【リコリス・リコイル】乙女サクラはたきなの後任！年齢・声優や愛用の銃も調査

乙女サクラとは、2022年覇権アニメといわれる「リコリス・リコイル（リコリコ）」に登場する女性キャラクターです。彼女はリコリスの一人で、作品内で活躍したことで人気を獲得しました。この記事では、乙女サクラを特集していきます。彼女を演じた声優の小市眞琴について、乙女サクラと春川フキや錦木千束（ちさと）との関係、そして乙女サクラの活躍シーンなどを取り上げていくことで、彼女の人気の秘密に迫ります。

リコリス・リコイル（リコリコ）は、話題作が多かった2022年放映テレビアニメ作品の中でも、特に評価されました。原作漫画や小説のないオリジナルアニメ作品であることで、視聴者の間ではノーマークだったといわれています。放映開始直後からSNS上などで話題沸騰となり、人気作品としての地位を確立しました。この章では、リコリス・リコイルの概要とあらすじを取り上げていきます。

リコリス・リコイル（リコリコ）は、2022年7月から9月まで放映されました。エピソード数は全13話で、現在ブルーレイとDVDが続刊中です。「86-エイティシックス‐」で知られるアニメ制作会社A-1 Picturesが、制作を担当しました。また、原案をライトノベル作家のアサウラ、シリーズ構成と監督を足立慎吾、キャラクターデザインをいみぎむるが務めました。コミカライズやノベライズ、舞台化などのメディアミックスもあります。

リコリス・リコイル（リコリコ）の舞台は、世界有数の治安の良さを誇る日本です。日本の治安が維持されている理由には、犯罪を未然に防ぐ秘密組織DA（Direct Attack）の存在がありました。DAは秘密裏に孤児を引き取り、少女暗殺者リコリスを養成しているのです。多くのリコリスたちは各地に配置され、普段は女子高生として暮らしていますが、有事の際にリコリスとして暗殺活動に勤しんでいます。

喫茶リコリコは東京都内にある喫茶店ですが、実態はDAの支部の一つです。そこには、歴代最強のリコリスである錦木千束（ちさと）が、看板娘として勤めていました。ある日、ちさとの支部に井ノ上たきなというリコリスがDA本部から配属されます。たきなは任務中に、仲間を救うために犯人を殺すなという命令に背いたことで、左遷されました。一日も本部に戻りたいというたきなですが、底抜けに明るいちさとに影響を受けます。

乙女サクラはDAのリコリスであり、ランクはセカンドで紺色の制服を着用しています。彼女の年齢は15歳で、誕生日は3月6日です。DA本部に勤めており、左遷された井ノ上たきなの後任として、春川フキのパートナーに抜擢されました。乙女サクラの見た目は、茶髪のツーブロックショートヘアとボーイッシュな顔が特徴です。また、終盤のリコリス隊の中で唯一標準装備のローファーではなく、ハイカットスニーカーを履いていました。

リコリス・リコイル（リコリコ）は、人気声優や新進気鋭の声優の共演で話題になった作品だといわれています。また、声優陣の迫真の演技が作品に彩りを与えて、ファンから高い評価を受けました。この章では、同作品で乙女サクラ役を演じた声優を特集します。小市眞琴のプロフィールや経歴、演じたキャラクターなどを紹介していきます。

小市眞琴は年齢非公表の声優で、誕生日は2月17日と公表しました。出身地は東京都、血液型はA型です。声優の浪川大輔が代表を務める、声優事務所ステイラックに所属しています。彼女の趣味は仏像鑑賞、サッカー観戦、読書、絵を描くことで、特に仏像好きであることが知られています。小市眞琴の仏像愛は本物であり、同じ仏像マニアであるみうらじゅんを、尊敬する人物に挙げていました。特技はダンス、殺陣、アクションです。

小市眞琴は学生時代にミュージカルを学んだことがきっかけで、声優になる前は舞台女優として活動していました。ミュージカル「らき☆すた≒おん☆すて」に出演した際に、「らき☆すた」のアニメを観たことから声優に関心を持ったとのことです。そして、アトミックモンキー声優・演技研究所に通い、2014年に声優デビューしました。モブキャラクター役から着実にステップアップしていき、人気声優の仲間入りを果たしました。

• アイドルマスターシンデレラガールズシリーズ：結城晴役
• 世界最高の暗殺者、異世界帰属に転生する：少年期のルーグ役
• さよなら私のクラマー：佃真央役
• 100万の命の上に俺は立っている：時舘由香役
• 〈Infinite Dendrogram〉-インフィニット・デンドログラム‐：ルーク・ホームズ役
• ラディアン：ミスター・ポブリー役

小市眞琴の、声優としての主な出演作品と演じたキャラクターを上記しました。乙女サクラ役や、アイドルマスターシンデレラガールズの結城晴役のように、ユニセックスでボーイッシュな役柄を演じることに定評があります。また、ルーク・ホームズ役のような少年役も、難なく演じていました。更に、妖獣のミスター・ポブリー役も演じることができます。主要キャラクターから脇役キャラまで、幅広く演じて高評価されています。

小市眞琴は、声優と舞台女優を両立させて活動している人物です。ミュージカル「らき☆すた≒おん☆すて」の岩崎みなみ役や、「クジラの子らは砂上に歌う」のギンシュ役などが知られています。また、吹き替え声優として、多くの海外映画とドラマに出演しました。更に、ラジオパーソナリティーや振付師などの顔もあり、今後も様々な分野での活躍が期待されているのです。

2022年に放映されたテレビアニメのリコリス・リコイル（リコリコ）は、ガンバトルアクションが見どころだといわれています。それ故に、リコリスたちが使用している銃に関心を持つファンも多いとのことです。乙女サクラの愛用銃にも注目が集まりました。この章では、リコリス・リコイルの乙女サクラの使用する銃を取り上げます。また、彼女の能力と強さも考察していきます。

リコリス・リコイル（リコリコ）の乙女サクラの使用している銃は、グロック17といいます。これは、実際に存在している銃で、オーストラリアの銃器メーカーのグロック社製です。所謂オートマチックピストルの一種であり、総弾数は複列弾倉による17+1発です。この弾数が、銃の名前の由来という説があります。グロック17は汎用性に優れ、リコリスの基本装備品だと推察されていて、少女時代のちさとも使用していました。

乙女サクラは、第10話「Repay evil with evil」で描かれた延空木における戦いの中で、クリス ヴェクターSBRを使用しました。こちらも実在する銃で、サブマシンガンの名機として知られています。アメリカのクリス社とアメリカ軍が共同で開発したサブマシンガンで、SBRは民間向けのモデルに位置付けられていました。乙女サクラが使用するヴェクターSBRには、サプレッサーとフォアグリップが装備されています。

リコリス・リコイル（リコリコ）の乙女サクラは、リコリスとして高いスキルを持っているといわれています。その証拠にDA本部は井ノ上たきなの後任として、春川フキのパートナーに抜擢しました。特に射撃能力に非凡な才能を発揮しており、持ち前の度胸の強さと相まって、セカンドリコリスの中でも目立つ尊大だと評されています。そして、出世欲や名誉欲が強い一面があり、早くファーストリコリスになることを望んでいました。

乙女サクラは、セカンドリコリスとしての実力や能力を有していますが、それを鼻にかけている一面があります。特に、春川フキのパートナーの前任者だった井ノ上たきなのことを、「左遷させられたヤツ」とバカにしていました。しかし、組織や上司に対しては極めて従順で、組織人としての評価は高いです。また、スキルは高くても実戦経験が少ないことから、状況に応じたアドリブ的な攻撃や防御ができないという欠点があります。

オリジナルテレビアニメ作品リコリス・リコイル（リコリコ）は、美少女暗殺者たちによるガンアクションシーンが、多くのファンを獲得したと評されています。乙女サクラについても、ファンの目を引く活躍シーンが多数存在しました。この章では、リコリス・リコイルの乙女サクラの活躍シーンを、ネタバレを交えながら紹介していきます。

乙女サクラは、孤児からDAに引き取られてリコリスとして養成された少女です。彼女が孤児となった経緯は、明かされていませんが、ちさとが関わった旧電波塔破壊事件に関わっていると推察されています。リコリスになった乙女サクラは、DA本部勤務となり高い能力と組織への従順さで、頭角を現していきました。ある日、春川フキらDA本部のリコリスたちに特別任務が命じられて、この出来事が乙女サクラの運命を変えていきます。

特別任務とは、武器取引の現場を制圧する目的でした。しかし、リコリスメンバーの蛇ノ目エリカが、現場で犯人の人質になってしまうアクシデントが発生します。エリカを助けるために井ノ上たきなは暴走し、DA本部の「人を殺すな」という命令を無視して、犯人に掃射しました。エリカは無事に助けられましたが、命令違反を咎められたたきなは喫茶リコリコに左遷させられたのです。

この一件で、春川フキのパートナーの枠が空いたことから、乙女サクラがたきなの後任に配属されました。乙女サクラにとってフキのパートナーは、ファーストリコリスになるための近道であり大チャンスです。彼女は使命に燃える一方で、たきなのことは軽視しており、露骨にバカにした態度をとるようになりました。

乙女サクラの登場シーンで、ファンの注目を集めたのは模擬戦です。模擬戦が行われた経緯は、ちさとが健康診断と体力測定のためにDA本部を訪れた際に、井ノ上たきなが同行したことにありました。たきながDA本部で各所に「戻りたい」の意思表示をした時に、乙女サクラが現れて「あなたの居場所はもうない」と言い放ちました。更に「味方を撃った時はどんな気持ちだった？」と、露骨にバカにしたように挑発するのです。

これにちさとがキレて小競り合いになったことで、模擬戦で決着をつけることになります。乙女サクラは春川フキとタッグを組んで、ちさと＆たきな組と対戦しました。ここでの乙女サクラは、正確な射撃でちさとに攻撃をしますが、彼女の超人的な回避行動に翻弄されてしまいます。結局、そのまま立て直すことができずに、ちさとに完敗を喫しました。この時の経験が、後の実践に活かされたと評されています。

リコリスの乙女サクラは、やがて実践の場で活躍していくことになります。ストーリーのクライマックスとして、東京での大規模なテロ計画が描かれました。アラン機関のメンバーである吉松シンジが、旧電波塔事件を起こしたテロリストグループの一人真島とともに、DA壊滅を企てたのです。これにDAの楠木指令が応戦を決意したことで、リコリスたちは彼らと激闘を繰り広げることになりました。

乙女サクラも春川フキチームの一員として、この戦いに加わりました。その中で、様々な任務に携わることになります。吉松シンジと真島の情報を伝えるために、フキと喫茶リコリコを度々訪れもしました。甘いものが大好きな乙女サクラは、喫茶リコリコで甘味を食べようとしますが、フキに長居は無用とばかりに連れて行かれて、いつも食べることなく帰ったのです。乙女サクラの代表的なコメディシーンと評されています。

リコリス・リコイル（リコリコ）におけるラストバトルの舞台になったのは、平和の象徴とされる新電波タワー延空木です。ここで、ちさとと真島が死闘を行い、結果的にちさとが勝利を収めました。乙女サクラをはじめとする主要なリコリスたちも、延空木に配置されたのですが、真島がリコリスの存在を白日の下に晒してしまいました。これを受けたDA上層部は、正体を明かされたリコリスたちの処分を決定するのです。

乙女サクラも該当者であることから、処分されそうになりましたが、ちさとの機転で真島の行為が茶番劇として処理されたことで処分を免れました。その後、ちさとと真島のタイマン勝負になったことで、乙女サクラたちはフキの命令で撤退しました。全てが終わった後の乙女サクラは、喫茶リコリコを訪れて念願のスペシャルパフェを食べることに成功したのです。多くのファンが、乙女サクラの無事とラストシーンにホッとしました。

リコリス・リコイル（リコリコ）に登場するリコリスたちは、それぞれの関係性があるといわれています。乙女サクラについても、何人かのリコリスと深い関係にあるとのことです。この章では、乙女サクラと関係のあるキャラクターを紹介していきます。

リコリス・リコイル（リコリコ）の乙女サクラと最も関係の深いキャラクターは、DAのファーストリコリス春川フキです。春川フキは年齢17歳で、誕生日は9月24日の少女です。こげ茶色の髪の毛をショートカットにしており、三白眼がチャームポイントでした。ちさととは彼女のDA時代に寮で同室だったこともあり、お互いに認め合っていますが、いがみ合ってもいます。実力も折り紙付きで、ちさとと対等にやり合うことができます。

乙女サクラは、組織や上司に対して常に従順なキャラクターです。よって、春川フキが彼女に抱く印象は、物分かりが良いというものでした。その一方で、乙女サクラの実戦経験不足については、懸念材料として指摘していました。ストーリーの最後まで全く揉めている場面がなかったことから、二人の関係は終始良好だったことが窺えます。

錦木千束（ちさと）は、リコリス・リコイルの主人公の一人です。DAの中でも数少ないファーストリコリスであり、屈指の実力者のちさとは、9月23日生まれの年齢17歳でした。ゴールド系の髪が特徴の美少女で、胸に人工心臓を入れています。ちさとは弾丸を避けられるほどの反射神経の持ち主で、視聴者を大いに驚かせました。また、徹底した命第一主義者で、戦闘時も常に非殺傷弾を装填しています。

乙女サクラとちさとが最も絡んだシーンは、先述した模擬戦でした。ここでの乙女サクラは、ちさとに翻弄されて、本領発揮できずに敗れました。しかし、ちさとは彼女のリコリスとしてのスキルを高評価しています。その後は、同じリコリスとして、作戦上協力関係を結ぶようになりました。

リコリス・リコイル（リコリコ）のもう一人の主人公が、井ノ上たきなです。たきなは8月2日生まれの16歳で、セカンドリコリスとしてDA本部に勤務していました。また、黒髪のロングヘアが特徴的な美少女です。たきなは命令違反を犯してしまったことで、喫茶リコリコに左遷させられました。はじめは、本部に戻りたがっていましたが、ちさととコンビを組んだことで彼女に影響され、独自の考えを持つに至ります。

乙女サクラと井ノ上たきなの関係は、当初最悪でした。特に、春川フキのパートナー後任となった乙女サクラの方が彼女を意識しており、たきながDA本部に来た時に面罵しています。模擬戦で乙女サクラがちさとに敗れて以降は、表立ってバカにするような態度はなくなりましたが、依然として下に見ていると推察されます。

この章では、リコリス・リコイルの乙女サクラに関する、Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。乙女サクラはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、リコリス・リコイルの大ファンだと思われる方のツイートです。乙女サクラがルンバとぶつかった時に言った捨て台詞を聞いて、逆にかわいいと思ったとつぶやいています。

こちらも、リコリス・リコイルの大ファンだと思われる方のツイートです。乙女サクラが推しキャラクターのようで、ボーイッシュな彼女のフルネームがとてもかわいいという感想を持っています。また、最終回に、喫茶リコリコでスペシャルパフェを食べることができて良かったとつぶやいていました。

同じく、リコリス・リコイルの大ファンだと思われる方のツイートです。乙女サクラが、春川フキから戦力として見られていなかったのではないかという推察をつぶやいています。

この記事では、「リコリス・リコイル（リコリコ）」の乙女サクラについて特集してきました。ボーイッシュな魅力を湛えた彼女は、ファンの間で注目を集めていました。乙女サクラに注目しながら、リコリス・リコイルをお楽しみください。