【無職転生】アルマンフィは仮面を被ったペルギウスの使い魔！正体と強さは？

『無職転生』に登場するアルマンフィは、いつも狐の仮面を被った正体不明のキャラクターであり、｢フィットア領転移事件｣の発生時に初登場しました。狐の仮面を被ったアルマンフィは戦闘能力が低く、少年時代のルーデウスに負けるぐらいの強さしかありません。しかし、アルマンフィは身体を光に変え、瞬間移動出来る能力を持っています。そのため、アルマンフィは偵察や奇襲に優れており、｢光輝のアルマンフィ｣と呼ばれています。

その正体は、甲龍王ペルギウスの使い魔の1人であり、甲龍王ペルギウスに対して様々な情報を伝達しています。『無職転生』の作中で、アルマンフィはルーデウスと敵対していたものの、ひょんなことから彼と契約することになりました。本記事では、狐の仮面を被るアルマンフィについて、正体や能力の強さ、ルーデウスとの関係などを紹介します。まずは、ライトノベル『無職転生』の概要とあらすじについて、簡単に紹介していきます。

アルマンフィが登場する『無職転生』とは、｢理不尽な孫の手｣が作者を務めるライトノベル作品であり、正式名称を『無職転生～異世界行ったら本気だす～』といいます。『無職転生』は異世界を舞台にした｢なろう系｣の作品となっており、異世界で成長していく34歳の無職の主人公が描かれています。元々、｢理不尽な孫の手｣が描く『無職転生』は2012年の11月に、｢小説家になろう｣というWEB小説投稿サイトで発表されました。

2012年の11月に発表された『無職転生』は、2014年の1月に書籍化され、翌年の2015年4月に最終回を迎えました。その後、『無職転生』は2022年の11月に、書籍版が合計26巻の単行本で完結することになりました。『無職転生』は｢なろう系の代名詞｣といわれるほど評価が高く、1000万部越えのシリーズ累計発行部数を記録しています。そのため、『無職転生』はアニメや漫画などのメディア作品が数多く制作されています。

『無職転生』の34歳の主人公は、20年近く家に引きこもり、現代日本で無職生活を続けていました。しかし、主人公は兄弟の手により、家から追放されます。この時、主人公はトラックに轢かれそうな3人の高校生を助け、後悔だけを残して死去しました。すると、あり得ない奇跡が起き、主人公はルーデウスとして異世界に転生します。そして、ルーデウスに転生した主人公は、前を向き、後悔だらけの人生をやり直すことにするのでした。

本記事で、正体や能力の強さ、ルーデウスとの関係などを紹介するアルマンフィとは、『無職転生』に登場するキャラクターの1人です。アルマンフィは、『無職転生』の｢フィットア領転移事件｣発生時に初登場したキャラクターであり、狐のような仮面と金髪が見た目の特徴となっています。その正体は、｢精霊召喚魔術｣で甲龍王ペルギウスが創り出した精霊となっており、甲龍王ペルギウスの｢12の使い魔｣の1人に数えられています。

正体が甲龍王ペルギウスの使い魔であるアルマンフィは、光に変化して瞬間移動する能力を持っており、｢光輝のアルマンフィ｣と呼ばれています。しかし、アルマンフィは戦闘能力がかなり低く、10歳のルーデウスが勝てるぐらいの強さしかありません。『無職転生』の作中で、アルマンフィは甲龍王ペルギウスの命令を受け、ルーデウスと敵対します。その後、ヒトガミとの戦いで再登場し、ルーデウスと一時的に契約を結びました。

上述で紹介した通り、『無職転生』に登場するアルマンフィの正体は、甲龍王ペルギウスの｢12の使い魔｣の1人です。この正体を見ると分かる通り、アルマンフィは人智を超えた能力を使うことが出来ます。しかし、アルマンフィの能力は偵察や奇襲に特化しているため、戦闘能力の強さが平凡レベルだと判明しています。ここからは、『無職転生』に登場する仮面を被ったアルマンフィの能力や強さについて、詳しく紹介していきます。

正体が甲龍王ペルギウスの使い魔であるアルマンフィは、精霊の中で光を司っています。そのため、狐の仮面を被ったアルマンフィは、身体を光に変化させ、移動出来る能力を持っています。能力を使用したアルマンフィは全身から光が発し、周囲に目視されなくなります。この光に変化する能力を使うことで、アルマンフィは気付かれずに相手を殺害することが出来ます。また、アルマンフィは光に変化すると、瞬間移動も可能になります。

アルマンフィの瞬間移動は凄まじく、一瞬で甲龍王ペルギウスの空中城塞に戻ることが出来ます。さらに、アルマンフィは見聞きした情報を瞬時に甲龍王ペルギウスへ伝える能力も持っています。これらの便利な能力から、アルマンフィは甲龍王ペルギウスに偵察と奇襲を任されています。偵察と奇襲において、アルマンフィの能力は作中屈指の強さを持つといえます。しかし、アルマンフィの能力は、戦闘だと一切強さが発揮出来ません。

上述で紹介した通り、アルマンフィは光に変化し、瞬間移動が行える精霊のキャラクターです。アルマンフィが能力で光に変化すると、人間はアルマンフィを認識することが出来ません。そのため、アルマンフィは奇襲攻撃の強さが作中トップクラスとなっています。しかし、能力が移動系の能力であるため、アルマンフィはあまり高い戦闘能力を持っていません。また、強力な武器を所持しておらず、大振りなダガーを使って戦います。

これらのことから、アルマンフィは10歳のルーデウスでも工夫次第で勝てるといわれています。10歳のルーデウスが工夫次第で勝てるため、アルマンフィの強さは大したことがないといえるでしょう。しかし、『無職転生』のアニメ版では、アルマンフィが光に変化したまま戦い、｢剣王｣のギレーヌと渡り合いました。もし、原作でも光の状態のまま戦うことが出来ておれば、アルマンフィはもっと強いキャラになったかもしれません。

『無職転生』の作中で、甲龍王ペルギウスの使い魔であるアルマンフィは当初、狐の仮面を被った正体不明のキャラクターとして登場しました。しかし、アルマンフィはルーデウスが無害だと知り、彼の前からそのまま立ち去りました。その後、アルマンフィはヒトガミとの戦いで再登場し、一時的にルーデウスの使い魔になってしまいます。ここからは、仮面を被ったアルマンフィのルーデウスとの関係について、詳しく紹介していきます。

『無職転生』の作中で、甲龍王ペルギウスは｢フィットア領｣を監視している時、謎の異変を感じます。『無職転生』に登場する甲龍王ペルギウスとは、｢空中要塞ケィオスブレイカー｣の主であり、｢魔神殺しの三英雄｣の1人に数えられています。過去の｢ラプラス戦役｣で、甲龍王ペルギウスは人族側に味方し、4人の親友を失ってしまいました。この過去から、甲龍王ペルギウスは復活と同時にラプラスを倒し、親友の仇討ちを考えています。

そのため、甲龍王ペルギウスはラプラスの復活を知るため、全世界を監視していました。『無職転生』の作中で、｢フィットア領｣に異変を感じた甲龍王ペルギウスは、魔力の暴走による｢召喚光｣が発生したと考えます。そこで、甲龍王ペルギウスは仮面を被った使い魔のアルマンフィを呼び、｢フィットア領｣の偵察とラプラス復活の関係者の殺害を命じます。そして、アルマンフィは主人公のルーデウスと出会うことになるのでした。

『無職転生』の作中で、甲龍王ペルギウスの命を受けたアルマンフィは、能力を使い、｢フィットア領｣へ向かいます。この時、主人公のルーデウスはエリスとギレーヌに対し、｢聖級｣の水魔術を見せようとしていました。ルーデウスは修行の成果を見せるため、圧倒的な強さを持つ水魔術を空へ放ちました。すると、空の色が不気味に変化します。空を魔眼で見たギレーヌは異常な魔力反応を察知し、ルーデウス達を避難させようとしました。

その瞬間、何者かが通り過ぎ、ルーデウスは即座に身を伏せます。一方、｢剣王｣のギレーヌは｢光の太刀｣という技を放ち、謎の人物に攻撃しようとします。しかし、ギレーヌの攻撃は避けられてしまいました。その後、謎の人物は仮面姿を露わにし、｢光輝のアルマンフィ｣と名乗ります。この時、アルマンフィは｢フィットア領｣の異変がルーデウスのものだと考えていました。そのため、アルマンフィは突然ルーデウスに接近したのでした。

『無職転生』の作中で、アルマンフィはルーデウスを殺し、｢フィットア領｣の異変を止めると決断します。この判断から、アルマンフィは自らの正体と甲龍王ペルギウスの命令を明かし、ルーデウスに敵意を露わにしました。アルマンフィの目的を知ったギレーヌは、空の異変と無関係であることを伝え、ルーデウスを守ろうとします。しかし、ギレーヌの言葉に証拠が無いため、アルマンフィはルーデウス殺害を止めようとしませんでした。

そこで、ギレーヌは｢剣神七本剣｣の｢平宗｣を出し、ルーデウスの無罪を剣神ガル・ファリオンとドルディア族の名誉に誓いました。ギレーヌの必死の説得を受けたアルマンフィは、ルーデウスが無関係だと理解します。その直後、｢フィットア領転移事件｣が発生し、アルマンフィは能力を使って甲龍王ペルギウスの場所に避難します。しかし、ルーデウスやエリスは｢フィットア領転移事件｣に巻き込まれ、行方不明になってしまいました。

仮面を被ったアルマンフィの初登場から数年後、ルーデウスはヒトガミの企みと悲惨な未来を老デウスから伝えられます。しかし、ルーデウスは家族を人質に取られたため、ヒトガミに反抗することが出来ませんでした。その中で、ルーデウスはヒトガミの命を受け、龍神オルステッドと戦います。ルーデウスは龍神オルステッドと戦うため、｢魔導鎧｣を実戦投入します。しかし、ルーデウスは龍神オルステッドに敗北してしまいました。

その後、敗北したルーデウスは龍神オルステッドの配下になり、ヒトガミに反抗を始めます。この時、ルーデウスは家族がヒトガミに襲われてしまうかもしれないと心配になります。そこで、ルーデウスは龍神オルステッドから貰った魔法陣を使い、家族を守る｢守護魔獣｣の召喚を試みました。すると、ルーデウスの魔法陣からアルマンフィが召喚されます。これにより、アルマンフィは強制的にルーデウスと契約することになりました。

『無職転生』に登場するアルマンフィは、甲龍王ペルギウスに忠誠を誓っています。本来であれば、甲龍王ペルギウスの使い魔であるアルマンフィは、ルーデウスと契約出来ません。しかし、ルーデウスの召喚魔術は、強制的に｢守護魔獣｣と契約する効果がありました。これが原因で、アルマンフィは忠誠を誓う甲龍王ペルギウスとの契約が切れてしまったのです。そのため、アルマンフィはルーデウスとの突然の契約に激怒してしまいます。

ルーデウスは｢守護魔獣｣を召喚するつもりだったため、必死にアルマンフィに謝罪しました。また、ルーデウスはヒトガミの脅威や龍神オルステッドの魔法陣についてもアルマンフィに伝えました。アルマンフィは龍神オルステッドの魔法陣の効果に納得します。しかし、アルマンフィは怒りが静まらず、甲龍王ペルギウスの忠実な下僕であることを口にします。そして、アルマンフィは使い魔の契約を解除するようルーデウスに迫るのでした。

アルマンフィは使い魔の｢破滅のドットバース｣を明かし、空中要塞に戻すようルーデウスにお願いします。これをルーデウスは聞き入れ、龍神オルステッドの魔法陣と共にアルマンフィを空中要塞へ帰還させます。空中要塞に帰還したアルマンフィは、ドットバースの力で契約が解除され、甲龍王ペルギウスの使い魔に戻りました。その後、アルマンフィは甲龍王ペルギウスの魔法陣をルーデウスに渡し、二度目がないことを忠告しました。

『無職転生』の作中で、｢水神｣のレイダ・リィアは、｢アスラ王国｣の上級大臣・ダリウスに失望し、｢ヒトガミの使徒｣となります。その後、水神レイダは｢北帝｣のオーベールを使い、ルーデウス・甲龍王ペルギウス・アリエルの3人を殺害しようとします。これを知ったアルマンフィは、甲龍王ペルギウスを守るため、水神レイダと戦うことになりました。ここからは、仮面を被ったアルマンフィの水神レイダとの戦いについて、紹介します。

『無職転生』の作中で、アルマンフィはアリエルを｢アスラ王国｣の王にするため、甲龍王ペルギウスと共に｢アスラ王国｣へ向かいます。その後、アリエルは甲龍王ペルギウスの言葉を受け、｢アスラ王国｣の王に決まりました。すると、上級大臣のダリウスを助けるため、天井から水神レイダが現れます。この時、アルマンフィは甲龍王ペルギウスやアリエルの命が危ないと感じ取り、圧倒的な強さを持つ水神レイダに戦いを挑みました。

アルマンフィは光に変化する能力を使い、背後から水神レイダを仕留めようとします。しかし、水神レイダには、｢剥奪剣界｣という全方位に斬撃を行なう｢水神流｣の奥義がありました。この水神レイダの｢剥奪剣界｣により、ルーデウスは篭手を斬られ、｢波動のトロフィモス｣が死亡します。また、アルマンフィも｢剥奪剣界｣が直撃し、身体が真っ二つになります。そして、アルマンフィは消滅し、無惨な最期を遂げてしまいました。

『無職転生』の作中で、水神レイダはアルマンフィやトロフィモスを瞬殺し、圧倒的な強さを見せつけます。しかし、水神レイダはオーベールの失態と龍神オルステッドの出現により、死亡しました。水神レイダの死亡後、甲龍王ペルギウスは使い魔の死をルーデウスに心配されます。しかし、甲龍王ペルギウスは空中要塞で使い魔が復活出来ることを明かします。その後、アルマンフィは復活し、甲龍王ペルギウスの使い魔に戻りました。

『無職転生』のアニメで、アルマンフィを演じた声優は、河西健吾です。アルマンフィを演じた河西健吾とは、1985年の2月18日に大阪府で生まれた男性声優であり、2022年12月現在、｢マウスプロモーション｣に所属しながら活動しています。河西健吾は元々、就職先に面白さを求め、声優業を志したそうです。声優を志した河西健吾は｢アミューズメントメディア総合学院声優学科｣に入り、声優になるための演技を学びました。

その後、河西健吾は2005年に｢アミューズメントメディア総合学院声優学科｣を卒業し、2006年に声優デビューしました。2006年に声優デビューした河西健吾は2010年に映画『スターにアイ・ラブ・ユー』のクリストファーを演じ、初主演を飾りました。そして、河西健吾は2015年に大人気アニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』で主人公の三日月・オーガスを演じ、声優として大ブレイクすることになりました。

• 2010年のアニメ『ナルト』：うちはカガミ役、ザジ役、シュウ役、他
• 2011年のアニメ『べるぜバブ』：ケツァルコアトル役、黒木光星役、蓮井役
• 2012年のアニメ『蒼い世界の中心で』：ミョムト役
• 2013年のアニメ『ダイヤのA』：日所好己役、関直道役
• 2014年のアニメ『ハイキュー！！シリーズ』：矢巾秀役
• 2015年のアニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』：三日月・オーガス役
• 2016年のアニメ『3月のライオン』：桐山零役

• 2017年のアニメ『カブキブ！』：蛯原仁役
• 2018年のアニメ『人外さんの嫁』：火鞍川曽良役
• 2019年のアニメ『鬼滅の刃シリーズ』：時透無一郎役
• 2019年のアニメ『ドクターストーンシリーズ』：あさぎりゲン役
• 2020年のアニメ『とある科学の超電磁砲T』：削板軍覇役
• 2021年のアニメ『東京リベンジャーズ』：河田ナホヤ役
• 2022年のアニメ『チェンソーマン』：黒瀬役

『無職転生』に登場するアルマンフィには、アルマンフィがかっこいいといった感想が多く寄せられていました。『無職転生』の作中で、アルマンフィはあまり出番が多くありません。しかし、アルマンフィは甲龍王ペルギウスに絶対的な忠誠を誓った精霊であり、水神レイダとの戦いで非常にかっこいい姿を見せました。このかっこいい姿や甲龍王ペルギウスへの忠誠心から、アルマンフィは『無職転生』で高い人気を博しています。

『無職転生』に登場するアルマンフィには、アルマンフィの仮面がかわいいといった感想も多く寄せられていました。『無職転生』に登場するアルマンフィは、甲龍王ペルギウスにしか興味がない冷静沈着なキャラクターです。しかし、アルマンフィは狐の仮面を被っており、非常に可愛らしい雰囲気を纏っています。このかわいい狐の仮面は、アルマンフィが『無職転生』で人気を博す大きな理由の1つとなっています。

『無職転生』に登場するアルマンフィには、アルマンフィが強いといった感想も多く寄せられていました。『無職転生』に登場するアルマンフィは、戦闘能力が低く、10歳のルーデウスでも勝てるほどの強さしかありません。しかし、アルマンフィは光に変化する強力な能力を持っており、作中でギレーヌと互角の戦いを繰り広げました。このギレーヌとの戦いから、アルマンフィは『無職転生』のファンに強いといわれています。

本記事では、『無職転生』に登場するアルマンフィについて、正体や能力の強さ、ルーデウスとの関係などを紹介しました。確かに、アルマンフィは10歳時点のルーデウスよりも弱く、目立った活躍を残していません。しかし、アルマンフィは偵察と奇襲において、最強クラスの能力を持っており、ギレーヌと渡り合う強さも兼ね備えています。そのため、アルマンフィは甲龍王ペルギウスの使い魔に相応しい妖精といえるでしょう。