【ようこそ実力至上主義の教室へ】無人島サバイバルのルールは？結果もネタバレ解説

本記事では、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の無人島サバイバルをネタバレしながら解説していきます。よう実はキャラクターの頭脳戦が特徴的な作品のため、無人島サバイバルも面白いという意見が挙がっています。無人島サバイバルのルールと結果をネタバレしながらまとめていきます。

無人島サバイバルのルールと結果を知る前に、まずは「ようこそ実力至上主義の教室へ」の基本情報を紹介していきます。よう実は2015年から刊行されている小説が原作で、2020年から2年生編がスタートしています。作者の衣笠彰梧は、ゲームのシナリオライターで活動を開始しており、過去には「小悪魔ティーリと救世主!?」という作品も執筆しています。

ようこそ実力至上主義の教室へでは、「高度育成高等学校」に通う高校生たちの物語が描かれています。高度育成高等学校は完全実力主義の高校で、「Aクラスで卒業した生徒」は進学と就職が保証されると言われています。綾小路清隆は天才的な能力を持っていますが、ホワイトルームから逃げるために高校に入学しており、動向を知られないために凡人を演じながら高校生活を送っています。

ようこそ実力至上主義の教室への2年生編では、「無人島サバイバル」という大規模な試験が実施されています。高校のほとんどの試験は学年ごとに実施されていますが、無人島サバイバルは全ての学年が参加する試験になっています。2年生編の2巻から4.5巻まで描かれていたため、1学期のほとんどが無人島サバイバルの内容になっています。

綾小路清隆が1年生の時にも無人島の試験が実施されていますが、この時の試験は1年生だけで実施されていました。また、試験の名称が似ているため、「1年次の試験が無人島試験」「2年次の試験が無人島サバイバル」と呼ばれています。よう実の2年生編からは、綾小路清隆の先輩と後輩の登場が多くなっており、無人島サバイバルで各学年のパワーバランスが明らかになりました。

ここからは、「ようこそ実力至上主義の教室へ」で描かれた無人島サバイバルのルールをネタバレしながら紹介していきます。よう実は設定が細かい作品のため、無人島サバイバルはルールが面白いと言われています。また、各クラスに渡されるポイントの情報もネタバレしながら解説していきます。

ようこそ実力至上主義の教室への無人島サバイバルには、「基本移動のルール」があります。島内では日に4回指定エリアが告知され、指定エリアに辿り着いたクラスにポイントが与えられます。また、告知された時点で既に辿り着いていた場合には、1人に1ポイントずつが与えられ、着順のポイントは無効になります。そのため、「告知されてから早く移動すること」が高ポイントを得られる方法です。

無人島サバイバルは指定エリアを目指さない手段もありますが、3回連続でスルーした場合にはペナルティが課せられます。また、指定エリアに到着した時点で累積値はリセットされます。広い島内で全ての指定エリアに到着することは難しいため、スルーを上手く使うことが勝利の鍵のようです。

ようこそ実力至上主義の教室への無人島サバイバルには、「課題のルール」があります。課題は3種類に分類されており、「午前7時に出現して、午後5時に終了する」という特徴があります。また、学力と身体能力、その他の課題に分類されており、上位入賞者にポイントと食料が与えられる仕組みになっています。そのため、生徒が持つ様々な能力が活かせる課題になっているようです。

ようこそ実力至上主義の教室への高校では、「Sシステム」というポイントシステムが導入されています。ポイントは「クラスポイント」と「プライベートポイント」に分かれており、クラスポイントに100を掛けたプライベートポイントが、毎月1日に支給される仕組みになっています。生徒はポイントで生活しているため、優秀なクラスの生徒が良い暮らしを送ることができます。

よう実の無人島サバイバルは、「1位が300CPと100万PP」「2位が200CPと50万PP」「3位が100CPと25万PP」「上位50％が5万PP」「上位70％が1万PP」という報酬になっています。また、1位のグループには退学処分を無効にする「1プロテクトポイント」が与えられるため、実質的には500万PP以上の価値があります。

ようこそ実力至上主義の教室への無人島サバイバルには、「ペナルティのルール」があります。下位5グループの生徒は退学のペナルティを受け、600万プライベートポイントを支払うことで退学を無効にできます。また、支払うポイントは生徒で均等に割られるため、「600万を満たしても、1人の生徒のポイントが不足している場合」には退学を無効にできません。

無人島サバイバルの開始時には、「腕時計」「タブレット」「カード」が生徒に支給されます。腕時計は生徒の健康状態をチェックしており、緊急アラートが鳴った場合にはスタート地点に戻る必要があります。また、緊急アラートが鳴って5分以内に止まらない場合には、医師が現地に急行する仕組みになっているため、腕時計で生徒の安全を確保しています。

タブレットは全生徒に支給され、無人島の地図や指定エリアを確認できます。また、期間別で上位のクラスと下位のクラスを確認できるため、順位を見てから作戦を立てられる仕組みになっています。6日目以降には、全生徒の現在地を確認できるGPSが解禁されますが、サーチにはポイントが必要になるため、使いどころを見極める必要があります。

ルールとポイントの情報を知った後は、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の無人島サバイバルで配布されたカードをネタバレしながら解説していきます。よう実はAクラスに優秀な生徒が集まっていますが、無人島サバイバルはカードを使えばAクラスとも対等に戦える仕組みになっています。

よう実の無人島サバイバルの開始時には、生徒に「基本カード」が支給されます。基本カードには「先行」「追加」「半減」「便乗」「保険」と書かれており、それぞれのカードにポイントを倍増させるなどの効果があります。また、同一学年でのトレードが認められていますが、クラス内でのトレードは禁止されています。

よう実の無人島サバイバルでは、体調不良者は強制失格になり、失格者が出たクラスにはペナルティが与えられます。そのため、体調を無視した行動はできませんが、保険のカードには「体調不良で失格した場合、所有者が1日だけ回復の猶予を得る」という効果があります。そのため、体調不良者にカードを持たせ、失格させないまま試験を終えることもできるようです。

よう実の無人島サバイバルの開始時には、生徒に「特殊カード」が支給されます。特殊カードには「増員」「無効」「試練」と書かれており、「ペナルティ時に払うポイントを0にする」「特別試験の報酬を1.5倍にする」などの効果があります。場合によっては使い道が無いカードが出てくるため、不要なカードは上手くトレードすることが重要になります。

ルールとポイントの情報を知った後は、「ようこそ実力至上主義の教室へ」で描かれた無人島サバイバルの結果をネタバレしながら解説していきます。無人島サバイバルは3年Aクラスが有利と言われていましたが、堀北鈴音の活躍で意外な結果を見せています。

よう実の無人島サバイバルは、綾小路清隆の「2年Cクラスが1位」という結果に終わっています。途中で堀北鈴音は高円寺六助と契約を結び、人間離れした身体能力を持つ高円寺六助が、指定エリアの1位を連発する活躍を見せていました。また、ホワイトルームの刺客が登場しており、「2年Cクラスは敵が多いこと」が分かるエピソードになっています。

試験が始まった時点では、南雲雅の3年Aクラスが1位になると予想されていました。ですが、南雲雅が綾小路清隆に気絶させられたことで指揮が崩壊し、自由に動いていたグループの生徒が退学処分になっています。また、敵対していた2年の生徒が手を組んでいるため、2位と3位にも2年のクラスがランクインしました。

綾小路清隆は単独グループで試験に参加しています。終盤は1年生の猛攻を受けていましたが、南雲雅を気絶させ、高円寺六助をアシストする活躍でクラスに貢献しています。また、堀北鈴音は下位グループの救済をしていたため、総合力で勝る1年D組が1位になり、試験後はCクラスに昇格しました。

無人島サバイバルでは「小宮叶吾」がリタイアしています。小宮叶吾は2年Bクラスの生徒で、何者かに崖から落とされて失格になりました。無人島サバイバルではDクラスに降格しているため、Dクラスの生徒は目立った活躍を見せることができませんでした。

無人島サバイバルでは「木下美野里」がリタイアしています。木下美野里は2年Bクラスの生徒で、何者かに崖から落とされて失格になりました。事件前には「1年生らしいグループがいた」と証言していますが、犯人は不明のままです。

無人島サバイバルでは「宝泉和臣」がリタイアしています。宝泉和臣は1年Dクラスの生徒で、中学生時代は有名な不良でした。試験の13日目に綾小路清隆を襲撃していますが、坂柳有栖の指示を受けた龍園翔に阻まれています。その後、龍園翔の仲間に拘束され、最終的には龍園翔にタコ殴りにされてリタイアしています。

無人島サバイバルでは「龍園翔」がリタイアしています。龍園翔は1年B組のリーダーで、試験後はDクラスに降格しています。宝泉和臣との戦闘で腕時計が不具合を起こしており、緊急アラートが鳴り止まなかったことでリタイアになりました。教師陣には「宝泉和臣が龍園翔との喧嘩に負けた」と話しています。

ようこそ実力至上主義の教室への坂柳有栖は、2年A組のリーダーです。先天性の疾患で運動を禁じられているため、無人島サバイバルは半リタイアという形で参加しています。ですが、優れた指揮能力を持つため、トランシーバーで島内の仲間に指示を送り、クラスを3位に滑り込ませる活躍を見せていました。

ルールや結果を知った後は、「ようこそ実力至上主義の教室へ」で描かれた無人島サバイバルに関する感想をまとめていきます。無人島サバイバルは人気エピソードのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。

よう実の無人島サバイバルは全学年が参加する試験のため、「これまで以上の厳しい試験が面白い」という感想が挙がっています。また、「ルールやカードの設定が緻密で凄い」という感想も挙がっているようです。

綾小路清隆のクラスメイトの高円寺六助は、クラスにまったく貢献しないキャラクターでした。ですが、無人島サバイバルでは高円寺六助の活躍で1位を獲得しているため、「高円寺六助がかっこいい」という感想が挙がっています。また、「高円寺六助の身体能力が凄すぎる」という感想も挙がっているようです。

ようこそ実力至上主義の教室へは、2022年にアニメ2期が放送されていましたが、アニメ2期は1年生編の途中で終了しています。そのため、「よう実の無人島サバイバルをアニメで見たい」という感想が挙がっています。また、アニメは原作を改変している部分があるため、「原作に忠実なストーリーで制作してほしい」という感想も挙がっているようです。

本記事では、よう実で描かれた無人島サバイバルのルールと結果を解説していきました。無人島サバイバルでは生徒が細かいグループに分かれているため、様々な展開が描かれていて面白いという意見が挙がっているようです。無人島サバイバルを読んだことが無い方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。