【スパイファミリー】ヘンリー・ヘンダーソンはアーニャの担任！登場シーンは？

ヘンリー・ヘンダーソンは、「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」に登場するイーデン校の教師です。フォージャー家が二次試験の面接にやってきた時に、初めて登場しました。受験生とその親の立ち振る舞いを監視しており、エレガントでない者は不合格にするようにと、他の教師に指示しています。面接までの一連の様子を見て、エレガントさを持つロイドをいたく気に入ります。

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」は、2019年3月25日から集英社が運営する漫画サイト「少年ジャンプ+」で連載されている作品です。作者は、「月華美刃」や「TISTA」などを手掛けたことでも知られる漫画家・遠藤達哉です。人気声優が起用されたテレビアニメは、2022年4月9日から放送がスタートしました。アニメーション制作は、WIT STUDIOとCloverWorks、監督とシリーズ構成は古橋一浩が担当しています。

東国と西国は、またいつ戦争が起きてもおかしくない状況にありました。東国の政治家ドノバン・デズモンドには、東西戦争を計画しているという黒い噂がありました。東国に潜入する西国のスパイ・黄昏（たそがれ）の元に、デズモンドの計画の全貌を暴けという任務が下されます。慎重な性格のデズモンドは、滅多に公の場に姿を現しませんが、息子が通う名門イーデン校の懇親会には出席するといいます。

ヘンリー・ヘンダーソンは、イーデン校の教師です。長い髭、左目につけたモノクルが特徴で、年齢は66歳です。第3寮・セシルの寮長を務めており、担当教科は歴史です。体育の教師や図工の教師が病欠した際、代理で授業を受けもったこともありました。身長や家族構成などの情報は、現在明かされていません。エレガントに絶対的な価値を見出しており、名門イーデンの教師という立場に誇りを持っています。

イーデン校の二次試験は、面接でした。教師たちは、やってきた受験生とその両親の立ち振る舞いを細かくチェックします。歩き方や佇まいなど、エレガントでないと判断されたものは、次々と減点されていきます。ヘンリー・ヘンダーソンは、品のない受験生とその親は不合格にするようにと、他の教師に指示しています。そんな中、フォージャー一家に注目し、初代学長の像に敬礼する姿を称賛していました。

しかし、娘アーニャの点数は、合格ラインギリギリの31点でした。さらに、両親は入学目的で再婚したのではという疑いもあり、監視を続けることにします。受験生を試す方法として、イーデン校はどぶにハマって抜け出せなくなり、助けを求める少年を使います。ロイドは、少年をどぶから引っ張り出した拍子に、服を汚してしまいます。近くにいたアーニャの服にも、飛沫がかかってしまいました。

2人は、すぐに用意していた新しい服に着替え、少年へのフォローもしっかり行いました。そんな中、飼育舎から家畜が逃げ出すというハプニングが起こります。ロイドは、家畜に踏みつけられそうになった受験生の子供を助けます。フォージャー家の活躍により、騒動は落ち着きました。様子を一部始終見ていたヘンリー・ヘンダーソンは、エレガントな立ち振る舞いをしたロイドを気に入ります。

フォージャー家を担当した面接官は、ヘンリー・ヘンダーソン、ウォルター、マードックの3人の教師でした。先代校長の一人息子であるマードックは、妻に離婚を突きつけられ、娘の親権も失ったばかりでした。そのため、幸せな家庭を妬ましく思っており、受験生にたびたび無神経な質問をしていました。質疑応答を繰り返す中、マードックはアーニャに意地悪な質問をします。

質問の変更を求めるロイドでしたが、答えなければ減点と却下されます。アーニャは泣いてしまい、怒ったロイドは机を殴りつけてしまいます。フォージャー家が途中退室した後、ヘンリー・ヘンダーソンは、イーデン校に相応しくない行いをしたマードックに鉄拳制裁を加えます。

ヘンリー・ヘンダーソンの助けもあり、アーニャは補欠合格者リストの一番上になりました。正規合格者の中に辞退する者が1人でも現れれば、繰り上げ合格となります。面接の一件でマードックを殴ってしまったヘンリー・ヘンダーソンは、教職を外される恐れがありました。しかし、教職は続けることが決まり、初等生第3組の担任を務めることになりました。初等生第3組は、アーニャ、ダミアン、ベッキーなどが所属するクラスでした。

寮長という肩書きで初等生の担任というのは不当ですが、本人は特に気にする様子もありませんでした。入学式初日、アーニャがダミアンを殴ってしまうという事件が起きます。アーニャは、暴力を振るった理由に友達を助けるためと答えました。本来、暴力は雷3つがつけられます。しかし、ヘンリー・ヘンダーソンの裁量により、雷1という扱いで済みました。

アーニャたち3組対4組のクラス対抗ドッジボール戦が行われることになりました。ベッキーが友達から聞いた話によると、勝ったクラスのMVPには星が一つ授与されるといいます。ヘンリー・ヘンダーソンは、体育教師のボビー先生が病欠のため、代わりに授業を担当することになりました。ドッジボール戦は、アーニャが最後までねばりましたが、3組が負け4組の勝利となりました。

担当のロダン先生が病欠のため、ヘンリー・ヘンダーソンが図工の授業を代わりに行うことになります。課題内容は、用意されている材料を使って動物を作るというものでした。アーニャは、飼い犬のボンドを作ってダミアンとの距離を縮めようとします。

一方でベッキーは、ロイドを作り、ヘンリー・ヘンダーソンから独自が過ぎると突っ込まれていました。しかし、人も動物であるというベッキーの言葉に返す言葉もなく、許可してしまいます。展示されたアーニャとダミアンの合作は、金賞を受賞しました。金賞を受賞した作品を前にヘンリー・ヘンダーソンは、いまいち良さがわからず困惑していました。

ヘンリー・ヘンダーソンは、社会学習の授業で、興味のある仕事を調べる宿題を出します。アーニャは、ロイドの表向きの仕事である精神科医の仕事を調べることにします。勤務先・バーリント総合病院で、ロイドや仕事仲間たちにインタビューをしていきます。後日、まとめたレポートを授業で発表します。しかし、ヨルから聞いた殴打療法のことも書いてしまい、ヘンリー・ヘンダーソンを驚かせます。

ダミアンは、早く星を集めて皇帝の学徒（インペリアル・スカラー）になろうと努力していました。ある日、夜遅くまで勉強していたため寝坊してしまいます。ヘンリー・ヘンダーソンは、罰則として寮母の手伝いをするよう命じます。休日、寮先生が寮生を映画に連れて行ってくれるという時も、ダミアンは部屋で勉強することを選びます。

見かねたヘンリー・ヘンダーソンは、ダミアンを息抜きさせることにします。生活指導で元海兵大隊のグリーン先生に依頼して、ダミアンと彼の友達2人に野外学習を命じます。カヌーに乗って川下り、目的の場所まで向かいます。焚き火をしたり、魚をつったり、星空を見上げたり、ダミアンたちはピクニックを楽しみます。

ヘンリー・ヘンダーソンは、エレガントを重視する老紳士です。身だしなみも、日常生活も、エレガントそのものです。健康的な生活をしており、朝5:30ごろからジョギングをしています。出かける前に靴を磨き、アイロンのかかったパリっとしたシャツに腕を通し、左目にモノクルをはめて通勤します。イーデン校の教育者として相応しくありたいと考えており、権力に媚びへつらうこともありません。

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」のヘンリー・ヘンダーソンは、エレガントに絶対的な価値を見出しています。エレガントが伝統を作り、世の中を楽園にしてくれると信じています。イーデン校の教師であることにも誇りを持っており、粗野な歩き方をしている者が学園内に踏み入るのも不愉快であるとしています。

こうした価値観から、品のない家族は不合格にするようにと、他の教師に指示していました。お眼鏡にかなったエレガントな人物を見ると、気持ちが昂りオーバーに叫ぶこともあります。

ヘンリー・ヘンダーソンは、教師としての能力も高い人物です。担当教科は歴史であり、指導された生徒は、好成績をとっており教えるのも上手なようです。さらに、欠勤した先生の代わりに、図工の授業や、体育の授業なども指導しています。生徒のこともよくみており、根を詰めて勉強しているダミアンを気遣い、息抜きをさせてあげています。早朝からジョギングをしており、恰幅の良いマードックを殴り飛ばすなど、体力もあります。

アニメ「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」でヘンリー・ヘンダーソン役を演じた声優は、山路和弘です。山路和弘は、三重県出身1954年6月4日生まれ、劇団青年座演技部に所属しています。声優の他に、役者としても活躍しています。優しい老人から、悪役まで幅広く演じています。妻は、同じく声優や役者として活躍する朴璐美です。趣味は乗馬や料理、特技にはトランペットやダンスをあげています。

1977年から役者として活動をスタートし、「TATTOO＜刺青＞あり」で初めて一般映画に出演しました。30代半ばから声優として活動を始めており、洋画の吹き替えなどの仕事も多くあります。担当俳優に、ヴァンサン・カッセル、ケヴィン・ベーコン、ジェイソン・ステイサムアル・パチーノなどがいます。第15回声優アワード 外国映画・ドラマ賞、第59回毎日芸術賞などの受賞歴があります。

山路和弘の主な出演作品や演じたキャラに、「PSYCHO-PASS サイコパス」雑賀譲二役、「ワンパンマン」シルバーファング役、「91Days」ヴィンセント・ヴァネッティ役、「進撃の巨人」ケニー・アッカーマン役、「波よ聞いてくれ」久連木克三役、「ぐらぶるっ!」オイゲン役、「惑星のさみだれ」秋谷稲近役、映画「バケモノの子」猪王山役、映画「ONE PIECE FILM GOLD」ギルド・テゾーロ役などがあります。

ヘンリー・ヘンダーソンは、お眼鏡にかなうエレガントな人物を見つけると、オーバーに叫ぶくせがあるようです。アニメ「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」でヘンリー・ヘンダーソン役を演じた声優は、山路和弘でした。声優の演技が加わると、面白さに磨きがかかるという感想もあります。

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」のヘンリー・ヘンダーソンは、ロイドたちの面接官を務めました。一緒に面接官をしていた先代校長の息子・マードックは、意地悪な質問でアーニャを泣かせてしまいます。ヘンリー・ヘンダーソンは、権力に媚びることなく、マードックを殴り飛ばしています。ヘンリー・ヘンダーソンがかっこいいという感想もあります。

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」のヘンリー・ヘンダーソンは、イーデン校二次面接で初登場しました。校舎内から、エレガントさを持つ人物かどうか、受験生とその親を監視しています。エレガントな振る舞いを披露したロイドを気に入りました。しかし、少しズレたロイドたちの行動に、心の中でツッコミを入れています。ヘンリー・ヘンダーソンのツッコミが良かったという感想もあります。

「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」の登場キャラクターであるヘンリー・ヘンダーソンのプロフィールや、作中での活躍などを紹介してきました。アニメ「SPY×FAMILY（スパイファミリー）」でヘンリー・ヘンダーソン役を担当した声優は、山路和弘でした。ヘンリー・ヘンダーソンは、エレガンとを重要視する老紳士です。教育者としても優秀であり、コミカルな言動も面白く、人気があります。