【スパイファミリー】ヘンダーソン先生の声優は山路和弘！出演作や代表キャラは？

当記事では「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」のヘンダーソン先生のアニメ声優キャストである山路和弘さんについて紹介し、プロフィールや主な出演作品・代表的な キャラクターなどをみていきます。さらに、山路和弘さんが演じたヘンダーソン先生の性格やアーニャとの関係を考察し、ヘンダーソン先生の名言も一覧で紹介していきますが、まずここでは「スパイファミリー」の作品情報をみていきます。 

「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」は2019年から、遠藤達哉先生により「少年ジャンプ+」（集英社の漫画サイト及びアプリ）で連載中のアクション・ホームコメディ漫画です。同作品は隔週の月曜日に最新話が更新され、2022年12月時点でコミックは10巻まで発売となっています。

さらに「スパイファミリー」はテレビアニメ化も実現しておりいます。2022年4月から6月にかけては第1期の第1クール全12話が、テレビ東京系列にて放送されていました。さらに、同年10月から12月にかけては第1期の第2クール全12話が同局系列にて放送されており、第2期の放送も2023年に開始予定です。また、2023年には「スパイファミリー」の劇場版アニメやミュージカルも発表予定となっています。

黄昏は西国（ウェスタリス）でNo.1スパイとして暗躍していましたが、任務で東国（オスタニア）に派遣されます。そこで精神科医のロイド・フォージャーを名乗ることになった彼は、本国から偽装家族を築くように命じられ、まず他人の心を読める能力を持つ少女アーニャを養子にしました。その後、妻役を探していた彼は裏の顔として殺し屋をしている女性ヨルと偽装結婚し、3人の偽装家族として東国で生活していくことになりました。

「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」に登場するヘンダーソン先生は、アーニャが通うイーデン校の歴史学の教師です。イーデン校にはロイド（黄昏）の任務の目的である、ドノバン・デズモンドの次男ダミアンも通っています。ヘンダーソン先生はアーニャ、ダミアン、ベッキーが所属する初等生第3組の担任で、第3寮（セシル）の寮長でもあります。その本名はヘンリー・ヘンダーソン、年齢は66歳で、趣味は乗馬とされています。

また、ヘンダーソン先生の見た目をみていくと、モノクル（片目眼鏡）をした細身の男性です。さらに、ヘンダーソン先生は白髪の長い髪を結んでおり、服装も口ひげもきっちりと整えられている、いかにも紳士と言った身なりをしていることで知られています。次に、ヘンダーソン先生のアニメ声優キャストを務める、山路和弘さんについて紹介していきます。

「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」でヘンダーソン先生のアニメ声優を務めるのは、ベテラン声優の山路和弘さんです。ヘンダーソン先生の声優キャストである山路和弘さんは1954年6月4日生まれ、年齢は68歳（2022年12月現在）で、出身地は三重県伊賀市です。さらに、身長は172㎝、血液型はA型、劇団青年座演技部に所属しており、1979年からもともとは舞台俳優として舞台をミュージカルを中心に活動していました。

そして、山路和弘さんはやがて舞台のみならず、多くの映画や映画などにも出演するようになり、洋画や海外ドラマの吹き替え、テレビアニメの声優、ナレーターなど活動の場を広げていきます。さらに、声優としては渋い魅力が漂う、いわゆるイケおじと言われるようなキャラクターを多く演じ、定評を得るようになります。

また、俳優としても2011年には第36回菊田一夫演劇賞・演劇賞、2018年には第59回毎日芸術賞の演劇・演芸・邦舞部門をそれぞれ受賞しました。さらに、2021年には第15回声優アワードの外国映画・ドラマ賞を獲得するなど、ベテラン俳優兼声優として活躍しています。また、私生活では2020年に、テレビアニメ「鋼の錬金術師」エドワード・エルリック役などで有名な声優、朴璐美さんと結婚したことを発表しました。

次に「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」でヘンダーソン先生のアニメ声優キャストである、山路和弘さんの主な出演作や演じたキャラクターを紹介していきます。

ヘンダーソン先生のアニメ声優キャストである山路和弘さんの代表作、1つ目は「PSYCHO-PASS サイコパス」の雑賀譲二役です。「PSYCHO-PASS サイコパス」は近未来SFアクションアニメで、Production I.Gによって制作されたオリジナル作品です。2012年～2020年にかけてテレビアニメシリーズや劇場版アニメシリーズが発表されています。

そして、山路和弘さんが演じたキャラクターの雑賀譲二は、厚生省公安局刑事課分析官に所属する、眼鏡をかけたダンディな男性キャラです。高い観察力、洞察力、分析力に加えて、プロファイリング能力に長けた人物であります。下記の「進撃の巨人」のケニー・アッカーマンとはまた違った、知的な雰囲気が素敵でかっこいいと評判のキャラクターとなっています。

ヘンダーソン先生のアニメ声優キャストである山路和弘さんの代表作、2つ目は「進撃の巨人」のケニー・アッカーマン役です。「進撃の巨人」は別冊少年マガジンで連載されていたダークファンタジー漫画が原作のアニメ作品で、2013年～2022年にかけてテレビアニメ第1期～第4期のPart1や劇場版アニメシリーズが発表されています。そして、2023年には第4期のPart2が放送予定となっています。

そして、山路和弘さんが演じたキャラクターのケニー・アッカーマンは、リヴァイの師匠にあたる人物です。中央第一憲兵団対人立体機動部隊隊長を務めており、大勢の憲兵の命を奪った大量殺人鬼だった過去を持つことから、初登場時から異彩を放っていました。また、この役柄は悪役に定評のある山路和弘さんのハマり役とも言われており、製作スタッフの間でも山路和弘さんを起用することが満場一致で決定したそうです。

ヘンダーソン先生のアニメ声優キャストである山路和弘さんの代表作、3つ目は「バケモノの子」の猪王山役です。「バケモノの子」は細田守監督が手掛ける長編劇場アニメ映画の4作目で、2015年7月11日に公開されました。

そして、山路和弘さんが演じたキャラクターの猪王山はイノシシの顔をした化け物で、一郎彦と二郎丸の父親です。強さにおいても、品格においても渋天街の皆から一流と認められています。さらに、渋天街の現在の宗師である卯月に次ぐ人格者であり、次期宗師の最有力候補として熊徹とその座を争う人物でもあります。

ヘンダーソン先生のアニメ声優キャストである山路和弘さんの代表作、4つ目は「ONE PIECE FILM GOLD」のギルド・テゾーロ役です。「ONE PIECE FILM GOLD」とは、週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「ONE PIECE」を原作に制作された劇場版アニメの第13作目で、2016年7月23日に公開されました。

そして、山路和弘さんが演じたキャラクターのギルド・テゾーロは、巨大黄金船のグラン・テゾーロのオーナーで、同作のラスボスのような立ち位置のカジノ王です。「新世界の怪物」や「黄金帝」などの異名を持ち、一度触れたことのある金（ゴールド）を自由自在に操ることができる「ゴルゴルの実」の能力者でもあります。劇中ではテゾーロの歌唱シーンもあり、ミュージカル出演経験のある山路和弘さんが起用されたそうです。

テレビアニメ「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」にて、声優キャストの山路和弘さんが演じたヘンダーソン先生の性格はその見た目の通り、厳格で真面目です。特に品格に関しては非常に厳しく、イーデン校の品格を損ねるような言動をすれば、たとえ同僚や自身よりも立場が上の人間であっても、殴り飛ばしてしまうほどです。

このように、ヘンダーソン先生は名門校イーデン校の教師であることに高い誇りを持っており、誰に対しても公平で厳しい評価を下します。さらに、ヘンダーソン先生は自分に対してはさらに厳しく、毎日エレガントなルーティンをこなし、身だしなみを整えているそうです。ただ、そのように厳格な一方で、チューター（寮先生）やメイトロン（寮母）に紅茶をふるまうなどの穏やかな一面もみせています。

ヘンダーソン先生は「ミスターエレガント」の異名を持ち、彼の価値基準は全て「エレガント」であることとされています。彼にとって「エレガント」とは、毎日の物事を丁寧に積み重ねるような生き方を意味するようで、生徒のみならず、その親たちの言動に対しても厳しい評価を下しているのです。実際、ヘンダーソン先生は気遣いや品格を感じられる言動、または良い成績には「エレガント」という高評価を与えます。

それとは反対に、汚い言葉遣いや文字、暴力、または赤点には「ノットエレガント」という厳しい評価を与えています。それはイーデン校の入学試験の際にも発揮され、ロイド、アーニャ、ヨルにも試験中に様々な試練が出されました。特にテレビアニメ4話では、3人がその試練を乗り越えるたびに、ヘンダーソン先生が以下の名言の見出しでも紹介する、様々な「エレガント」のパターンを展開していきます。

ヘンダーソン先生は入学試験の日にエレガントな振る舞いを見せたフォージャー家を、それ以来、ずっと気にかけています。特に、アーニャの父親のロイドに関しては「さすがはワシが見込んだ男」と高く評価しています。ただ、娘のアーニャに関しては、入学式の当日にダミアンを殴り飛ばすなど、たびたび問題行動を起こしていることから、ヘンダーソン先生もアーニャの言動を注視しているようです。

また、ヘンダーソン先生は3組の担任として、アーニャだけでなく、どの生徒に対しても厳しくも優しい態度で接しています。しかし、アーニャの予想外の言動に驚かされることも多いため、教育の難しさを実感させられているそうです。

「スパイファミリー」のヘンダーソン先生の名言、1つ目「エレガント…」をみていきます。4話にて、ロイドたちはアーニャの面接試験を受けるために名門イーデン校にやってきました。そのシーンでヘンダーソン先生は受験生親子たちを見ながら、このセリフを言いました。彼は作中で頻繁に「エレガント」という単語を口にしており、彼が考える「エレガント」とは何であるかが明確に表現された彼の名言として知られています。

「スパイファミリー」のヘンダーソン先生の名言、2つ目「ノットエレガント…」をみていきます。アーニャが書いた答案用紙の文字を目にしたヘンダーソン先生が、言ったのがこのセリフです。ファンの間で話題になったヘンダーソン先生の名言の1つとなっています。

「スパイファミリー」のヘンダーソン先生の名言、3つ目「エルルルル…」をみていきます。イーデン校にアーニャの面接を受けに来たロイドたちでしたが、突然、動物たちが暴走を始めました。他の受験生親子たちが逃げまどう中、逃げ遅れてしまった子どもたちをロイドが救います。そして、ヨルが暴走する動物のリーダー格の牛を怪我をさせることなく倒し、アーニャも動物たちをなだめて飼育舎に帰しました。

このシーンでヘンダーソン先生は危険を顧みることなく、動物たちの暴走を止めたフォージャー家の3人に感動し、以下のセリフを言いました。また、そのセリフのシーンで、それまで大勢の受験生たちを見てきたはずのヘンダーソン先生が、ロイドたちの行動を見て、我を忘れたかのように全身で「エレガント」な感動を表現していました。名言と共にヘンダーソン先生の面白い名シーンとしても知られています。

テレビアニメ「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」で、山路和弘さんがヘンダーソン先生を演じるにあたり、山路和弘さんの素敵な渋い声でヘンダーソン先生の名言が聞けることを喜ぶ感想となっています。

「スパイファミリー」のヘンダーソン先生が好きだという感想で、アニメ声優を務めるのが山路和弘さんなのもピッタリだと絶賛されています。

テレビアニメ「スパイファミリー」で、アニメ声優の山路和弘さんがヘンダーソン先生を演じると、さらに面白くなるという感想となっています。

以上、人気アニメ「スパイファミリー（SPY×FAMILY）」で、ヘンダーソン先生の声優キャストを務める山路和弘さんについてみてきました。そして、山路和弘さんのプロフィールや経歴、出演作・演じたキャラクターを紹介し、人気アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」雑賀譲二役や「進撃の巨人」ケニー・アッカーマン役といった、いわゆるイケおじと言われる渋い男性のキャラクターを演じることが多いことが分かりました。

さらに、山路和弘さんが演じたヘンダーソン先生の性格やアーニャとの関係、名言などを紹介してきました。そして、ヘンダーソン先生は厳格な性格のイーデン校の教師で、彼の価値基準は全て「エレガント」かどうかであること。担任として受け持つアーニャの言動を注視しており、作中では「エレガント」に関連した数々の名言を発していることなどが分かりました。今後もヘンダーソン先生の活躍に注目していきましょう！