君の名は。がゾッとしたと言われる理由は?問題のシーンや怖い都市伝説・裏設定も調査

大ヒットアニメ映画「君の名は。」には、ゾッとしたと言われるシーンがあります。アニメ映画「君の名は。」は日本歴代興行収入ランキング上位の人気作であるとともに、さまざまな考察がされている人気作品です。そんな「君の名は。」にはゾッとしたと言われるシーンがあります。今回は「君の名は。」のゾッとしたと言われる問題のシーンのほかに、怖い都市伝説、裏設定などを調査したのでチェックしてみてください。

君の名は。がゾッとしたと言われる理由は?問題のシーンや怖い都市伝説・裏設定も調査のイメージ

目次

  1. 君の名は。とは?
  2. 君の名は。がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説を考察
  3. 君の名は。の問題のシーン
  4. 君の名は。のモデルの場所や聖地
  5. 君の名は。に関する感想や評価
  6. 君の名は。がゾッとしたと言われる理由まとめ

君の名は。とは?

君の名は。の概要

Aboutと書かれたスケッチブック

アニメ映画「君の名は。」は2016年に公開された作品で、新海誠監督が手がけました。新海誠監督はそれまでも「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」といった作品を手掛けアニメファンに注目されていましたが、「君の名は。」はアニメファンのみならず社会現象になるほどの大ヒット作品となります。2022年11月現在で日本歴代興行収入ランキング5位で、その金額はおよそ250.3億円です。

そしてアニメ映画「君の名は。」は日本のみならず世界的に注目を集め、世界での興行収入は3.61億ドルです。この金額は日本映画としては「千と千尋の神隠し」に次ぐ2位となっています。そして新海誠監督の作品はより注目を集め、2019年に「天気の子」が公開されてヒット。2022年11月には最新作の「すずめの戸締り」が公開されました。

君の名は。のあらすじ

あらすじと書かれたスケッチブック

2016年、東京で暮らす男子高校生の立花瀧はある日目が覚めると田舎の女子高生になっていることに気が付きます。また、同じように岐阜県の糸守町に住む宮水三葉は目が覚めると東京の男子高校生になっていました。立花瀧と宮水三葉はおたがいが入れ替わっていることに気が付き最初は戸惑いますが、次第にその関係を楽しむようになります。しかし、その関係はある日突然終わってしまいます。

映画『君の名は。』公式サイト

君の名は。がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説を考察

ゾッとした理由①時間のズレが判明する

ここからはアニメ映画「君の名は。」がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説を考察していきます。最初に紹介するアニメ映画「君の名は。」がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説の考察は時間のずれが判明することです。アニメ映画「君の名は。」は主人公の立花瀧と宮水三葉が入れ替わるという不思議な体験が大きなキーポイントとして描かれています。

大阪駅の時計

また、同じように時間についても大きな要素になっていて、タイムリープ物の作品の1つとされています。アニメ映画「君の名は。」をはじめて視聴した場合、最初は時間のずれということが意識できないストーリーが展開されています。瀧と三葉の入れ替わりという不思議な設定はあるものの、映画初見のときは同じ時間軸で入れ替わっていると感じた方が多いのではないでしょうか?

しかし、作品が進んでいくと2人が同じ時間軸にいないということが視聴者にもわかるようになってきます。そのシーンでゾッとしたという感想を抱いた方が多いようです。入れ替わった瀧と三葉ですが、瀧は2016年の東京で生活をしている一方、三葉は2013年の糸守町で生活をしています。つまり、3年のタイムラグがある入れ替わりを2人が体験しているという裏設定になっています。

空を流れる彗星

また、アニメ映画「君の名は。」のあらすじの項で紹介しましたが、あるときを境に入れ替わりが起きなくなります。それは瀧の視点から見れば3年前に糸守町へティアマト彗星の破片が隕石として降り注いで壊滅した日でした。この事実が判明したときにゾッとした・怖いという感想もありました。また、瀧は三葉や糸守町の人たちを救うために行動します。

そして現地で三葉と入れ替わり、そして再会しようとしますがおたがいの気配はあれど再会できませんでした。それは3年のタイムラグがあったためです。しかし、「かたわれどき」と呼ばれる夕方に2人が再会を果たします。この「かたわれどき」は「君の名は。」オリジナルの単語で、入れ替わりの片割れである瀧と三葉が出会える時間だったという裏設定があるとされています。

ゾッとした理由②おばあちゃんの怖い裏設定

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説の考察はおばあちゃんの怖い裏設定です。ここでいうおばあちゃんは三葉の祖母の一葉のことです。一葉はあまり登場しないキャラクターですが、重要な裏設定や都市伝説があります。おばあちゃんの重要な裏設定は三葉と同じく入れ替わりを体験しているということです。

アニメ映画「君の名は。」の作中で、おばあちゃんが入れ替わり体験者だと示唆される会話があります。それは三葉と瀧が入れ替わっているときに、三葉が普段と違うような行動をとっているところをおばあちゃんが見たシーンでのことでした。「別の誰かになる夢を見た気がする」と話したおばあちゃん、三葉が普段取らない行動をとるようになった際に、記憶がよみがえったのではないかとされています。

ちなみに、おばあちゃんは少女のころに誰かの夢を見ていた気がするけどもう思い出せないと語っていて、切なそうにしています。また、おばあちゃんだけではなく三葉の母親も入れ替わり体験者ではないかと考察されています。そして、この入れ替わりは少女期だけのもので代々宮水家の女性が入れ替わり能力者である裏設定があるとされています。

ゾッとした理由③電車で瀧に話しかける三葉のシーン

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説の考察は電車で瀧に話しかける三葉のシーンです。入れ替わり生活が続いていくうちに、次第に三葉は瀧に会いたいと思うようになりました。そして意を決して瀧に会おうと東京へと向かいます。東京で瀧を探していた三葉、ようやく瀧を電車の中で見つけることに成功しました。

線路を走行する赤い電車

このシーンで三葉は瀧に「瀧君…、私覚えてない?」と不安そうに問いかけます。三葉は入れ替わりの時間軸が3年違うことに気が付いていないため声をかけたのですが、瀧にとっては入れ替わり経験前でまったく知らない女性が語り掛けてきたというシーンになります。そのため瀧は三葉に「お前、誰?」と冷たく言いました。このシーンがゾッとした・怖いという感想が少なくありません。

ここで2人がそのまま別れて終わりかと思いきや、瀧は電車から降りるタイミングで、三葉の名前を問いかけました。このシーンについては小説版で瀧の心情の裏設定が描かれています。それは「このおかしな女の子は、もしかしたら、俺が知るべき人なのかも知れない」という突然沸き上がった心情でした。その問いかけがあったからこそ、電車の降り際に三葉は組み紐を瀧に手渡しました。

雨に打たれる山手線

この組み紐は、その後2人が再会するときの大切なアイテムになります。また、アニメ映画「君の名は。」の電車に関わる裏設定・都市伝説がほかにもあります。それはラストシーンで大人になった2人が再会する際の電車です。この電車は瀧が山手線内回り、三葉が中央総武線の各駅停車だと考察されています。

ゾッとした理由④「言の葉の庭」の主人公が登場している?

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」がゾッとした・怖いと言われる理由や都市伝説の考察は、「言の葉の庭」の主人公が登場していることについてです。「言の葉の庭」は新海誠監督の作品で、「君の名は。」の1つ前に制作されたものです。これについてはゾッとした・怖いという都市伝説というよりも、新海誠監督ファンの方にはうれしい裏設定です。

「言の葉の庭」の主人公は教育実習生の雪野。彼女は作品のラストで地方の国語教師になったという裏設定があります。そして「君の名は。」の作中で三葉の学校で国語を教えている先生ことが雪野でした。ユキちゃん先生と呼ばれていて、「君の名は。」では重要な意味を持つ「かたわれどき」という言葉の語源などを授業で教えていました。彼女が雪野であると考察されるのには理由があります。

それはビジュアルが「言の葉の庭」の雪野にそっくりだったこと、そして担当声優が同じ花澤香菜さんだったことです。ちなみに、「君の名は。」の三葉や瀧といったキャラクターは、「天気の子」に登場しています。

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君の名は。の問題のシーン

問題のシーン①入れ替わった瀧が三葉の胸を触るシーン

ここからはアニメ映画「君の名は。」の問題シーンについて紹介します。最初に紹介するのは、入れ替わった瀧が三葉の胸を触るシーンです。性別が違う2人は入れ替わりのときに、体に違和感を覚えます。三葉も1度は瀧の下半身をチェックするシーンが描かれました。しかし、瀧は入れ替わるたびに三葉の胸を触るシーンが描かれます。

この下ネタのように感じる表現が問題だと感じる方が多かったようです。その一方で、新海誠監督は過去作からこのようなシーンを入れがちなので、新海誠監督らしいと感じた方もいました。

問題のシーン②バスケットシーン

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」の問題シーンはバスケットボールをプレイするシーンです。三葉の中に入っている瀧は、三葉の体で女子とは思えない見事なプレイをしました。そしてクラスメイトの注目を集めましたが、実はそれはプレイがすごいのではなくほかの理由がありました。瀧は男性のためブラジャーになじみがなく、ノーブラで体育の授業を受けていたのです。

これが女性視点からはかなり問題のシーンだった、とくに入れ替わった三葉にとっては恐ろしいシーンだったとされています。

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君の名は。のモデルの場所や聖地

聖地①飛騨古川駅

ここからはアニメ映画「君の名は。」の聖地の情報について紹介します。最初に紹介する聖地は、飛騨古川駅です。飛騨古川駅は瀧が三葉を探すために1人で飛騨地方へ旅をしたときにたどり着いた駅で、ここで糸守町の情報の聞き込みなどをしました。飛騨古川駅は岐阜県飛驒市の代表駅で、JR高山本線が走っています。

聖地②立石公園・諏訪湖

諏訪湖を望む立石公園

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」の聖地は立石公園・諏訪湖です。諏訪湖は糸守町にある糸守湖のモデルとされていて、作中では円形の湖です。しかし、ティアマト彗星の破片が隕石として降り注いだ結果、円形だった湖はひょうたん型に変形しています。また、立石公園は諏訪湖のほとりにあります。立石公園は「かたわれどき」に瀧と三葉が再会した場所のモデルです。

「かたわれどき」は夕方のことで、2人が再会した夕方のシーンは神秘的で美しいという感想がたくさんあります。そのため、立石公園で夕方の「かたわれどき」に聖地巡礼をされた方が写真撮影をするケースが多いようです。

聖地③バス停

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」の聖地はバス停です。このバス停はアニメ映画「君の名は。」で瀧と瀧の同級生の藤井司、そして瀧のアルバイトの先輩である奥寺ミキの3人が座っていた場所です。このバス停は「落合バス停」で、飛騨市宮川町落合にあります。飛騨古川駅よりかなり離れた場所にあり、最寄りの駅は飛騨古川駅から電車で15分の場所にある角川駅。

そして角川駅から徒歩で20分ほどの場所にあります。落合バス停はバス停ですが、現在ではバス停として機能していません。しかし、アニメ映画「君の名は。」の聖地として、バス停はそのまま残されているので聖地巡礼は可能です。

聖地④須賀神社

続いて紹介するアニメ映画「君の名は。」の聖地は須賀神社です。須賀神社はアニメ映画「君の名は。」のラストシーンで、瀧と三葉が再会をするという印象的な場所です。これまでの聖地は飛騨地方や長野県のものでしたが、須賀神社な東京にあります。東京メトロ四谷三丁目駅から近くにあるため、首都圏の方は足を運びやすい聖地といえます。

このほかにも東京にはアニメ映画「君の名は。」の聖地が数多くあるので、ほかの聖地と合わせて須賀神社に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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君の名は。に関する感想や評価

アニメ映画「君の名は。」で「言の葉の庭」の雪野がユキちゃん先生として登場して驚いたという感想の方がいました。また、ラストシーンで成長した2人が電車ですれ違ったとき、新海誠監督の「秒速5センチメートル」のシーンを思い出してゾッとしたという方がいます。

アニメ映画「君の名は。」には入れ替わりという要素だけではなく、時間軸のずれなどさまざまな要素があります。そんな情報を知らずにはじめて「君の名は。」を見たときに、場面の転換や伏線の回収などでゾッとしたけど面白かったという方がいます。

アニメ映画「君の名は。」は複雑な設定があり、初見ではすべて理解するのが難しいという感想があります。そのため、2回目のときに違う見え方がして面白かったという方がいました。

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君の名は。がゾッとしたと言われる理由まとめ

まとめと書かれた黒板

アニメ映画「君の名は。」がゾッとしたと言われる理由や、都市伝説・裏設定の考察などを紹介しました。さまざまなゾッとする設定があるからこそ面白いという感想がある「君の名は。」は、設定をしってから見返すとまた違う面白さがあるとされています。まだ試聴していない方も、試聴したことがある方も、「君の名は。」を視聴してみてはいかがでしょうか?

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