【スパイファミリー】ボンドの能力と正体は?名前の由来や犬種についても解説

『スパイファミリー』のボンドは、作品の途中からフォージャー家の一員となった犬のキャラです。かわいい見た目や、アーニャとのほのぼのとした関係が人気です。ボンドは未来予知という特殊な能力を持った犬で、その正体が話題となっています。本記事では、スパイファミリーのボンドの詳しい能力や正体、過去について解説します。ボンドの犬種やアニメでの声優についてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

【スパイファミリー】ボンドの能力と正体は?名前の由来や犬種についても解説のイメージ

目次

  1. スパイファミリーのボンドはかわいい
  2. スパイファミリーのボンドの能力や正体・過去を考察
  3. スパイファミリーのボンドの名前の由来や犬種・元ネタ
  4. スパイファミリーのボンドはフォージャー家を救った?
  5. スパイファミリーのボンドがペンギンに嫉妬?
  6. スパイファミリーのボンドの声優
  7. スパイファミリーのボンドに関する感想や評価
  8. スパイファミリーのボンドの能力と正体まとめ

スパイファミリーのボンドはかわいい

スパイファミリーには、物語の途中からボンドという犬が登場します。フォージャー家の一員となったボンドは、とにかくかわいいと評判です。ボンドは普通の犬とは違い、秘められた能力を持った特別な存在です。スパイファミリーのボンドとは一体どういったキャラか、詳しく見ていきましょう。まずはボンドが登場するスパイファミリーの作品情報や、ボンドの基本情報についてまとめていきます。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)の作品情報

スパイファミリーは家族をテーマとしたコメディ作品で、子供から大人にまで人気のヒット作品です。漫画自体は読んだことがなくても、町中などでスパイファミリーのイラストなどを目にすることもあるでしょう。スパイファミリーのボンドについて解説する前に、まずはスパイファミリーの作品情報を紹介します。スパイファミリーを読んだことがない人はもちろん、すでに読んだことがある人も改めてチェックしておきましょう。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)の概要

スパイファミリー(SPY×FAMILY)は、WEB漫画サイトの少年ジャンプ+で連載されている漫画です。基本は隔週連載ですが、最近は作者が多忙のため更新が遅れることもあります。タイトル通り、スパイが家族を作るというホームコメディ漫画です。作者は遠藤達哉さんで、『TISTA』と『月華美刃』に続く3作目の連載作品になります。

遠藤達哉さんはスパイファミリーの前に、『I SPY』という読み切り作品をジャンプスクエアで発表しています。このI SPYを元にして作られたのが、現在連載中のスパイファミリーです。スパイファミリーはWEBだけでなく紙媒体の単行本もあり、現時点で10巻まで発売されています。スパイファミリーは少年ジャンプ+に掲載されるなり、大きな反響を呼びました。

1話目から「面白い」とのコメントが相次ぎ、少年ジャンプ+での閲覧数やコメント数、発行部数を次々に更新していきました。連載開始から3年後の2022年には、分割2クールでテレビアニメが放送されました。すでにアニメ第2期の放送や、劇場版アニメの公開も予定されています。2023年にはミュージカルの公演も予定されており、大きな話題となっています。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)のあらすじ

東西の平和を守るため、西国のスパイである黄昏は東国に潜入していました。黄昏は任務のために仮初の家族を作り、ロイド・フォージャーとして生活することになります。娘のアーニャは超能力者、妻のヨルは殺し屋という特殊な家族は、それぞれ自分の正体を隠しながら暮らしていました。それぞれの利益のために作られたフォージャー家でしたが、3人は徐々に家族としての絆を深めていくのでした。

ボンドのプロフィール

スパイファミリーのボンドは、フォージャー家で飼われているペットです。誕生日や年齢など、詳しいプロフィールは明らかになっていません。ただ、作中で「だいぶ年がいってる」と言われていることからも、それなりの年齢であることがわかります。また、普段の落ち着いた様子からも、すでにおじいちゃんになっていると推察できます。犬種は不明ですが、体高はアーニャの顔近くまである大型犬です。

アーニャの身長が99.5cmであるため、ボンドの体高は80cm程度だといえるでしょう。ボンドはロイドが作るご飯が大好きで、逆にヨルが作るご飯を嫌っています。ヨルがご飯を作るときは、ショックな顔つきをしています。ボンドは他の犬のように「ワン」とは鳴かず、「ボフ」という特徴的な鳴き方をします。

ボンドの性格

スパイファミリーのボンドは、とても優しい性格をしています。基本的には温厚な性格ですが、悪者相手には牙をむいて怒っていました。しかし、悪者に凄まれるとあっさりアーニャの後ろに隠れるなど、気弱でかわいいところもあります。また、ボンドは頭が良く、周りの人間が喋っている内容なども理解しているようです。

SPY×FAMILY スパイファミリー テレビ東京アニメ公式

スパイファミリーのボンドの能力や正体・過去を考察

スパイファミリーのボンドは、普通の犬とは違って特殊な能力を持っています。ボンドの基本情報がわかったところで、ボンドの能力や正体、過去などを考察していきます。ボンドの正体や過去などを知ることで、スパイファミリーのストーリーもさらに面白くなるでしょう。

ボンドの能力は未来予知

スパイファミリーのボンドは、未来予知という特殊能力を持っています。ボンドは自分の周辺で起きる未来の出来事を、数日先まで予知することができます。ボンドが予知した未来は、映像としてボンドの頭の中に浮かんできます。ボンド自身も、自分の能力を自覚しています。自分に都合の悪い未来を予知したときは、なんとか回避しようと努力していました。

ボンドの能力を知っているのはアーニャだけ

ボンドの未来予知の能力は、人間からのひどい実験によって偶然生み出されたものです。しかし、この実験を行った人間たちも、ボンドの能力については把握していなかったようです。ボンドは人間の言葉が喋れないため、未来を予知してもそれを誰かに伝えることができません。結果的に、ボンドの能力は誰にも知られることなくすんだのです。しかし、同じ超能力者であるアーニャだけは、ボンドの未来予知の能力に気づきました。

アーニャは人の心が読めますが、動物が考えていることもある程度感知することができます。以前イーデン校の面接のときには、怖がっている牛の気持ちを読んでなだめるシーンもありました。アーニャはボンドが近くを通ったとき、ボンドの心の中の映像を偶然読み取りました。

アーニャが読み取った映像は、ボンドをフォージャー家の3人が歓迎している光景でした。このときはまだボンドの能力がわからなかったアーニャですが、悪者に捕まった際、ボンドが数秒後に電話が鳴る未来を予知したことに気づきます。この一件で、アーニャはボンドの未来予知の能力を確信したのでした。

ボンドは予知能力で変化する未来に対応できる?

ボンドが予知した未来が悪いものであれば、それを回避することも可能です。ただ、未来を予知したところで、ボンドはそれを人に伝える術を持ちません。ボンドは自分の能力を自覚しており、悪い未来をどうにか回避しようと積極的に動いていたこともあります。しかし、ボンドの能力を知らないロイドからは、単に「落ち着きがない」と思われただけでした。

ボンドの能力をフル活用するためには、ボンドの予知した未来を読むことができるアーニャの協力が不可欠です。ただ、アーニャ自身まだ子供であるため、ボンドの能力を活かしきれないこともあります。ボンドの予知能力は未来を変えることができますが、この能力を使いこなすことはなかなかに難しいといえるでしょう。

ボンドはプロジェクト「アップル」の実験体だった?

未来が予知できるボンドの正体は、一体何でしょうか?特殊な能力を持つボンドの正体は、プロジェクト「アップル」の実験体です。プロジェクトアップルとは、旧体制時代のオスタニアで行われていた、生き物を使った極秘研究です。ボンドの過去の回想では、体に電気を流されるという非道な扱いを受けていたことがわかっています。プロジェクトアップルの施設で、ボンドは「8号」という名前で呼ばれていました。

ただ、プロジェクトアップルやボンドがいた施設の詳細などはわかっておらず、研究員の正体も不明です。ボンドの過去の回想を見ると、研究員の中に眼鏡をかけた2人の男性が出てきます。この2人は、アーニャの過去の回想シーンにも登場していました。このことから、アーニャもボンドと同じプロジェクトアップルの被検体であったと考察できます。眼鏡のうちの1人は、ロイドの過去エピソードに出てきた少年にも似ています。

そのため、この研究員の正体は、ロイドの幼馴染ではないかともいわれています。また、アーニャが通っているイーデン校も、プロジェクトアップルに何らかの関わりがあるのではないかと考察されています。その理由は、イーデン校の校章にあります。イーデン校の校章はかわいいリンゴのマークですが、このりんごのマークがプロジェクトアップルの伏線ではないかと噂されています。

ボンドは爆弾犬として使われそうになっていた

モコモコしていてかわいいボンドは、今ではスパイファミリーの癒やしの存在となりました。しかし、過去には辛いことが多く、アーニャと出会ったときもひどい扱いを受けていました。ボンドはプロジェクトアップルの実験体として飼われていましたが、旧政権の崩壊によりプロジェクトアップルも頓挫します。施設にいた動物たちは闇に流され、テロなどに利用されることになってしまいました。

ボンドも闇に流されたうちの1匹で、爆弾犬として利用されるところでした。しかし、アーニャと一緒にテロ組織から逃げ出し、爆弾をつけられることはありませんでした。ボンドはテロリストによる爆発などの未来を予知し、アーニャとともにテロを未然に防ぐために一役買いました。結果的に、爆弾犬として利用されそうになっていた他の犬も救い出すことができたのでした。

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スパイファミリーのボンドの名前の由来や犬種・元ネタ

スパいファミリーのボンドは、日本ではあまり見ることのない大型犬です。作品に登場したときから、ボンドの犬種は何かと話題となっていました。ここでは、ボンドの犬種や名前の由来について詳しく説明します。また、ボンドという名前の元ネタについても解説します。

ボンドの名前の由来

ボンドの過去の名前は、「8号」というただの番号でした。しかし、フォージャー家に引き取られたことにより、アーニャから「ボンド」というかわいい名前をもらいます。しかし、ボンドの名前はすんなりと決まったわけではありません。名前のことなどまったく気にしていなかったアーニャは、ダミアンに犬の名前を訊かれてそのまま「いぬ」と答えます。

ダミアンに「犬を飼う資格がない」と言われてショックを受けたアーニャは、ようやく犬の名前を考え始めました。しかし、アーニャが考えた名前は、「ぴーなつ」や「しらが」などセンスのないものばかりでした。とりあえず名前は後回しにして、アーニャたち家族はボンドと一緒にドッグパークへ出かけます。そこでアーニャは、お気に入りの手袋をなくしてしまいました。

知らない犬が手袋をくわえているのを見つけますが、その犬は手袋を離そうとしません。そこへボンドがやって来て、相手の犬に睨みを効かせて手袋を取り返しました。その様子を見ていたアーニャは、アニメの主人公のボンドマンがハニー姫の腹巻きを取り戻した話を思い出します。また、犬の黒い足がボンドマンの黒い手袋と黒い靴と同じことからも、名前を「ボンド」にしようと決めたのでした。

ボンドの犬種

大きくてかわいいボンドは、登場するなり人気のキャラとなりました。ボンドの正体だけでなく、犬種が何か気になる人もいるでしょう。ボンドの犬種が何かは、作中では語られていません。スパイファミリーは架空の世界であるため、現実にはない犬種である可能性もあります。ただ、スパイファミリー4巻の表紙裏には、ボンドの犬種に関する情報が載っていました。

そこには、ロイドの犬種は特に決めていないが、グレート・ピレニーズをモデルにしていると書かれていました。グレート・ピレニーズという犬種は、50〜60kgもある超大型犬です。モフモフとした毛並みとかわいい顔つきは、まさにスパイファミリーのロイドそのものです。グレートピレニーズは、番犬や牧羊犬として繁殖された犬種です。

運動能力に優れた犬種ですが、ボンドは運動能力に関してはそれほど抜きん出たものはないようです。ドッグパークの障害物にチャレンジしたときは、平均台からずり落ちて股を打つこともありました。グレート・ピレニーズのかわいい外見は受け継いでいるボンドですが、犬種としては別物だと考えたほうが良さそうです。

ボンドの元ネタはジェームズ・ボンド?

スパイファミリーに登場する犬のボンドは、作中のテレビで流れるアニメの主人公から名前をつけられました。その主人公は「ボンドマン」という名前で、スパイとして活躍しています。「ボンド」という名前のスパイといえば、やはりジェームズ・ボンドを思い浮かべる人も多いでしょう。

ボンドマンの元ネタはジェームズ・ボンドだと名言されていませんが、派手で女たらしという共通点もあります。アーニャは過去に「被検体007」と呼ばれており、この「007」もジェームズ・ボンドのコードネームからきていると推察できます。ボンドマンの正体や元ネタは現段階では不明ですが、世界的に有名なジェームズ・ボンドがモデルになっている可能性が高いです。

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スパイファミリーのボンドはフォージャー家を救った?

スパイファミリーのボンドは、未来を予知するという能力を持っています。この能力はボンドだけでは活かしきれませんが、アーニャの心を読む能力と合わせることで大きな力となります。作中では、ボンドとアーニャのコンビによる活躍で、フォージャー家のピンチを切り抜けたことがあります。

また、アーニャの力を借りず、ボンドだけでロイドの仕事を助けたこともありました。では、ボンドは一体どうやってフォージャー家を救ったのでしょうか?ここでは、ボンドがフォージャー家を救ったときのネタバレを紹介します。

ネタバレ①アーニャを悪者から助ける

アーニャはステラを獲得したご褒美に、ロイドに犬をねだりました。犬の譲渡会に向かったアーニャは、外の通りを歩く大きな犬と目が合います。その瞬間、アーニャの頭の中には犬の思考が流れ込んできました。犬は心の中で、アーニャたちフォージャー家のことを考えていたようでした。その犬のことが気になったアーニャは、ヨルに黙って譲渡会場を抜け出します。

犬を追ってある建物に入ったアーニャでしたが、そこはテロを目論む悪者たちのアジトでした。アーニャは悪者に見つかり、殺されそうになります。そのアーニャを助けようと悪者たちに立ちはだかったのが、アーニャが追ってきた大きな犬でした。犬はアジトに電話がかかってくることを予知し、アーニャにそれを知らせます。

そして、アーニャの襟首をくわえ、電話の音で悪者たちの気がそれた瞬間にアーニャと一緒に外に飛び出しました。犬はアーニャを背中に乗せ、悪者のアジトから一目散に逃げます。途中で悪者に見つかってしまいますが、再会したヨルによって悪者は退治されました。

ネタバレ②ロイドを爆弾から助ける

犬とヨルのおかげで危険を脱したアーニャでしたが、再び犬が予知した未来が見えました。次に犬が予知したのは、ロイドが爆弾で死んでしまうという未来でした。アーニャはヨルに下手な言い訳をして、犬と一緒に爆発現場へと急ぎます。アーニャは犬の予知で見た建物で爆弾を見つけますが、それを解除することはできませんでした。

そこでアーニャは、部屋にあったケチャップで扉にメッセージを残します。アーニャは爆弾の絵を描いたつもりでしたが、WISEの職員はそれをナスだと勘違いしました。メッセージに構わずドアを開けようとした仲間を、ロイドが制止します。扉のメッセージに嫌な予感を覚えたロイドは、小窓から中の様子を確認します。そして、爆弾のトラップに気づくことができました。

本来であればこの爆弾で死ぬはずだったロイドですが、アーニャとボンドのおかげで爆発を回避することができました。爆発がなくなったことで未来は変わり、犬が予知した新たな未来ではフォージャー家の3人が幸せそうに笑っていました。アーニャは自分たちの行動で、未来を変えることができたと確信したのでした。

ネタバレ③敵のアジトに潜入しているロイドを助ける

フォージャー家で幸せな生活を送っていたボンドでしたが、ある日自分が死ぬという未来を予知します。研究所の人間に殺されると考えたボンドでしたが、さらに予知は続きました。次の未来予知の結果、ボンドの死因はヨルの作った料理だということがわかります。その日ロイドは別任務の仕事で帰りが遅くなるため、ボンドの食事はヨルが担当することになっていたのです。

普段はドッグフードを食べていたボンドでしたが、この日はたまたまドッグフードが切れていました。ありあわせの物でご飯を作るというヨルに、ボンドはジタバタと暴れて必死の抵抗をします。その抵抗がまったく意味を成さなかったボンドは、ロイドが早く帰ってくればヨルのご飯を食べなくて良いと考えます。そして、ロイドを追いかけて外へ飛び出していきました。

そのときのロイドは、任務のためにボルン社に潜入しようとしているところでした。情報収集の暇もなかったロイドは変装しての潜入を諦め、ボルン社に強引に忍び込もうとしていました。そこへ、ロイドの匂いを辿ってきたボンドが現れました。ボンドは「帰れ」と言うロイドのセリフを拒絶し、ロイドを安全なルートに先導しようとします。

そこでロイドは、ボルン社がプロジェクトアップルに関与しているという噂を思い出します。ボンドが実験体にされた仲間の仇を討ちたがっていると勘違いしたロイドは、ボンドと一緒に任務をやり遂げることを決意しました。「ゲロリマス」という自白剤の奪取のため、ロイドはボンドとともに研究室に潜り込みます。そこでボンドは、職員たちが研究室に戻ってくる未来を予知しました。

自分の服をひっぱるボンドを見て、ロイドは危険を察知します。そして、職員たちの裏をかき、すんなりと自白剤を奪取することに成功しました。ロイドが早く帰れるようになったことで、ボンドの予知する未来も変わりました。ロイドの食事を食べているという新しい未来を予知したボンドは、嬉しさのあまり泣いて喜ぶのでした。

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スパイファミリーのボンドがペンギンに嫉妬?

スパイファミリーのボンドは、本編だけでなく番外編にも登場したことがあります。番外編では、ロイドはペンギンのぬいぐるみに嫉妬するというエピソードがありました。このエピソードはアニメにもなり、ボンドとアーニャがかわいいと評判でした。ここでは、ボンドがペンギンに嫉妬した回の、詳しい内容などを紹介します。

ボンドはアーニャが大好き

ボンドはロイドとヨルにも懐いていますが、特にアーニャのことが大好きです。アーニャが帰宅すると飛びついてくるなど、微笑ましい姿が描かれています。普段からかわいい様子を見せているボンドですが、特にかわいいと言われるエピソードがあります。

それは、アーニャのお気に入りのペンギンのぬいぐるみに嫉妬する話です。ロイドがくれたペンギンのぬいぐるみは、アーニャにとって宝物のようなものでした。しかし、ペンギンを可愛がるアーニャの姿に、ボンドはジェラシーを感じます。そして、嫉妬のあまり、普段の温厚なボンドからは想像できないような行動を起こしてしまいました。

ボンドがペンギンに嫉妬して取った行動

アーニャとボンドは仲良くアニメを観ていましたが、そのアニメの中でペンギンのキャラが撃たれて死んでしまいます。そのシーンにショックを受けたアーニャは、ロイドからもらったペンギンのぬいぐるみと一緒に寝ることにしました。アーニャはペンギンを抱いて幸せそうに眠りにつきますが、その姿を険しい顔をしたボンドがこっそりとのぞいていました。

そして、翌朝アーニャが目を覚ますと、ペンギンのぬいぐるみは見るも無残な状態になっていました。ペンギンに嫉妬するあまり、ボンドがぬいぐるみを噛みちぎってしまったのです。アーニャがボンドを見ると、ボンドの心の声が流れてきます。ボンドの心は映像で流れてくることが多いですが、このときは「アーニャとった」「ペンギンわるい」といった明確な思考が読み取れました。

犯人の正体がボンドだと確信したアーニャは、「ボンドなんかだいきらい!」と泣き叫びます。そのセリフにショックを受けたボンドは、キッチンからアーニャの好物のピーナッツを持ってきました。ボンドが反省していることを知ったアーニャは、ボンドと仲直りすることにします。そして、「大嫌い」と言ったことも謝ったアーニャに、ボンドは大喜びで飛びついたのでした。

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スパイファミリーのボンドの声優

スパイファミリーでボンドを演じているのは、声優の松野健一郎さんです。松野健一郎さんは、ボンドの「ボフボフ」というかわいい鳴き声を上手に演じています。松野健一郎さんの声が入ることで、かわいいボンドの魅力がさらに増すようになりました。ここでは、スパイファミリーでボンド役を担当した、松田健一郎さんのプロフィールや過去の出演作品を紹介します。

松田健一郎のプロフィール

スパイファミリーでボンド役を担当している松田健一郎さんは、1978年1月22日生まれの声優です。埼玉県出身で、アーツビジョンに所属しています。趣味と特技はプロレスや格闘技観戦、音楽鑑賞、護身術、エアギターなど多岐にわたっています。松田健一郎さんはもともと公務員を目指しており、法律系の専門学校に通っていました。

しかし、途中から勉強についていけず、学校に行かなくなります。その辛い時期に心の支えとなったのが、アニメやアニラジでした。松田健一郎さんはアニラジの影響で声優を志し、日本ナレーション演技研究所に入所します。3次オーディションに落ちても諦めず続けた結果、アーツビジョンに合格しました。

松田健一郎の主な出演作品や演じたキャラ

スパイファミリーのボンドを演じている松田健一郎さんは、実はボンド以外の役ですでにスパイファミリーに出演済みです。松田健一郎さんは、スパイファミリーのナレーションとして第1話から登場していました。ナレーションの声はダンディなイケメンボイスで、かわいいボンドの声とはまるで違っています。

松田健一郎さんが過去に出演した主な作品には、『エグザムライ戦国』(AKIRA)、『バトルスピリッツ 覇王』(仁霧コブシ)、『ヴィンランド・サガ』(トールズ)などがあります。最近では、『Engage Kiss』(マイルズ・モーガン)や『チェンソーマン』(コウモリの悪魔)などにも出演しています。

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スパイファミリーのボンドに関する感想や評価

スパイファミリーのボンドに関しては、犬種に注目している人が大勢いました。モコモコしたかわいい外見から犬種がわかった人もいれば、わざわざ犬種を調べた人もいるようです。グレート・ピレニーズは飼いやすい犬種ではないため、ブームにのって軽々しく飼い始める人が出ることを心配するコメントもありました。大型犬はかわいいという気持ちだけでは世話しきれないため、飼うためには相当な覚悟が必要となるでしょう。

スパイファミリーにはアーニャやベッキー、ヨルなど、かわいいキャラが多く登場します。しかし、それらのキャラ以上に、ボンドがかわいいと評判でした。外見だけでなく、ペンギンに嫉妬する姿や、ヨルの食事を嫌がる姿がかわいいと人気です。これまでも人気が高かったフォージャー家ですが、ボンドが加入したおかげでさらに人気が上がったようです。

スパイファミリーのボンドの正体は、過去に行われていたプロジェクトアップルの実験体です。作中ではボンドが実験体となっていたときの、過去のエピソードも出てきます。過去の回想シーンでは、ボンドは体に電気を流されるというひどい実験をされていました。この過去のシーンが辛いというコメントや、可哀想で泣いてしまったというコメントがありました。

スパイファミリーのボンドは、普通の犬と違って鳴き声が個性的です。表情もまるで人間のように変わることがあり、その鳴き声や表情が面白いと評判でした。特に、ヨルのご飯から必死に逃れようとする姿など、焦った様子の表情に笑ってしまう人が多いようです。

スパイファミリーのボンドは、その名前も人気でした。ボンドの名前の元ネタは明かされていませんが、やはりジェームズ・ボンドを思い浮かべる人が多いようです。スパイ物の漫画にはぴったりの名前で、キャラが際立ったという感想もありました。スパイファミリーに影響を受けて、犬を飼ったらボンドという名前をつけたいというコメントも多く見られました。

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スパイファミリーのボンドの能力と正体まとめ

スパイファミリーのボンドの能力や正体、過去や犬種についてまとめました。ボンドは作中での犬種は明らかになっていませんが、モデルはグレート・ピレニーズという犬種のようです。モフモフとした毛並みと優しげな顔が、かわいいと人気です。ボンドの正体はプロジェクトアップルの実験体で、過去に実験という名の虐待を受けていました。

辛い過去があるボンドですが、その実験の副産物として未来予知という能力を身につけました。ボンドの能力は、人や動物の心が読めるアーニャによって活かされることになります。ボンドとアーニャはお互いのことが大好きで、良いコンビとして描かれています。これからも予知能力や人の心を読む能力で、フォージャー家のピンチを救っていくことでしょう。

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