【ワンピース】太陽の神ニカは明石家さんまがモデル？元ネタや共通点を考察

国民的な人気と知名度を誇る漫画「ワンピース」は、「謎と伏線だらけの作品だ」といわれています。その中でも比較的新しい謎として登場したのが、太陽の神ニカでした。巷では、一時期ニカのモデルが、明石家さんまではなかという噂も流れていました。この章では、ワンピースの太陽の神ニカのモデルが明石家さんま説について取り上げます。また、ギリシャ神話に登場するニカの元ネタとされる人物についても紹介していきます。

尾田栄一郎原作のメガヒット漫画ワンピースは、週刊少年ジャンプ1997年34号より連載が開始されました。2023年1月現在連載中です。同作品の単行本は、104巻まで刊行中であり、日本国内での累計発行部数が4億1000万部を突破しました。また、ワンピースは1999年よりテレビアニメ版が放映中です。劇場映画版も年一回のペースで公開されており、2022年の最新作「ONE PIECE FILM RED」は記録的なヒットを収めました。　

ワンピースの舞台は、多くの海賊が跋扈している大海原と、そこに浮かんでいる大陸や島々です。主人公のモンキー・D・ルフィは、東の海のフーシャ村出身の少年でした。悪魔の身を食べたことで、カナヅチになったことと引き換えにゴム人間になった彼は、海賊王になるべく17歳になった時に冒険の旅へと出ました。そして、多く仲間たちとの出会いや、敵との戦いを経て、やがて「麦わらの一味」と呼ばれるまでに成長していきます。

メガヒット漫画ワンピースに登場するニカとは、ストーリーにおける太陽の神のことを指しています。当初は、ストーリーの中で初めて出てきた「本当の神」という位置付けであり、多くのファンがニカの正体について考察する様子が見受けられました。ストーリーの進捗とともに、ニカの真の正体が明らかになり、ファンを驚かせたとのことです。また、当初はその性格などから、明石家さんまがモデルではないかと推察されてもいました。

ワンピースに登場した太陽の神ニカは、「楽観主義者」だといわれています。あまりにも物事を楽観視し過ぎるため、周囲の反感を買うこともあるとのことでした。しかし、ニカの底抜けの明るさに惹きつけられる人々が圧倒的に多いと評されているのです。それは、たとえ戦闘中であっても変わることはなく、「楽しくなってきた」とまで言い放っていました。このような性格が、「誰かに似ている」といわれて謎を呼ぶことになります。

ワンピースに登場した太陽の神ニカのモデルではないかと、一時期噂になった人物がお笑いタレントの明石家さんまでした。明石家さんまは、1955年7月1日生まれで、奈良県出身です。元々は二代目笑福亭松之助門下の落語家でしたが、お笑い芸人に転身しました。1980年代に「オレたちひょうきん族」や「笑っていいとも!」に出演して大ブレイクを果たして、現在まで第一線で活躍し続けています。

また、「男女七人夏物語」や「空から降る一億の星」など、俳優としても一時代を築いており、「日本で明石家さんまの名前を知らない人はいない」とまでいわれるほどのメジャーな芸能人です。

ワンピースに登場している太陽の神ニカと明石家さんまの共通点に挙げられているのが、ニカのシルエットが明石家さんまに似ていた点です。また、ニカのストーリー内における「人を笑わせて苦悩から解放してくれる戦士」という評判も、「長い間、『お笑い怪獣』としてテレビ界に君臨している明石家さんまとオーバラップしている」という考察も見られました。

当の明石家さんまも、「あれ俺ちゃうか？」とニカのモデル説に良い感情を持っていたとのことです。しかしながら、原作者の尾田栄一郎が、この噂を完全否定しました。尾田栄一郎は、明石家さんま本人にも直接連絡を入れて、否定しています。

また、ワンピースの太陽の神ニカの元ネタが、「ギリシャ神話に登場したニケではないか？」と推察するファンも多いとのことです。ニケ（ニーケー）とは、ギリシャ神話の「勝利の女神」として知られました。また、ギリシャ神話のニケを元ネタに作られた「サモトラケのニケ」という大理石彫刻もあり、そちらは紀元前4世紀の終わりから紀元前3世紀に作られたと考えられています（紀元前190年説あり）。

ギリシャ神話のニケは女神なので、当然性別は女性になります。このことから、男性だと推察される「ニカの元ネタではないのでは？」という意見も見られました。2023年1月の時点で、真相は不明ですが、ニカとギリシャ神話のニケの名前が似ている点や、両者とも空を飛んでいる点など共通点もあるので、今後の謎解きが注目されています。

週刊少年ジャンプに連載中のメガヒット漫画ワンピースに登場する太陽の神ニカは、「まるでゴムそのものの性質を有しており、身体に更なる腕力と自由が備わる」と言われています。また、終始ふざけた態度を相手に取り続けていますが、その強さは圧倒的であり、ワンピースの中で最強と称されたカイドウを全く相手にすることなく勝利しました。

ワンピースの太陽の神ニカの正体とは、ルフィが覚醒した姿だったのです。この理由は、彼が食べたゴムゴムの実にありました。ゴムゴムの実には、もう一つヒトヒトの実という名称があることが判明します。ルフィが食べた時には、彼の身体がヒトヒトの実に追いついていなかったので、ゴム人間の能力しか発揮できない状態でした。しかし、ルフィの身体と精神が成長したことで、ニカとして覚醒することができるようになったのです。

明石家さんまやニケ（ニーケー）が元ネタとされた、ワンピースの太陽の神ニカは、原作漫画の1045話で初登場しました。その後、ルフィが、真っ白な肉体を有したニカへと覚醒したシーンが、多くのファンに強烈なインパクトを与えたとのことです。また、今後のルフィが神のような存在になっていくことに対して、期待と不安が同時に高まっているとも評されました。

ワンピースの太陽の神ニカは、テレビアニメ版においてもようやく初登場を果たしました。ニカの初登場は、2022年11月13日に放映された第1040話「操舵手の誇り 怒りのジンベエ!」です。ここでのニカは、シルエットのみの登場でした。今後、テレビアニメ版でのニカの大暴れが期待されています。

この章では、ワンピースに登場するニカと明石家さんまに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ニカと明石家さんまは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

ワンピースと明石家さんまのファンだと思われる方のツイートです。ニカのモデルが明石家さんまではないことを、尾田栄一郎が直接彼に伝えて、尚且つフォローしたところが良いという感想をつぶやいています。

こちらは、ワンピースの大ファンだと思われる方のツイートです。明石家さんまが、まるでニカの実を食べているかのように元気だという感想をつぶやいています。

同じく、ワンピースの大ファンだと思われる方のツイートです。原作者の尾田栄一郎と明石家さんまの、ニカを巡る関係性がとてもよかったという感想を持っています。

この記事では、メガヒット海洋冒険ファンタジー漫画ワンピースに登場する太陽の神ニカのモデルが、明石家さんま説について特集してきました。その噂はあくまで噂に過ぎないことが判明しました。今後の太陽の神ニカの活躍に注目してください。