ゴッド オブ ブラックフィールドをネタバレ解説！漫画のあらすじ・見どころは？

ピッコマで独占配信中の「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、戦場で何者かに殺害された傭兵が、日本の高校生に転生してあらゆる戦いに身を投じていく、人気韓国漫画です。以下では、ピッコマのネット広告でも知られる「ゴッド オブ ブラックフィールド」の漫画あらすじをネタバレ紹介します。その他、ピッコマ漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラ、漫画の見どころや感想・評価もまとめて紹介します。

ネット広告で注目を集めた「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、webコミックサイト「ピッコマ」にて配信されている、韓国漫画です。軟弱な高校生に転生した元フランス傭兵の痛快アクション劇が話題を呼んでいます。漫画の配信は2023年1月現在時点では、ピッコマの独占配信となっています。

ピッコマの人気漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、雲原作・SNI作画韓国人作家による作品です。作者のプロフィールは、公式情報が未発表のため不明です。

戦地で命を落としたフランス傭兵の転生先は、同姓同名の日本の高校生でした。元傭兵が転生したことで軟弱だった男子高生は人格が一変し、最強高校生として名を馳せていきます。後に傭兵時代の仲間との再会を果たし、自身の死の謎にも迫ります。以下では、迫力あるアクションシーンが見どころの、ピッコマ漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」のあらすじ1話～3話をネタバレ紹介します。

フランス傭兵として活動する西恭弥は、死神（ゴッド オブ ブラックフィールド）の異名を持つ伝説の傭兵でした。2016年7月、マサランの射殺の任務を命じられた恭弥は、アフリカの戦地に赴きます。作戦会議を終え、目的地まで歩いて向かうことにした恭弥でしたが、移動中に不吉な予感を覚えます。その時、ランチャーを構えた男たちが恭弥たちを待ち伏せし、一斉に攻撃を仕掛けます。

仲間であるスミセンが撃たれ、部隊の撤退も頭をよぎるも、ひとまず目的地に進むことを決意します。その直後、恭弥の後頭部に銃弾が撃たれ、何者かに裏切られたと悟りながらその場に倒れ込みます。死を覚悟した恭弥でしたが、激痛が身体を走る感覚がして目を覚まします。目の前には日本の医師とみられる男性がおり、彼に声をかけられます。

恭弥は、アフリカの戦場から日本の病院に運び込まれたと思いましたが、医師たちの話す内容に違和感を覚えます。また、周囲から子供扱いされていることに腹を立てるも、鏡に映る自分の姿は、伝説の傭兵とは正反対の軟弱な高校生に変わっていました。この高校生は、フランス傭兵と同姓同名の西恭弥で18歳、高校の校舎から転落して病院に運ばれました。

見舞いに来た両親は、息子が同姓同名の別人が転生したことに気付かず、恭弥もそのまま西家に向かうことにしました。高校生の恭弥の人物像を探るべく、部屋の中を物色してみるとメールが届きます。その内容は、学校の不良・鬼塚竜からのいじめのメールでした。

鬼塚からの連絡をブロックし、自分が高校生であることを忘れている恭弥は、タバコを探し始めます。その時、恭弥の日記を発見し、彼が鬼塚というクラスメイトからいじめられいることを確信します。翌日、学校にいくと連絡をブロックされたことに怒る鬼塚に絡まれます。しかし、恭弥は気にする素振りもみせず、教室の案内を依頼します。

一方、恭弥の中身が変わっていることなど知る由もない鬼塚は、いらだちを募らせながら体育館に連れ出します。そして、いつものように恭弥に殴りかかろうとするも、傭兵時代の癖が抜けないまま鬼塚に攻撃し、戦場で培った強さを見せつけます。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の見どころといえば、元傭兵の高校生が繰り出す、爽快なアクションです。時には、自分が高校生であることを忘れて本気を出すこともあるも、勧善懲悪のストーリー展開が読者を魅了しています。以下では、「ゴッド オブ ブラックフィールド」から、作品の面白い魅力や見どころを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

主人公が元傭兵という設定から、日本の高校生に転生後もそれらを感じさせない、圧倒的な強さを見せつけています。悪質ないじめを受け、自殺まで追い込まれたオリジナルの恭弥でしたが、戦闘のスペシャリストの恭弥が彼の身体に入ったことで高校生・西恭弥の人生は一変します。序盤こそ、自身に暴力を振るってきた校内の不良が相手でしたが、恭弥の戦闘は校内だけにとどまりません。

日本の暴力団から海外マフィア、ついには海外の傭兵とも戦う羽目になります。高校生に転生後は、やはり身体的な衰えこそあったものの、傭兵時代に培った戦闘力は存分に発揮され、豪快な暴れぶりを見せています。また、縦読み漫画という特性から、まるで映画を見ているような迫力を感じられ、アクションシーンの動き飲みやすさも、この漫画の見どころになっています。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」では、最強の高校生・西恭弥の活躍が描かれるも、彼の中身は「死神」の異名を持つ伝説の傭兵です。恭弥が所属していたフランスの傭兵部隊は実在し、フランス陸軍の正規部隊として扱われています。正式にはフランス外人部隊と言い、1831年に創設以降、現代まで継続されています。入隊の条件はなく、試験を通過できれば誰でも所属できる一方、命の保証はないとされています。

作中では、マサラン暗殺のためにアフリカに派遣された恭弥でしたが、目的地に向かう夜道で、何か悪い予感を察していました。何者かの裏切りにより、作戦が敵に漏れている可能性を考えていると、目の前には武器を持った大勢の敵が待ち構えていました。その後、背後から銃を撃たれて戦死した恭弥でしたが、彼を狙った犯人・裏切者の正体については言及されませんでした。

日本の高校生に転生後は、しばらく自身の戦死について考えなかったものの、かつての仲間・ダエル（転生後は須賀）と再会したことで、犯人捜しを始めます。転生後の世界では、別人として新たな人生を歩み始めた2人でしたが、思わぬ形で傭兵部隊の仲間と再会することがありました。そのうちの1人・スミセンは、あの戦場で重傷を負ったものの、辛うじて一命を取り留めることができました。

また、作中では恭弥がフランスに向かうことを示唆する描写もあり、その先で犯人捜しが行われる展開もあり得るでしょう。果たして、恭弥を殺した人物は、同じ部隊の仲間だったのか、それとも恭弥とは面識のない人物なのか、この作品の最大の謎となっています。

元傭兵の転生ものという題材から、全体的にバイオレンスな描写が目立つ「ゴッド オブ ブラックフィールド」ですが、作品に華をそえる女性キャラの登場も欠かせません。アクションシーンの多さから、女性キャラの数は少ないものの、どの女性も多くの魅力に富んでいます。特に、主人公・西恭弥とヒロインの恋愛要素は、殺伐した空気を穏やかにしてくれます。

恭弥の高校のクラスメイトで、白雪姫に例えられる白井さんは、一度好きになると止まらないという外見とのギャップがかわいい女の子です。恭弥の運動部にマネージャーとして入部するなど、恋愛には積極的な彼女ですが、実は恭弥の転生前から気になっていたことが示唆され、その謎も気になるでしょう。また、鬼頭とつるんでいた派手な不良少女・姫野さんとの関係も注目ポイントです。

恭弥に助けられたことを機に、不良から真面目な生徒へイメチェンした姫野さんでしたが、その後も恭弥のことが気になっています。白井さんとは対照的で、恋愛にはやや奥手と感じられるも、恭弥との関係がどのように進展していくでしょうか。転生後の恭弥は女性にもてるシーンも多く、フランス語が堪能なことから、フランス人女性からアプローチをかけられることもありました。

しかし、様々なタイプの女性から思いを寄せられても、恭弥はまったく恋愛には興味がないような素振りを見せています。その理由は、転生後も戦いに明け暮れていることであり、高校生になった今でも、まるで傭兵時代と変わらない生活を送っているように見えるでしょう。戦いのため、恋愛をする余裕のない恭弥ですが、いつか彼を精神面から支える心強いヒロインの誕生にも、期待が高まっています。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」といえば、転生後の恭弥に恋心を寄せるヒロインの登場や、恭弥の強さに興味を持つ人々との関わりも見どころになっています。また、どのキャラも癖が強く、恭弥の腕の強さを見込んで自身の組織に勧誘する者も現れています。以下では、ピッコマ漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」を語るうえで欠かせない、主な登場人物・キャラをあらすじネタバレ紹介します。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の主人公で28歳、転生前はフランス傭兵として活動していました。部隊では「死神」の異名で呼ばれ、伝説の傭兵とも評された強者であったものの、アフリカの戦場での作戦中に裏切りに遭い、何者かによって銃殺されました。転生後は、学校でのいじめを苦に飛び降り自殺をはかり、病院に運ばれた同姓同名の男子高生となり、新たな人生を歩み始めます。

見た目は18歳であるものの、中身は傭兵時代の記憶や身体能力が残っており、手始めにいじめっ子の不良を撃退します。傭兵らしく敵とみなした人間には容赦なく攻撃を繰り出し、学校内外でのトラブルを解決していきます。また、傭兵時代に背後から銃を撃った裏切り者への復讐を目論み、須賀（ダエル）と共に犯人の正体にも迫っていきます。

恭弥が通う高校の体育教師で、その正体は、アフリカの作戦で戦死した黒人兵士のダエルの転生後の姿です。恭弥とは、フランス傭兵時代に同じ部隊に所属していた仲間で、日本人に転生後は教師として生計を立てながら、妻子と穏やかな生活を送っています。後に恭弥が自身の教え子へ転生したことを知り、自分たちを裏切った者への復讐を遂げるべく、傭兵時代と同様、恭弥に協力します。

「ブラック オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、フランス自動車会社の副社長をしている男性です。実は、恭弥や須賀と同じく転生前はフランス傭兵として活動し、彼らの傭兵部隊の指揮官でした。戦場では仲間よりも自分の命を優先し、自分だけが助かる道を模索するなど、冷酷で狡猾な人物です。

シャフランと同じ自動車会社のアジア営業担当の理事を務める男性で、かつてはフランス傭兵として恭弥と同じ部隊に所属していました。アフリカでの作戦にて重傷を負ったものの一命を取り留め、戦地から生きて帰還することができました。恭弥との父親との取引にて、フランス語の通訳として同行した恭弥と再会し、後に彼と親しい関係になります。

「ブラック オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、恭弥のクラスメイトの女子高生です。白雪姫のような清純でおしとやかな少女であり、恭弥に好意を寄せています。恭弥と登下校を一緒にしようと待ち伏せしたり、彼が設立した運動部のマネージャーに名乗り出るなど、好きな人には積極的なアプローチに出ます。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、高級ホテルの専務と神代組の幹部という、2つの顔を持つ男性です。ひょんなことから恭弥に興味を持った神代の命令で、恭弥のサポートにつきます。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、仁道病院の院長を務める医師です。様々な理由から普通の病院での治療が難しい患者の行きつけとなっており、保険適用外の治療で儲けています。ヤクザだった弟を亡くした過去から、恭弥に対して誰かを殺したり、死んだりするなと言いつけています。

校内の不良を束ねる問題児で、転生前の西恭弥をいじめていた不良校生です。恭弥を自殺まで追い込むも、元傭兵の恭弥が転生したことで思わぬ仕返しを受けました。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、鬼塚とつるんでいた少女です。派手なメイクと服装が特徴の不良であったものの、恭弥に助けられたことをきっかけに改心し、真面目な生徒へ変貌しました。

高校生不良の後ろ盾となり、陰で怪しい動きを見せていた山本組の組長です。各地で腕っぷしの強さを見せる恭弥に興味を持ち、彼を自身の組に入れようと勧誘します。

転生前の高校生・西恭弥は、不良にいじめられる軟弱な男子生徒でしたが、元傭兵の西恭弥が転生したことで、人格が18度変わりました。恭弥の変化は周囲の人々を困惑させるも、時には思わぬピンチを助けられるなど、恭弥に対する評価を改めるようになります。以下では、ピッコマ漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」から、その他登場人物・キャラを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

山本組と敵対関係にある神代組の組長です。恭弥とは、山本組との縄張り争いにて助けられました。その後も恭弥のことを気にかけ、自身の部下に恭弥のサポートにつけさせました。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、恭弥のサポート役を命じられた、神代組の幹部です。また、五十嵐と共に高級ホテルの専務も担っています。

西恭弥の父親で、西モータースの社長を務めています。フランスから高級車を輸入する事業のトラブルにて、恭弥から助けられ、息子の変化に気が付きます。しかし、何かを察しつつも深く言及することはなく、父親として接しています。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の登場人物・キャラで、恭弥の母親です。優しい性格であるものの、心配性な一面が玉にキズでしょう。また、恭弥の出産時に何かトラブルが起きたことを示唆しています。

元傭兵が転生した最強高校生の活躍を描いた「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、ピッコマでも人気の高いアクション作品です。迫力あるアクションシーンはもちろん、主人公・西恭弥のかっこよさも注目を集め、男女問わず多くのファ魅了しています。以下では、ピッコマ漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

ピッコマの広告をきっかけに読み始めた方も多い「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、ピッコマ作品でも首位を争う面白さとも評されています。アクション漫画といえば、似たような戦いが続くと中だるみが生じてしまい、途中で飽きてしまうでしょう。しかし、「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、読み込むごとに面白さを感じるとの感想も寄せられ、最新話の更新を楽しみに待つ声も見られます。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」の感想の中には、主人公・西恭弥がかっこいいとの感想も多く見られ、作品の人気に拍車をかけています。あらすじネタバレのように、元傭兵から軟弱な高校生に転生した恭弥でしたが、かつていじめられっ子だったとは思えない堂々とした態度や喧嘩の強さは、周囲を圧倒します。また、困っている人を放っておけない性分も彼の魅力であり、ファンを魅了しています。

ピッコマにて高い人気を誇る「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、読者の期待を高める怒涛の展開や、高校生が主人公の作品とは思えない緊張感のある雰囲気も高く評価されています。元傭兵という経歴から、日本の暴力団から組入りを勧誘されたり、時には海外のマフィアとの戦いに繰り出すなど、あり得ない展開も繰り出されます。それら窮地を恭弥はどのように乗り越えていくのかも、この作品の面白い見どころでしょう。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」が面白い理由について、ストーリーが簡潔で読みやすい点を挙げる感想も寄せられています。アクション漫画といえば、作品によって構図が複雑なシーンもあり、見づらいと感じることもあるでしょう。一方、「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、縦読みスクロールの特性を生かした構図でアクションシーンが描かれ、作品の読みやすさに拍車をかけているでしょう。

韓国漫画の多くは、日本語に翻訳する際に物語の舞台・設定も日本に変更されることが多く、あらすじを紹介した「ゴッド オブ ブラックフィールド」も、日本を舞台にしています。そのため、日本語訳では無理だと感じられる箇所や設定に違和感を覚えるとの声も見られます。一方、ツッコミたくなる展開が多いけれど面白い、と前向きな感想も寄せられており、作品の人気に拍車をかけています。

「ゴッド オブ ブラックフィールド」は、2023年1月現在までピッコマにて独占配信されており、ピッコマの広告をきっかけに作品を読み始めた方も多いでしょう。また、迫力あるシーンやストーリーの面白さから、「ゴッド オブ ブラックフィールド」のアニメ化や単行本化を望む声も寄せられています。

ピッコマ漫画「ゴッド オブ ブラックフィールド」のあらすじネタバレや見どころ・感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。転生後は、最強の高校生として名を馳せる西恭弥ですが、傭兵だった彼を殺した犯人の正体はいまだ謎に包まれています。伝説の傭兵に銃弾を放った犯人を突き止めることも、この作品のもう1つの見どころであり、高校生に転生した西恭弥の今後の活躍にも注目が高まっています。