として描いている」とインタビューで語るほどです。

ただ、ルビーはゴローの死を知り復讐心を燃やし闇のような一面を見せるようになっていきます。本来は明るくて光のような存在だったはずのルビーがそのような闇の一面を見せるところがギャップとして読者には魅力的に映っています。今後、ルビーは本来の明るさを取り戻すことができるのかそこが見どころになっているようです。

推しの子のルビーのかわいい魅力2つ目は、オタクの信念があるところです。ルビーは前世でアイを推すアイドルオタクでした。ルビーとして転生してからもその性質は変わっておらず、テレビに母親であるアイが映っているとただのアイドルオタクとしてアイを全力で応援しています。アイドルオタクとして夢中になっているルビーの表情はキラキラしていて、かわいいと話題になっています。

推しの子のルビーのかわいい魅力3つ目は、キレのあるダンスです。ルビーは今ではキレのあるダンスが魅力的なアイドルになっていますが、昔からキレのあるダンスができるわけではありませんでした。幼稚園のお遊戯会でダンスを踊ることになったルビーでしたが、アイのように上手く踊ることがなかなかできませんでした。

さりなだった頃は、病弱だったこともあり体を思い切り動かした経験がありませんでした。そのため、さりな時代の記憶が邪魔をしてルビーは身体を全力で動かすということができなかったのです。しかし、アイの的確な指導があったおかげでルビーは自由に踊ることができるようになりました。同時に、体を動かす楽しさも覚えたのです。このように、ルビーのキレのあるダンスにはそのような魅力や過去も詰まっているのでした。

推しの子のルビーの名言一つ目は、アイがお金に困っていたときのルビーのセリフです。赤ちゃんだった頃のルビーが「オタクの肝臓を売る」という提案をするところがシュールすぎるセリフでした。このセリフを聞いた赤ちゃんのアクアは「お前の考えが世も末」とツッコミを入れていました。

推しの子のルビーの名言二つ目は、有馬かなと初めて会った時のルビーのセリフです。有馬かなは当時「10秒で泣ける天才子役」というキャッチフレーズでちやほやされていました。それをルビーは「重曹を舐める天才子役」と言い間違えてしまったのです。このセリフは読者にもかなりの衝撃を与え、それ以降有馬かなのあだ名が「重曹ちゃん」になったのでした。

それでは、最後に推しの子のアクアとルビーに関する感想や評価について紹介していきます！まずは、上記のようにアクアとルビーの関係性が好きだという感想が多くありました。

また、ルビーがゴローの遺体を発見してショックを受けているところで、アクアがルビーを気に掛ける描写がないことが気になるという感想もありました。大事な妹がショックを受けているのにそれをケアしないところは、アクア自身も前世の遺体が見つかったことに少なからずショックを受けているのではないかという声もありました。

また、ルビーがアクアの前世の正体を知ってしまう時が来ると思うと、切ないという感想も多くありました。ルビーとアクアがお互いの前世を知った時に関係性が変わってしまうのか気になるファンは多いようです。

この記事では推しの子のアクアとルビーの前世での関係について紹介し、お互いが前世の正体に気づいているのかを考察してきました。アクアとルビーはまだお互いの前世に気づいていませんが、今後気づく可能性も十分あります。もしこの記事を読んで、推しの子のアクアとルビーが気になった方がいましたら是非この機会に推しの子の漫画やアニメをチェックしてみてください！