グリッドマンの「SSSS」の意味・読み方は?歌詞や作中の用語から考察

アニメ「SSSS.GRIDMAN」は特撮として放映されたグリッドマンの続編となりますが、タイトルの意味が気になります。SSSSとは一体何なのか、どのような意味を持っていて、どのような読み方なのか。アメリカ版では「スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド」というタイトルでしたが、これとは関係あるのでしょうか。グリッドマン主題歌の歌詞や、作中に登場する用語、そして世界観などから意味合いを考察してまいります!

グリッドマンの「SSSS」の意味・読み方は?歌詞や作中の用語から考察のイメージ

目次

  1. グリッドマン(SSSS.GRIDMAN)とは?
  2. グリッドマンのタイトルの「SSSS」の意味
  3. グリッドマンの「SSSS」の読み方
  4. グリッドマンのその他用語の元ネタ考察
  5. グリッドマンに関する感想や評価
  6. グリッドマンの「SSSS」の意味考察まとめ

グリッドマン(SSSS.GRIDMAN)とは?

アニメ「SSSS.GRIDMAN」のタイトルに入っている「SSSS」という4つのS、放映当時からこれの意味するところや読み方が何なのか話題になっておりました。この記事では、グリッドマン主題歌の歌詞や作中の用語から、SSSSの意味や読み方を考察いたします。その前に、まずはグリッドマンについての作品情報やあらすじをご紹介いたします。

グリッドマンの作品情報

「グリッドマン(SSSS.GRIDMAN)」は2018年に放映されたアニメ作品です。また、グリッドマン(SSSS.GRIDMAN)には前作となる「電光超人グリッドマン」という作品が存在し、こちらは1993年に円谷プロダクションによって制作された特撮番組でした。特撮からアニメになっても世界観は引き継いでおり、グリッドマン(SSSS.GRIDMAN)は、特撮版から25周年の年に生まれたアニメ作品ということになります。

グリッドマンのあらすじ

ツツジ台高校の1年生である響裕太(ひびき ゆうた)は、ある日目が覚めると何故か記憶喪失になっていました。自分が何者か思い出せない裕太は、自身を介抱してくれたクラスメイトである宝多六花(たからだ りっか)の家が営んでいるジャンク屋で、古いパソコンから呼び掛けられます。

そのパソコンには、「ハイパーエージェント・グリッドマン」という存在が宿っており、裕太に対して使命を果たすよう語りかけます。いまいち要領を得ない使命という言葉に戸惑いながら日常を過ごす裕太ですが、街に突如として正体不明の怪獣が出現します。裕太はグリッドマンと合体し、怪獣を倒すことに成功します。裕太とグリッドマンが、怪獣から街を守るための戦いが幕を開けるのでした。

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グリッドマンのタイトルの「SSSS」の意味

まずはグリッドマンの作品情報とあらすじをご紹介いたしましたが、気になるのはSSSS.GRIDMANのタイトルにある「SSSS」の部分です。SSSSと4つSが連なっていますが、このタイトルにはどういった意味が含まれているのでしょうか。色々な観点から、タイトルの意味を考察してまいります。

意味①オープニングの歌詞

グリッドマンのオープニングテーマ「UNION」において、「君を退屈から救いに来たんだ」という歌詞があります。そしてグリッドマン本編の終盤では、パソコンの画面に「Special Signature to Save a Soul」という文字が描写されます。魂を救済するための特別なサイン、という意味の文章になりますが、これらを踏まえると「救う」ということが、SSSSという文字で大切な意味を持つと考察されます。

意味②スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド

他の考察意見として、特撮版グリッドマンがアメリカで放映される際にリメイク版の制作がされており、こちらにもヒントがあると考えられています。その作品のタイトルは「Superhuman Samurai Syber Squad(スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド)」であり、こちらもタイトルにある4つの単語の頭文字が全てSとなることから「SSSS」を意味します。

意味③電撃超人グリッドマンF

「電撃超人グリッドマンF(ファイター)」とは、グリッドマンの続編として企画されていた作品のタイトルとなります。グリッドマンから2年後の世界を舞台とした作品でしたが、残念ながら映像化されることはなく幻の作品となってしまいました。しかしながら、登場人物などがSSSS.GRIDMANと共通部分が多いため、何かしらの意味があると考えられます。

意味④ウルトラシリーズ

グリッドマンを制作した円谷プロダクションといえば、ウルトラシリーズで有名です。そして、SSSS.GRIDMANの劇中での会話や描写から、この世界ではウルトラシリーズが放映されていた世界観であることが判明しています。こういった要素も、SSSS.GRIDMANの世界を形作る設定として一役買っています。

意味⑤トランスフォーマー

SSSS.GRIDMANでは、キャラクターの意匠にトランスフォーマーの要素が取り込まれています。ウルトラシリーズと異なり、トランスフォーマーは世界観に影響を与えておりません。しかし、電光超人グリッドマンのスポンサーがトランスフォーマーと同じタカラであったことから、小ネタとして存在しているという考察もあります。

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グリッドマンの「SSSS」の読み方

SSSSの意味について触れてまいりましたが、もう1つの問題、それは読み方になります。エス×4で良いのか、それとも何が違う意味からの読み方なのか、この疑問を解消してまいります。

「SSSS.GRIDMAN」の読み方はグリッドマン

いきなり結論からの発表となりますが、SSSS.GRIDMANの読み方は「グリッドマン」が正式な呼称となります。つまり、GRIDMANの部分だけが読まれていることになります。

「SSSS」の読み方はない?

ということは、SSSSはグリッドマンと読まれる際に全く含まれないわけです。SSSSに含まれる意味に関しては、既に幾つかの考察を述べた通りですが、本当に意味合い的な立ち位置でしかない可能性が高いです。タイトルには記載されるが読まれない、というのも珍しいアニメ作品ではあります。

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グリッドマンのその他用語の元ネタ考察

次は、「スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド」という用語に関して、その元ネタが何なのか考察をしてまいります。アメリカ制作版のタイトルだということは説明済ですが、どのような意味を含めていたのでしょうか。

用語の元ネタ①スーパーヒューマン

スーパーヒューマンはそのまま日本語にすると超人、となります。そして、SSSS.GRIDMANの原作は電光超人グリッドマンです。スーパーヒューマンが超人を意味するとなると、それはこの場合グリッドマンを指し示していると考えられます。

用語の元ネタ②サムライ

スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッドでは、主人公たちが「チームサムライ」と総称されており、グリッドマン以外のメンバーは、原作でのアシストウェポンに相当するヘルパープログラムを通じて戦っています。SSSS.GRIDMANでは、このチームサムライと同じ立ち位置に「新世紀中学生」という集団が存在します。つまり、新世紀中学生が即ち、サムライに相当するというわけです。

用語の元ネタ③サイバーは世界観?

元々、グリッドマンは電脳世界で怪獣と戦う世界観の物語でした。現実世界とは異なる仮想世界、サイバーが指し示すのはそのような世界観の要素なのかもしれません。

用語の元ネタ④スクワッド

スクワッドとは、元来グループや仲間を意味する単語です。SSSS.GRIDMANでは裕太が、六花や友人の内海とともにグリッドマン同盟を結成します。ちなみに言い出しっぺは、特撮オタクの内海です。こういった同盟の存在から、スクワッドとはグリッドマン同盟を指し示すものと考察されます。

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グリッドマンに関する感想や評価

グリッドマンのタイトルや用語の意味合いを考察してまいりましたが、ここではグリッドマンに関する感想や評価をチェックしてまいります。特撮版から続く作品のため、色々な形でグリッドマンと出会うファンがいるのではないでしょうか。

特撮の電光超人グリッドマンは視聴しておらず、SSSS.GRIDMANから見始めたという感想です。元ネタと言えど、25年前の特撮版もチェックするとなると難易度は高いです。しかしながら、SSSS.GRIDMANは特撮版を知らずとも楽しめる作品のため、このような支持を得ています。

SSSS.GRIDMANはアニメながらにして、円谷プロダクションの関わりもあることから、非常に特撮らしい戦闘シーンをアニメでも見せてくれます。そのため、アニメではあるものの特撮作品の描写を楽しむ、という一風変わった楽しみ方をできるアニメでもあります。
 

ウルトラシリーズやトランスフォーマーといった小ネタの紹介をしましたが、一目で分かるものから、良く見ないと分からない小ネタまで、グリッドマンには数多く散りばめられています。こちらのTwitter投稿では、隠れウルトラマンシリーズと呼んでいます。こういったネタを探す楽しみも、グリッドマンにはあります。

グリッドマンの「SSSS」の意味考察まとめ

グリッドマンのアニメ版タイトル「SSSS.GRIDMAN」に付いている「SSSS」が何なのか、について意味や読み方を、歌詞や作中の用語などから考察してまいりました。25年という歴史の中で、元の特撮版だけでなくアメリカ版やウルトラシリーズまで、様々な意味がタイトルだけでなく作中にも込められていることが分かりました。

アニメ好きにも特撮好きにも楽しめる要素を持つ、変わった特徴を持つグリッドマンという作品ですので、未視聴の方は是非ご覧になって頂けたらと思います!

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