【キングダム】カン・サロは史実に実在した？青歌の将軍の強さと今後は？

カン・サロとは、漫画『キングダム』の第704話で初登場した趙国のキャラクターです。漫画『キングダム』の第704話で初登場を飾ったカン・サロは、｢青歌軍｣の将軍であり、｢三大天｣候補の司馬尚に仕えています。司馬尚に仕えるカン・サロは、同じ｢青歌軍｣のジ・アガと行動しており、｢青歌最強の武将｣と評価されています。作中で、カン・サロは秦国の将軍・曹波広を討ち取り、秦北東部軍を退却させる大きな功績を残しました。

しかし、カン・サロは秦北東部軍戦での活躍しかなく、詳しいプロフィールや強さが分かっていません。そのため、カン・サロには、史実に実在したのかや来歴が気になるといった声が多数寄せられています。本記事では、漫画『キングダム』に登場するカン・サロについて、史実に実在したのかや強さなどを紹介していきます。まずは、カン・サロが登場する『キングダム』がどのような漫画作品なのかについて、簡単に見ていきましょう。

カン・サロが登場する『キングダム』とは、2006年の1月から2023年の1月にかけて、｢集英社｣の｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されている漫画作品です。漫画『キングダム』の作者は原泰久といい、本作でブレイクした男性漫画家として知られています。原泰久が作者を務める漫画『キングダム』は、｢春秋戦国時代｣という古代中国の時代を舞台にした歴史漫画となっており、秦国の信（李信）が｢天下の大将軍｣を目指す姿が描かれています。

2023年1月現在、漫画『キングダム』の単行本は合計66巻刊行されており、公式ガイドブックや読み切り漫画の刊行も行われています。その人気は非常に高く、9200万部を越える単行本の累計発行部数を記録しています。この人気から、漫画『キングダム』は合計4シリーズのアニメや実写映画、ゲームなどのメディア作品が多数制作されています。また、2024年には、アニメ5期の放送が決まっており、多数のファンに注目されています。

春秋戦国時代の中国は、秦・楚・斉・燕・趙・魏・韓の7国（戦国七雄）が割拠し、壮絶な戦いを繰り広げていました。しかし、秦の始皇帝（嬴政）が他の6国を圧倒的な力で屈服させ、秦国は中国史上初の天下統一を成し遂げました。この秦国の中華統一は、秦の始皇帝を将軍の李信が支え続けたことで、成し遂げることが出来ました。漫画『キングダム』は、秦の始皇帝と李信が中華を統一するまでの姿を描いた作品となっています。

本記事で、史実に実在するのかや強さなどを紹介するカン・サロとは、漫画『キングダム』に登場するキャラクターの1人です。漫画『キングダム』に登場するカン・サロは、李牧がいる趙国の将軍であり、前髪を頭の上で2つに結んだ独特な髪型と目の横の刺青が特徴となっています。趙国の中で、カン・サロは司馬尚の｢青歌軍｣に所属しています。そのため、カン・サロは同じ｢青歌軍｣のジ・アガと相棒同士であり、彼と行動しています。

｢青歌軍｣のカン・サロは非常に礼儀正しい性格をしており、｢狼孟城｣の城主・公孫布に敬語を使っています。しかし、カン・サロは｢青歌軍｣でトップクラスの実力者であり、楽彰から｢青歌最強の武将｣と評価されています。漫画『キングダム』の作中で、カン・サロは公孫布の｢狼孟城｣に入り、｢狼孟軍｣の総大将を務めます。その後、カン・サロは相棒のジ・アガと共に出撃し、秦北東部軍の将軍・曹波広を討ち取ることに成功しました。

漫画『キングダム』は春秋戦国時代を舞台にした作品であり、古代中国の史実に実在した歴史人物が多数登場しています。そのため、カン・サロには、史実に実在したキャラクターなのか気になるといった声が多数寄せられています。また、カン・サロは今後の活躍や最後にも、読者の注目が大いに集まっています。ここからは、カン・サロが史実に実在したキャラクターなのかや、カン・サロの最後について、考察紹介していきます。

漫画『キングダム』に登場する｢青歌軍｣のカン・サロは、春秋戦国時代の歴史書｢史記｣に名前が残っていません。｢史記｣以外の歴史書にも名前が記録されていないので、カン・サロは史実に実在しないキャラクターとなっています。漫画『キングダム』は歴史の流れを改変していないものの、オリジナルキャラクターが数多く登場しています。そのため、史実に実在しないカン・サロは、本作のオリジナルキャラクターの1人だと考えられます。

漫画『キングダム』に登場するカン・サロは、｢青歌最強の武将｣と評されるほどの強さを持ったキャラクターです。この強さから、カン・サロは漫画『キングダム』の今後の展開で、秦国の名将と戦うことになるといえます。しかし、カン・サロが所属している趙国は、史実で名将の李牧を処刑し、秦国に滅ぼされてしまいました。そのため、カン・サロの最後は、李牧の処刑反対で殺されるか、戦死のどちらかだと考えられます。

漫画『キングダム』に登場するカン・サロは、容姿が整っているものの、非常に屈強な身体の持ち主です。この屈強な身体を見ると分かる通り、カン・サロは非常に熱血漢な性格をしており、趙国のためなら喜んで血を流そうと考えています。しかし、普段のカン・サロは熱血漢な性格を内に隠し、非常に礼儀正しい文官のような姿を見せています。そのため、漫画『キングダム』の作中で、カン・サロは上官の公孫布に敬意を払っていました。

カン・サロの相棒であるジ・アガは、司馬尚配下の楽彰に｢青歌一の剛将｣と評されています。一方、カン・サロはジ・アガよりも強く、楽彰が｢青歌最強の武将｣と評価しています。その強さは圧倒的であり、並の将だと一撃で倒されてしまいます。しかし、楽彰曰く、カン・サロの強さは司馬尚以下だそうです。漫画『キングダム』の作中で、カン・サロは｢青歌最強の武将｣の強さを発揮し、秦北東部軍の曹波広を一撃で葬りました。

上述で紹介した通り、漫画『キングダム』に登場するカン・サロは、趙国の｢青歌軍｣に所属しています。カン・サロが所属している｢青歌軍｣とは、｢青歌城｣の部隊であり、司馬尚という趙国の将軍が率いています。司馬尚が率いている｢青歌軍｣は、登場シーンが非常に少ないものの、名将ばかり揃っており、秦軍を大いに苦しめています。ここからは、カン・サロが所属している｢青歌軍｣のメンバーについて、詳しく紹介していきます。

最初に紹介する｢青歌軍｣のメンバーは、司馬尚です。漫画『キングダム』に登場する司馬尚とは、｢青歌軍｣の城主を務める趙国の将軍であり、うねうねしたロングヘアーが特徴となっています。司馬尚は2023年1月現在、後ろ姿しか描かれておらず、どのような容姿をしているか分かっていません。｢青歌城｣の城主を務める司馬尚は、｢青歌軍｣の将軍や兵士のリーダーであり、カン・サロや楽彰などのメンバーから大いに慕われています。

司馬尚の強さは趙国で最強レベルとなっており、たった5千の兵で2万のオルド軍と互角に戦っています。この強さから、司馬尚は李牧から｢三大天｣の推薦を受けています。しかし、司馬尚は趙国の中枢を嫌っており、病弱だと言って李牧の推薦を断っています。ちなみに、｢青歌城｣城主の司馬尚は、史実に実在したキャラクターです。史実の司馬尚は、別名を｢司馬憲｣といい、李牧と同じく趙国の名将の1人に数えられています。

漫画『キングダム』に登場する｢青歌軍｣の楽彰とは、｢青歌軍｣で第二将を務めるキャラクターであり、左目の泣きぼくろとセンター分けのロングヘアーが特徴となっています。左目の泣きぼくろが特徴の楽彰は、冷静沈着な性格をしており、カン・サロを｢青歌最強の武将｣と評しています。また、楽彰はジ・アガを｢青歌一の剛将｣と呼び、高く評価しています。｢青歌軍｣内で、楽彰は上和龍と親しい関係にあり、作中で行動を共にしています。

その強さは、｢青歌軍｣の第二将に恥じないほどとなっており、蒙恬よりも高い武力を持っています。漫画『キングダム』の作中で、趙国は扈輒将軍の死を受け、罷免した李牧を復帰させます。この時、楽彰は李牧に同行し、邯鄲を訪れました。その後、趙国と秦国で宜安の戦いが始まり、楽彰は包囲から脱する飛信隊と楽華隊の動きを止めます。この宜安戦で、楽彰は蒙恬を追い詰めるものの、信の奇襲を受け、重傷を負ってしまいました。

3人目に紹介する｢青歌軍｣のメンバーは、ジ・アガです。漫画『キングダム』に登場するジ・アガとは、カン・サロの相棒であり、逆立った黒い髪の毛と濃い怒り眉が特徴となっています。怒り眉が特徴のジ・アガは、無口な性格をしており、あまり自身の感情を表に出しません。しかし、ジ・アガは｢青歌軍｣で別格の強さを持っており、｢狼孟軍｣の副将を務めています。この強さから、ジ・アガは｢青歌一の剛将｣と楽彰に評価されています。

｢青歌一の剛将｣であるジ・アガは、｢青歌最強の武将｣のカン・サロとタッグを組み、いつも行動を共にしています。漫画『キングダム』の作中で、ジ・アガは李牧の指示を受け、カン・サロと共に｢狼孟城｣を訪れます。その後、ジ・アガは｢狼孟軍｣の副将を務め、総大将のカン・サロと秦北東部軍戦に出撃しました。この戦いで、ジ・アガとカン・サロは秦北東部軍を蹴散らし、趙国領内の桓騎・王翦連合軍の戦力を大いに削りました。

漫画『キングダム』に登場する｢青歌軍｣の豪座公とは、上和龍の副将を務めているキャラクターであり、鼻上の大きな傷と顎髭が特徴となっています。漫画『キングダム』の宜安戦で、豪座公は包囲から脱する飛信隊に攻撃します。この時、豪座公は疲労困憊状態の信を襲い、自身の手柄にしようとしました。しかし、豪座公は背後から羌瘣の奇襲を受け、一瞬で首を刎ねられてしまいます。これにより、豪座公は作中から退場しました。

漫画『キングダム』に登場する｢青歌軍｣の上和龍とは、左目の傷とオールバックヘア―が特徴の男性将軍であり、楽彰と行動を共にしています。上和龍は自身の強さに自信を持っており、｢青歌一の剛将｣のジ・アガに対抗心を抱いています。漫画『キングダム』の宜安戦で、上和龍は楽彰と共に出撃し、飛信隊と楽華隊を迎え撃ちます。この戦いで、上和龍は岳雷を討ち取るものの、弓矢兄弟と信の連携技を受け、重傷を負ってしまいました。

最後に紹介する｢青歌軍｣のメンバーは、フーオンです。漫画『キングダム』に登場するフーオンとは、｢青歌軍｣の五千将であり、短めの黒髪と整った容姿が特徴となっています。フーオンは曲刀を武器としており、若手ながら高い実力を持っています。フーオンは宜安戦で、包囲から脱する楽華隊に攻撃を仕掛け、陸仙の右手を負傷させます。しかし、フーオンは援軍に駆けつけた羌瘣の奇襲を受け、重傷を負ってしまうことになりました。

漫画『キングダム』に登場するカン・サロには、カン・サロがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。確かに、カン・サロは登場シーンが非常に少ないキャラクターです。しかし、カン・サロは容姿が非常にかっこよく、鎧姿もおしゃれなキャラクターとなっています。このかっこいい容姿や鎧から、カン・サロは漫画『キングダム』で高い人気を博しています。

漫画『キングダム』に登場するカン・サロには、カン・サロの活躍が楽しみといった感想も多く寄せられていました。漫画『キングダム』に登場するカン・サロは、｢青歌最強の武将｣と評されており、曹波広を一撃で倒すほどの強さを持っています。この強さから、カン・サロは今後の活躍に期待されています。

漫画『キングダム』に登場するカン・サロには、秦国の誰と戦うのか気になるといった感想も見受けられました。2023年1月現在、カン・サロは秦国の主戦力と戦っていません。しかし、史実の流れを見ると、秦国の進軍は趙国全土に広がっていくと考えられます。そのため、カン・サロは今後の展開で、飛信隊や楽華隊と戦うことになるかもしれません。

本記事では、漫画『キングダム』に登場するカン・サロについて、史実に実在するのかや強さなどを紹介しました。カン・サロは登場シーンが非常に少ないものの、曹波広を討ち取り、桓騎と王騎の連合軍に大打撃を与えました。この活躍から、カン・サロは今後の展開で、秦国の大きな障害になると考えられます。そのため、漫画『キングダム』は2023年1月現在、カン・サロの今後の活躍に目が離せません。