【よう実】宇都宮陸はホワイトルーム生？正体・過去やトランシーバーシーンを考察

「ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）」は、「2年生編になってから更に面白くなった」と高評価されているライトノベルです。宇都宮陸は、2年生より登場しました。トランシーバーを使って誰かと通信していたことで、正体がホワイトルーム生ではないかと話題になったことがあります。この記事では、よう実の宇都宮陸の正体、トランシーバーシーン、宝泉和臣や椿桜子との関係、活躍シーンなどを紹介していきます。

よう実の略称で知られるようこそ実力至上主義の教室へは、異世界ファンタジーものやなろう系が圧倒的主流を誇るライトノベル界において、現代での頭脳戦を主流にした作品です。その結果、「他作品との差別化が図られていて面白い」や「学生らしい群像劇にリアリティーがある」などの感想と評価を得ました。この章では、よう実の作品情報として、概要とあらすじを紹介していきます。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）は、「小悪魔ティーリと救世主!?」のヒットで知られる衣笠彰悟が原作、イラストをトモセシュンサクが担当しているライトノベルです。2015年に、MF文庫Jより単行本1巻が刊行されました。2023年1月現在、単行本は既刊23巻です（1年生編全14巻+2年生編9巻）。よう実は、漫画版やテレビアニメ版などのメディアミックスが展開されました。テレビアニメ版3期は2023年放送予定です。

ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）の主人公は、綾小路清隆という高校1年生の少年です。彼は、高度育成高等学校という、全国屈指の名門校に入学し、Dクラスに編入されました。ところが、Dクラスは問題児ばかりが集められた場所で、好き勝手に行動していました。彼らの行動原理は、学校の好待遇によって保たれていましたが、その代償としてプライベートポイントがDクラスの生徒にだけ振り込まれていなかったのです。

• 学力：B（72）
• 身体能力：A（87）
• 機転思考力：C（51）
• 社会貢献性：D+（39）
• 総合：B（66）

よう実に登場する宇都宮陸は、2年生編から新たに登場したキャラクターであり、新1年生として高度育成高等学校に入学し、Cクラスに編入されました。宇都宮陸は、青系の髪をショートボブのようなスタイルにしており、切れ長の目が特徴的なイケメン男子です。宇都宮陸自身は、自分のことをリーダー向きとは考えていませんが、Cクラスは自主性のある人に乏しく、仕方なく表に出ることがありました。宇都宮陸の数値は、上記の通りです。

宇都宮陸は、基本的には上級生など目上の人に対して、敬語で話すことのできる社会性を身につけています。しかしながら、自分の意見を押し通そうとする時や感情的になると、口調が荒くなることがしばしば見受けられました。口調が荒くなってしまったことを自覚して、すぐに元に戻すことのできる性格でもあります。特に、綾小路清隆と話す際に、敬語とため口が同時に入り混じる描写があり、多くのファンを驚かせました。

よう実に登場する新1年生キャラクターの宇都宮陸は、ファンの間でその正体が関心事になったといわれています。特に、トランシーバーを用いて誰かと連絡を取り合っていたシーンで、「ホワイトルーム生なのか？」という疑問も多く囁かれました。また、彼のスキルも、多くの謎を読んだとのことです。この章では、よう実の宇都宮陸の正体について、トランシーバーシーンを含めて、5項目に分けて取り上げていきます。

「宇都宮陸の正体は、ホワイトルーム生？」という噂は、2年生編が始まってからほどなくしてファンの間で流れました。ホワイトルームとは、綾小路清隆の父親である篤臣が運営する天才育成教育施設のことです。綾小路清隆もホワイトルーム出身者ですが、親子仲は淡白でした。また、強大な権力を有する篤臣にとって、政府の運営する高度育成高等学校は、敵地という認識の場所です。

綾小路篤臣によって敵地認定された高度育成高等学校には、素性を隠したホワイトルーム生が潜入しているのです。「宇都宮陸も、その中の一人ではないか」という推察がなされましたが、2023年1月時点で彼の正体は明らかにされていません。「身体能力の高さと機転思考力の差が激しい」として、「宇都宮陸がホワイトルーム生である可能性は低い」という考察が、多く見られるようになりました。

よう実の2年生編の単行本7巻までのストーリー展開において、新1年生の中に2名のホワイトルーム生がいることが判明しました。1人目は、天沢一夏です。彼女はAクラスに所属しており、単行本4巻で自らの正体を綾小路清隆に告げました。彼女は、綾小路清隆の1期下のホワイトルーム生であり、彼に対して歪んだ愛情交じりの崇拝心を抱いています。

もう1人のホワイトルーム生の正体は、八神拓也でした。彼はBクラス所属で、櫛田桔梗と面識があります。この時点で、一時はホワイトルーム生ではないとされていましたが、単行本の4.5巻で正体が判明しました。八神拓也も、綾小路清隆の1期下のホワイトルーム生ですが、綾小路清隆に対して激しい憎悪を抱いています。綾小路清隆が、「最高傑作」と評されて、自分が評価されていないことがその理由とのことです。

よう実の2年生編における無人島サバイバル試験にて、宇都宮陸は何者かとトランシーバーで連絡を取り合っていました。このトランシーバーシーンも、彼がホワイトルーム生だと疑われた一因です。トランシーバーの連絡相手については、明らかになっていません。会話の内容から、八神拓也が相手だったのではないかと推察されています。このトランシーバーシーンを、「重要な伏線だ」と考察するファンが多くいました。

宇都宮陸の数値については、プロフィールの項にて先述しました。彼の数値で特に目を引くのは、身体能力がA（87）と飛び抜けて高いことです。彼の強さについては、粗暴な性格の宝泉和臣と、宇都宮陸の協力者である椿桜子も一目置いていました。なぜ宇都宮陸が、驚異的な身体能力を有しているのかの理由については、2023年1月時点で不明です。今後、何らかの形で彼の秘密や謎が、明らかになることが期待されています。

大ヒットを記録したライトノベルようこそ実力至上主義の教室へは、学校内で繰り広げられる生徒同士の群像劇に、人気が集まっているとのことです。それは、主人公の綾小路清隆の周辺ばかりではなく、サブキャラクターたちの人間関係についても同様でした。この章では、よう実の新1年生である宇都宮陸と宝泉和臣、更に椿桜子との関係を紹介していきます。

宝泉和臣は、2年生編で登場した新1年生の少年です。Dクラスに所属しており、粗暴な態度と言動で同級生たちに恐怖を与えました。見た目は大柄で、金髪と強面の表情が大きな特徴です。何でも暴力で解決しようとする思考の持ち主で、宇都宮陸はそのような彼のことを受け入れていません。宝泉和臣の方は、宇都宮陸と敵対関係にありながらも、外見から想像もつかない身体能力の強さを持つ宇都宮陸のことを認めている様子です。

椿桜子も2年生編で初登場した新1年生です。眠たそうな表情が、「アンニュイでかわいい」とファンから高評価されました。Cクラス所属で、サバサバした性格の持ち主です。宇都宮陸とは、行動をともにする機会が多く、協力関係を築いていました。それでいて、お互いの秘密については詮索し合わないという大人のような一面ものぞかせています。宇都宮陸は彼女に気があるようでしたが、椿桜子がどう思っているのかは不明です。

テレビアニメ版や漫画版も人気を得ているライトノベル、ようこそ実力至上主義の教室へに登場する宇都宮陸は、2年生編の随所でポイントとなる活躍を見せていました。また、身体能力の高さやトランシーバーシーンなど、秘密を持ったキャラクターでもあります。この章では、よう実の宇都宮陸の活躍シーンを1巻から4.5巻まで、5項目に分けて紹介していきます。

よう実の2年生編1巻では、2年生に進級した綾小路清隆を中心にストーリーが展開されました。新たに入学した1年生の中には、彼を退学させるための刺客としてホワイトルーム生が含まれています。綾小路清隆は特別試験で、1年生をパートナーにしなければならず、その時にパートナーが決まっていない椿桜子と、パートナーはいるけれども彼女の付き添いをしていた宇都宮陸から声をかけられました。

2年生編の2巻では、1年生のAからDクラスまでの代表が集まって話し合うシーンが描かれました。この場に、宇都宮陸がCクラス代表として参加しています。彼は、クラスメイトの退学を宝泉和臣が仕組んだと考えており、敵意を剥き出しにしていました。また、宇都宮陸と椿桜子は、綾小路清隆を退学させると2000万プライベートポイントがもらえる特別試験の存在を知っていたことが明らかになります。

この事実を知った上で、宇都宮陸は綾小路清隆に対して宝泉和臣を退学させるために協力してほしいと持ちかけました。椿桜子も、この計画の持ちかけに同席しています。二人の間に、強固な協力関係があったことが窺えました。。

よう実2年生編の3巻における、宇都宮陸の登場シーンは、多くありません。無人島サバイバル試験が行われており、綾小路清隆は、ルールや攻略法を頭に入れた上で個人ポイント稼ぎに臨みます。宇都宮陸は、6日目に登場しました。1年生のクラス代表が集結した際に、椿桜子を伴って現れたのです。そして、二人で八神拓也を脅すという行為に及びました。宇都宮陸たちの目的は、櫛田桔梗の過去を彼に暴露させることだったのです。

よう実の2年生編4巻では、引き続きサバイバル試験の様子が描かれました。ここで、椿桜子の綾小路清隆退学作戦が明らかになります。宇都宮陸は、彼女の作戦をサポートしていたかに見えましたが、鬼頭隼とのいざこざなどを経て、実は作戦の失敗を望んでいました。その後に作戦が失敗に終わったことを、トランシーバーで誰かに報告しています。

よう実の2年生編4.5巻における宇都宮陸の登場シーンは、多くありませんが、重要な場面に登場しています。彼は、1年C組のクラスメイトの退学の理由が、宝泉和臣にあると思っており、その件で八神拓也と手を組むことにしました。ところが、退学事件の真犯人は、八神拓也だったのです。先述の通り、彼はホワイトルーム生でした。宇都宮陸は、これらの事実を未だ知らずにいるので、今後のストーリー展開が注目されています。

この章では、よう実に登場する宇都宮陸に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。宇都宮陸は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、よう実の大ファンだと思われる方のツイートです。よう実2年生編のアニメ化を待望していて、宇都宮陸は、イケメンキャラクターなので女性人気が出ると分析していました。

こちらは、よう実の原作ライトノベルの大ファンだと思われる方のツイートです。2年生編4巻を読んで、宇都宮陸が、誰とトランシーバーで通信していたのかが気になるとつぶやいています。

こちらも、よう実ライトノベル版のファンだと思われる方のツイートです。ホワイトルーム生の刺客が気になっていて、宇都宮陸がそうではないかと予想していました。

この記事では、ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）に登場する宇都宮陸について特集しました。イケメンでありながら、強いという宇都宮陸の魅力に、是非一度触れてみてください。