【チェンソーマン】デンジの本名・苗字は?両親や名前の由来についても考察

チェンソーマンの主人公デンジは、清々しいくらいに欲望に忠実で感情をストレートに表現するため、その主人公らしくないキャラクター性に魅了される読者が多いです。第2部「学園編」では、デンジが学ランを着て学校に通っている姿が描かれているため、ファンの間で本名や苗字が明らかになるかもしれないと期待の声があがっていました。そこで、本記事ではデンジの本名・苗字や名前の由来、父親、母親について考察していきます。

【チェンソーマン】デンジの本名・苗字は?両親や名前の由来についても考察のイメージ

目次

  1. デンジとは?
  2. デンジの本名・苗字は?名前の由来を考察
  3. デンジの両親を考察
  4. デンジの名言
  5. デンジと他キャラの関係
  6. デンジに関する感想や評価
  7. デンジの本名・苗字まとめ

デンジとは?

チェンソーマンの読者の中には、心臓が悪魔のキャラクターには苗字がないという声があがっています。特にデンジの本名や苗字が気になっている方が多く、第2部「学園編」で本名や苗字が明らかになるのではと期待の声が多くあがっていました。そこで、ここからはデンジの本名や苗字、名前の由来などを中心に考察していきます。それではまず、チェンソーマンの作品情報から見ていきましょう。

チェンソーマンの作品情報

チェンソーマンの概要

チェンソーマンは、「チェンソーの悪魔」に変身する力を手に入れた少年・デンジの活躍を描いた藤本タツキ先生によるサスペンス・ホラー漫画です。週刊少年ジャンプにて、第1部「公安編」が2019年1号から2021年2号まで連載されたのち、少年ジャンプ+にて、第2部「学園編」が2022年7月13日より連載が開始されました。また、2022年10月12日から12月28日にかけてテレビアニメが放送されています。

チェンソーマンのあらすじ

ここではチェンソーマンの第1部「公安編」のあらすじを簡単にまとめていきます。世界には悪魔と呼ばれる存在が日常に蔓延り、それを駆除するデビルハンターが存在していました。主人公はチェンソーの悪魔であるポチタとともにデビルハンターとして活動する少年・デンジです。ある日、デンジは仕事を斡旋してくれていたヤクザに騙されて死亡してしまいます。しかし、ポチタがデンジの心臓となったことで復活し…

デンジのプロフィール

チェンソーマンに登場するデンジは、本作の主人公です。自称16歳。死別した父親が残した借金残額3804万円を返済すべく、チェンソーの悪魔であるポチタとともにデビルハンターとして活動していました。ポチタがデンジの心臓となってからはチェンソーの悪魔へと変身する力を手に入れ、体をバラバラにされたり、体の一部を捕食されたりしたとしても、血を飲むことで復活できるようになっています。

デンジの強さや能力

デンジは胸から生えたスターターロープを引っ張ることで、チェンソーの悪魔へと変身することができます。チェンソーの悪魔は血液をエネルギー源にしており、肉体がバラバラになった状態で胸のスターターロープを引っ張れば、肉体を再生させることができる不死身の存在です。戦闘時は頭部と両腕から突き出ているチェンソーの刃を高速回転させ、相手を斬り刻む攻撃を得意としています。

デンジの性格

デンジは大胆不敵な自信家で、思慮が浅い単純な性格をしています。幼い頃から両親がいなかったため過酷な幼少期を過ごしており、人並みの生活と幸福への憧れから「銃の悪魔を倒してマキマさんとイチャイチャしたい」などと考えるような野性的で自分の欲望に忠実な一面を持つようになっています。また、感情が直接表に出やすいため、一部の女性ファンからは素直で可愛いと好評でした。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

デンジの本名・苗字は?名前の由来を考察

チェンソーマンの主人公であるデンジは、第1部「公安編」の序盤から終盤までずっと「デンジ」という名前で通っています。しかし、デンジには父親も母親もいなかった挙句に住む場所もなかったため、デンジという名前が本名なのかはっきりとは分かっていません。そこで、ここからはデンジの本名・苗字、そして名前の由来を考察していきます。

デンジの本名や苗字はある?

では早速、デンジの本名や苗字について考察していきます。まず、デンジは初登場時からポチタとともにデビルハンターとして活動していました。そこに両親の姿は見られませんが、父親の墓の前で絶望するデンジの過去の姿が描写されています。小さい頃に父親を埋葬した描写があるため、父親のことは覚えていると思われますが、母親に関連した描写がないことから母親のことを覚えているのかは不明です。

ただ、父親の墓には名前が刻んである可能性が高いため、父親のフルネームもあるはずです。そのためデンジも自身の苗字を認識していると考えられます。また、作中でデンジが夢の中で昔住んでいたと思われる家の玄関の前に立っている描写がありました。この玄関先の様子から電気やガス、水道が通っていると同時に住所もあると考えられるため、デンジが苗字なしで生きていたとは考えられにくいです。

そもそも「デンジ」という名前が本名なのかも明らかになっていません。ただ、幼い頃からデンジに仕事を斡旋してきたヤクザが「デンジ」と呼んでいたため、自他ともに認める本名である可能性が高いです。

デンジの本名や苗字は2部で判明する?

デンジの本名や苗字は、チェンソーマンの第1部「公安編」が最終回を迎えてもなお明らかになっていません。第2部「学園編」では、デンジが学ランを着て高校に通っているため、そこの出席確認などの描写でデンジの本名や苗字が明らかになる可能性は十分に考えられます。

デンジの名前の由来

デンジの名前の由来は、チェンソーマンの作者である藤本タツキ先生いわく、「天使(テンシ)に濁点を付けた」「チェンソーになると電池っぽいキャラクターになるから、電池に濁点を付けた」とのことです。前者の名前の由来に関しては、かつて神に仕えた天使が堕天使となったルシファーの物語からきています。天使が堕天という漢字を変換すると「テンシが打点」となり、デンジとなるわけです。

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デンジの両親を考察

デンジは父親が残した借金残額3804万円を返済するため、危険と隣り合わせのデビルハンターとして活動し、肝臓や右目など、2つある臓器のうち1つを売却しています。まともな生活もままならないデンジは、3日間の生活費が100円だったり、1日食パン1枚で過ごしたりするなど極貧暮らしをしていました。これらのことから分かる通り、デンジには両親がいません。そこで、ここからはデンジの両親について考察していきます。

デンジの父親

デンジの父親は、散らばったビールの空き瓶やチラシなどのゴミに埋もれて倒れているシーンや、デンジが父親の墓の前に佇んでいるシーンのみが描かれているため、父親がどんな人物なのかはっきりとは分かりません。ただ、父親の見た目はデンジにそっくりです。

さらに、父親はデンジに殺されているという衝撃的な事実が判明しています。デンジが父親を殺した理由、それは酔った父親に殺されそうになったからです。結局周りの大人がデンジの父親が自殺したということにしてくれているため、デンジの父親がデンジに暴力を振るうのは日常茶飯事だったということがうかがえます。

デンジが過去に住んでいたと思われる家の前で佇んでいるのは、デンジがその過去を扉の向こうに隠していたからでした。父親が残した借金残額は3804万円ですが、なぜここまで膨れ上がってしまったのかは分かりません。ただ、デンジと父親がその日暮らしをしていたように見えます。

デンジの母親

デンジの母親に関しては、心臓の病気で血を吐いて亡くなったことのみ明らかになっています。作者の藤本タツキ先生はインタービューで、「マキマに対してデンジが求めていたのは、実は恋愛ではなくて母性だったと分かる話にしたかった」と語っていました。

というのもマキマの名前の由来は、デンジの生い立ちに深く関係するもので、デンジに関するチェンソーが「木を切る道具」であり、「マキマ」という名前の「キ(木)」をチェンソーで切るとママになるというものです。

当初、デンジは女性に対して強い憧れを抱いており、最初に会って優しくしてくれたマキマのことを好きだと勘違いしていました。のちにそれは、デンジが求めていた母親代わりの女性だったということが分かっています。

また、マキマは「犬はしゃべってはいけません」と言っていたように、デンジのことを犬扱いしていますが、デンジはそれを快く受け入れていました。デンジはマキマの犬になりたいという願望を抱いているような印象を受けます。この願望は母親の側で穏やかに過ごしたいという子供の願望にも見えるため、このことからもデンジがマキマのことを母親のように見ていることがうかがえます。

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デンジの名言

デンジは幼少期から辛い経験をしているため、高い適応能力があります。デンジのいいところは、人並みの扱いを受けたり、ご飯を食べたりするといった普通の生活を送れるだけで高い満足感を得るため、人に何かを頼まれてもあまり嫌とは言わないことです。そのせいかデンジは作中で数々の名言を残しています。そこで、ここからはデンジの厳選された名言を見ていきましょう。

デンジの名言①「俺の血はタダじゃねぇ…」

俺の血はタダじゃねぇ... これは契約だ...

デンジはチェンソーマン1巻の第1話にて、「俺の血はタダじゃねぇ…」に続く名セリフを放ちました。ある日、死別した父親が残していった借金のうち70万円を明日まで用意しろというヤクザの言葉に途方に暮れるデンジの前に、「チェンソーの悪魔」であるポチタが現れます。デンジはケガをしていたポチタを治すため、腕を噛みつかせて血を与えようとしました。その後にデンジが上記の名言を言い放っています。

デンジの名言②「はじめて人並みの扱い…」

じめて人並みの扱いされたし はじめてメシ食わせてもらった 俺にとっちゃ夢みてえな生活だ 俺は軽〜い気持ちでデビルハンターなったけどよぉ この生活続ける為だったら死んでもいいぜ

デンジはチェンソーマン1巻の第3話にて、「はじめて人並みの扱い…」に続く名セリフを放ちました。この名言は、アキに「軽い気持ちで仕事するヤツは死ぬぜ」と言われた時のデンジのセリフです。デンジがいかに過酷な幼少期を過ごしてきたかが分かる名言となっています。

デンジの名言③「永久機関が完成…」

 永久機関が完成しちまったな~! これでノーベル賞は俺んもんだぜ~!

デンジはチェンソーマン3巻の第19話にて、「永久機関が完成」に続く名セリフを放ちました。永遠の悪魔との戦いにて、デンジは永久機関を完成させたと言っていますが、これは単なる時給自足です。永久機関の意味とはかけ離れた意味となっており、デンジの頭の残念さが現された名言となっています。

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デンジと他キャラの関係

極貧暮らしをしていたデンジでしたが、マキマとの出会いを機に普通の生活を送れるようになります。その後、デンジはさまざまなキャラとの出会いと別れを通して成長していきました。そこで、ここからはチェンソーマンのキャラクターの中で、デンジの成長に大きく貢献したキャラを見ていきましょう。

デンジとポチタの関係

チェンソーマンのポチタは、チェンソーを模した子犬のような見た目をしているチェンソーの悪魔です。その正体は、悪魔から恐れられている「チェンソーマン」の成れ果てでした。デンジと出会うまでは、「誰かに抱きしめてもらうこと」という夢を抱いていたため、自分とも通ずる部分のあった支配の悪魔の心中を見抜き、デンジにナユタを「たくさん抱きしめてあげて」とアドバイスしています。

デンジとの関係は、ポチタが瀕死で倒れていた時に出会ったところから始まりました。その後悪魔でありながらデンジとは良好な関係を築いており、「心臓をデンジにあげる代わりにデンジの夢を自分に見せてほしい」と言うなど、デンジが夢を叶えることを応援しています。デンジと一体化した後は、デンジの体の中で生き続けていました。マキマとの最終戦では、デンジをサポートして勝利に大きく貢献しています。

デンジとマキマの関係

チェンソーマンのマキマは、内閣官房長官直属のデビルハンターです。デンジが所属する公安対魔特異4課のリーダーでもあります。肉体、精神、戦闘力のあらゆる面で常人を遥かに超越している実力者ですが、その正体は「支配の悪魔」です。チェンソーマンは食べた悪魔の名前を消してしまうのですが、支配の悪魔は消えてしまった悪魔の名前をしばらくの間憶えておくことができます。

デンジとの関係は、ゾンビの悪魔討伐任務の現場で出会った時から始まりました。その後デンジを自身が担当する公安対魔特異4課に迎い入れています。デンジの上司となってからは、デンジを映画館デートに誘ったり、家に招いたりするなど好意があるような行動を取っていますが、それは全てデンジと契約を結んだチェンソーの悪魔を支配するためでした。最終的にその狙いがバレてデンジと戦っています。

デンジと早川アキの関係

チェンソーマンの早川アキは、デンジが所属する公安対魔特異4課の隊員です。父親と母親、そして弟のタイヨウを殺した銃の悪魔に復讐するためにデビルハンターになっています。物語開始時点では、契約している狐の悪魔と呪いの悪魔の力を駆使して戦っていました。しかし、サムライソードとの戦い以降、契約悪魔は新たに契約した未来の悪魔のみとなっています。

デンジとの関係は、マキマがデンジを公安対魔特異4課に迎い入れた時から始まりました。デンジの監視兼保護者として共同生活を送っており、根が心優しく情に厚い性格をゆえにデンジを家族として認識するようになっています。銃の悪魔討伐任務のメンバーとして召集された際は、デンジを失うことを恐れて不参加を要請していました。しかし、肉体を奪われ銃の魔人となってからは、デンジと殺し合うこととなります。

デンジとパワーの関係

チェンソーマンのパワーは、高い知性と理性を持つ血の魔人です。デンジと同様にマキマに保護され、公安対魔特異4課のデビルハンターとなっています。非人道的な考え方や行動を躊躇なくしてしまう自己中心的かつわがままな性格をしていますが、仲間思いな一面もあり、デンジには特に信頼を寄せていました。それも今まで逆らえなかったマキマの攻撃から、ボロボロになりながらもデンジを守っていたほどです。

そもそもデンジとの関係は、公安対魔特異4課に加入後、デンジとバディを組むことになった時から始まりました。当初、パワーは人間を信用していませんでしたが、唯一心を許していた愛猫ニャーコをデンジに救われたのを機に、デンジを信頼するようになっていきます。終盤ではマキマに襲撃され殺害されてしまいますが、自分の血をデンジに吸わせていたことによってデンジの中で生きていました。

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デンジに関する感想や評価

ここまでチェンソーマンに登場するデンジについて、本名・苗字や名前の由来、母親と父親などを考察し、デンジの名言や他キャラとの関係性を紹介してきました。では、最後にデンジに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上では、デンジの本名・苗字やデンジの母親代わりとなるマキマに関する声があがっているようです。

こちらではチェンソーマンに登場するキャラクターの苗字に関する声があがっています。どうやらこの方は、キャラクターの苗字に注目しているようです。確かにチェンソーマンのデンジ、レゼ、サムライソードなど心臓が悪魔になっているキャラクターには苗字がありません。

サムライソードに関しては、もともとヤクザの息子だったため、苗字があると考えられます。しかし、デンジとレゼは母親と父親の存在が明らかになっておらず、苗字があるのか曖昧です。心臓が悪魔になっていることと、苗字がないことに何か関連性があるのか?これを機に心臓が悪魔になっているキャラクターについて調査してみるのも良いかもしれません。

こちらではチェンソーマンに登場するデンジの母親に関する声があがっています。どうやらこの方は、デンジが求めていた母性に関係するマキマの名前の由来に注目しているようです。

確かに「マキマ」の名前の間にある「キ」が木こりとしてのデンジだとすれば、人並みの幸せを送れるようになったきっかけを生んだ存在であり、デンジにとっての母親代わりでもあるマキマがデンジの全てを奪って支配するラスボスだというのは皮肉な話です。

こちらではチェンソーマンに登場するデンジの本名に関する声があがっています。どうやらこの方は、チェンソーマンの第2部「学園編」にて、デンジが本名を名乗っている可能性について言及されているようです。確かに、学校に通っている時点でデンジが本名を名乗っている可能性は大いにあり得ます。

他の生徒や教師は本名を知っているはずですが、デンジの本名が明かされる様子はありません。確かに感想の通り、デンジが自分の本名を「早川デンジ」と名乗っていたとすれば、感動すること間違いなしです。

こちらでもチェンソーマンに登場するデンジの本名や苗字に関する声があがっています。どうやらこの方は、第2部でデンジの本名や苗字が判明する可能性について考察されているようです。

やはり、学校に通うためには本名や苗字が記載された書類が必要になってくることから、デンジが学校に通うようになる第2部ではデンジの本名や苗字が明らかになるのではと考える方が多いようです。デンジの本名や苗字が明らかになるのか、父親と母親はどんな人物なのか?第2部を読み進める際は、これらのことに注目しておきましょう。

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デンジの本名・苗字まとめ

本記事ではチェンソーマンに登場するデンジの本名・苗字や両親、名前の由来などを紹介してきました。破天荒で自分の欲求に忠実な主人公デンジは、ある意味主人公らしくないという斬新なキャラクターでした。

やはり、魅了される読者が多いせいか、デンジの本名や苗字が気になっている方が多いようです。今後、第2部「学園編」でデンジの本名・苗字、出生の秘密も明らかになるかもしれません。これからもデンジの動向に注目しておきましょう。

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