【ワールドトリガー】巴虎太郎は柿崎隊のかわいいガンナー！実力やアニメ声優は？

ワールドトリガーに登場する男子キャラクターの中でもかわいいと人気が高いのが柿崎隊の巴虎太郎です。この記事ではそんな巴虎太郎についてまとめて紹介していきます。

巴虎太郎が活躍するワールドトリガー（通称ワートリ）は2013年から葦原大介先生が週刊少年ジャンプにて連載を開始した遅効性SFアクション漫画です。連載開始当初から個性豊かなキャラクター性や練り込まれた世界観、当時週刊少年ジャンプにて行われた企画「新鮮力キャンペーン」対象作品に選ばれた影響で押し出された事もあって高い人気を獲得した作品です。

高い人気を獲得しながら連載を続けていたワールドトリガーでしたが2016年～2018年にかけて葦原大介先生の体調不良により長期休載、復帰後何週か週刊少年ジャンプにて連載した後、身体に負担の少ない月刊誌であるジャンプスクエアに移籍して連載が本格的に再開する事になりました。2022年11月現在もジャンプスクエアにて連載が継続している作品になっています。

28万人の人口を抱える三門市、その三門市にある日突然異世界からゲートが開きネイバーと呼ばれる怪物が現れます。地球上の兵器が一切通用しない相手に絶望する市民でしたがこれを助けたのがボーダーでした。ボーダーは国などとも連携を取って防衛体制を整え、三門市民もほぼ変わらぬ生活が行えるようになっていました。大規模侵攻から4年半後、三雲修のクラスにネイバーの少年空閑遊真が転校してくる所から物語は始まります。

巴虎太郎はワールドトリガーにおいてB級部隊である柿崎隊のメンバーとして登場するキャラクターです。猫目に明るめの茶髪が特徴的なキャラクターです。ワールドトリガーの物語開始時点で14歳ですが既にボーダーに在籍して2年が経過しており、正規隊員になった時には唯一の小学生正隊員でした。

その他明らかになっているプロフィールとしては身長が154cm、誕生日が12月2日で星座はくじら座、血液型はB型で、好きなものはハヤシライス、スイカ、漫画、家族は両親の他に姉がいる事が明らかになっています。

巴虎太郎の実力はワールドトリガーで公開されているパラメータの合計が38になるなど飛び抜けて高いわけではありません。またポジションはガンナーながらも射程は2とワールドトリガー作中で「射程を切り詰めている」と表現されている弓場よりも短くなっています。

ただこれには理由があり、巴虎太郎はポジション上はガンナーになっていますが、サブトリガーには弧月を装備しており、その戦い方も柿崎隊の先輩である柿崎と照屋の連携をカバーするような器用な立ち回りをしているのです。このような立ち回りから実質的にはオールラウンダーと呼ぶべきキャラクターで、オールラウンダーではなくガンナーなのはそれぞれの武器で個人ポイント6000以上という条件を満たせていない為だと考えられています。

今でこそ中学生になってボーダー上層部からの注目度も下がっている巴虎太郎ですが、正隊員になった時には唯一の小学生であった事もあり注目を集めていました。そんな巴虎太郎がボーダーに入隊したきっかけはボーダーの本部基地完成から3ヶ月後に行われた広報イベントがきっかけです。

当時嵐山隊に所属しており広報活動に参加していた柿崎の事をかっこいいと思い、柿崎が嵐山隊から独立をした際に応募して照屋と3人で柿崎隊を結成するに至ったのでした。

巴虎太郎はファンからもかわいいと人気が高いキャラクターですが、その性格や立ち振舞もあってワールドトリガー作中でも人気が高いキャラクターになっています。年上を敬う謙虚な性格なども相まって女性オペレーター陣からは特に可愛がられている様子が描かれています。

ワールドトリガー大規模侵攻編において巴虎太郎を含む柿崎隊は東が指揮したB級合同部隊の一員として対ランバネイン戦を行っています。個人としての活躍こそなかったものの、柿崎隊は全員が生存しておりラストのフルガードにも参加するなど合同部隊の一員として確かな活躍をしています。

巴虎太郎が本格的に登場したとも言えるのが三雲隊がB級ランク戦の中位チームとの第2戦になったラウンド5です。ラウンド5は三雲隊、柿崎隊、香取隊の三つ巴で行われ、また三雲隊の「ワイヤー陣戦法」が初お披露目となった試合でもありました。このワイヤー陣の脅威度を教える被害者の1人となったのが巴虎太郎でした。

このワイヤー陣に対し柿崎隊は密集しての突破を図りますが空閑遊真がグラスホッパーを踏ませて上空に飛び上がってしまった所を、千佳がレッドバレッドで狙撃、最後は空閑遊真に倒されています。

その後三雲隊のランク戦が上位チームとの試合になって出番が減ってしまった巴虎太郎でしたが、その三雲隊は上位チームの壁を感じる事になります。そこで三雲修はチームの弱点である空閑遊真しか点が取れないという問題を解決するべく玉狛で捕虜になっていたヒュースを部隊に入れる事を画策、条件付きながらもボーダー上層部からの承認も受けてヒュースはボーダーに入隊する事になります。

ヒュースとはいえいきなりB級というわけにはいかないのでC級から始まりますが、ポイントをあっという間に稼いでたった1日でB級に昇格してしまいます。あからさまに目立ったヒュースに対したまたま訓練室にいたアタッカー陣がヒュースと個人戦で戦う事になります。小荒井の後に挑んだ巴虎太郎でしたが結果は0-5で完敗してしまうのでした。

ランク戦編終了後に開始された遠征選抜試験では巴虎太郎は歌川1番隊に選ばれます。歌川1番隊は巴虎太郎の他、空閑遊真、漆間、志岐になっています。対面関係に問題があると思われる漆間、志岐が揃ったチームで面倒なチームになっていました。隊長である歌川もその事は理解しており、男性恐怖症の志岐には弟がいる事から年下である空閑遊真や巴虎太郎に志岐を気にかけるように頼みます。

実際に志岐は訓練初日、男性恐怖症を遺憾なく発揮してしまい、話せないのはもちろんガチガチになってしまい作業が進まずに出遅れてしまいます。これには漆間は苦言を呈しておりチームの雰囲気は決して良くはありませんでした。しかし二日目には巴虎太郎の立ち回りも相まって志岐も少しずつ慣れてきて巴虎太郎には自ら話しかけられる程になり、漆間の態度も少しですが軟化させる事に成功しています。

アニメワールドトリガーにおいて巴虎太郎の声優を担当したのが井野優さんです。2010年代前半にアミューズメントメディア総合学院を卒業し青二プロダクションに所属する形で声優になると少しずつながら仕事を増やしてきた声優になっています。

井野優さんが声優としてこれまでに演じたキャラクターとしては「オレカバトル」の魔法騎士マジカ役、ゲーム「重装機兵レイノス」のジョージ中尉及びライアン役、ゲーム「ラスト・エリュシオン」のルミーエ役、ゲーム「でみめん」のシンハー役、ゲーム「モンスターストライク」のダミア役などの声優を担当しています。

ここからは既にワールドトリガーを読んだ人の巴虎太郎に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。巴虎太郎はワールドトリガーの男子の中でも特にかわいいと言われる事が多いキャラクターになっています。その立ち回りは弟のよう、子犬のようなどと言われる事も多く、変に屈折せずにまっすぐ育ってほしいという声も多くなっています。

巴虎太郎のいいところとして基本的には年上を敬いながらも決してYESマンとか指示待ちをしているわけではなく必要に応じて自ら発言したり考えを述べたりして動ける点にあるとする声も多いです。現在のワールドトリガーでは年下で可愛がられる存在である巴虎太郎ですが、数年のには立派な部隊長になってそうという声も多くなっています。

そんな巴虎太郎の良さが全面に出ているのが遠征選抜試験だとする声も多いです。他人との関わりを嫌っている節がある漆間からも虎太郎と名前で呼ばれるなど一定の信頼を勝ち取っており、志岐も話せるようになるなどチームの潤滑油として十分以上の役割を果たしているとする声も多くなっています。

巴虎太郎はワールドトリガーの中でもかわいい系男子として高い人気を集めているキャラクターです。まだまだ実力は発展途上ながらもそのポテンシャルは周囲にも評価するキャラクターが多くなっており、今後の成長が楽しみとする声が多いキャラクターになっています。まだワールドトリガーを読んでいない人はぜひ巴虎太郎にも注目しながら読んでみてはいかがでしょうか？