【阿波連さんははかれない】登場キャラと相関図！登場人物の声を演じたアニメ声優は？

阿波連さんははかれないは2017年から集英社が運営するウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ＋」にて隔週日曜日に更新されている水あきと先生の日常系ラブコメ作品です。元々は水あきと先生が描いた同人作品をベースにしており、低燃費系女子の「阿波連さん」と高校で隣の席になった「ライドウ」を中心に展開した物語は10代～30代に人気を集め、2022年2月時点で1億2000万回も閲覧される人気作品になっています。

その人気は原作者の水あきと先生が「自分も今まで他誌でやってきた中で、この連載が最も反響が大きい」と発言する程になっています。その人気に後押しされて2022年4月にはテレビアニメ化も行われました。

高校に入学したライドウは中学時代の戒めから高校では自ら積極的に行動しようと隣の席になった「阿波連さん」に声をかけます。しかし阿波連さんは人との距離を測るのが苦手で、そんな阿波連さんの行動にライドウは距離を感じてしまいます。しかし授業中消しゴムを拾った事をきっかけにライドウは阿波連さんの「人との距離を加減出来ない」という性格を知りそれを受け入れる事で2人で良く過ごすようになるのでした。

阿波連さんははかれないの登場人物の相関図の中心にいるのは主人公のライドウとヒロインの阿波連れいなの2人です。そんな2人から見てクラスメイトの石川と佐藤ハナコ、阿波連れいなの幼馴染の大城みつき、ライドウ達のクラスを担当する桃原先生と宮原先生、ライドウの妹、阿波連れいなにあこがれを抱く小学生のあつしとその幼馴染のふたば、という相関図で作品は展開していきます。

阿波連さんははかれないの相関図の大きな特徴になっているのが新キャラが登場してもそれはあくまでもライドウと阿波連さんの関係性を様々な視点から描く為であり、明確に他の登場人物と差別化されているという点です。2022年9月現在、ライドウと阿波連れいなの2人と関係性のない登場人物というのが存在しないのが阿波連さんははかれないの特徴になっています。

阿波連さんははかれないのヒロインとして描かれるのが阿波連れいなです。銀色のセミロングヘアーの髪型と小さな体が特徴的な少女で、物理的にも心理的にも他人との距離を測るのが苦手な性格をしています。表情の変化にも乏しいですが決して無感情というわけではないです。また見た目に反して大食いであり、食べ盛りの男子高校生であるライドウよりも良く食べているシーンが多くなっています。

阿波連さんははかれないで主人公を務めるのがライドウです。ライドウは名字で漢字では「来堂」と書きます。阿波連さんははかれないは基本的にライドウの視点で描かれる事もあってか下の名前は明らかになっていません。仏頂面で中学時代に友達が出来なかった経験から高校では友達を100人作ろうと考え、隣の席になった阿波連れいなに声をかけていく事になります。

妄想癖があり、阿波連れいなのちょっとした言動でも極端な妄想をしてしまう性格をしていますが、自身にも妄想癖がある事を自覚しており切り替えも早く、現実でその妄想が違うと分かればあっさり受け入れる柔軟性を持ち合わせています。

阿波連れいなの幼馴染として登場したのが大城みつきです。阿波連れいなと対照的に背が大抵の男子よりも高いのがコンプレックスで、そのコンプレックスも相まって泣き虫で気が弱い性格をしています。小学生の頃にれいなから「かわいい」と言われてかられいなを意識しており、以降は体面すると赤面してしまう為に遠くから見守るようになりました。ちなみに１年生では別のクラスでしたが２年生からは同じクラスになっています。

高校も阿波連れいなの進学先に合わせる程で当初はライドウの事を「れいなをたらしこむ悪者」として付け狙っていましたがライドウに見つかって以降は必要に応じてライドウや阿波連れいなとも話せるようになります。本人の気が弱い為積極性こそありませんが、両親が理髪店をしている影響で散髪ができ、メイクやマッサージをマスター、運動神経が高いなど、かなりのハイスペック系女子になっています。

ライドウ達のクラスの古文の担当教師として登場するのが桃原先生です。古文の中でも特に恋愛モノに傾倒した結果、「あはれ」や「をかし」な現象に遭遇すると体に異常をきたしてしまう体質を抱えています。周囲からはこの体質は「身体が弱い」と捉えられており、体調不良で授業が中断する事も珍しくありません。ライドウと阿波連れいなの関係性に度々その体質を発動しています。

登場人物の中でも特に目が細く人相が悪いですが、他者との関係性に問題はなく、教師陣の中でも特に宮平先生と仲が良いです。また古文好きが講じて歴史や日本古来の遊びにも精通しており、羽子板で圧倒的不利な条件で圧勝するような側面も持ち合わせています。

ライドウ達のクラスメイトであり、コミュニケーション能力が高いのが石川です。ライドウ達を含む多数の友達がおり、イケメンの好青年なキャラクターになっています。また登場人物の中では運動神経に優れる方でかつてはバトミントン部に所属していたという過去も持っています。ちなみに佐藤ハナコとは幼馴染であり、今でも時折「ハナちゃん」呼びをする事があります。

同じくライドウ達のクラスメイトの１人として登場する女子が佐藤ハナコです。幼馴染の石川と共に行動している事が多く、好意を抱いています。その一方で幼馴染故に「ハナちゃん」呼びをする石川に対して「佐藤さん」呼びをするように正しています。普通である事を至上とした性格をしている為、ライドウや阿波連れいなの突飛な行動にも内心は驚いたり、困惑したりしているもののもあまり表には出さないようにしています。

ライドウ達の１年時クラスの担任であり、体育教師をしているのが宮平先生です。桃原先生と仲が良く「桃（もも）ちゃん」と呼んだり、手料理を作って看病したりと非常に仲が良いです。また面倒見の良い性格でもあり、ライドウ達がキャンプに行く際には自身は他の予定で参加出来ないにも関わらず車で送り迎えだけしてくれると言った一面も持ち合わせています。

文字通りライドウの妹として登場するのがライドウ妹です。彼女の登場シーンは基本的にライドウ視点で描かれ「妹」と呼ぶ為、下の名前は明かされていません。女子中学生で、外見や妄想癖などは兄のライドウに通ずる部分がありますが、ライドウと比較すると表情は豊かです。またライドウの事を家族として心配する１面も持ち合わせています。

ハンドスピナーなどライドウ妹きっかけのエピソードもいくつか存在する他、実は阿波連れいなの妹として登場した阿波連えると同級生であった事が明らかになっています。

あつし経由で阿波連れいなに絡む存在になったのがふたばです。近所の小学生で幼馴染のあつしに好意を寄せています。いわゆるツンデレな性格で中々あつしには素直になれませんが健気な面も持ち合わせています。阿波連れいなの事を勝手に恋敵と思いこんでおり、度々勝負を仕掛けてきます。ただ阿波連れいなのライドウへの思いを知って以降は態度が軟化し、交流が増えていきました。

阿波連れいなとふたばを繋ぐ位置にいるのがあつしです。近所の小学生でふたばからあ「あっくん」と呼ばれています。帽子と絆創膏がトレードマークになっているやんちゃな男の子で、ふたばの好意には全くと言っていいほど気づいていません。阿波連れいなが一時期ハマっていたハンドスピナーを公園で見かけたのが理由で「阿覇王さま」と呼んで慕うようになります。

阿波連れいなの弟として登場したのが阿波連れんです。初登場時は小学生４年生れいなとは6歳差です。れいなが幼い容姿をしている事もあって非常に容姿が似ています。特にれいなの制服を着るとライドウも見分けられない程になっています。ただしその性格や特徴はれいなとは正反対になっています。またかわいいもの好きなのかれいなの服をよく勝手に着ていたりします。

阿波連れいなの妹として登場したのが阿波連えるです。初登場は中学1年生でれいなとは3歳差になっています。容姿はれいなに似ている一方で眼光の鋭さ、背の高さ、胸の大きさなどがれいなとは異なっています。姉のれいなを誰よりも気遣う心根の優しい性格をしていますが、年頃故に素直になれない性格をしています。そんな性格を含めてれいなは把握しているので姉妹関係は良好です。

アニメ阿波連さんははかれないにてヒロインの阿波連れいな役の声優を担当したのが水瀬いのりさんです。2010年に声優デビューを果たすと様々なタイプの女の子を演じ分ける演技力の高さで様々な作品に出演するようになります。

これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめて紹介すると「世紀末オカルト学院」の岡本あかり役、「心が叫びたがっているんだ」の成瀬順役、「Re:ゼロから始める異世界生活」のレム役などの声優を担当しています。

アニメ阿波連さんははかれないにて主人公のライドウ役の声優を担当したのが寺島拓篤さんです。2004年に声優デビューしました。自他共に認めるオタクで、多数のゲームをプレイした事があります。これまでに声優として演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「創聖のアクエリオン」のアポロ役、「黒執事」のスネーク役、「プリパラ」の安藤玲役、「ハイキュー」の瀬見英太役などを担当しています。

アニメ阿波連さんははかれないにて大城みつき役の声優を担当したのがM・A・Oさんです。2010年に女優としてデビューし、声優としては2012年にデビューしました。以降女優「市道真央」として、声優としては「M・A・O」の名義で活動しています。これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「緋弾のアリアAA」の火野ライカ役、「七つの大罪」のメラスキュラ役、「ブラッククローバー」のファナ役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにて桃原先生役の声優を担当したのが花澤香菜さんです。子役から声優に転身しており、柔らかく可愛らしい声質を生かして様々なキャラクターを演じています。これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「ToLoveる」の結城美柑役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の黒猫/五更瑠璃役、「僕は友達が少ない」の羽瀬川小鳩役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにて石川役の声優を担当したのが柿原徹也さんです。生まれがドイツであり語学に堪能である事から様々な語学を喋るタイプのキャラクターを任される事が多いです。これまで演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「ガンダムAGE」のディーン・アノン役、「弱虫ペダル」の東堂尽八役、「ディバインゲート」のアカネ役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにて佐藤ハナコ役を演じたのが楠木ともりさんです。同一人物で声色を変える事で別人を演じるような高度なキャラクターを演じる事が出来る実力派の声優です。これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「SAOGGO」の小比類巻香蓮/レン役、「遊戯王SEVENS」の霧島ロミン役、「チェンソーマン」のマキマ役を演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにて宮平先生役の声優を担当したのが小坂井祐莉絵さんです。2012年から声優として活動するようになり女子プロレス団体「スターダム」のリングアナウンサーを行うなど幅広い活動をしている声優です。これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「マギアレコード」の由良蛍役、「邪神ちゃんドロップキック」のぺこら役、「ホリミヤ」の吉川由紀役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにてライドウ妹役の声優を担当したのが長江里加さんです。2015年から活動する声優で、これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「あそびあそばせ」のオリヴィア役、「私に天使が舞い降りた」の星野ひなた役、「刀剣の巫女」の田辺美弥役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないでふたば役の声優を担当したのが指出毬亜さんです。幼女キャラを演じる機会が多く、これまでに演じたキャラクターを一覧形式でまとめると「私に天使が舞い降りた」の白咲花役、「恋する小惑星」の猪瀬舞役、「マギアレコード・魔法少女まどかマギカ外伝」の氷室ラビ役などの声優を担当しています。

アニメ阿波連さんははかれないにおいてあつし役の声優を担当したのが藤原夏海さんです。特に少年役に定評のある声優でこれまでに演じたキャラクターを一覧形式にまとめると「メジャー2nd」の茂野大吾役、「少年メイド」の小宮千尋役、「南鎌倉高校女子自転車部」の比嘉夏海役、「殺戮の天使」のエドワード・メイソン役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにて阿波連れん役を演じていたのが久野美咲さんです。子役出身の声優で、ハイトーンな甘い声質から低年齢の女子役を多数演じています。これまでに演じたキャラクターを一覧形式にまとめると「ログ・ホライズン」のセララ役、「七つの大罪」のホーク役、「3月のライオン」の川本モモ役、「響け！ユーフォニアム」の鈴木さつき役などを演じています。

アニメ阿波連さんははかれないにて阿波連える役の声優を担当したのが日高里菜さんです。子役から活躍して声優になりました。これまでに演じたキャラクターを一覧形式にまとめると「とある魔術の禁書目録」の打ち止め役、「アクセル・ワールド」の上月由仁子役、「ソードアート・オンライン」のシリカ/綾野珪子役、「妖狐×僕SS」の白鬼院凜々蝶役などを演じています。

ここからは既に阿波連さんははかれないを視聴した人の感想をネタバレありで紹介していきます。阿波連さんははかれないは物語が進んでもその中心にしっかりと阿波連れいなとライドウがいるのが良いという声が非常に多くなっています。相関図でも紹介したようにその他の登場人物も２人を中心に描かれているのが分かりやすくて良いという声が多いです。

阿波連さんははかれないが人気になる要因になっているとも言われるのが中心はあくまでも阿波連れいなとライドウの２人であるにも関わらず、その他の登場人物も個性的で非常に魅力的なキャラクターが多い点にあるという声も見られます。特に大城みつきと桃原先生に関しては２人の関係性を活かしつつ個性もしっかりした登場人物として人気が高いです。

アニメ阿波連さんははかれないにおける声優に関してはハマり役が多いとする声が多く特に阿波連れいな役を演じた水瀬いのりさんに関しては憑依しているとも言われる程にあった声過ぎてびっくりしたという声が多くなっています。

阿波連さんははかれないは主人公とライドウとヒロインの阿波連れいなを中心とした登場人物で相関図が分かりやすく構成されたラブコメ作品になっています。あくまでも中心は主人公とヒロインの２人ですがその他の登場人物が個性的ながらも2人の関係性を邪魔しないのが秀逸な作品です。まだ阿波連さんははかれないを視聴していない人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか？