【リコリス・リコイル】真島はアランチルドレンの一人?目的や声優情報も紹介

リコリス・リコイルにおいて、千束(ちとせ)と同じアランチルドレンの1人として登場したのが真島です。物語を動かすキーマンとしてリコリス・リコイルに登場し、少しずつ過去や目的が明らかになってきたキャラクターでもあります。この記事ではリコリス・リコイルの真島について、能力や目的、千束(ちとせ)や吉松との関係性、アニメでの声優情報などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【リコリス・リコイル】真島はアランチルドレンの一人?目的や声優情報も紹介のイメージ

目次

  1. リコリス・リコイルの真島とは?
  2. リコリス・リコイルの真島はアランチルドレンの一人?目的を考察
  3. リコリス・リコイルの真島のアニメ声優
  4. リコリス・リコイルの真島と関係するキャラ
  5. リコリス・リコイルの真島の活躍をネタバレ
  6. リコリス・リコイルの真島の能力を考察
  7. リコリス・リコイルの真島に関する感想や評価
  8. リコリス・リコイルの真島まとめ

リコリス・リコイルの真島とは?

リコリス・リコイルにおいても物語を動かすキーマンとして登場したのが真島です。この記事ではそんな真島についてまとめて紹介していきます。

リコリス・リコイル(リコリコ)の作品情報

リコリス・リコイル(リコリコ)の概要

真島が活躍するリコリス・リコイル(公式略称リコリコ)は2022年7月から全13話で放送されたA-1 Picturesが製作した原作を持たないオリジナルアニメです。「WORKING」や「ソードアート・オンライン」などの総作画監督などで知られる足立慎吾さんが監督を担当した事で話題になった作品です。「ベン・トー」などで知られるアサウラさんがストーリー原案を担当するなどした作品でもあります。

オリジナルアニメとして高い人気を獲得したリコリス・リコイルはメディアミックス展開も積極的に行われています。アニメ放送終了からすぐに行われた漫画化や小説化、また舞台化なども行われるなどしました。

リコリス・リコイル(リコリコ)のあらすじ

世界一治安が良い事で知られる国、日本。その治安の良さを維持している背景には、犯罪者を極秘裏に抹殺・消去する極秘組織「DA」の存在がありました。そんなDA所属のエージェントの1人であった井ノ上たきなは命令違反で本部から支部に派遣される事になります。表向き「喫茶リコリコ」という喫茶店になっている支部でたきなは歴代最強と言われたDA、千束(ちとせ)と出会う事になります。

真島のプロフィール

真島はリコリス・リコイルにおいて、テロリストグループの1人として登場するキャラクターです。リコリス・リコイル作中では過去から作中含めて多くのテロ事件に関わっています。緑の髪とチンピラのような派手なシャツにロングコート姿が特徴的な見た目をしています。その性格は掴みどころがない一方で、自身のこだわりに執着し、目的の為なら手段を選ばない残忍さを兼ね備えています。

リコリス・リコイルにおいては徹頭徹尾明確な敵キャラクターである為、プロフィールについては不明点が多いものの、年齢についてはリコリス・リコイル作中で「30代ぐらい」と言われています。

オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」公式サイト

リコリス・リコイルの真島はアランチルドレンの一人?目的を考察

考察①真島はアランチルドレン?

真島はリコリス・リコイルにおいて敵キャラクターとして登場しますが、もう1つ重要な役割を持ったキャラクターでもありました。その役割が「アランチルドレンである」という事です。アランチルドレンとはアラン機関に才能を認められ支援を受けた者の事で、リコリス・リコイル作中では千束(ちとせ)がアランチルドレンである事が明らかになっていました。

真島はそんな千束(ちとせ)と同じくアランチルドレンである事が特徴の1つになっているのです。名前を持ったキャラクターでは他にアランチルドレンは登場しておらず、アランチルドレンである事が真島と千束を結びつける1つの重要な要素になっています。

考察②真島の目的

真島はリコリス・リコイル作中ではプロの傭兵として活動しており、招かれる形で日本に来日しています。しかし、リコリス・リコイル作中での活動の目的は少しずつ変化しています。根底にある目的のは「バランスを取ること」です。そのため、現在のリコリスによって平和のもたらされている状態に嫌悪感を感じています。

ただリコリス・リコイル作中においては、その目的も少しずつ変化しているようにも描かれており、当初はアラン機関の吉松に雇われる形で来日しテロ行為を行うも、その後DAに興味をもち、さらにアラン機関の影を見て千束(ちとせ)にこだわるようになっていくなどしています。リコリス・リコイル作中の真島の最終的な目的は全力の千束とタイマンで戦う事になっていました。

真島は目的の為なら手段は問わない残忍な一面も持っており、テロ行為すらも千束(ちとせ)とタイマンになる状況を作る為の手段になっていた節すらあります。自身の目的を率いる組織の目的に組み込んだ上で指揮を取る事ができるなど非常に頭の良いキャラクターであるともいえます。

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リコリス・リコイルの真島のアニメ声優

松岡禎丞のプロフィール

アニメリコリス・リコイルにおいて真島の声優を担当したのは松岡禎丞さんです。2009年に声優デビューを果たすと少しずつ知名度を獲得していき、2012年に声優を担当した『ソードアート・オンライン』のキリト役で高い人気を獲得した声優です。仕事が増えた時期と流行りの関係で、キリト/桐ヶ谷和人役以降もハーレム系の展開がある作品の主人公を演じる機会が多い声優としても活躍する事になります。

その他声優として演じるキャラクターの特徴として「叫び」が多いキャラクターが多い事も特徴の1つとして上げられています。また近年では主人公役だけでなく、リコリス・リコイルの真島のような重要な敵キャラクターポジションのキャラクターを演じる機会も多いです。余談ですが松岡禎丞さんが真島役の声優を担当した際には、その雰囲気を醸し出す為に「超絶フランクな自然体」を意識していた事が明らかになっています。

松岡禎丞の主な出演作品や演じたキャラ

松岡禎丞さんが声優としてこれまでに演じたキャラクターとしては『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の真壁楓役、『コードギアス亡国のアキト』の成瀬ユウヤ役、『アカメが斬る!』のラバック役、『マンガ家さんとアシスタントさんと』の愛徒勇気役、『ダイヤのA』の金丸信二役、『食戟のソーマ』の幸平創真役、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベル・クラネル役などの声優を担当しています。

松岡禎丞さんが声優として近年演じたキャラクターとしては『ブルーロック』の雷市陣吾役、『惑星のさみだれ』の風巻豹役、「ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜」の山本幸大役、『であいもん』の雪平巴役、『佐々木と宮野』の平野大河役、『東京リベンジャーズ』の三ツ谷隆役、『吸血鬼すぐ死ぬ』の半田桃役、『探偵はもう、死んでいる。』のコウモリ役などの声優を担当しています。

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リコリス・リコイルの真島と関係するキャラ

関係するキャラ①吉松シンジ

真島が来日するきっかけを作ったキャラクターが吉松シンジです。アラン機関のメンバーでもあり、東京でのテロを計画してその実行役として海外で傭兵を行っていた真島を招聘しました。真島にとっては雇い主ではありますが、リコリス・リコイル作中ではそこまで接点はなく、また当初はアラン機関のメンバーであった事も隠していた可能性も高くなっています。

そのため、真島が吉松に興味を持ったのは千束(ちとせ)を介してであり、会った事もなかったのか、吉松を拉致する際には「はじめまして」と挨拶していました。リコリス・リコイル作中において吉松シンジは千束(ちとせ)の支援者という側面も持っています。そのため或いは真島を呼び寄せてテロ行為をさせたのも千束(ちとせ)の当て馬だったのではないかとも考察されています。

関係するキャラ②錦木千束(ちとせ)

真島とは敵対関係にありながら共通点も多いキャラクターになっているのがリコリス・リコイルの主人公の1人である錦木千束(にしきぎちとせ)です。その実力はリコリスの中でも歴代最強と呼ばれるほどで銃弾を見切って回避する事ができる能力を持っています。吉松が2人を衝突させた事で真島は千束(ちとせ)に興味を持つようになり執着するようになりました。

ただ真島にとっては倒したい相手であるという事は間違いありませんが、同じアランチルドレンである事も明らかになっており、真剣勝負の殺し合いの最中に休憩を設けたりとその態度は一見すると謎な行動が多いです。また千束(ちとせ)とは海外映画好きという共通の趣味がある事も明らかになっています。

関係するキャラ③ロボ太

雇い主でありながら接点は少ない吉松、敵対関係である千束(ちとせ)に変わって、真島が共にいる事が多いのがロボ太です。元々接点があったわけではなく、2人を引き合わせたのも吉松でした。2人共が吉松に雇われた存在だったのです。真島がテロを行う実行犯としてそのサポートを行う参謀役としてあてがわれたのがロボ太でした。新進気鋭のハッカーであるロボ太は元々はハッカーであるという点を除けば一般人だったのです。

そのため、テロリストであり当たり前に銃を使ってくる真島を恐れており、協力関係にはありますがどちらかといえば脅されているような場面も多く描かれていました。またロボ太は吉松から個別に真島と千束(ちとせ)を戦わせるように指示されており、真島が千束(ちとせ)に興味を持つきっかけを作っています。ロボ太自身ウォールナットを越えるハッカーとして知名度を得るという目的のために、真島に協力していた側面も持っています。

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リコリス・リコイルの真島の活躍をネタバレ

ネタバレ①旧電波塔事件

リコリス・リコイル作中で真島の痕跡として描かれたエピソードの1つが旧電波塔事件です。東京スカイツリーを破壊したこの事件はリコリス・リコイル作中では10年前におきた過去のテロ事件として描かれています。実はこの時実行犯の1にとして真島も参加していたのです。この時の真島は当時まだ7歳だった千束(ちとせ)によって仲間を殲滅される事になりますが、経緯は不明ながらも生存し海外に逃亡する事になります。

その他、明確な時系列は不明ながらk旧電波塔事件の後からリコリス・リコイル本編の時間軸までの10年間の間に、アラン機関から支援を受けた事も明らかになっています。アランチルドレンの証でもあるエンブレムを持っていたりもします。

ネタバレ②吉松に誘われて部下と共に来日

その後10年間の間に真島は海外で傭兵として活躍しており、多くの部下を率いるような立場にまでなっていました。そして吉松の依頼を受ける形で部下と共に来日する事になります。リコリス・リコイル作中の日本はDAが常に目を光らせているにも関わらず真島はこの時大量の部下を伴って入国出来ていたりします。

吉松は真島の事をアランチルドレンとして元々把握していたのか、単に海外で活躍するプロの傭兵として目に留めたのかは不明になっています。

ネタバレ③地下鉄を襲撃

吉松からの依頼で最初に真島が実行犯を努めたのが地下鉄テロでした。しかしこの作戦は事前にDAに察知されており、地下鉄に一般人はおらず無人であり、駅構内と地下鉄に隠れていたDAのリコリス達に返り討ちにされる事になります。部下が次々とやられていく中、真島は爆弾を用いてその場を切り抜けて1人逃げ切る事に成功しています。

この地下鉄襲撃の後に接触する事になったのがロボ太です。真島とロボ太は同じく吉松に雇われている立場として協力関係を構築する事になるのでした。そしてロボ太からの情報でDAのリコリスの存在などについても知らされる事になるのです。余談ですが、地下鉄襲撃の際に真島が使用した銃については明確に、『PKM』と呼ばれるソ連系の汎用機関銃であった事も明らかにされています。

ネタバレ④千束と戦う

その後、今後の活動においてはリコリスの存在が邪魔になると考えた真島は、ロボ太の情報を元にしてリコリスを個別に襲撃し端末を奪ってDAの本部の場所を割り出そうと試みます。しかしロボ太はDAの本部の割り出しに苦戦し、襲撃は成功したものの部下には犠牲者も出していた真島は苛立ちを募らせていきます。この時、ロボ太は吉松から個別に真島と千束(ちとせ)を戦わせるように依頼されていました。

ロボ太はなんとか真島をその気にさせ、真島は千束(ちとせ)と戦う事になります。千束の実力は高く部下はやられていきますが、千束が自身の信念から非殺傷性の弾を使っていたことで真島は反撃に出る事に成功します。偶然にも千束の視力を奪う形になった事で形成を逆転しますが、たきなを含む千束の仲間が現着した事で真島は千束と決着をつける事が出来ず、最後には仲間の誤射で車ごと吹き飛ばされてしまうのでした。

その後、怪我はしながらも生き残っていた真島は「おもしろいヤツを見つけた」と興奮していました。ロボ太に千束(ちとせ)の事を調べさせ、彼女が旧電波塔事件の際の少女であった事もしる事になります。この事実でより真島は千束に執着するようになるのです。ロボ太が調べて千束のセーフハウスを突き止めると真島は彼女の元を訪れます。この時拳銃を突きつけてはいましたが、本気でやり合うつもりはありませんでした。

この時の真島は千束(ちとせ)の人柄などを見極めようとしていたのです。対する千束も話に応じる姿勢を見せた事で2人には海外映画好きという共通点が見つかるなどある程度、話も盛り上がります。しかしアラン機関への考え方の違いも示す事になるのです。最後はたきなが駆けつけた事に気づいた真島が退散した事でこの場では銃撃戦が起きる事はありませんでした。

ネタバレ⑤吉松の居場所を突き止め包囲

その頃、DAでは一連の事件を起こした犯人が真島グループである事を掴んだ上にその居場所も把握されて掃討作戦の準備が進んでいました。準備が進んでいる間、真島はロボ太を通して吉松の居場所を突き止めた真島は吉松を襲撃して拉致します。その目的はアラン機関について聞き出す為で、囚われの身となった吉松はアラン機関について正直に話して聞かせるのでした。

付け加えて吉松は「アラン機関に見出された君に殺されるなら本望」であると答えます。真島はDAによる現状も、アラン機関に踊らされていた事も、その他すべての現状が気に食わないと思います。真島達の根城を襲撃したDAに対し、通信で応対した真島は「全てを破壊する」と宣言するのです。

そして真島は新たに作られた電波塔の式典を電波ジャックしてしまいます。真島は事前に1000丁の銃を東京中にばら撒いた事を宣言し、秘密組織であったDAの存在をバラしてしまうのです。真島の目的は1000丁の銃による人々の暴走で「平和な日本」という幻想を破壊する事、さらにDAの存在をバラす事でDAの誇りと信用を失墜させるのが目的でした。

そして千束(ちとせ)にロボ太を通じて連絡を取ると拉致した吉松の様子を見せて新電波塔に近づかないように指示するのでした。

ネタバレ⑥新旧電波塔での最終決戦

真島達の電波ジャックテロは一定の効果を発揮しています。真島達が言ったDAの存在も銃をばら撒いた事も事実である為です。東京が大混乱する中、新電波塔に迎えない千束が向かった先は因縁ある旧電波塔でした。そこでは真島が待ち構えていました。真島は事前にシャッターを閉じておく事で千束の優位を奪っておくと戦いを有利に進めていきます。

追い込まれる千束(ちとせ)でしたがそれを救ったのがたきなでした。たきながシャッターを壊して展望台に侵入すると視力を使えるようになった千束に真島は押されて2人の連携もあって敗北、拘束される事になってしまいます。肝心の電波ジャックテロもクルミの活躍で「ただの茶番」として新電波塔の宣伝だったという形で情報操作され、ロボ太も逮捕された事で収束に向かっていきます。

既に部下もほとんどが倒れ、人質だった吉松にも逃げられと散々な結果になってしまったのが真島です。しかしそれでも真島は諦めませんでした。自力で拘束から逃れると脅しがなくなり新電波塔に向かった千束(ちとせ)の前に立ちはだかったのです。真島は謎のタイマーを見せて千束にタイマンでの戦いを所望するのでした。爆弾のタイマーだと考えた千束はこれに応じるのでした。

この最後のタイマンは激戦でしたが最終的には、千束(ちとせ)に外に突き落とされる結果で真島が敗北する事になります。千束も一緒に落ちてしまう所をたきなが救助した事で真島だけが落下する事になったのです。ちなみに真島が見せた謎のカウントダウンは実は爆弾ではなく花火のカウントダウンであり、花火が打ち上がってそれに気づいた千束は小声で毒づいています。

ネタバレ⑦真島の結末

最終決戦の最後には突き落とされて死亡したかのように描かれた真島ですが、リコリス・リコイルのラストでは実は生存していた事が明らかになっています。一連の電波ジャックテロは新しい電波塔の宣伝だったとして処理されたものの、東京にばら撒かれた拳銃は全て回収されていない状態になっていました。折しも拳銃を手に入れたサラリーマン風の男が群衆の中でそれを取り出そうとした時に姿を見せたのが真島でした。

真島は全身を包帯で覆いながらも、いつもの派手なシャツにロングコートを着た姿で現れて自らの足で歩いています。現れた真島は拳銃を取り出そうとしていた男に後ろから歩み寄ると、落ち着くように諭し雑踏の中に消えていくのでした。

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リコリス・リコイルの真島の能力を考察

真島の高い戦闘能力

テロリストとして登場した真島ですが、元は海外でプロの傭兵として活動していた事もあって非常に高い戦闘能力を持っています。その高い戦闘能力はタイマンでの格闘なら歴代最強のリコリスと呼ばれる千束(ちとせ)に肉薄できる程であり、その他のリコリス相手なら圧倒的できる程です。戦闘能力の幅も広く射撃能力も高く、また爆発物の扱いにも長けているなどしています。

加えて真島の能力で強力なのが真島の異常なまでのタフさです。乗車中の車の爆発に巻き込まれても、高所から落とされても、怪我はしつつも五体満足で生存しており自力で歩ける程なのです。至近距離で撃たれればダウン必至な千束(ちとせ)の非殺傷弾を受けても格闘を継続できるなど、そのタフさはリコリス・リコイル作中でも最強と言えます。

さらに付け加えると真島は個人の戦闘能力だけでなく、組織を指揮する指揮官としての能力も非常に高いです。リコリス・リコイル作中の日本は常にDAが目を光らせている世界観であるにも関わらず、大量の人員をバレずに日本に入国させて活動できるなど作戦立案力なども非常に高いのです。

ちなみに真島は基本的にリコリスと同じく拳銃を持った状態で行う肉弾戦を得意としています。使用している銃は主に『チアッパ・ライノ』と呼ばれるリボルバー型の拳銃です。それ以外にも地下鉄襲撃の際には汎用機関銃の『PKM』を使用。回想で描かれた旧電波塔事件の際には、チアッパ・ライノと合わせて折りたたみ式のアサルトライフルである『AKMS』を使用するシーンがあります。

真島は目が見えない?

旧電波塔テロでの回想で明らかになりましたが、真島は実は目が見えなかった時期があります。公式設定によると真島は先天的な盲目であった事が明らかになっているのです。旧電波塔テロの時には目に包帯をしており、それを隠す為か包帯の上からサングラスをしていました。

しかし現代の真島にはしっかり目が描かれており目が見えない描写もありません。ネタバレするとこれこそが真島がアラン機関に受けた支援なのです。真島は高い戦闘能力や後述する聴力の高さなどを認められてアランチルドレンとなっており、その結果として義眼を与えられる事になったのです。

真島の聴力がすごい?

アラン機関に支援されるまで盲目ながらもテロリストとして活動していた真島ですが、盲目の真島がそんな活動を出来ていた理由が聴力にあります。真島は盲目をフォローする為か異常な程に聴力が高いのです。複数名の三次元的な位置座標や動作を音だけで聞き分け、さらには1度聞いた足音なら判別できるなど、リコリス・リコイル作中でも音を生かした行動を取る事が多いのです。

さらにはクリックを利用したエコーロケーションも行う事ができ、人間が通常行う事が出来ない暗闇での格闘戦闘も可能になっています。ただし聴力の良さは同時に弱点にもなっており、耳元で大音響を鳴らされると行動不能になる程、音響外傷には弱くなっていたりもします。

ちなみに何故聴力が高いのかは不明ですが、リコリス・リコイルの時間軸で30代である真島は旧電波塔事件の際に20代で、その頃まで盲目で生きてきたのが関係しているのではないかと考察されています。或いは元々聴力に特別な能力があった場合もありますが、視力を補う為に聴力が異常発達した例なのではないかと考察されています。

真島の聴力がわかりやすく発揮されているシーン

リコリス・リコイル作中では真島の聴力の高さが分かりやすく描写されたシーンがいくつかあります。その1つが千束(ちとせ)のセーフハウスを訪問した際です。銃口を向けながらも千束と談笑していた真島ですが、千束の危機を察知したたきながセーフハウスに向かっていました。真島は近づいてくるたきなに気づいており、たきなが来たことを理由にその場から切り上げています。

それも反撃を最小限に抑える為、たきなが玄関を開けようとする瞬間に飛び出してドアを遮蔽物にした上で数階のマンションからパルクールの要領で飛び降りて逃げていったのです。このシーンは真島のタフさを示すシーンであると同時に、たきなが玄関を開けるタイミングをしっかりと測れていなければ出来ないシーンになっています。

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リコリス・リコイルの真島に関する感想や評価

ここからは既にリコリス・リコイルを視聴した人の真島に関しての感想をネタバレありで紹介していきます。真島はテロリストであり、リコリス・リコイル作中でも様々な事件を起こしている極悪犯です。しかし、そのキャラクター性はどこか憎めないとする感想は非常に多くなっています。真島の語る信念や真島の視点も理解できるという声が多く、方法論はともかくとして考え方に共感できるという声も見られます。

真島自身共通点の多い千束(ちとせ)と談話するシーンがあったり、全力の千束とやり合いたいからと真剣勝負の最中に休憩を挟んだりするシーンがあります。本当に極悪なだけなら起こさない行動を起こすのが真島の良さだとする声も見られます。目的をしっかりと持ちながらも自身の考えを優先する所が人間臭くて良いともされているのです。

真島の能力が千束(ちとせ)と相対しやすいようになっているのが良いという声も見られます。何気なく聴力を生かしているのがカッコいいという声も多くなっているのです。最終決戦で使用したエコーロケーションなど描写も真島の能力をしっかり見せる事を意識したシーンがあるのがリコリス・リコイルの良さだとする声も見られるのです。

その一方で能力としては触れられていない真島のタフさはどこから来ているのか気になるという声も多いです。真島は経験豊富なベテラン傭兵とされていますが、同じように傭兵をしていたはずの部下は次々やれていくのに対し、真島は怪我はしてもダメージは少ない描写がほとんどなのです。聴力は先天的な盲目によって鋭くなったものである事から、実はその異常なタフさが生まれ持った才能なのではないかとも考察されていたりもします。

リコリス・リコイルはオリジナルアニメである事から原作で続きを読むという事も出来ないため、2期をやってほしいという声が非常に多い作品になっています。特に真島に関しては最終決戦以降も生きている事が確定している事から再登場して欲しいという声も多いです。真島の場合、目的によっては千束(ちとせ)らとの共闘もあり得るキャラクターだけに今度は共闘が見たいとする声も見られます。

中には真島を主人公にした外伝を展開して欲しいという声も見られます。真島は目的がしっかりしているキャラクターなのでダークヒーロー系の主人公として十分に主人公が務まるのではないかとも考察されているのです。特に真島が何故テロリストになったのかを描いてほしいという声もあり真島の過去編という形での展開を望む声も多くなっています。

アニメリコリス・リコイルにて真島役の声優を担当した松岡禎丞さんに関してはハマり役の1つだったとする声もある程に称賛する声が多いです。感情の起伏も激しいキャラクターであり、松岡禎丞さんが得意とする「叫び」もあるキャラクターだけにより真島のキャラクター性が良くなったとする声も多くなっています。

上記で紹介した真島主人公の外伝も声優を数多くの主人公キャラを務めてきた松岡禎丞さんが声優を担当した影響もあるとする声もある程になっています。

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リコリス・リコイルの真島まとめ

リコリス・リコイルの真島は敵キャラながらもどこか憎めない性格をしているとして人気を集めるキャラクターです。特別に訓練されているはずのリコリスすらも圧倒する高い戦闘力と指揮能力、異常発達した聴力に、異常な程のタフさなど戦闘においていくつも優れた能力を持っているキャラクターになっています。それでいてチートと言われる事なく、そのキャラクター性は人間味があると言われる不思議なキャラクターです。

そのキャラクター性はダークヒーローとして主人公だとしてもおかしくないと言われる程になっており、2期での再登場や真島を主人公とした外伝作品の展開を望む声も多くなっています。リコリス・リコイルもオリジナルアニメとしては高い人気を獲得した作品なので今後の展開にも注目が集まっています。

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