【ようこそ実力至上主義の教室へ】椿桜子はかわいい新1年生！正体はホワイトルーム生？

「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」の椿桜子とは、2年生編より新たに登場したキャラクターです。どことなく眠そうな表情と、抜群のプロポーション、そして謎めいた行動で多くのファンを獲得しました。この記事では、よう実の椿桜子について特集します。ホワイトルーム生と噂される椿桜子の正体や、一緒に行動することの多い宇都宮陸との関係をはじめとして、彼女の活躍シーンなどを紹介していきます。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）は、原作ライトノベルのみならず、漫画版やテレビアニメ版などのメディアミックスも大人気となった作品です。学校内というある種の閉鎖空間で展開される頭脳バトルや心理戦、そして登場キャラクターが織り成す人間ドラマが高評価されました。2年生編に入り、「ますます面白くなっている」といわれているよう実ですが、この章では概要とあらすじを取り上げていきます。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の原作ライトノベルは、KADOKAWAのMF文庫Jにて刊行中です。1巻が発表されたのは、2015年のことで、2023年1月現在1年生編が全14巻（本編11巻+短編集3巻）と2年生編が9巻（本編8巻+短編集1巻）まで刊行されました。よう実の原作者は、衣笠彰悟です。単行本のイラストは、トモセシュンサクによって描かれました。また、漫画版、スピンオフ漫画、テレビアニメ版などがあります。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の舞台は、現代の日本における屈指の名門校である高度育成高等学校です。主人公の綾小路清隆は、新入生としてこの学校のDクラスに入りました。高度育成高等学校は、プライベートポイントが付与される場所ですが、好待遇に満足して好き勝手に過ごしているDクラスの面々はポイントがもらえません。この事実に気づいた綾小路清隆は、自身の能力を隠しながらポイント獲得に動き出します。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の椿桜子は、2年生編から登場しました。彼女は、新1年生として高度育成高等学校に入学して、Cクラスに所属しています。ロングヘアと眠たそうな瞳が印象的な美少女であり、プロポーションの良さもファンの興味を惹きつけました。話し方もどことなく、倦怠感やだらけを感じさせるもので、緊張感が見られません。しかしながら、そのことが逆に「彼女の謎を深めている」と推察されています。

椿桜子が初登場したのは、2年生編の1巻です。綾小路清隆は、特別試験において後輩とパートナーにならなければならないというルールに苦闘していました。須藤健のパートナー探しに協力するなど、他人のために動いていたからです。そのような状況の彼に声をかけてきたのが、椿桜子でした。椿桜子は、なぜかパートナーが決まっている宇都宮陸を帯同しており、綾小路清隆に対してあけすけにパートナーにならないか持ちかけたのです。

よう実の2年生編は、綾小路清隆を退学に追い込むべく派遣された新1年生のホワイトルーム生が話題になりました。ファンの大きな関心事は、「ホワイトルーム生の正体は誰か？」というものです。そして、椿桜子の正体をホワイトルーム生だと考察する人も、多く見受けられました。この章では、よう実の椿桜子の正体について、6項目に分けて考察していきます。

椿桜子のことをホワイトルーム生だと推察するファンの中には、彼女と綾小路清隆との会話を根拠にする人が多いとのことです。椿桜子は、綾小路清隆と二人きりになった際に、初対面時からは想像もつかないほど積極的な姿勢を見せました。それにもかかわらず、彼との会話をほったらかしにして、宇都宮陸と連絡を取り合うという不敵さもあったのです。「大胆不敵さが、ホワイトルーム生に相応しい」という推察が、多く見られました。

よう実の椿桜子の正体について、更なる謎や憶測を呼んだのが無人島サバイバル試験での彼女の行動でした。試験の前半で、小宮叶吾と木下美野里が崖から落ちた際に、綾小路清隆と椿桜子のグループが居合わせています。ところが、皆が一様に動揺していた中で、綾小路清隆と椿桜子のみ平然な態度でした。このように、急遽の事態に平静でいられた点が、彼女のホワイトルーム生説を裏付けているといわれています。

また、無人島サバイバル試験の後半は、綾小路清隆を退学に追い込もうと画策しました。そのために宇都宮陸を上手く使ったかに見えましたが、作戦は失敗してしまいます。宇都宮陸は、作戦の失敗に安堵しました。一方で椿桜子は、「自分一人でやるべきだったと後悔している」と反省こそしたものの、作戦に自信があることは覆しませんでした。このような態度やセリフの端々が、ファンにホワイトルーム生であることを疑わせたのです。

サバイバル試験での作戦失敗を見たファンの多くが、「椿桜子の正体は、ホワイトルーム生ではない」という意見に傾きつつありました。新1年生の中で、ホワイトルーム生野正体を明かしたのは、天沢一夏と八神拓也です。天沢一夏は、綾小路清隆のことを崇める「崇拝のホワイトルーム生」であり、八神拓也は彼を憎む「憎悪のホワイトルーム生」でした。そのような二人は、揃って椿桜子のことを相手にしていない様子が窺えたのです。

椿桜子は、無人島サバイバル試験にて、暴力を行使して綾小路清隆をはじめとする上級生を退学させようとしました。この作戦は、バレやすいというリスクを伴うものでしたが、彼女は「バレたら自分が退学する」という条件を提示して、1年生を動かすことに成功するのです。このように、高度育成高等学校を退学することに全くためらいがなかった点に、「彼女の凄みを感じた」と評するファンが多くいました。

よう実の2年生編での1年C組は、当初宇都宮陸がリーダーシップを取っているように見えました。しかしながら、ストーリーが進捗していくにつれて、裏でクラスを操っているのが、椿桜子であることが明らかになります。表向きは、身体能力が傑出していて、腕っぷしも強い宇都宮陸が仕切っているように見せかけて、彼女が宇都宮陸を通してC組を支配していました。宇都宮陸も、この体制に納得して行動しているようです。

その後の椿桜子は、驚くべき行動に出ます。正体がホワイトルーム生である八神拓也を、退学に追い込んだのです。とはいえ、自身が退学させたわけではなく、綾小路清隆の力を借りました。彼女は、同じ1年C組の波多野という生徒が退学になった理由について、八神拓也が黒幕であることを知ったのです。どうしても、クラスメイトを退学させたことが許せない椿桜子は、ある作戦を実行しました。

椿桜子の作戦とは、自分が佐藤摩耶を脅すことでした。そうすることで、佐藤摩耶は、綾小路清隆に事態の解決を相談したのです。こうして、綾小路清隆が本格的に動いた結果、八神拓也は退学しました。一見すると、綾小路清隆が椿桜子の作戦に乗せられた印象ですが、綾小路清隆は、ホワイトルーム生である八神拓也を排除したかったことが窺え、両者にとってwin-winの内容だったようです。

漫画版も大ヒットを収めていることで有名なライトノベル、ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）に登場するキャラクターの中で、「最も謎の関係性だ」といわれているのが、椿桜子と宇都宮陸です。二人は、確固たる協力関係を維持していながら、つかず離れずの様子であることもわかります。この章では、よう実の椿桜子と宇都宮陸との関係について、3項目に分けて取り上げていきます。

椿桜子は、「綾小路清隆を退学させることができれば、2000万プライベートポイントがもらえる」という、特定の人物に課せられたイベントについて大きな関心を持っていました。ところが、宇都宮陸は、あまり興味を持っていません。そのように消極的な彼のことを、彼女は「C組のためだから」といってイベント参加を促しました。クラスメイト思いである宇都宮陸は、彼女の申し出を受け入れることにしました。

椿桜子と宇都宮陸は、常に協力し合う関係でありながら、実はお互いのことをよく知りません。そのことがハッキリとわかるエピソードは、椿桜子が退学について話した時です。彼女は、高度育成高等学校を退学することを何とも思っていませんでした。宇都宮陸は、その理由を訪ねようとしますが、彼女は事情を訊くことを禁じます。すると、彼はあっさりとそれに応じました。

また、椿桜子も宇都宮陸に対して余計な詮索をしていません。彼女は、宇都宮陸がなぜあれほどまでに身体能力が高くて強いのか、気になっているのです。それでも、彼に理由を訊くことはしませんでした。このように、つかず離れずの関係性が、「特殊で面白い」とファンに評されています。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）は、テレビアニメ版3期が2023年に放映予定です。綾小路清隆たちの、高校1年生時のエピソードが全てアニメ化されるとあり、多くのファンを喜ばせました。そのような盛り上がりをみせているよう実の中で、「ミステリアスなキャラクター」といわれているのが、椿桜子です。この章では、椿桜子の性格と能力について紹介していきます。

椿桜子の性格は、「捉えどころがない」と形容されることが多いとのことです。その理由は、彼女の話し方にありました。椿桜子は、間延びしたような話し方という大きな特徴があるのですが、このことが彼女をおっとりとした少女に見せています。ところが、実際の彼女は、綾小路清隆を退学させようとしたり、逆に八神拓也退学のために利用するところがあるなど、非常にしたたかで気の強い性格の持ち主でした。

また、椿桜子はとてもかわいい外見であるのに、綾小路清隆と交渉事を行った際に、女を武器にしませんでした。そうした性別に関係ない考え方や、行動がファンから高評価されているとのことです。

• 学力：C-（44）
• 身体能力：D+（40）
• 機転思考力：D+（38）
• 社会貢献性：D+（40）
• 総合：C-（41）

椿桜子の能力を数値化したデータを、上記しました。データだけを見ると、全ての能力が低いところで安定している感があり、お世辞にも優秀とはいえません。ところが、数字に出ない能力に長けている印象がありました。例えば、サバイバル試験時に、人が崖から落ちたシーンを見ても平然としていられる胆力などは目を見張るものがあります。また、宇都宮陸のような強い人物と協力関係になれるなど、ある種の人たらしです。

この章では、よう実に登場する椿桜子に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。椿桜子は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、よう実の大ファンだと思われる方のツイートです。原作ライトノベルと、テレビアニメ版両方を見ていて、推しキャラクターに椿桜子を挙げていました。また、動く椿桜子を観たいので、早く2年生編をアニメ化してほしいとつぶやいています。

こちらは、よう実の原作ライトノベルの大ファンだと思われる方のツイートです。よう実の関連番組もチェックしており、ホワイトルーム生の正体の一人が、椿桜子ではないかと推察していました。

こちらも、よう実の原作ライトノベルの大ファンだと思われる方のツイートです。2年生編の無人島サバイバル試験エピソードを読んで、八神拓也が椿桜子ら1年生代表の動きを、自分の思うようにしたのではと考察しました。

この記事では、ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）に登場する椿桜子にスポットを当ててきました。「かわいいけど謎の存在」と称される椿桜子に注目して、よう実を読んでみてください。