【怪獣8号】ミツケタの正体を考察!未来のカフカ?カフカを探していた理由や目的は?

本記事では『怪獣8号』に登場するミツケタについてまとめていきます。ミツケタはカフカの体内に入り込む前に放った「ミツケタ」というセリフにより、読者から「ミツケタ怪獣」や「ミツケタ君」などの愛称で呼ばれることとなった怪獣です。愛称で呼ばれていることから分かる通り、ミツケタは名前が分かっていません。さらに、正体や目的も不明です。そこで、本記事のまとめではミツケタの正体をはじめ、カフカを探していた理由や目的を考察していきます。

【怪獣8号】ミツケタの正体を考察!未来のカフカ?カフカを探していた理由や目的は?のイメージ

目次

  1. ミツケタとは?
  2. ミツケタの正体や目的を考察
  3. ミツケタがカフカを探す理由は?ループ説も考察
  4. ミツケタが登場する怪獣8号の最終回はどうなる?
  5. ミツケタに関する感想や評価
  6. ミツケタまとめ

ミツケタとは?

『怪獣8号』に登場するミツケタは、読者の間で「ミツケタ君」や「ミツケタ怪獣」、「ミツケタさん」などの愛称で親しまれていますが、本作最大の謎と言っても過言ではないキャラクターでした。そこで、ここからはミツケタの正体をはじめ、カフカを探していた理由や目的を考察していきます。それではまず『怪獣8号』の作品情報から見ていきましょう。

怪獣8号の作品情報

怪獣8号の概要

  • 漫画タイトル:怪獣8号
  • ジャンル:怪獣、少年漫画
  • 作者:松本直也
  • 掲載サイト:少年ジャンプ+
  • 発表期間:2020年7月3日~
  • 巻数:既刊8巻

『怪獣8号』は、人々の日常生活を破壊する怪獣の発生率が世界屈指となっている架空の日本を舞台にした怪獣漫画です。作者は兵庫県出身の漫画家・松本直也先生。『少年ジャンプ+』にて2020年7月3日より連載され、2022年11月時点で単行本8巻が刊行されています。2021年3月時点では、『SPY×FAMILY』と並ぶジャンプ作品最大のヒット作と賞されているようです。

怪獣8号のあらすじ

ここでは『怪獣8号』のあらすじを簡単にまとめていきます。『怪獣8号』の世界では人々の日常生活を破壊する怪獣という生き物が存在していました。主人公は怪獣に住む町を破壊された日比野カフカです。怪獣死体の怪獣業者・モンスタースイーパーに就職したカフカは、ひょんなことから怪獣の脅威から人々の生活を守る日本防衛隊の入隊試験を受けることとなり…

ミツケタのプロフィール

『怪獣8号』に登場するミツケタは、主人公のカフカを怪獣8号へと変化させた虫の形状をした小型怪獣です。『怪獣8号』第1話のラストシーンで初登場しています。カフカに強力な肉体を授ける一方で、突然体を乗っ取って圧倒的な戦闘能力を発揮するなど謎めいた存在です。体を乗っ取った際に「カイジュウコロス」と発言していることから、怪獣への明確な敵意を持っていることがうかがえます。

アニメ『怪獣8号』公式サイト

ミツケタの正体や目的を考察

ミツケタはカフカに怪獣へと変身する能力を授けていますが、暴走状態から意識を取り戻そうとするカフカの精神を喰らう描写があるため、必ずしもカフカの味方とは言い切れない存在です。その一方で、怪獣への明確な敵意を持っている様子。では、ミツケタの正体や目的とは一体何なのか?ここからは、怪獣8号(カフカ)や未来との関連性を交え、ミツケタの正体と目的を解説していきます。

考察①ミツケタの正体は未来の怪獣8号(カフカ)?

結論から言うと、ミツケタの正体は未来の怪獣8号(カフカ)である可能性が高いです。基本的に大型怪獣たちは見るからに凶悪な怪獣という見た目をしていますが、ミツケタだけは虫型サイズという極めて珍しいタイプでした。さらに、現在の怪獣8号は死ぬ寸前まで打ちのめされると肉体や形状が保てなくなる可能性もあります。つまり追い詰められて殺されそうになった際、生き延びるために虫型サイズにまで縮小したということです。

では、どのようにして縮小化したのか?その手段に関係しているのが、『怪獣8号』第33話にて本部のお偉いさんのセリフによって判明した「人体に怪獣組織を移植する某国の研究」です。カフカはこの研究に携わる研究員たちの協力を得る形で、自身の肉体のサイズを虫型サイズにまで縮小したと考えられます。

考察②ミツケタが見てきた壮絶な未来

未来の怪獣8号(カフカ)がミツケタの正体であるということを前提にすれば、ミツケタことカフカは一体どのような未来を見てきたのでしょうか?ここからはミツケタが見てきた未来を予想していきます。

まず、ミツケタはキコルやレノなどの大切な仲間たち、圧倒的な強さを誇るミナや鳴海などを含むほぼ全ての人類が怪獣たちによって、絶滅させられた壮絶な未来を見たと考えられます。そして、残されたカフカもまた怪獣に敵わず敗北してしまったのではないでしょうか?

考察③ミツケタの目的

では、最後にミツケタの目的を考察していきます。ミツケタはカフカの体内に入り込んでいるのですが、その時に「カイジュウ、コロス」と喚き散らしていました。さらに、『怪獣8号』36話にてカフカの肉体を本格的に支配し始めたミツケタが「カイジュウ、コロス」と発言しています。

これらのことを考慮すれば、ミツケタの目的は「怪獣たちへの復讐」であると考えられます。特にカフカがミツケタによってもたらされた能力で「識別怪獣」と呼ばれる怪獣2号、怪獣9号、怪獣10号の気配を敏感に感じ取っているため、これが「識別怪獣を見つけるための能力」だとすれば、識別怪獣の討伐を主な目的にしている可能性もあります。

そして、未来では識別怪獣がミツケタに憎悪を抱かせる何かしらの事件を引き起こしたと考えるのが自然です。また、ミツケタの正体が未来のカフカであるなら、自分の大切な仲間たちや大勢の人間たちを殺した怪獣に復讐を果たした上で、人類が平和に暮らせる世界を築き上げることも目的の一つとなっているのかもしれません。

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ミツケタがカフカを探す理由は?ループ説も考察

ミツケタはカフカと出会った瞬間に「ミツケタ(見つけた)」と発言していることから、ピンポイントでカフカを探していたことが分かります。では、ミツケタがカフカを探す理由とは一体何なのでしょうか?ここからはカフカを探す理由やループ説を考察していきます。

考察①ミツケタがカフカを探す理由

ミツケタの正体が未来のカフカだった場合、ミツタケは「自分の適合者は過去の自分(カフカ)しかいない」という考えのもと、カフカを探していたと考えられます。なぜなら、ミツケタとカフカが出会った時に適合者なれる可能性のあるレノがカフカの隣のベッドで寝ていたからです。

考察②ミツケタがカフカに会えたのはループしているから?

もし本当にミツケタの正体がカフカだった場合、未来のカフカがなぜ過去の時代に戻ってこれたのか?という疑問が生じます。

その疑問に関しては、本作の世界そのものがループしている可能性が高いと考えられます。つまり、本編開始時点よりも前の世界では、怪獣たちが人類を絶滅寸前にまで追い込んでいたということです。そこで、カフカをはじめとする生き残ったキャラクターたちによる何らかの手段により世界そのものをループさせ、怪獣との戦いをやり直そうとしたのではないでしょうか?

考察③ミツケタのループによる結果

では、ミツケタのループによってどのような成果を得られたのでしょうか?結論から言うと、ループ前の世界よりも早いタイミングで、カフカを怪獣化させる時期を早められたことだと考えられます。

これにより、カフカ自身が怪獣8号の力を最大限発揮できるようになり、ループ前は対処できなかった怪獣も対処できるようになったのではないでしょうか?実際に『怪獣8号』第41話にて大型怪獣たちによる襲撃事件に対処したり、怪獣9との再戦で何とか殺されずに生き延びていたりしていました。

考察④ミツケタは人体実験の成功例?

先にミツケタの正体について考察しましたが、ミツケタこそが人体実験の成功例だった可能性もあります。そもそも識別怪獣兵器(ナンバーズ)というのは、「怪獣〇号」というコードネームが付けられた識別怪獣の細胞の一部を人間側が兵器として装着、または体内に入れる形で使用されている武器です。

しかし、カフカだけは全身を怪獣化させています。他の防衛隊メンバーたちとは使用方法が異なっているのに加え、カフカとミツケタの関係性が怪獣の一部の細胞を人体に移植することと完全に一致しています。

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ミツケタが登場する怪獣8号の最終回はどうなる?

『怪獣8号』は連載開始から大反響を呼び、単行本2巻で『ジャンプ+』史上最速となる100万部を突破し、2022年11月時点では888万部を突破している大人気作品です。少年ジャンプ+編集長の細野さんは、注目している作品として『怪獣8号』を取り上げ、「どこまで伸びるのか楽しみ」と語っています。そこで気になるのが本作の最終回です。では、ここから最終回はどうなるのかを予想します。

怪獣8号の最終回につながる伏線

伏線①怪獣を操る人間が存在する可能性

知性と人語を有する怪獣9号が「隊員の生きたサンプルでも持って持って帰る」と発言していることから、人間側が識別怪獣を研究しているように、怪獣側でも人間を研究していることが判明しました。ただ研究組織が、知能が発達した怪獣の組織なのか?怪獣を操る人間の組織なのか?その疑問については今のところ明らかになっていません。そのため、怪獣を操る人間が存在し、その人間が研究している可能性も考えられます。

伏線②カフカと亜白ミナが交わした約束

幼い頃に怪獣によって自分が住む町を破壊されたカフカと亜白ミナは、「二人で怪獣を絶滅させる」という約束をしていました。そのため物語の最終的な目標は、カフカとミナの夢である怪獣全滅ではないかと考えられます。

怪獣8号の最終回を予想

では、最後に『怪獣8号』の最終回を予想します。カフカは第3部隊を守るために怪獣8号に変身していますが、それが原因で身柄を拘束されることとなりました。しかし、四ノ宮長官と対峙した結果、四ノ宮長官が制御可能と判断したことにより、怪獣8号を識別怪獣兵器にせず戦力として使うこととなっています。

しかし、第42話にて怪獣に立ち向かったカフカが怪獣8号への変身に失敗してしまいました。一方、第1部隊への配属となったキコルは力を発揮し、怪獣10号の襲撃によって壊滅的被害を受けた第3部隊は他の部隊に預けられることになっています。そこで、最終回では怪獣8号の有用性を示そうと奔走するカフカと、高みを目指す隊員たち、力を身に付けた元第3部隊が再集結し、強大な力を持つ怪獣と戦う展開になると予想されます。

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ミツケタに関する感想や評価

『怪獣8号』に登場するミツケタについて、その正体や目的、カフカを探す理由を中心に考察してきました。では、最後に『怪獣8号』のミツケタに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上では、ミツケタの正体や目的、怪獣9号との関係性が気になっている方が多いようです。

『怪獣8号』に登場するミツケタと怪獣9号の関係に関する声があがっています。どうやらこの方は、意思を持っている怪獣を作り出せる怪獣9号がミツケタを作ったと考察されているようです。確かにミツケタは意思を持った怪獣でした。怪獣9号がミツケタを作り出したという可能性も十分に考えられるため、興味のある方は怪獣9号とミツケタとの関係性を考察してみると良いかもしれません。

『怪獣8号』に登場するミツケタの目的に関する声があがっています。どうやらこの方は、ミツケタが怪獣に対して凶暴的になったという事実に注目しているようです。その事実から怪獣同士が結託しているわけではないということが推測されています。

確かにミツケタのような怪獣に敵意を持つような怪獣が存在しているとすれば、他にもミツケタのような怪獣が存在する可能性が生まれることでしょう。今後、ミツケタのような怪獣が存在するかもしれないということを意識しながら物語を読み進めていくと良いかもしれません。

『怪獣8号』に登場するミツケタがカフカを探している理由に関する声があがっています。どうやらこの方は、ミツケタがカフカを探している理由を考察されているようです。他の感想でもミツケタの正体や目的が考察されていることから、ミツケタに関する謎に注目している方が多いことがうかがえます。

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ミツケタまとめ

本記事では『怪獣8号』に登場するミツケタの正体を考察し、カフカを探していた理由や目的を解説しました。『怪獣8号』のミツケタは主人公カフカを怪獣8号へと変身できるようにした重要キャラクターです。怪獣8号はフォルティチュード9.8を記録し、パンチ一撃で怪獣を粉々にするほどの力を持つ最強の怪獣でした。

ミツケタは、その怪獣へと変身できるようにした怪獣であるため、かなりの力を持っていることが予想されます。ミツケタの正体も目的も全てが謎に包まれていますが、偶然病室にいたカフカに憑りついて力を与えたとはとても考えられません。その行動には何かしらの目的があるはずです。今後、ミツケタの正体や目的が明らかとなるはずなので、今後もミツケタの動向に注目しておきましょう。

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