【SSSS.DYNAZENON】ダイナゼノンとグリッドマンの関係は？共通点・類似点は？

ダイナゼノンとは、テレビアニメ作品「SSSS.DYNAZENON」の主役ロボットです。また、グリッドマンとは特撮作品「電光超人グリッドマン」とアニメ「SSSS.GRIDMAN」に登場するヒーローです。SSSS.DYNAZENONはSSSS.GRIDMANの続編だといわれています。この記事では、ダイナゼノンとグリッドマンとの関係についてネタバレを交えて考察します。また、両作品を観る順番などについても触れていきます。

SSSS.DYNAZENONは、2021年4月から同年6月まで全12話が放映されたテレビアニメ作品です。1993年に放映された特撮作品「電光超人グリッドマン」が、原作にされて反響を呼びました。ファンの間では先に放映されたSSSS.GRIDMANの続編と位置付けられています。同作品は、ブルーレイとDVDがそれぞれ全4巻発売しました。また、Prime VideoやNetflixなど、複数の動画配信サービスで視聴することもできます（有料）。

ダイナゼノンの主人公は、ガウマという青年です。彼は怪獣使いを名乗っており、空腹のために河川敷で行き倒れていたところを、麻中蓬という高校生に助けられました。ガウマは彼を慕うようになります。次の日、蓬とクラスメイトの南夢芽は、対岸の街で暴れる怪獣を発見しました。すると、その場について来たガウマが持っている竜の副葬品を掲げました。それは、ダイナゼノンという巨大ロボットに変形し、ガウマたちが乗り込みます。

テレビアニメ作品SSSS.GRIDMANは、2018年10月から同年12月にかけて全12話が放映されました。「電光超人グリッドマン」を原作にした作品で、続編やリメイクではない完全新作アニメです。ブルーレイ盤とDVD盤が発売され、ブルーレイにはBOXもあります。動画配信サービスでも視聴可能です。また、複数のコミカライズ版や、ボイスドラマなどのメディアミックスも積極的に行われて、高い人気を博しました。

テレビアニメ作品グリッドマンの主人公は、響裕太という赤髪の高校生です。ある日、裕太はクラスメイトの宝多六花の家の前で倒れました。意識を取り戻した彼は、自分の名前も思い出せないほどの記憶を失った状態だったのです。取り乱す裕太に対して、六花のジャンクショップに置かれていた古いパソコンから何者かが声をかけました。グリッドマンと名乗る異形の者は、自らをエージェントと言い裕太に使命を果たすように諭します。

ダイナゼノンとグリッドマンの世界線は完全に同じではありませんが、非常に似通っています。グリッドマンの舞台となったツツジ台は、新条アカネの作った仮想空間であることが判明しました。ダイナゼノンの舞台も同じような仮想空間だと推察されていましたが、ネタバレをすると最終回結末まで仮想空間は登場せず、同作品の舞台は東京都であることが決定しました。それでは、両作品は全く無関係なのでしょうか？

ネタバレですが、ダイナゼノンはグリッドマンの続編とは銘打たれていません。しかしながら、両作品とも「SSSS.」のタイトルが付いているように、全く無関係ではないといわれています。また、グリッドマンのアンチや、2代目アノシラスが登場したことから、少なくとも何らかの関係があると推察されました。更に2023年公開の映画「GRIDMAN UNIVERSE」に両作品の登場がアナウンスされたので、続編だという意見もあります。

熱心なファンの間では、ダイナゼノンとグリッドマンにいくつかの共通点があるという考察がされています。中でも両作品の共通点をネタバレしますと、どちらにも様々な怪獣が登場するところにあります。グリッドマンの怪獣は、仮想空間の中で藤堂武史が作り出したものです。一方のダイナゼノンの怪獣は、何者かが意図的に撒いた怪獣の種から生まれたものでした。大きな相違点があるものの、両作品の因果関係が示唆されています。

SSSS.DYNAZENONに登場する主役ロボットのダイナゼノンとダイナレックスについてネタバレ考察しますと、両ロボットにはモチーフが存在しました。それが「電光超人グリッドマン」に登場した、合体竜帝キンググリッドマンと合体超竜ダイナドラゴンです。それぞれが非常によく似ているので、ダイナゼノンはグリッドマンと深い関係があり、続編作品ではないかという考察が大勢を占めているといわれているのです。

ダイナゼノンとグリッドマンの関係性や共通点について、多くのファンが指摘しているのは主要キャラクターが学生であるところです。特に、テレビアニメ作品グリッドマンの主要キャラは、グリッドマン同盟が高校生を中心に、新世紀中学生などが登場しました。一方のダイナゼノンは、ガウマが5021歳、山中暦が33歳とグリッドマンよりも幅が出ていますが、麻中蓬と南夢芽は高校生で、グリッドマンと共通しているのです。

1. 電光超人グリッドマン：1993年4月3日-1994年1月8日（全39話）
2. SSSS.GRIDMAN：2018年10月7日‐2018年12月23日（全12話）
3. SSSS.DYNAZENON：2021年4月2日-2021年6月18日（全12話）

特撮作品「電光超人グリッドマン」を含めたグリッドマンシリーズの放映順は、上記の通りです。電光超人グリッドマンは、ウルトラマンシリーズ以外の円谷プロオリジナル作品だったことで反響を呼んだといわれています。また、近年テレビアニメ作品が放映されたことで、再度特撮作品にも注目が集まりました。尚、特撮版グリッドマンも円盤化されており、有料ですが円谷ステーションなどで視聴することもできます。

1. 電光超人グリッドマン
2. SSSS.GRIDMAN
3. SSSS.DYNAZENON

グリッドマンシリーズを観る順番として、おすすめを上記しました。放映時期は古いものの、シリーズの原点として特撮版グリッドマンを最初に観るのが良いといわれています。その後は、アニメ版のどちらを観ても良いという意見も見受けられますが、放映順に観るのが一番良いと評されているので、是非参考にしてください。

この章では、ダイナゼノンとグリッドマンに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。両作品はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、グリッドマンシリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。2023年公開予定の映画「GRIDMAN UNIVERSE」で、グリッドマンとダイナゼノンが合体すると予想しています。

こちらは、アニメ版グリッドマンシリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。グリッドマンもダイナゼノンもボイスドラマの面白さと、キャラクターソングの多さが共通点だとしてきしています。

こちらは、アニメ版グリッドマンの大ファンだと思われる方のツイートです。グリッドマンの続編だと期待して観たダイナゼノンが、当時は思ったほどささらなかったという感想をつぶやいています。

この記事では、「SSSS.DYNAZENON」と「SSSS.GRIDMAN」の関係について考察してきました。両作品を核にした映画版「GRIDMAN UNIVERSE」が注目されている中、世界観を理解するために、是非一度ダイナゼノンとグリッドマンをお楽しみください。