【東京卍リベンジャーズ】斑目獅音は弱い?かませ犬と言われる理由や魁戦の結果は?

東京卍リベンジャーズのかませ犬と言われる斑目獅音は、黒龍の9代目総長であり、黒川イザナ率いる天竺の四天王です。作中屈指の経歴の持ち主であるものの、喧嘩の腕は弱いとみられ、関東事変の魁戦ではあっけない結末を迎えました。果たして、東リベの斑目獅音は弱いのか、本文では斑目が弱いと言われる理由やぺーやんとの戦いを考察しました。その他、斑目の過去や経歴・強さ等もあわせて紹介します。

【東京卍リベンジャーズ】斑目獅音は弱い?かませ犬と言われる理由や魁戦の結果は?のイメージ

目次

  1. 斑目獅音とは?
  2. 斑目獅音は弱い?かませ犬と言われる理由や魁戦を考察
  3. 斑目獅音の経歴
  4. 斑目獅音の名言
  5. 斑目獅音は好き嫌いがわかれるキャラ?
  6. 斑目獅音の最終回の結末での現在
  7. 斑目獅音に関する感想や評価
  8. 斑目獅音が弱いと言われる理由や強さまとめ

斑目獅音とは?

東京卍リベンジャーズの斑目獅音の紹介・イメージ画像

東京卍リベンジャーズの斑目獅音は、残虐かつ凶悪な戦い方から「狂犬」のあだ名がついた天竺の幹部メンバーです。一方、作中での戦績は芳しくなく、魁戦でぺーやんにあっけなく倒されたことから、「かませ犬」とも評されています。以下では、「東京卍リベンジャーズ」から、斑目獅音の強さやかませ犬と言われる理由を考察します。その他、斑目獅音の経歴や過去、最終回で描かれた斑目の未来等もあわせて紹介します。

東京卍リベンジャーズの作品情報

和久井健先生の漫画「東京卍リベンジャーズ」は、2017年から「週刊少年マガジン」で連載されていた作品で、2022年11月に最終回を迎えました。「東リベ」や「東卍」の略称で親しまれ、ヤンキー漫画をベースとし、サスペンスやSF要素を取り入れた作風が人気に火をつけました。

東京卍リベンジャーズの概要

漫画「東京卍リベンジャーズ」は、2021年からメディアミックスも行われ、4月からアニメシリーズが開始、2023年1月からは新作が放送予定です。また、2021年7月には、北村匠海さん主演による実写映画版が公開され、2021年の実写No.1興行収入を記録する大ヒットを記録しました。

東京卍リベンジャーズのあらすじ

フリーターで生計を立てる花垣武道は、中学時代の恋人とその弟が東京卍會に殺害されるニュースを知ります。翌日、タケミチも何者かの手で線路に突き飛ばされ、死を覚悟した瞬間、2005年にタイムリープします。過去の追体験だと気が付いたタケミチは、己の能力を使って恋人・ヒナを救い、最悪な未来を変えようと考えます。そこで、全ての元凶である東京卍會での成り上がりを目指し、未来(現在)を変えることを試みます。

斑目獅音のプロフィール

斑目獅音のプロフィール紹介・イメージ画像

東リベ・関東事変からの登場キャラクターで、黒川イザナ率いる天竺の幹部です。ソフトモヒカンに、刈り上げた左右に獅子のタトゥーを施した姿や無数のピアスが特徴です。メリケンサックを武器とし、抗争では残虐性や凶悪性を見せることから、「狂犬」の異名がつけられました。イザナに憧れ、彼の右腕になることを夢見ている一方、ある事件をきっかけに佐野万次郎(マイキー)を苦手としています。

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斑目獅音は弱い?かませ犬と言われる理由や魁戦を考察

斑目獅音が弱いと言われる理由を考察・イメージ画像

天竺メンバーとして登場した斑目獅音は、黒龍の元総長らしいいかつい外見や奇抜なヘアスタイルが目を引き、喧嘩が強そうな印象を与えたでしょう。しかし、過去の戦績を含めて斑目が勝った喧嘩はほとんどなく、斑目は弱いとも言われています。以下では、「東京卍リベンジャーズ」から、斑目獅音がかませ犬と言われる理由や、斑目が弱いというイメージを植え付けたぺーやんとの魁戦を考察しました。

考察①メリケンで相手を半殺しにする

斑目獅音の初登場は東リベの漫画・128話で、東京卍會の襲撃に訪れた天竺メンバーとして参戦しました。天竺側の前線には斑目も加わり、十数名の東卍隊員を気絶させる腕っぷしを披露しました。仲間の隊員が見守る中、斑目は気絶した東卍の1人に馬乗りになり、メリケンサックをはめたこぶしで殴り始めます。その後、メリケンについた血をなめるという狂気を見せ、仲間たちは気味悪さを覚えます。

卑劣なやり方も厭わない斑目・イメージ画像

見るからにかなり強そうな印象を与えた斑目でしたが、すでに気絶している相手を殴る行為は明らかな弱い者いじめでしょう。また、別の場所では天竺の他幹部が東卍の隊長を相手にしているにも関わらず、すぐさま応援に駆けつけようともしません。一方、殴られた隊員は半殺し状態になったものの、素手ではなくメリケンをはめて殴っていた点も気になるでしょう。

天竺の幹部クラスの実力ならば、平隊員の相手は素手でも十分対応できるでしょう。しかし、斑目の拳には、まるで彼のアクセサリーのようにメリケンがはめられ、殴る力が弱いとも推測されます。メリケンは斑目の象徴であり、かつ彼の残虐性を引き立てる小道具、または彼の弱さの表れとも解釈できるでしょう。

考察②黒龍を率いていた時に東京卍會に負ける

黒龍の総長として活動する斑目・イメージ画像

東リベのかませ犬のような立ち位置から、弱いイメージが強い斑目獅音ですが、彼の経歴や過去を紐解くとかなり強かったことが示唆されています。過去には、黒龍(ブラックドラゴン)の9代目総長にまでのぼりつめ、尊敬するイザナの意思を引き継ぎました。その中に、マイキーを潰すことを命じられ、彼の知り合いである羽宮一虎を使って、マイキーをおびき出そうと試みます。

一方、マイキー側では羽宮の一件を受けて東京卍會が結成され、黒龍へ決闘を申し込みます。かつて最強のチームと呼ばれた黒龍でしたが、そこには黒川イザナはおらず、斑目獅音が総長を務めていました。初陣を迎えたばかりの東卍にとって、黒龍はあまりにも強すぎる敵だと思われたものの、結果は東卍の圧勝でした。

斑目にとっては、東卍の誕生は予想外の出来事となり、己の実力不足もあいまって黒龍は壊滅し、斑目もマイキーに対して苦手意識を植え付けられました。このエピソードも斑目が弱いと言われる理由の1つにあげられるも、戦いの様子が描かれなかったため、斑目が弱かったとは判断しにくいでしょう。

考察③魁戦でぺーやんに負ける

関東事変で描かれた魁戦は、チームの士気を上げる重要な一戦であり、極悪の世代のころにはやった儀礼のようなものです。天竺からはイザナの指名を受けた斑目獅音が名乗りを上げ、抗争を盛り上げるべく気合を入れます。一方、主要メンバーが不在となった東京卍會では総長代理のタケミチが出ようとするも、三番隊長の代理・林良平(ぺーやん)が出場しました。

天竺400人に対して東卍は50人、戦力では圧倒的に有利である天竺の勝利は決まったも同然でした。しかし、隊員1人あたりの戦力では東卍の方が強く、相手が副総長クラスと油断していた斑目は、魁戦開始と同時にぺーやんの強烈な拳に倒されました。ぺーやんに殴りかかることなく勝負がついてしまい、弱いことを相手に晒したうえ、かませ犬のような扱いとなりました。

また、尊敬するイザナから頭を踏みつけられて罵倒されるなど、その後も散々な目に遭っており、斑目の弱さを露見するシーンとなりました。天竺の幹部であれば、本気を出さなくてもそれなりの強さで互角の戦いを見せたでしょう。斑目のぺーやん戦は、見方によっては相手が悪かったとも解釈できるも、手出しができないままやられることは、天竺の幹部としてはあまりにも弱いでしょう。

考察④ベンケイに負ける

タケミチの奮闘もあり、未来(現代)でのヒナの運命を変えることができたものの、今度はマイキーの闇落ちが発覚します。10回目のタイムリープは、タケミチが高校2年生だった2008年を舞台とし、梵(ブラフマン)・関東卍會・六波羅単代が勢力を争っていました。マイキーを倒すことで未来を変えようと試みるタケミチは、考えた末に梵に参入することを決意し、三つ巴戦に身を投じます。

三天戦争の勃発・イメージ画像

そして、梵のトップ・千咒をかばってドラケンが六波羅単代に殺された事件を引き金に、関東のトップを決める三つ巴戦・三天戦争が勃発します。この戦いには、過去の世界線でマイキー・ぺーやんにやられた斑目も顔を連ね、六波羅単代の第伍席として参戦します。過去の戦いは相手が強すぎたせいか目立った活躍ができず、斑目の本領が今度こそ発揮されると期待されました。

しかし、今回の相手は、梵(ブラフマン)の最強コンビと呼ばれる荒師慶三・ベンケイであり、斑目に勝ち目がないことは目に見えていました。そして、ぺーやん戦と同様、拳を突き出す前にベンケイの強烈な拳に倒れました。三天戦争はマイキー率いる関東卍會の勝利に終わり、斑目が所属する六波羅単代は吸収され、ベンケイも関東卍會に寝返ります。

一方、タケミチは、対マイキー戦で重傷を負うも、彼の運命を変えるべく、かつての仲間と共に二代目東京卍會を結成します。そして、東京卍會の襲撃をきっかけに最終決戦が勃発します。斑目も関東卍會の隊員として参戦し、青宗の部下となった千堂敦(あっくん)と対決します。過去の対戦相手が強すぎたこともあり、戦わずして敗北する展開が目立った斑目でしたが、今回は互角の戦いを見せました。

結果は斑目の敗北に終わったものの、あっくんと互角の戦いを見せました。斑目は、S62世代では最弱とも評されるも、斑目より上位の者の強さは、斑目とは比較にならないくらい強いです。自分と同世代の者が強すぎることや、作中での対戦相手が悪かったことから、弱いイメージがついてしまった斑目ですが、天竺や六波羅単代の幹部に就任できたことから、そこそこの強さを持っていると考察できるでしょう。

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斑目獅音の経歴

斑目獅音の経歴を紹介・イメージ画像

斑目獅音といえば、黒龍の元総長をはじめ、名だたるチームに所属・幹部を務めてきた華麗な経歴と過去の持ち主です。経歴は斑目の唯一の強みと呼べるもので、喧嘩が弱いにも関わらず強大組織の幹部になれたことは、不思議でしょう。一方、強さはあまりないが、憎めないキャラクター性がチームの総長の心を掴み、加入できたとも考えられます。以下では、東京卍リベンジャーズ・斑目獅音の経歴や過去をを、ネタバレ紹介します。

経歴①S62世代

最悪の世代とも呼ばれるS62世代・イメージ画像

作中では弱いキャラの典型例として認知されている斑目獅音ですが、過去には、東京で名を馳せたS62世代の1人でもあります。S62世代は黒川イザナを筆頭に、天竺の創始者・武藤泰宏、後の六波羅単代の望月莞爾、灰原蘭・竜胆兄弟がいます。イザナと同世代という経歴だけでも凄いことですが、喧嘩の実力ではイザナとは圧倒的な差があり、S62世代で最弱と評されています。

経歴②黒龍9代目総長

過去には斑目・イザナが歴代総長を務めた黒龍は、マイキーの兄・佐野真一郎によって結成された暴走チームです。天下統一を果たしたことでチームは解散したものの、その後も歴代総長によって存続されています。しかし、8代目総長に就任した黒川イザナの代から黒龍にも変化が生じ、詐欺や賭博の他、ドラッグ・強盗にも手を染める極悪集団となりました。

黒龍を犯罪集団に仕立てた目的は、イザナのマイキーへの私怨であり、イザナの意思は9代目に就任した斑目にも受け継がれました。イザナに憧れていたこともあり、マイキーへの恨みを晴らすべく行動を開始し、東京卍會の結成のきっかけをもたらしました。そして、東卍からの襲撃を受けて抗争に発展するも、極悪の名を欲しいままにしていた黒龍は壊滅寸前に追い込まれます。

その後、黒龍では総長交代が行われ、10代目・柴大寿によってより凶悪な集団へと発展しました。喧嘩はやや弱い斑目でしたが、伝説のチームの総長にまで上り詰めた過去からは、斑目がチーム内では強かったと推測されます。また、イザナの後任に選ばれたのも、斑目以外に総長にふさわしい人材がいなかったためとも考えられ、黒龍の総長に就任できたでしょう。

経歴③天竺の四天王

過去に黒龍の総長として大失態を犯した斑目でしたが、その後はイザナが新たに結成した天竺に加入します。斑目は、他のS62世代の望月莞爾・灰原兄弟と共に四天王として君臨し、イザナをサポートします。天竺入り後は、ひら隊員が顔をひそめるほどの残虐な戦い方をみせ、イザナからも「天竺きっての狂犬」と評されています。

気絶した相手をメリケンで殴りつけたり、後ろからバイクで迫って鉄パイプを振りかざすなど、他キャラでは見られない行動を見せています。凶悪の点では天竺で一番とも呼べる斑目ですが、喧嘩の腕ではやはり他幹部にはかなり劣ると推測されます。ぺーやんとの魁戦は、相手が強すぎるとも擁護する意見も見られるも、天竺の四天王であれば、ぺーやんと互角の戦いを見せられたでしょう。

東リベでもっとも苛烈な抗争の1つに数えられる関東事変は、イザナとS62世代の強さ・凶悪さがもっとも際立ったエピソードとして知られています。イザナだけでなく鶴蝶の強さも相まって、東卍は最後まで苦戦を強いいられました。一方で、斑目獅音にとっては己の弱さを露見する抗争となってしまい、経歴だけがすごいキャラというイメージを植え付けました。

経歴④六波羅単代の第伍席

関東事変の魁戦で醜態をさらし、イザナからも罵倒されるなど散々な目に遭った斑目は、関東事変終結後、これら騒動の首謀者の1人として逮捕されました。他の天竺幹部と共に東京都鑑別所へ収監されたものの、その先で六波羅単代の設立を目指す寺野サウスに目を付けられます。その後、寺野に喧嘩で負け、彼に服従する形で六波羅単代に加入、斑目には第伍席が与えられました。

そして、2008年の出所を機に六波羅単代は凶悪集団として行動を開始し、梵(ブラフマン)と関東卍會を巻き込んだ三天戦争を起こしました。斑目も幹部として参戦するも、今回はベンケイの拳に倒れ、見せ場がないまま退場となりました。

経歴⑤関東卍會の幹部になる

参天戦争後、六波羅単代は関東卍會に吸収され、斑目も仲間たちと一緒に幹部に就任します。最終決戦では、タケミチの友達の山岸・タクヤ・マコトを相手にし、これまで連敗続きだった斑目もようやく勝利しました。しかし、斑目の勢いはあっくんの登場により止まってしまい、これまでの3人とは比較にならない強さに、斑目は苦戦を強いられます。

一方、斑目の手元には愛用のメリケンがはめられており、素手で戦おうとしない弱さをあっくんに指摘されます。同時に、武器を使わないと戦えない者はトップになれないと言われ、あっくんの渾身の一撃に倒されました。今回は、実力が互角とみられる相手との一戦でしたが、最後まで見せ場がないまま連敗を重ねる結果となり、東京卍會の士気を上げました。

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斑目獅音の名言

斑目獅音の名言を紹介・イメージ画像

登場のたびに読者を笑わせてくれる斑目獅音は、自身の経歴をふりかざすようなセリフも特徴にあげられます。セリフからは、黒龍の総長であったことを誇りに思う斑目らしさがあふれており、その後の戦いを盛り上げています。以下では、「東京卍リベンジャーズ」から、思わずツッコミたくなるような面白おかしいセリフが目を引く、斑目獅音の名言を紹介します。

斑目獅音の名言①「ど────でもいい…」

魁戦を盛り上げる斑目・イメージ画像

東リベ・斑目獅音の名言1つ目は、関東事変の序盤、天竺と東京卍會の魁戦に指名され、ぺーやんだけでなく全員を壊滅させる勢いを見せる斑目獅音の名言です。S62世代に流行した魁戦は、戦いを盛り上げるための儀式のようなもので、魁戦に勝ってチームの士気を上げる目的がありました。天竺の斑目に対して、東卍ではマイキーなどの主力メンバーが不在であり、また構成員の数でも東卍は圧倒的に不利でした。

ぺーやんの強烈なパンチを受ける斑目・イメージ画像

斑目も今回は苦手なマイキーがいないこともあり、魁戦に対しても余裕を見せていました。東卍側は、総長代理のタケミチが出場を検討するも、三番隊隊長代理のぺーやんが名乗り出ました。斑目の強さはまだ未知数であり、過去の対戦からマイキーより劣るものの、天竺の幹部らしい互角の戦いを見せると予想されました。

しかし、魁戦の開始と同時にぺーやんの強烈な一撃に倒されてしまいます。天竺に泥を塗る結果にイザナから罵倒され、東卍の士気を上げてしまいます。この出来事から、斑目獅音=かませ犬というイメージが生まれました。

「どーーーーでもいい!!」 「東卍は全員オレ一人で殺る」

斑目獅音の名言②「オレが9代目黒龍の総長…」

黒龍の総長時代の斑目獅音・イメージ画像

東リベ・斑目獅音の名言の2つ目は、斑目といったらこのセリフは外せない、極悪集団の総長を務めた経歴を振りかざす、斑目の自信あふれる名セリフです。マイキーの兄・真一郎が立ち上げた黒龍は、その後も後輩たちに引き継がれたものの、8代目黒川イザナの代から極悪集団に様変わりしました。そして、イザナの意思を継いで9代目に就任したのが斑目獅音であり、イザナと同様、悪事に手を染めていました。

黒龍の総長は、喧嘩が弱い斑目にとって唯一の強みであり、天竺四天王や六波羅単代の幹部を担ったり、S62世代の1人という経歴は、他キャラでは見られない凄みを感じられるでしょう。しかし、どんなに経歴が立派でも喧嘩の実力はひら隊員より少し強い程度であり、斑目のかませ犬感を引き立てているでしょう。

オレが九代目黒龍総長! 斑目獅音様だっ!!

斑目獅音の名言③「どうした?モブ…」

東リベ・斑目獅音の名言3つ目は、東京卍會・関東卍會の抗争にて、あっくんと対峙する斑目獅音の名セリフです。マイキーを救うことを目的に立ち上げられた二代目・東卍には、かつての溝中五人衆も加入し、4人は斑目獅音との戦いに挑みます。斑目にとって、タクヤ・マコト・山岸までは難なく倒し、自分の敵ではないとばかりにモブ呼ばわります。

倒された山岸たちは、大した実力ではないと思っていた斑目にやられたことに悔しさを浮かべ、彼らの意思はあっくんに引き継がれました。一方、斑目の勢いは止まることなく、持ち前の残虐さ・凶悪さであっくんを圧倒します。ついにはあっくんもモブ呼ばわりするも、次第に劣勢を強いられてしまい、あっくんに敗北しました。

どうした?モブ もう終わりか?

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斑目獅音は好き嫌いがわかれるキャラ?

斑目獅音の評判を考察・イメージ画像

東リベと言えば、かっこよくて喧嘩も強いキャラの登場があげられるも、斑目獅音は喧嘩が弱く、かませ犬と評されています。一方、斑目に関しては相手が強すぎたなど彼を擁護する意見もみられ、斑目獅音に関する評価は読者によって分かれやすいでしょう。以下では、東京卍リベンジャーズから、好き嫌いがわかれやすい斑目獅音から、斑目が好きと言われる理由・嫌いと言われる理由を紹介します。

斑目獅音が好きと言われる理由

斑目獅音が好きと言われる理由を考察・イメージ画像

ぺーやん戦をきっかけに東リベのかませ犬と呼ばれる斑目ですが、毎回面白いシーンを披露してくれるネタキャラとしても親しまれています。登場するたびに自身の経歴を振りかざし、いざ喧嘩となればすぐさまやられてしまうかませ犬ですが、そのようなところも斑目の魅力となっています。喧嘩の強さこそないものの、登場するたびに読者を笑わせてくれる、憎めないキャラクター性が斑目の人気を高めています。

斑目獅音が嫌いと言われる理由

斑目獅音が嫌いと言われる理由を考察・イメージ画像

かませ犬なところがファンに愛される斑目ですが、一方で斑目の扱いのひどさに同情する意見も見られます。例えば、口ばかりで喧嘩が弱いこと、対戦相手が強敵ばかりで散々な終わり方で可哀そうと、かませキャラすぎるとも評されています。また、斑目がかませ犬と呼ばれるきっかけになったぺーやん戦も、ぺーやんの強さを演出するために登場させたとも推測されています。

一方、斑目が嫌いという意見の中には、正々堂々とした勝負ができないこともあげられ、この点も斑目が弱いと言われる要因になっているでしょう。初登場こそいかにも強そうな演出だったものの、メリケンなどの武器がないと喧嘩ができないことをあらわしているでしょう。

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斑目獅音の最終回の結末での現在

斑目獅音の最終回の結末での現在を紹介・イメージ画像

2022年11月16日発売の「週刊少年マガジン」にて最終回を迎えた東リベですが、終盤のスピーディーな展開から、一部では打ち切り説がささやかれれています。しかし、作者・和久井先生によると、新世界線の構想は「血のハロウィン編」からあり、打ち切り説は否定されています。以下では、「東京卍リベンジャーズ」の最終回のあらすじや、最終回で描かれた斑目獅音の未来(現在)について紹介します。

東京卍リベンジャーズは最終回で完結する

ヒナの死を回避できて安堵したのもつかの間、未来(現在)ではマイキーの暗躍が続いていました。2008年にタイムリープしたタケミチは、マイキーを蝕む黒い衝動からの解放と全てを終わらせるべく、二代目東京卍會として最終決戦に挑みます。東京卍會と関東卍會の抗争には、喧嘩自慢の隊員による壮絶な戦いが繰り広げられ、タケミチ・マイキーによる決戦に突入します。

黒い呪縛を解き放ったマイキーは狂気に我を忘れ、春千夜の刀でタケミチに切りかかります。一方、素手で挑むタケミチは刀キズを受けながらも、マイキーを救うという強い意志で立ち向かいます。2人を見守っていた三途はタケミチの死を予感し、ついに刀で貫かれてしまいます。意識が遠のく中、タケミチは最後の力を振り絞ってマイキーに訴え、絶命します。

しかし、正気を取り戻したマイキーがトリガーとなり、タケミチとマイキーは小学生だった1998年へさらにタイムリープしていました。タケミチが佐野家を訪ねたことでマイキーと再会し、前の世界線を知る2人によるリベンジが始まります。黒い衝動を起こす事件が起きなかったことで、真一郎たちの死を回避し、全ての元凶をなかったことにします。

東京卍會結成後は、かつて敵対関係にあった組織を仲間に組み入れ、窮地に陥ったキャラの救済に奔走します。全国制覇を機に東京卍會は解散し、タケミチ・マイキーのリベンジが果たされました。そして、物語の舞台は11年後の2017年7月3日に突入し、タケミチ・ヒナの結婚式が行われ、マイキー達がお祝いに駆け付けました。

最終回で描かれた斑目獅音の未来(現在)

感動の最終回となった東リベでは、各キャラのその後も言及され、マイキーはオート—レーサーになり、ドラケンがチームのメカニックを担っています。また、マイキーのチーム「トップオブマンジ」のスポンサーには、ココ・稀咲が会長と副会長を務めるTK&KOグループが付いています。また、稀咲たちはNPO法人TENJIKUへの寄付も行っており、黒川イザナが理事を務めています。

ボランティア活動で知り合った子供たち・イメージ画像

孤児院時代の夢をかなえたイザナの組織には、鶴蝶をはじめとする元天竺メンバーが所属し、イザナに憧れる斑目獅音の姿もありました。過去の世界線では、極悪集団で恐れられた彼らでしたが、新たな世界線でイザナの死が回避され、天竺は全うな道に進むことができました。NPO法人TENJIKUでは、恵まれない子供たちへのボランティア活動を行っており、イザナは理事として世界中を回っています。

元の世界線では残虐で凶悪だった斑目でしたが、最終回の現在(未来)では、イザナと共に子供たちを救う活動に精を出しています。髪型だけは変わらず子供だちが泣き出すと心配されていますが、そこにはかつて「かませ犬」「狂犬」と呼ばれた彼の姿はないでしょう。

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斑目獅音に関する感想や評価

斑目獅音に関する感想や評価・イメージ画像

初登場時は、狂暴そうな雰囲気を醸していた斑目でしたが、登場のたびに弱くなっているとの指摘も見られます。作中では相手が悪かったために敗北を余儀なくされるも、相手が自分より強いからこそ立ち向かうかっこよさを秘めています。また、最後まで読者を笑わせることができたことも、斑目の強さでしょう。以下では、東京卍リベンジャーズから、斑目獅音に関する感想や評価を紹介します。

感想1:斑目獅音がかわいい

東卍リベンジャーズの斑目獅子といえば、凶悪・残虐の他、かませやネタキャラのイメージが強い一方、かわいいという意外な声も上がっています。作中ではぺーやんやベンケイの拳に倒され、喧嘩が弱いと言われるも、読者の笑いを誘うような演出が注目されています。また、憎めないキャラクター性も斑目の魅力であり、いかつい外見でかわいい一面を見せるコミカルな姿が、コアなファンを魅了しています。

感想2:最後までぶれないキャラが良い

東リベの斑目獅音に関する感想の中には、目立った活躍がなくて可哀そうとの意見も見られ、作中では斑目の強さが描かれることはありませんでした。斑目の最後の戦いも、あっくんの強さが光る一戦となってしまい、かませキャラのままでした。しかし、最後まで斑目らしいキャラを貫き通したことに賞賛の声も上がっており、喧嘩ではなくメンタルの強さが光るキャラだったでしょう。

感想3:ヘアチェンジで色気が増した

東京卍リベンジャーズの斑目獅音といえば、ソフトモヒカンと獅子の刺青が特徴ですが、後に髪を下したスタイルに変えています。これまでのいかついキャラとは一変してマイルドな雰囲気となり、ファンからも色気が増したと高評価を得ています。しかし、中身の方は相変わらず斑目のままであり、外見は変わってもかませキャラであり続けたことも、斑目の魅力でしょう。

感想4:斑目獅音の結末に驚き

「東京卍リベンジャーズ」の最終回では、キャラ達のその後が描かれ、意外な結末を迎えたキャラに驚いたとの感想も寄せられました。斑目獅音は、イザナが立ち上げたNPO法人に所属するも、凶悪だった過去やいかつい髪型から、厳しい意見が寄せられています。中には、子供が泣いてしまうとの声も寄せられ、ファンの予想できなかった斑目の結末に賛否両論が飛び交っています。

感想5:自分より強い者としか戦わないキャラ

過去の対戦も含めて、斑目が喧嘩に勝った試しはなく、ぺーやん戦での失態からかませ犬と呼ばれています。東リベではネタキャラのような扱いを受ける斑目でしたが、彼の過去の対戦相手は作中屈指の強さを誇るキャラばかりでした。斑目は相手が悪かったとも言われるも、タケミチや真一郎のように「自分より強い相手と戦う」スタイルだったとも推測され、メンタル面では非常に強いキャラでしょう。

感想6:メンタル・フィジカル面では東リベ一番の強さ

喧嘩に関してはやや弱い斑目獅子音でしたが、相手が格上だろうと立ち向かう精神的な強さが高く評価されています。斑目に関する感想の中には、メンタルとフィジカル面ならば、東リベ一の強さとも評され、決して弱いキャラではないでしょう。「東京卍リベンジャーズ」では、相手が強すぎたためにかませ犬と言われるも、精神面ではタケミチと同じくらいの強さを持っているともいえるでしょう。

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斑目獅音が弱いと言われる理由や強さまとめ

斑目獅音が弱いと言われる理由や強さまとめ・イメージ画像

東京卍リベンジャーズの斑目獅音が弱いと言われる理由や、強さや経歴などをあらすじネタバレを交えながら紹介しました。作中では相手が悪かったこともあり敗北回数も多く、扱いがひどい・不憫だと同情の声も上がりました。しかし、最後までブレないキャラや、メンタル・フィジカルの強さは東リベ最強ともいえるでしょう。どこか憎めないキャラクター性がかわいいとも評され、ファンに親しまれています。

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