【ヒロアカ】2人目の内通者はいる？候補は誰？青山裏切りの伏線もまとめて解説

本記事では、僕のヒーローアカデミア/ヒロアカの2人目の内通者は誰なのかを考察していきます。また、内通者で確定している青山優雅のプロフィールや、作中で描かれた伏線の情報をネタバレしながらまとめていきます。その他には、内通者に関する読者の感想を紹介していきます。

2人目の内通者は誰なのかを考察する前に、まずは「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」の基本情報を紹介していきます。ヒロアカは2014年から連載されている漫画で、2022年11月時点でコミック36巻が発売されています。コミックの累計発行部数は6500万部を突破しており、2016年からはアニメの放送がスタートしています。

僕のヒーローアカデミア/ヒロアカの世界には「個性」と呼ばれる特殊能力が存在していますが、主人公の緑谷出久は個性を持たずに生まれました。また、オールマイトに憧れていた緑谷出久はヒーローになる夢を抱いていたため、個性が無いと知って絶望してしまいます。そんな中、命懸けでヴィランと戦う緑谷出久の姿をオールマイトが目撃しており、その姿に強い正義を感じたオールマイトは緑谷出久に個性を譲渡することを決めます。

ヒロアカの序盤では、1年A組の生徒が「USJ」という施設で実習を行っており、途中で死柄木弔が率いるヴィラン連合の襲撃を受けています。この時には、1年A組の生徒とオールマイトの活躍で難を逃れていますが、雄英高校のカリキュラムは関係者だけに知らされていたため、情報が漏洩していたことで「内通者の存在」が浮上しました。

USJ襲撃事件では、ヴィラン連合の黒霧が「先日頂いた教師側のカリキュラムでは」と発言しており、この発言で「ヴィラン連合に情報を漏らしている人物の存在」が確定しています。また、ヴィラン連合を退けることには成功しましたが、「実習中に生徒がヴィランから襲撃を受けた」という事実が世間に衝撃を与えており、この事件から雄英高校の風当たりが強くなっています。

僕のヒーローアカデミア/ヒロアカでは「林間学校」のエピソードが描かれています。USJ襲撃事件が起きたことで雄英高校は情報漏洩を懸念しており、林間学校の情報は「雄英高校の教師」「少数のプロヒーロー」だけに知らされていました。ですが、林間学校でもヴィラン連合の襲撃を受けたため、この襲撃事件が内通者の存在を濃厚にしています。

林間学校のエピソードでヒーロー側に死者は出ませんでしたが、爆豪勝己が拉致されるという最悪の結末を迎えています。また、林間学校が終わった時に雄英高校の教師は会議を開いており、この時にプレゼント・マイクが「いるだろ、内通者」と発言しました。そして、雄英高校に対する世間の風当たりが更に強くなったため、生徒を守るために寮が作られることになります。

林間学校では爆豪勝己が拉致されてしまったため、雄英高校の教師とプロヒーローが爆豪勝己の救出任務を決行しています。この任務は秘密裏に開始されましたが、死柄木弔の師匠のオール・フォー・ワンには情報が筒抜けでした。最終的には爆豪勝己の救出に成功していますが、この戦いでオールマイトが全ての力を出し切ってしまったため、爆豪勝己が「オールマイトは俺が終わらせた」という負い目を感じるようになります。

爆豪勝己の救出任務はオール・フォー・ワンに筒抜けでしたが、ヒーローの襲撃を受けた時に死柄木弔は本気で驚いていたため、「内通者はヴィラン連合ではなく、オール・フォー・ワンの関係者」という伏線が描かれています。また、1年A組ばかりがヴィラン連合の襲撃を受けていたため、それが「内通者は生徒」という説が浮上した理由のようです。

ここからは、「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」の2人目の内通者は誰なのかを考察していきます。怪しい動きを見せているキャラクターの情報や、2人目の内通者候補になった理由をネタバレしながらまとめていきます。

ヒロアカでは1人目の内通者が確定していますが、「内通者は1人」と確定した訳ではないため、読者の間では「2人目の内通者」が予想されています。また、2022年11月時点でヒロアカは最終章に突入しているため、「流石にもう内通者は出てこない」という意見も挙がっているようです。

ヒロアカの1人目の内通者は青山優雅で確定していますが、青山優雅は「悪意が無い内通者」でした。また、最終章ではヒーローたちが一枚岩になってヴィランと戦っているため、終盤で正体を現す内通者は「悪意を持つ可能性が高い」と予想されているようです。そのため、2人目の内通者が存在している場合には、1年A組と敵対するという最悪の結末を迎えるかもしれません。

ヒロアカの読者の間では、根津の内通者説が浮上しているようです。根津は雄英高校の校長で、「ハイスペック」という個性を持つキャラクターです。雄英高校の全ての情報を知っており、オールマイトを雄英高校に誘った張本人のため、それが根津の内通者説が浮上した理由のようです。また、ハイスペックは「人間以上の頭脳」という個性のため、「人間には分からない根津の思惑がある」という考察がなされているようです。

根津には内通者説が浮上していましたが、最終章では避難民の保護に尽力しています。また、第二次決戦ではヒーローがヴィランを分断させて戦っていますが、根津の力があればヒーローを窮地に追い込むことが可能のため、根津は内通者ではないという考察もなされているようです。

ヒロアカの読者の間では、葉隠透の内通者説が浮上しているようです。葉隠透は1年A組の生徒で、「透明化」の個性を持つキャラクターです。誰にも視認できないというスパイにうってつけの個性を持つため、それが葉隠透の内通者説が浮上した理由のようです。また、USJ襲撃事件で葉隠透は「轟焦凍と一緒にいた」と言っていますが、実際には「轟焦凍と真逆の場所」にいたため、その嘘も葉隠透の怪しさに繋がっています。

葉隠透の透明化の体には「光を屈折させる性質」があり、作中では「青山優雅との連携技」を披露しています。また、内通者で確定している青山優雅が「仲間に対する信頼を取り戻すエピソード」が描かれる可能性があるため、その際に葉隠透との連携技でヴィランの幹部を倒すかもしれません。

ヒロアカの読者の間では、上鳴電気の内通者説が浮上しているようです。上鳴電気は1年A組の生徒で、「帯電」という個性を持つキャラクターです。物語序盤には「ヒーロー殺し・ステイン」というヴィランが登場しており、ステインの行動は大勢のヴィランに大きな影響を与えています。上鳴電気はヒーロー志望でありながら、「ステインがかっこいい」という発言をしているため、それが上鳴電気の内通者説が浮上した理由のようです。

僕のヒーローアカデミアには「リ・デストロ」というヴィランが登場していますが、リ・デストロと決めポーズが似ていることも上鳴電気の内通者説が浮上した理由のようです。また、上鳴電気は耳郎響香と特別な関係になっているため、上鳴電気がヒーローを裏切った場合には、上鳴電気と耳郎響香の戦いが描かれるかもしれません。

ヒロアカの読者の間では、口田甲司の内通者説が浮上しているようです。口田甲司は1年A組の生徒で、「生き物ボイス」という個性を持つキャラクターです。生き物と仲良くなることができる優しい個性に思えますが、「人間にバレないように、生き物を使って情報を渡せる」というスパイ向きの個性でもあるため、それが口田甲司の内通者説が浮上した理由のようです。

ヒロアカの作中では、青山優雅が緑谷出久に「大人しい奴には気を付けろ」というメッセージを残しており、このメッセージが青山優雅の裏切りの伏線の1つになっています。口田甲司はほとんど喋らない大人しい性格のキャラクターのため、このメッセージも口田甲司の内通者説が浮上した理由のようです。

ヒロアカの読者の間では、瀬呂範太の内通者説が浮上しているようです。瀬呂範太は1年A組の生徒で、「テープ」という個性を持つキャラクターです。作中では、緑谷出久を心配する仲間たちがエンデヴァーを呼び出しており、エンデヴァーが投げたGPSに生徒たちが飛びつくシーンが描かれています。この時に先頭にいたのが瀬呂範太だったため、瀬呂範太の必死な姿が内通者説が浮上した理由のようです。

2022年11月時点で瀬呂範太の内通者説は確定していません。瀬呂範太は人命救助に優れているキャラクターですが、直接的な戦闘能力はあまり高くないため、ヒーローを裏切ってもあまり活躍できない可能性があります。そのため、瀬呂範太がGPSに飛びついた姿は、「緑谷出久を大切に想っている」という演出だったのかもしれません。

2人目の内通者は誰なのかという疑問を考察した後は、「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」で確定している1人目の内通者の青山優雅を紹介していきます。青山優雅の内通者説が確定したエピソードの情報や、内通者になってしまった理由をネタバレしながらまとめていきます。

ヒロアカの34巻・336話で青山優雅の裏切りが確定しています。1年A組の生徒たちは第二次決戦に向けて特訓していましたが、青山優雅は人気のない山中で両親と話していました。この時の「オール・フォー・ワンに協力した」という会話で青山優雅の裏切りが確定しており、青山優雅を尾行していた葉隠透が仲間を呼んだことで正体が露呈しています。

青山優雅は将来有望な人材としてヒーロー科に入学していますが、実は緑谷出久と同様に「生まれた時は無個性だったこと」が判明します。それを憂いていた両親は「個性を奪い譲渡する個性」を持つオール・フォー・ワンの存在を知り、オール・フォー・ワンの力で青山優雅に個性が渡されました。そして、「裏切ったら殺される」という恐怖で青山優雅と両親は内通者になってしまったようです。

336話で裏切りが確定した青山優雅ですが、緑谷出久と話している時には「僕はクズのヴィラン」と言っているため、「ヴィランはクズ」という認識を持っていることが分かります。そのため、青山優雅は「オール・フォー・ワンに対する恐怖」と「仲間たちに対する想い」に苦悩しながら生きていたようです。

2人目の内通者は誰なのかという疑問を考察した後は、「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」で描かれた青山優雅の裏切りの伏線を紹介していきます。青山優雅が作中で見せた怪しい言動や、体質に合っていない個性の設定をネタバレしながらまとめていきます。

青山優雅の裏切りは、「USJ襲撃事件の行動」が伏線になっていたようです。USJ襲撃事件では1年A組の生徒がヴィラン連合の襲撃を受けており、各自の判断でヴィランに応戦しています。この時に生徒の活躍が描かれていましたが、何故か青山優雅の姿は描かれていませんでした。そのため、オール・フォー・ワンに情報を渡した青山優雅は安全な場所で身を隠していたようです。

USJ襲撃事件が終わった時に、青山優雅は自分がいた場所について話していますが、「どこだと思う！？」「秘密さ！」と言って誤魔化す様子を見せていました。青山優雅は普段から謎が多いナルシストなキャラクターのため、この時の言動はあまり怪しさがありませんでしたが、キャラクター設定そのものが怪しい言動を隠す隠れ蓑になっていたようです。

青山優雅の裏切りは、「林間学校での荼毘との遭遇」が伏線になっていたようです。林間学校のエピソードではヒーロー科の生徒が襲撃を受けており、青山優雅は幹部の荼毘と遭遇しています。この時に2人の目が合っていますが、「荼毘が青山優雅を見逃す」という不可解な行動を見せています。その後、青山優雅もヴィランに攻撃しているため、「ヴィランに攻撃した青山優雅は内通者ではない」というミスリードになっていたようです。

青山優雅の裏切りは、「チーズ事件」が伏線になっていたようです。青山優雅は夜中に緑谷出久の部屋のベランダに侵入しており、チーズを使って「ぼくはしってるよ」という文字を残しています。しばらくこの文字の意味は不明でしたが、「個性を持たずに生まれた者」という青山優雅のメッセージだったようです。

青山優雅はオール・フォー・ワンから個性を譲渡されているため、緑谷出久もオール・フォー・ワンから個性を譲渡された存在と思い込んでいたようです。ですが、緑谷出久は強い正義を持ってオールマイトから個性を譲渡されているため、緑谷出久と自分に大きな違いがあることを知ってショックを受けています。

青山優雅の裏切りは、「緑谷出久との対比」が伏線になっていたようです。ヒロアカのキャラクターには「個性にちなんだ名前」が付けられていますが、無個性で生まれた緑谷出久は「個性とは関係がない名前」になっています。青山優雅も個性とは関係がない名前になっており、「緑と青」「谷と山」という対比も裏切りの伏線になっていたようです。

青山優雅の裏切りは、「体に合っていない個性」が伏線になっていたようです。青山優雅は「ネビルレーザー」という個性を持っていますが、「個性を使い過ぎるとお腹を壊す」という短所があります。この短所は「生まれ持った個性ではなく、ワン・フォー・オールから与えられたもの」という伏線になっていたようです。

青山優雅の裏切りは、「僕のヒーローアカデミアの10巻の背表紙」が伏線になっていたようです。コミックの背表紙にはキャラクターが描かれていますが、何故か青山優雅の視線は下を向いていたようです。また、「青山優雅が1人だけ背を向ける」という扉絵も描かれているため、このようなイラストも青山優雅の裏切りの伏線になっていたようです。

2人目の内通者は誰なのかという疑問を考察した後は、内通者で確定した青山優雅のその後を紹介していきます。青山優雅は悪意を持ってヒーローを裏切っている訳ではないため、最終章では意外な展開が描かれているようです。

内通者であることが露呈した青山優雅と両親はすぐに捕縛されました。そのため、警察とヒーローの事情聴取が始まりましたが、「情報を流していただけで、オール・フォー・ワンの情報は知らない」という事実が判明します。また、「裏切ったら殺される」という理由でオール・フォー・ワンに協力していたため、青山優雅は仲間に対して後ろめたさを感じていたようです。

イレイザー・ヘッドは青山優雅に「協力してほしい」と頼みましたが、青山優雅は「オール・フォー・ワンを前にしたら、再びみんな裏切ってしまう」と答えました。そのため、イレイザー・ヘッドは恐怖を剥がすために「戦うしかない」「手を差し出してくれた友と歩め」と伝え、この言葉に勇気を貰った青山優雅は戦うことを決意します。

緑谷出久を呼び出した青山優雅は裏切りの気配を見せており、そこにオール・フォー・ワンが姿を見せました。ですが、青山優雅の裏切りは演技で、ヒーローとヴィランが勢揃いしたことで第二次決戦が幕を開けます。そして、物間寧人の個性でヴィランを分断させ、それぞれの場所でヒーローとヴィランが死闘を繰り広げています。

2人目の内通者は誰なのかという疑問を考察した後は、「僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ」の内通者に関する感想をまとめていきます。ヒロアカの内通者は物語が大きく動く要因になっているため、読者から様々な感想が挙がっているようです。

2022年11月時点でヒロアカの2人目の内通者は確定していないため、読者からは「2人目の内通者が存在しているならば、誰なのか気になる」という感想が挙がっているようです。また、「最終章に入ったから内通者はもういない」という意見も挙がっているようです。

ヒーローに憧れながら個性を持たずに生まれる苦悩は緑谷出久の人生で描かれているため、青山優雅も辛い幼少期を送っていたことが分かります。そのため、読者からは「青山優雅は内通者だけど可哀想」という感想が挙がっているようです。

青山優雅は仲間を裏切ったことを深く後悔しているため、読者の間では死亡説が浮上しているようです。そのため、青山優雅のその後と最終章での活躍が気になるという感想が挙がっているようです。また、全ての戦いが終わったら、普通の日常に戻ってほしいという感想も挙がっているようです。

本記事では、僕のヒーローアカデミア/ヒロアカの2人目の内通者は誰なのかという疑問を考察していきました。2022年11月時点でヒロアカは最終章に突入しているため、2人目の内通者が存在している場合には、土壇場の裏切りで死者が出るという予想がされているようです。ヒロアカを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。