【ワンピース】ベガパンクとドラゴンは旧知の仲？電話シーンや二人の関係・過去を考察

当記事では「ワンピース」のエッグヘッド編で電話していたベガパンクと、モンキー・D・ドラゴンの関係や過去を考察していきます。さらに、ベガパンクとドラゴン、そしてオハラの考古学者だったクローバー博士との関係についても考察し、ベガパンクとドラゴンのアニメ声優についても紹介していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は尾田栄一郎先生による海賊を題材にした漫画作品で、全世界でのコミックシリーズの累計発行部数が5億1000万部を超える国民的人気作品です。連載スタートは1997年、2023年現在も連載が続いており、コミックは104巻（2023年1月現在）まで発売中です。さらに、テレビアニメは1999年（フジテレビ系列）から20年以上放送中で、視聴者の間で「アニワン」の愛称で親しまれています。

また「ワンピース」の劇場版アニメシリーズは2000年から2022年までの期間に15作品が公開されました。そして、最新作の15作目にあたる映画「ONE PIECE FILM RED」は2022年8月6日に公開となり、公開から157日間（2023年1月10日時点）で観客動員1379万人以上、興行収入190億5639万円以上の大ヒットを記録しています。

大海賊時代が到来し、海賊王ロジャーの大秘宝「ワンピース」を目指し、あまたの海賊が偉大なる航路へ向かいます。東の海出身のモンキー・D・ルフィも海賊王を目指し、17歳で海賊として故郷を発ちました。航海の中でルフィは信頼できる仲間やライバルとの出会いや別れを繰り返し、強敵を倒しながら成長していきます。そして、ルフィと仲間たちはやがて「麦わらの一味」と呼ばれ、新世界でも恐れられる大海賊になっていきます。

「ワンピース」に登場するベガパンクは、海軍特殊科学班「SSG」に所属する天才科学者です。超人系の悪魔の実「ノミノミの実」の能力者であり、あらゆる知識を無限に脳に蓄積できる脳みそ人間であることから「世界最大の頭脳を持つ男」の異名を持ちます。その誕生日は8月9日、星座はしし座、年齢は65歳、出身地は偉大なる航路（グランドライン）にあるカラクリ島バルジモアで、血液型などは不明です。

さらに、研究成果として、血統因子の発見や悪魔の実の伝達条件、海楼石の利用や悪魔の実を物に食べさせる新技術の開発、人工生物や人工悪魔の実の製作、パシフィスタやセラフィムの開発などがあります。また、ベガパンクは過去にはサンジの父ヴィンスモーク・ジャッジやシーザー・クラウン、クイーンたちが所属していた天才科学集団「MADS」の所長でした。

しかし、血統因子の発見が世界政府に危険視されたために逮捕され、世界政府直轄の島パンクハザードの研究所で所長となりました。その後、海軍の科学者たちのリーダーとして、海軍や世界政府のもとで研究を続けており、現在は海軍特殊科学班「SSG」の班長を務めています。ちなみに、ベガパンクは革命軍のリーダーのモンキー・D・ドラゴンと旧知の仲であり、考古学の権威だったオハラのクローバー博士とも交流があったようです。

22年前にオハラがバスターコールによって壊滅させた事件の後、オハラ跡地でドラゴンと会っていたり、現在も革命軍を率いるドラゴンと電話したりするなど、裏では交流を続けています。さらに、オハラの湖に沈む大量の書物を巨人族が運び出す姿も目撃したベガパンクは、その後、秘密裏にオハラに行ってクローバー博士たちオハラの考古学者が研究していた「空白の100年」や「ある巨大な王国」の真実を知ったそうです。

「ワンピース」に登場するモンキー・D・ドラゴンは、打倒世界政府を掲げる革命軍総司令官（革命軍のリーダー）で、主人公ルフィの父親です。そして海軍本部中将のガープの息子とされています。8年前の世界会議（レヴェリー）にて世界政府にその思想を危険視され、「世界最悪の犯罪者」と呼ばれるようになりました。

その誕生日は10月5日、年齢は55歳（新世界突入時）、星座はてんびん座、出身地は東の海（イーストブルー）にあるドーン島ゴア王国で、身長は256㎝、血液型はF型です。初登場回は東の海編のローグタウンで、海軍のスモーカーに捕らえられたルフィを救い、グランドラインを目指す息子の出航を見送りました。ただ、ルフィはエニエスロビーでの戦いの後、祖父のガープから聞かされるまで、父親の存在すらも知りませんでした。

また、作中での直接的な戦闘シーンはまだ描かれていないため、ドラゴンの強さは不明です。しかし、武装色の覇気や見聞色の覇気はもちろん、覇王色の覇気の使い手でもあると予想されています。

さらに、ドラゴンは登場シーンのたびに風にまつわる話題が多いことや、突風や嵐を起こしているように見える描写が何度も描かれていることから、風に関連した悪魔の実の能力者なのではないかと推察されています。次に、ベガパンクとドラゴンの関係や過去をネタバレで考察していきます。

ベガパンクとドラゴンの過去や関係を考察していきます。原作漫画1064話、麦わらの一味がベガパンクのいる未来島エッグ・ヘッドに上陸して間もない頃、ベガパンクとドラゴンが電話しているシーンが描かれました。

そのシーンで、自身の死期を悟ったベガパンクは「私はもうすぐ死ぬだろう」と、ドラゴンに電話で告げていました。電話の内容も衝撃的でしたが、海軍の科学者であるベガパンクと、打倒世界政府を掲げる革命軍のリーダーのドラゴンが裏で電話するほどの関係であることも読者を驚かせました。

22年前にニコ・ロビンの故郷であるオハラが、海軍のバスターコールによって壊滅させられました。後日、ベガパンクはオハラの跡地に花を供えに訪れていましたが、同じ日にドラゴンもオハラの跡地に上陸していました。

そのときのベガパンクとドラゴンの会話から、その時点で2人はすでに旧知の仲であったことやベガパンクもドラゴンも、オハラの考古学者のクローバー博士と知り合いだったことなどが判明します。さらに、そのシーンでドラゴンがベガパンクのことを「お前たち政府」と呼んでいたことから、その時点ですでにベガパンクが世界政府や海軍側の人間だったことも判明しました。

上記の通り、ベガパンクとドラゴンが過去のオハラで再会した当時、ベガパンクはすでに世界政府や海軍側の人間だったことが明らかになっています。一方、その頃のドラゴンは自勇軍という、革命軍の先駆けとなる軍隊のリーダーをしており、戦争を起こさせないことを目標に活動していたそうです。

義勇軍ではなく「自勇軍」という名称なのは、おそらく「自由」と「義勇軍」にかけたからだと考えられています。また、ドラゴンはこの22年前のオハラが壊滅させられた事件をきっかけに革命軍を立ち上げました。

22年前、ドラゴンが当時率いていた革命軍の先駆けとなる自勇軍は、その頃はまだ規模が小さく、活動資金も乏しかったようです。そのため、ベガパンクはドラゴンから自勇軍に誘われても、研究費があまりに少ないことを理由にその勧誘を蹴っていました。天才科学者であるベガパンクの研究は非常に大規模で、莫大な研究費が必要となるからです。

このことから、ベガパンクは積極的に世界政府や海軍側についたわけではなく、自らの研究を思う存分するために世界政府管轄の施設で研究する科学者になったようです。

ベガパンクが現在、所属している世界政府直轄の特殊科学班「SSG」は海軍の組織の1つです。さらに、ドラゴンの父親でルフィの祖父であるガープは海軍本部中将にして、長年による功績により海軍の英雄とも呼ばれています。ガープはルフィを海軍に入れようとしていたこともあり、おそらく息子であるドラゴンも海兵にしようとしていたのではないかと考えられています。

また、クローバー博士は若い頃に空白の100年を研究するために世界中を冒険し、海軍に10回以上捕まり、投獄されたことがあるそうです。やがて、クローバー博士の研究に感銘を受けた考古学者たちがオハラに集まり、クローバー博士は世界一有名な考古学者となりました。

このように、3人とも海軍に少なからず関わっています。そのため、もしかしたらドラゴンは革命軍の前身である自勇軍を率いる前には海軍に所属していて、そこでベガパンクやクローバー博士と出会ったのではないかという説が浮上しています。

海軍の科学者たちのリーダーであるベガパンクと現在でも、電話などで連絡を取り合っているドラゴンはどこで出会ったのでしょうか？ドラゴン元海兵説も浮上していますが、他に、もしかしたらドラゴンはベガパンクと同じく元々は科学者だったのではないかという予想も立てられています。

そして、もしそうなら天才科学者であるベガパンクや、考古学の権威と呼ばれる世界一の考古学者のクローバー博士と旧知の仲であるのも頷けると言われています。

ベガパンク、ドラゴン、クローバー博士の3人の接点について、もしかしたらそれぞれ世界政府に遺恨があるのではないかという説も考えられています。そして、もし3人とも過去に世界政府や天竜人から酷い仕打ちをされ、遺恨があるのなら、3人に交流があったのも納得だと言われています。

このように、ベガパンクとドラゴン、クローバー博士の関係について、3人の接点を考察してきました。ファンの間では今後、3人の過去がさらに明らかになことが期待されています。

「ワンピース」のテレビアニメで、ベガパンクの声優を務めるのは安原義人さんです。安原義人さんは1949年11月17日生まれ、年齢は73歳（2023年1月現在）で、出身地は兵庫県相生市です。そして、事務所はテアトル・エコーに所属しており、俳優デビューは1969年、1970年からは声優としての活動もスタートさせました。次に、安原義人さんの主な出演作品や演じたキャラをみていきます。

テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」太田健二郎役、「ドカベン」微笑三太郎役、坂田三吉役、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」四乃森蒼紫役、「キャッツ・アイ」内海俊夫役、「北斗の拳」ジュウザ役、「タイムボカン」猿飛佐助役、「パーマン」バードマン役、「ゴールデンカムイ」門倉看守部長役、吹き替え「ホーム・アローン」マーヴ・マーチャント役、「ダイ・ハード」リチャード・ソーンバーグ役などです。

テレビアニメ「ワンピース」で、モンキー・D・ドラゴンの声優を務めるのは柴田秀勝さんです。柴田秀勝さんは1937年3月25日生まれ、年齢は85歳（2023年1月現在）で、出身地は東京都台東区浅草です。そして、事務所は代表取締役を務める「RME」に所属しており、1957年に俳優デビュー、1963年からは声優としての活動もスタートさせました。次に、柴田秀勝さんの主な出演作品や演じたキャラをみていきます。

テレビアニメ「ONE PIECE」カルガラ役、「鋼の錬金術師」キング・ブラッドレイ役、「NARUTO -ナルト-」三代目火影・猿飛ヒルゼン役、「ドラゴンボールGT」一星龍役、「宇宙戦艦ヤマト」ガイデル役、「タイガーマスク」ミスターX役、「ダンガンロンパ3」天願和夫役、「FAIRYTAIL」イグニール役、吹き替え「007/カジノ・ロワイヤル」クーパー役、「パイレーツ・オブ・カリビアン」ビル・ターナー役などです。

エッグヘッド編にて、ベガパンクとドラゴンが旧知の仲であり、電話などで連絡を取り合っていたことが分かりました。しかし、バーソロミュー・くまの件など、もしかしたら互いのしていることをすべて把握しているわけではないのではないかと予想されています。

オハラ壊滅が現在のベガパンクや、ドラゴンが革命軍を率いる契機になったこと。オハラ壊滅が「ワンピース」の物語の中で、非常に重大な事件だったことなどが分かったという感想となっています。

ドラゴンとベガパンクとクローバー博士の3人の関わりを知り、それぞれの道を歩みながら、それぞれが政府打倒の時期をうかがっているのではないかという予想となっています。

以上、人気漫画「ワンピース」のエッグヘッド編で描かれた、ベガパンクとドラゴンの電話での会話シーンについてみてきました。そして、ベガパンクとドラゴン、そしてクローバー博士との関係や過去をネタバレで考察し、ベガパンクとドラゴンのアニメ声優についても紹介してきました。

そして、ベガパンクとドラゴンは、ドラゴンが革命軍を率いる前からの旧知の仲であること。2人ともクローバー博士とも知り合いで、22年前のオハラで再会したこと。ドラゴンは革命軍の前身である自勇軍にベガパンクを勧誘するも、研究資金の少なさから断られたことなどが分かりました。今後、さらに明らかになることが期待されている、ベガパンクとドラゴンの関係や過去に注目していきましょう！