【スパイファミリー】メリンダ・デズモンドはダミアンの母親!正体やヨルとの関係は?

『スパイファミリー』のメリンダ・デズモンドは、アーニャの同級生であるダミアンの母親です。メリンダ・デズモンドは長い間姿を現すことはありませんでしたが、単行本が10巻になってようやく登場しました。メリンダ・デズモンドは正体が明らかになっておらず、作中で怪しげな表情を浮かべていました。ファンの間では、意味深な表情を考察する人も大勢いるようです。本記事では、メリンダ・デズモンドの正体やヨルとの関係についてまとめます。

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目次

  1. メリンダ・デズモンドが登場するスパイファミリーとは?
  2. メリンダ・デズモンドはダミアンの母親!夫は?
  3. メリンダ・デズモンドの正体を考察
  4. メリンダ・デズモンドはフォージャー家にとって敵?味方?
  5. メリンダ・デズモンドの夫の謎を考察
  6. メリンダ・デズモンドに関する感想や評価
  7. メリンダ・デズモンドまとめ

メリンダ・デズモンドが登場するスパイファミリーとは?

スパイファミリー(SPY×FAMILY)の概要

『スパイファミリー』の正式表記は「SPY×FAMILY」で、少年ジャンプ+で2019年から連載が始まりました。少年ジャンプ+はWEB漫画を掲載しているサイトですが、紙媒体の単行本も発売されています。スパイファミリーは現在10巻まで発売されており、累計発行部数は2,900万部を突破しています。作者は遠藤達哉さんで、これが3作目の連載作品となります。

スパイファミリーはスパイの男と超能力者の娘、殺し屋の女が家族となって暮らす話です。それぞれが正体を隠しながら、普通の日常を送ろうと奮闘するホームコメディです。コメディシーンだけでなく、バトルシーンやシリアスシーンなどもバランス良く含まれています。シリアスなシーンでは、戦争について深く考えさせられる描写もあります。登場する国は架空の国ですが、東西冷戦時代のドイツがモデルになっているようです。

スパイファミリーは、閲覧数やコメント数、発行部数などを次々と更新し、少年ジャンプ+では史上初のヒット作品となりました。2022年の4月にはアニメ第1期が始まり、分割2クールで放送されました。2023年にはミュージカルの上映やアニメ第2期の放送、さらに劇場アニメの公開が予定されています。グッズやコラボ商品も多く発売され、社会現象を巻き起こしています。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)のあらすじ

西国のスパイの黄昏は、任務のため家族を作る必要がありました。孤児院でアーニャという少女を引き取った黄昏は、ロイドと名乗って普通の親子を装います。また、偶然出会ったヨルという女性に母親役を頼み、3人は「フォージャー家」として一緒に暮らし始めました。黄昏は自分がスパイであることを隠していましたが、他の2人もそれぞれ秘密がありました。3人はお互いの正体を隠したまま、仮初の家族生活を続けることになります。

SPY×FAMILY スパイファミリー テレビ東京アニメ公式

メリンダ・デズモンドはダミアンの母親!夫は?

メリンダ・デズモンドはダミアンとデミトリアスの母親

メリンダ・デズモンドは、ダミアンとデミトリアス兄弟の母親です。ダミアンはアーニャと同じクラスの同級生で、デミトリアスは皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)にもなっているダミアンの兄です。ダミアンは普段から父親のことは話題にしていましたが、母親のことは特に何も言っていませんでした。今まではダミアンの母親の顔どころか、名前すらも不明のままでした。

しかし、スパイファミリーの10巻で、ようやくダミアンの母親が登場しました。メリンダ・デズモンドは黒髪にややタレ目という外見をしており、ダミアンそっくりな顔をしています。メリンダ・デズモンドは「愛国婦人会」という集まりのリーダー的存在で、一見すると人当たりの良い優しそうな人物です。しかし、所々で裏があるような表情を浮かべ、本心がどこにあるかもいまいちわかりません。

メリンダ・デズモンドの夫はドノバン・デズモンド

ドノバン・デズモンドは、スパイファミリーにおいて最も重要な人物といっても過言ではありません。ドノバン・デズモンドは東国・オスタニアの国家統一党総裁で、オペレーション<梟>(ストリクス)の軸と成る人物です。黄昏がロイドとして家族を作っているのも、すべてはドノバン・デズモンドと接触を図るためです。

ドノバン・デズモンドはメリンダ・デズモンドの夫ですが、夫婦仲が良いか悪いかは現時点ではわかっていません。WISEの調査では、メリンダ・デズモンドは家族との仲が希薄だという情報が上がっています。そのため、メリンダ・デズモンドの存在は、オペレーション<梟>でもあまり重要視されていませんでした。

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メリンダ・デズモンドの正体を考察

スパイファミリーのメリンダ・デズモンドは、10巻でようやく登場しました。WISEの調査でもあまり詳しいことはわかっておらず、スパイファミリーの中でも謎が多い人物です。今のところ65話と66話にしか登場していませんが、裏のある表情や態度が何かと話題になっています。ここでは、メリンダ・デズモンドの正体を考察し、考えられる説や可能性をまとめていきます。

メリンダ・デズモンドの表情は不気味

メリンダ・デズモンドは少ない登場回数にも関わらず、その正体や不気味な表情が物議を醸しています。メリンダ・デズモンドは最初は明るく優しそうな女性でしたが、物語の途中で真意がわからない表情をすることがありました。メリンダ・デズモンドと知り合ったヨルは、他の人との会話から彼女がダミアンの母親であると知ります。

そして、アーニャがダミアンを殴ったことを謝るのですが、メリンダ・デズモンドはまったく意に介していませんでした。ヨルが重ねて謝ろうとすると、ひどく冷酷な表情で「どうでもいい」と切り捨てるように言いました。この不気味な表情と雰囲気には、ヨルも思わず口を閉ざします。

また、帰りの車の中でヨルとダミアンのことを話していたときも、なんともいえない複雑な表情で「これからもお願い」と言っていました。メリンダ・デズモンドがなぜこういった表情を浮かべていたのかはいまだ謎で、ファンの間でもさまざまな考察が行われています。

メリンダ・デズモンドはただ息子が大好きなだけ?

メリンダ・デズモンドの正体について、息子が大好きだという考察があります。車の中でダミアンのことを「お願い」と言っていたメリンダ・デズモンドは、震えながら小声で話していました。メリンダ・デズモンドが小声であった理由は、盗聴を恐れていたためではないかと考察されています。メリンダ・デズモンドは世間では放任主義として知られていますが、実際はダミアンのことを溺愛している可能性もあります。

しかし、夫であるドノバン・デズモンドの指示で放任主義を装っているとしたら、ダミアンを気にする発言を大っぴらにすることはできません。そのため、ヨルには小声でダミアンのことを頼み、ドノバン・デズモンドにバレることを恐れて微妙な表情をしていたと考察することができます。メリンダ・デズモンドの正体がただの息子が大好きな母親であれば、フォージャー家の障害となることもないでしょう。

メリンダ・デズモンドはヨルが大好きなだけ?

メリンダ・デズモンドの正体の考察では、ただ単にヨルが好きなだけだという説もあります。メリンダ・デズモンドとヨルが初めて出会ったのは、デパートの階段でした。買い物をしすぎたメリンダ・デズモンドは、山のような荷物を持ちながら階段を上っていました。メリンダ・デズモンドはバランスを崩して荷物ごと転げ落ちそうになりますが、それを隣の階段にいたヨルが救います。

その素晴らしい身のこなしに感動したメリンダ・デズモンドは、輝くような表情を浮かべてヨルを賞賛します。そして、愛国婦人会のママさんバレーに誘いました。バレーのルールがわからないヨルは、チームの中で1人浮いた動きをしてしまいます。また、その常人離れした動きに周囲の婦人たちは引きますが、メリンダ・デズモンドだけは「すごい!」と絶賛していました。

ママさんバレーの後はヨルをお茶会に誘い、仲良くしてほしいとも言っています。これらの様子から見ても、メリンダ・デズモンドは単純にヨルのことが好きなだけだという可能性も捨てきれません。ただ、メリンダ・デズモンドの表情にはヨルも違和感を覚えているようで、他に複雑な事情があると考えるのが妥当です。しかし、メリンダ・デズモンドの正体が何であろうと、ヨルのことを気に入ったことは確かなようです。

メリンダ・デズモンドはフォージャー家の秘密を知っている?

メリンダ・デズモンドの正体は、フォージャー家の秘密を知っている敵という考察もあります。メリンダ・デズモンドは国家統一党総裁の妻であり、愛国婦人会という婦人の集まりの中心にいる人物です。それなりの情報をつかめる立場にいるため、フォージャー家の秘密を知っている可能性もゼロではありません。メリンダ・デズモンドが車の中で浮かべた表情は、すべてを知っているがゆえの愉悦の表情であると考察されることもあります。

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メリンダ・デズモンドはフォージャー家にとって敵?味方?

メリンダ・デズモンドの正体に続き、メリンダ・デズモンドはフォージャー家にとってどのような存在かを考察してみましょう。メリンダ・デズモンドはこれまで名前も出てこなかったキャラですが、ここへきて一気に注目の人物となりました。

メリンダ・デズモンドの正体や立ち位置によって、フォージャー家がこの先どうなるかも変わっていきます。これまでのメリンダ・デズモンドの表情や行動などから、メリンダ・デズモンドとフォージャー家との関わりを考察してまとめます。

メリンダ・デズモンドはフォージャー家にとって敵?

ヨルはメリンダ・デズモンドと仲良くなった際、ガーデンの店長に報告に行っています。そのときのガーデンの店長のセリフからは、メリンダ・デズモンドが属する国家統一党は敵でも味方でもないことがわかっています。ただ、店長は「何かあればそのときは」とも言っており、敵に回る可能性も十分にありそうです。

メリンダ・デズモンドがフォージャー家の敵になるかどうかは、ドノバン・デズモンドの動きにもよるでしょう。ドノバン・デズモンドが戦争を企てる悪人であった場合、メリンダ・デズモンドはフォージャー家の敵になると考察できます。

メリンダ・デズモンドはフォージャー家にとって味方?

メリンダ・デズモンドがフォージャー家の味方となるときはどのようなときか、考察してみましょう。メリンダ・デズモンドの正体がただの息子好きだった場合、フォージャー家の味方となることもありそうです。

また、もしもドノバン・デズモンドの指示で息子に冷淡な振りをしていたとしたら、ドノバン・デズモンドの指示に嫌気がさしてフォージャー家側につくという可能性もあります。また、ドノバン・デズモンドが本当は良い人であった場合も、メリンダ・デズモンドはフォージャー家にとって味方となるでしょう。

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メリンダ・デズモンドの夫の謎を考察

メリンダ・デズモンドの夫であるドノバン・デズモンドも、まだ正体がつかめないキャラです。メリンダ・デズモンドと同じく謎が多いため、ドノバン・デズモンドがどのような人物か気になる人も多いでしょう。ここでは、メリンダ・デズモンドの夫であるドノバン・デズモンドの謎を考察し、その人物像や目的をまとめていきます。

ドノバン・デズモンドの性格

スパイファミリーのドノバン・デズモンドは、名前と顔だけは物語序盤から登場していました。ドノバン・デズモンドはオスタニアの国家統一党総裁で、東西平和を脅かす危険人物としてマークされています。WISEに所属しているロイドは、ドノバン・デズモンドと接触するためだけにわざわざ仮初の家族を作りました。WISEの調査によれば、ドノバン・デズモンドは慎重で用心深い男だということです。

そのため、なかなか人前に姿を現さず、ロイドもドノバン・デズモンドとの接触に苦心しています。ドノバン・デズモンドはダミアンの父親で、ダミアンのセリフにはたびたびドノバン・デズモンドが登場します。ダミアンは自分に無関心な父親の気を引くため、常に一生懸命です。このことからも、子供に対しては素直に愛情表現をするタイプではないと考察できます。

ドノバン・デズモンドの正体は悪人ではない?

スパイファミリーのドノバン・デズモンドは、東西平和を脅かす悪人のような描かれ方をしていました。しかし、実際にロイドの前に姿を現したドノバン・デズモンドは、悪人というよりもむしろ善人に見えるような人物でした。初めてドノバン・デズモンドと会ったロイドは、アーニャがダミアンを殴ったことを謝ります。すると、ドノバン・デズモンドはロイドも驚くような人の良い笑顔を浮かべ、あっさりと許したのです。

その後、食い下がるロイドに一瞬怖い表情を見せましたが、ロイドとの会話からも根っからの悪人には見えませんでした。ドノバン・デズモンドの正体が悪人ではないと考察できる理由は、ダミアンたち子供の育ち方にもあります。ドノバン・デズモンドの長男であるデミトリスは、非常に優秀な生徒です。次男のダミアンも意地が悪そうに見えて、実は男気あふれる真面目な性格です。

息子2人が真っすぐに育っているところを見ると、その父親であるドノバン・デズモンドも完全なる悪人でない可能性が高いでしょう。また、ドノバン・デズモンド率いるデズモンドグループは、倒産寸前のグルーマン製薬を救ったこともあります。デズモンドグループの友好的買収によって、グルーマン製薬は社員たちの生活を守ることができたのでした。

もしも、単なる好意によってグルーマン製薬を買収したのであれば、デズモンドグループのトップであるドノバン・デズモンドは悪人とはいえないでしょう。ただ、グルーマン製薬の買収が、何かしらの目的のための手段に過ぎなかったという可能性もあります。なぜデズモンドグループがグルーマン製薬を救ったかが定かではないため、ドノバン・デズモンドが善人か悪人かもまだはっきりといえない状態です。

ドノバン・デズモンドの目的

スパイファミリーのドノバン・デズモンドの目的は、今のところ明らかになっていません。ウェスタリスの諜報機関であるWISEはドノバン・デズモンドを危険人物として認定していますが、ドノバン・デズモンドが戦争を起こそうとしている明確な証拠はありません。ただ、ドノバン・デズモンドは国家統一党という極右政党の総裁であり、その政治的思想からWISEに警戒されているようです。

ロイドの目的もドノバン・デズモンドの真意を探ることであり、初めて対面したときにはどうにかしてドノバン・デズモンドの思考を読もうとしていました。しかし、一筋縄ではいかないドノバン・デズモンドに、さすがのロイドも一度で彼の目的や考えを察することはできませんでした。ただ、スパイファミリーの作中で起きたテロ事件などに、デズモンドグループが関わっている可能性もあります。

もし一連の事件の裏にデズモンドグループがあったとすれば、ドノバン・デズモンドの目的はやはり戦争を起こすことだといえるでしょう。ただ、戦争を起こすこと自体が目的ではなく、戦争は本当の目的のための手段に過ぎない可能性もあります。

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メリンダ・デズモンドに関する感想や評価

スパイファミリーのメリンダ・デズモンドは、作中の表情が何かと話題に上がります。特にダミアンのことを話しているときにヨルに見せた表情は、笑っているとも恐怖に歪んでいるともとれる微妙な表情でした。この表情が何を意味しているかがわからず、気になって仕方ない読者が続出したようです。メリンダ・デズモンドの正体がわからず、ドキドキするという感想も寄せられていました。

スパイファミリーのメリンダ・デズモンドに関しては、「なんだか怖い」というコメントが多く見られました。メリンダ・デズモンドはほがらかに笑っていたかと思えば、ぞっとするような怖い表情を浮かべることもあります。何を考えているかよくわからないため、不気味に思う人も多いようです。「怖い」という感想の他にも、「圧がすごい」「先行きが不安」というコメントもありました。

メリンダ・デズモンドには裏があると思う人がいる一方で、謎の表情に特に深い意味はないと考える人もいました。こちらのコメントをした人は、メリンダ・デズモンドはただヨルが好きなだけで、ヨルと仲良くしたいだけだと考察しています。ヨルがメリンダ・デズモンドと出会ったのは、アーニャのお菓子を買いにたまたまデパートに行ったからです。

もしもこの出会いが偶然でないとすると、メリンダ・デズモンドはずっとヨルの同行を伺っていたことになります。これまで何の接点もなかったメリンダ・デズモンドがそこまでするとは考えづらく、ヨルとの出会いは偶然だと考えるのが自然です。これらのことから、メリンダ・デズモンドの表情にも裏はないと考える人が一定数いるようです。

メリンダ・デズモンドはヨルが大好きなだけだという説を推す人だけでなく、ダミアンのことが大好きだという説を推す人も大勢いました。ダミアンは親からの愛情に飢えている様子が見えるため、ダミアンのためにもメリンダ・デズモンドが良い母親であることを願う人は多いようです。車の中で意味深な表情をするメリンダ・デズモンドは、ダミアンの初恋を確信して笑いをこらえているだけだと考察している人もいました。

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メリンダ・デズモンドまとめ

スパイファミリーのメリンダ・デズモンドとはどのような人物か、正体を考察してまとめました。メリンダ・デズモンドはまだ少ししか登場していないため、フォージャー家の敵となるか味方となるかもはっきりとはわかりません。作中で見せた表情なども謎が多く、これからの展開が楽しみなキャラでもあります。

メリンダ・デズモンドはヨルと仲良くなったため、これから登場回数が増えることは間違いありません。ドノバン・デズモンドやダミアンとの関係がどうなっているのかも、この先徐々に明らかになっていくはずです。メリンダ・デズモンドが登場したおかげで、フォージャー家とデズモンド家とのつながりはさらに深まりました。メリンダ・デズモンドはこの先も良いスパイスとして、物語に刺激を与えてくれることでしょう。

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