【機動戦士ガンダム 水星の魔女】チュチュ役声優は富田美憂！出演アニメやキャラは？

チュチュとは、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するキャラクターであるチュアチュリー・パンランチの愛称です。チュチュは、インパクトのある髪型で人気を獲得しました。チュチュ役を演じている声優は、富田美憂でした。この記事では、富田美憂を特集します。富田美憂のプロフィールと経歴、出演したアニメ作品と演じたキャラの他に、チュチュについても髪型や元ネタなどについて取り上げていきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、2022年に放映された全テレビアニメ作品の中でも、ひときわ大きな反響を呼びました。特に、シーズン1前半の学園ドラマと、後半の殺伐とした展開のギャップで、現在も新たなファンを獲得しているとのことです。SNS上の反応で多くのファンが、2023年4月のシーズン2の放映を心待ちにしていることが窺えました。この章では、水星の魔女の作品情報を紹介していきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、本編の前日譚を描いたPROLOGEが2022年7月に公開されました。3ヶ月後の2022年10月より、シーズン1の放映が開始されます。シーズン1は全12話で、PROLOGEを含めてABEMAやU-NEXTなど多くの動画配信サービスで観ることが可能です（2023年1月現在）。同作品のシリーズ構成と脚本は大河内一楼が手がけており、彼の執筆による原作小説「ゆりかごの星」は、公式サイトで発表されました。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のPROLOGEでは、ガンダム開発計画について、そしてそれが凍結される過程が描かれました。本編の主人公スレッタ・マーキュリーが生きている時代では、ガンダムの存在が忌避されるものとなっています。そのような状況下で、水星生まれで世間知らずのスレッタは、ガンダムエアリアルを操縦して、ガンダム開発計画を凍結させたデリング・レンブランが学長のアスティカシア高等専門学園に編入しました。

チュチュことチュアチュリー・パンランチは、アスティカシア高等専門学園のパイロット科1年生の少女です。ピンク色の髪を2つの巨大なおだんごにしているヘアスタイルが印象的で、ファンにインパクトを与えました。チュチュの搭乗機は、彼女専用にカスタマイズされたデミトレーナーです。チュチュは、アーシアンで学園では地球寮に住んでいますが、スペーシアンから受ける差別については反発しており、時には手も出しました。

「2022年の覇権アニメ」や「新世代のガンダム」の呼び声も高いテレビアニメ作品、機動戦士ガンダム 水星の魔女は、女性キャラクターが多く登場しています。そのため、人気女性声優陣がキャスティングされていて、声優ファンを喜ばせました。チュチュ役を演じているのは、「実力派若手声優」と称されている富田美憂です。この章では、富田美憂のプロフィールと経歴、性格を紹介していきます。

声優の富田美憂は、埼玉県出身で、1999年11月15日に生まれました。血液型はA型で、サザンオールスターズや福山雅治を擁する芸能事務所アミューズに所属しています。動物好きとして知られており、虫以外なら大丈夫と語っていました。特に犬、狼、ホワイトタイガーなどが大好きで、チャップとこはくという2匹の犬を飼っています。好きな食べ物は、りんご、栗、オムライスだと、インタビューなどで明かしました。

富田美憂は、積極的にSNSを活用している声優です。かつては、Ameba Blogにて近況報告を行っていました。2023年1月現在、ブログは更新せず、TwitterとInstagramを開設して、ファンに対して情報発信しています。

富田美憂は、小学生時代に「ヴァンパイア騎士」を観たことで声優に興味を持ちました。自分自身の声にはコンプレックスがありましたが、友人から声を褒められたことがきっかけで本格的に声優を目指しました。「第1回アニ☆たん」のファイナリストと、「2014声優アーティスト育成プログラム・セレクション」のグランプリ受賞で、声優への道が拓けます。2015年のテレビアニメ「干物妹！うまるちゃん」で、デビューしました。

富田美憂は、インタビューなどで自分の性格について「挙動不審」と答えていました。その理由は、人見知りなので、常に周りをキョロキョロ見ているからとのことです。周囲の人からも、そのことを指摘されることが多く、自分の特性だと自覚するようになりました。演じたキャラクターの中では、「おしえて！ギャル子ちゃん」のオタ子が自分とよく似ていると分析しており、多くのファンの関心を呼んでいます。

声優の富田美憂は、多くのテレビアニメ作品に出演して、ファンを増やし続けています。彼女は演技力の高ささることながら、ルックスの良さでアイドル的な人気を得ていることで有名です。また、歌手としてはソロ歌手の他にも、KleissisとStudyという2つのボーカルユニットに所属して活躍を見せていました。この章では、富田美憂のチュチュ役以外に演じたキャラクター、テレビアニメ作品を紹介していきます。
 

「アイカツスターズ！」は、バンダイによる国民的アイドルオーディションゲームを、テレビアニメ化した作品です。多くのアイドルキャラクターが誕生して、大ヒットを記録しました。富田美憂が演じたキャラは、主人公の虹野ゆめです。ゆめは同作品の主人公で、物語開始時点中学1年生でした。アイドルの一番星とされるS4への加入を夢見て努力を続けて、遂にはS4入りを果たすという才能と努力に恵まれたキャラクターです。

「おしえて！ギャル子ちゃん」は、鈴木健也原作の人気漫画をアニメ化した作品で、2016年に放映されました。主人公のギャル子を中心に繰り広げられる学園コメディーであり、ガールズトーク主体の内容が話題を呼んでいます。富田美憂が演じたキャラは、オタ子でした。オタ子はギャル子の親友で、ギャル子とは正反対のメガネにショートヘアという容姿です。オタ子はギャル子イジリが趣味ですが、メガネを外すと弱くなります。

「ひなこのーと」は、三月原作の4コマ漫画をアニメ化した作品です。女子高校を舞台に、口下手であがり症の桜木ひな子を中心とした日常生活を描いたコメディとして、人気を集めました。富田美憂は同作品で、夏川くいな役を演じています。夏川くいなは、桜木ひな子のクラスメイトで、ひな子と同じひととせ荘に下宿している様子が描かれました。プラス思考の性格と、どんな食べ物でも食べられる底なしの胃袋を有しています。

「メイドインアビス」は、つくしあきひと原作の同名漫画をアニメ化したものです。2022年に2期が放映されて、反響を呼びました。かわいらしいキャラクターが織り成す、暗く陰鬱なストーリーは、グロテスク描写も相まって多くのファンに衝撃を与えています。富田美憂は、主人公の少女リコを演じています。リコは、巨大な縦穴アビス内を冒険する探窟家に憧れており、少年ロボットのレグと出会ったことで、本格的に動きました。

「ガヴリールドロップアウト」は、うかみ原作の漫画をテレビアニメ化した作品です。天界と下界が出てきており、学園の日常を描きながら、ファンタジーの要素も感じさせる作風でした。富田美憂が演じたキャラは、主人公の天真・ガヴリール・ホワイト役です。ガヴリールは、天界の学校を首席で卒業して、更なる修行のために下界の高校に編入しました。ところが、下界の楽しみを知ってしまい、早々にドロップアウトするのです。

「僕たちは勉強ができない」は、週刊少年ジャンプに連載されていた人気漫画のテレビアニメ化作品です。テレビアニメ版は、2019年に2期放映されました。「友情・努力・勝利」で知られるジャンプ作品の中では、珍しい学園ラブコメ漫画です。富田美憂は、ヒロインの緒方理珠役を演じました。理珠は、いわゆるメガネっ子で、ショートカットが印象的な美少女です。数学と物理の天才で、「機械仕掛けの親指姫」と呼ばれていました。

「女子高生の無駄づかい」は、ピーノ原作の同名漫画をアニメ化したもので、2019年に放映されました。岡田結実主演でテレビドラマ化もされています。女子高校を舞台に、無駄だらけの日常が描かれて、多くのファンの共感を呼びました。富田美憂が演じたのは、ヤマイこと山本美波役です。ヤマイは、金髪ツインテールの美少女高校生ですが、いつも頬に絆創膏を付けて、腕には包帯を巻いており、中二病全開の生活をしていました。

機動戦士ガンダム 水星の魔女には、多くの個性的で魅力的なキャラクターが登場しています。その中でも、チュチュことチュアチュリー・パンランチは、「際立ってキャラ立ちしている」と評されました。また、「チュチュの性格や髪型が、ファンへの愛され要素になっている」とのことです。この章では、チュチュの性格と髪型、更にチュチュの元ネタについて考察していきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のチュチュは、ぶっきらぼうな性格の持ち主です。そのことを端的に表しているのが、彼女の口の悪さでした。チュチュは、自分のことを「あーし」と呼んでおり、どのキャラクターよりも粗暴に描かれています。その一方で、アーシアンであることから仲間意識が強く、差別をしてくるスペーシアンについては容赦なく敵愾心を剥き出しにします。このことがもとで、差別されたスレッタを仲間にしました。

チュチュことチュアチュリー・パンランチの髪型は、自分の顔ほどもあろうかという大きさのおだんごを2つこさえているという、かなり特徴的なものです。このボリューミーな髪が、100％自毛なのか不明でした。後に、公式パイロットスーツ設定集にて、彼女が髪を風呂敷のような布で包んでから、ヘルメットを被る画像が公開されています。このことから、チュチュの髪は自毛である可能性が高いとされており、ファンを驚かせました。

チュアチュリー・パンランチには、「元ネタがある」と噂になっていました。彼女の元ネタ、モデルとは、「少女革命ウテナ」に登場する猿ネズミのチュチュではないかといわれています。その理由は、名前が同じであることと、少女革命ウテナの原作者が、水星の魔女のシリーズ構成担当者の大河内一楼であることでした。チュチュの元ネタについて、2023年1月時点で公式なアナウンスはありませんが、今後明かされる可能性もあります。

この章では、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するチュアチュリー・パンランチの声優に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。富田美憂は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

アニメファンで、声優ファンでもあると思われる方のツイートです。「あやかしトライアングル」を観て、メインキャラクターの2人が、水星の魔女に出演している富田美憂と市ノ瀬加那であることが嬉しいとつぶやいています。

こちらは、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の4話を観て、ストーリーが面白いということと、チュチュ役の声優は彼女を楽しんで演じているに違いないという感想を持っています。

こちらは、声優ファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女を観て、チュチュの声が「メイドインアビス」のナナチに聞こえるとつぶやいています。しかし、実際はリコ役の富田美憂がチュチュを演じているので、自分だけそう聞こえるのかと困惑していました。

この記事では、機動戦士ガンダム 水星の魔女に登場するチュアチュリー・パンランチ役の声優について特集しました。チュチュは、シーズン2でも活躍が期待されています。是非一度、水星の魔女を観て、チュチュの魅力に触れてみてください。