【リメンバー・ミー】デラクルスの最後の「忘れてやる」の意味は?死因やその後は?

『リメンバー・ミー』に登場するデラクルスの「忘れてやる」ついてまとめています。デラクルスの生者の国と死者の国での最後や、死因は何だったのかも解説!生者の国に建てられたデラクルスの銅像の看板には、「忘れてやると」書かれていました。その言葉に込められた意味を考察しています。また、デラクルスの悪行が世間に広まった、その後の変化も説明しているため必見です。『リメンバー・ミー』の視聴者の感想や評価、印象に残ったシーンも紹介しています。

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目次

  1. リメンバー・ミーのデラクルスとは?
  2. リメンバー・ミーのデラクルスの最後の「忘れてやる」の意味や死因
  3. リメンバー・ミーのデラクルスのその後
  4. リメンバー・ミーのデラクルスの家族を考察
  5. リメンバー・ミーのデラクルスに関する感想や評価
  6. リメンバー・ミーのデラクルスの「忘れてやる」まとめ

リメンバー・ミーのデラクルスとは?

『リメンバー・ミー』のデラクルスは、本作に欠かせない重要なキャラクターです。物語の序盤では国民的スーパースターとして登場しますが、徐々にとんでもない悪人であることが明かされていきます。本記事では、デラクルスの悪行がバレたその後について、詳しくまとめています。

また、人気者だったデラクルスの銅像の看板に、「忘れてやる」と書かれていたことで話題になりました。「忘れてやる」とは、どのような意味を持つのかも考察しているため、チェックしてみてください。

リメンバー・ミーの作品情報

リメンバー・ミーの概要

『リメンバー・ミー』は、死者の国へ迷い込んだ少年が繰り広げる冒険ファンタジーアニメです。「トイ・ストーリー3」で有名なリー・アンクリッチ監督が手掛けた作品で、メキシコの伝統文化である「死者の日」をモチーフにしています。メキシコらしい色鮮やかな映像と、美しい音楽も楽しめる映画です。

作中の所々には、他作品のディズニーキャラクターも登場しており、最後まで目が離せません。また、「第90回アカデミー賞」では、長編アニメーション賞と主題歌賞を見事に受賞しました。

リメンバー・ミーのあらすじ

『リメンバー・ミー』の主人公ミゲルは、靴職人の家庭に生まれた12歳の少年です。ミゲルは一度曲を聴いたらギターで再現できるほど、音楽の才能を持っていました。しかしミゲルの家族には音楽禁止という掟があります。ミュージシャンを夢見ていたミゲルは、メキシコの伝統行事である「死者の日」に、大スターのデラクルスの霊廟にあったギターを奏でました。その瞬間、ミゲルは死者の世界へ迷い込むことに…

デラクルスのプロフィール

「忘れてやる」の言葉で注目されたデラクルスは、メキシコが誇る国民的大スターです。ミュージシャンとしてはもちろん、映画の主演俳優もこなし世界的に成功をした人物となります。デラクルスの最後は、コンサートで「リメンバー・ミー」を歌っている際に、不運な事故に遭い死亡します。死因は、舞台装置の巨大な鐘が落下して、下敷きになったのです。

国民はデラクルスの死を悲しみ、彼を讃える銅像を建てました。その後、死者の国へ送られたデラクルスは、生前のようにミュージシャンとして活躍をします。死者たちからも大人気のスーパースターで、大きな屋敷に住んでおり、多くの警備員も雇っている様子です。

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リメンバー・ミーのデラクルスの最後の「忘れてやる」の意味や死因

『リメンバー・ミー』のデラクルスの最後や、死因について解説します。その後、彼の銅像には「忘れてやる」と書かれた看板が添えられました。なぜ「忘れてやる」という言葉だったのかも、考察していきます。また、デラクルスの悪行が世間に知れわたるまでのネタバレシーンも時系列で載せています。

デラクルスとミゲルの結末

ネタバレ①デラクルスを懲らしめるミゲル

『リメンバー・ミー』の主人公ミゲルは、デラクルスのことを自身の高祖父だと信じていました。しかし、実際はミゲルの高祖父を毒殺した張本人だったのです。本当の高祖父はヘクターだったことを知ったミゲルは、デラクルスに捕らえられてしまいます。しかし、どうにか脱出することができました。

デラクルスは、真実を隠しながら自身のコンサートを催します。しかし、イメルダやその他の家族の協力により、デラクルスの悪行を大勢の観客の前で暴露することに成功しました。観客から非難されるデラクルスは、慌ててコンサート会場から逃げ出します。その直後に、生前の死因と同じように、大きな鐘が落下してきて押し潰されました。これがデラクルスの最後の登場シーンとなります。

ネタバレ②ミゲルは生者の国へ

その後、ミゲルはヘクターに許しを与えてもらい、生者の国へ戻ることができました。ヘクターは生者の国で彼を思い出してくれる人が誰もいないため、第2の死を迎えようとしています。生者の国へ戻ったミゲルは、急いでヘクターの娘のママ・ココの元へ行きました。年老いたママ・ココは物忘れがひどくなっており、ヘクターの記憶がない様子です。

ミゲルはヘクターが娘のママ・ココのために作った「リメンバー・ミー」の歌を、歌って聴かせました。すると、ママ・ココは一緒に歌い出し、ヘクターの記憶が蘇ってきたのです。引き出しからは、家族写真で切り取られていたヘクターの顔部分が出てきました。そして、リヴェラ家の祭壇にはヘクターの顔も飾られるようになります。また、ヘクターに対する誤解が解けたため、リヴェラ家の音楽禁止の掟も廃止になりました。

ネタバレ③サンタ・セシリアの変化

『リメンバー・ミー』のサンタ・セシリアはミゲルの故郷です。サンタ・セシリアの街で、ミゲルの家族は靴屋を営んでいました。リヴェラ家が音楽に関することを一切禁止していたことは、街中の人が知っていたことでしょう。そして、リヴェラ家がいきなり音楽を受け入れたため、驚いたことが考察できます。

また、生者の国でも、デラクルスの悪行が徐々に広まりました。ミゲルが体験した死者の国での出来事も、語り継がれることになります。それと同時に、サンタ・セシリアの人々は「第2の死」についても知ることになったのです。第2の死の意味が「忘れてやる」という言葉に繋がっていくのでした。

デラクルスの最後の死因

先述のように、生者の国での最後の死因は、コンサート中に大きな鐘が落下して下敷きになったことでした。そして、死者の国での最後の死因も、コンサート会場を出た直後に大きな鐘が落下してきたことです。偶然であるのか、意味があるのかは明かされていませんが、同じ死因での最後となりました。

しかし、正確にいうとデラクルスはすでに死亡しているため、実際には死者の国で死んでいるわけではないのです。骨はバラバラになりましたが、また元の姿に戻っています。死者の国でいう「第2の死」は、生きている人の記憶からなくなり魂が消滅することでした。

デラクルスの「忘れてやる」のシーンの意味

大スターのデラクルスが死亡したあと、国民に惜しまれて彼を讃える銅像が建てられました。しかし、デラクルスが悪人だったことが、生者の国でも広まります。その後、彼の銅像に「忘れてやる」と書かれた看板が、添えられているシーンが登場します。「忘れてやる」とは、どういう意味が含まれているのでしょうか?

おそらく「忘れてやる」の言葉には、デラクルスのことは忘れてやるから死者の国で第2の死を迎えろという、意味が込められていると考察できます。また、看板に「忘れてやる」と書かれていた前は、「忘れない」と書かれていたのです。「忘れない(リメンバー・ミー)」の歌で人気を獲得したデラクルスに対して、「忘れてやる」と書くことは非常に皮肉の意味を含んでいるように感じます。

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リメンバー・ミーのデラクルスのその後

デラクルスは死者の国でその後どうなった?

死者の国でデラクルスは、鐘の下敷きになったのが最後のシーンでした。デラクルスは生者の国で、すでに肉体の死を迎えています。そのため、死者の国で再び肉体が破壊することはないでしょう。死者の国で死亡するということは、生者の国の人々に忘れられて魂が消滅することです。したがって、デラクルスは死んでいないと考察できます。

生者の国では、デラクルスの銅像に「忘れてやる」という看板が立っています。しかし、今後もデラクルスの悪行は語り継がれ、人々の記憶に残ることでしょう。したがって、デラクルスは死者の国で非難の目で見られ、恥ずかしくて消滅したくてもできないという、その後が待っているかもしれません。

デラクルスは生者の国でその後どうなった?

死者の国ではミゲルたちによって、デラクルスの悪行が明るみになりました。では、生者の国でのデラクルスのその後は、どうなったのでしょうか?デラクルスのその後は、映画の終盤のシーンで描かれていました。国民的スターだったため大きなお墓が設置されていましたが、閉鎖されることになります。また、デラクルスの愛用品として保管されていたギターは、ヘクターの家族の元へ戻されました。

そして、デラクルスの銅像には「忘れてやる」の看板が立ちます。これらのシーンは、デラクルスの悪行が生者の国でも広まったことを、意味しているのでしょう。デラクルスのその後は、生者の国の人々からも、悪人という認識を持たれて評判は地に落ちました。

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リメンバー・ミーのデラクルスの家族を考察

『リメンバー・ミー』のデラクルスは、悪行が明るみになる前までは国民的スーパースターで、皆に愛されていました。作中では、デラクルスの家族を描写しているシーンがありませんでしたが、実際にはいたのでしょうか?ここでは、デラクルスの家族について考察していきます。

考察①デラクルスに家族はいない?

『リメンバー・ミー』のデラクルスは、ミゲルからあなたの孫だと言われるシーンがありました。その際、デラクルスは躊躇せずに、すんなりとミゲルが孫であることを受け入れています。それは、デラクルスに家族がいたことを意味するのでしょうか?しかし、デラクルスに家族がいれば大スターの彼を誇りに思い、祭壇に写真を飾ったでしょう。

そして、デラクルスもメキシコの「死者の日」に、愛する家族の元へ会いに生者の国へ戻ったと考察できます。ところが、デラクルスは「死者の日」でも生者の国へ戻らずに、自身のコンサートを催して歌ったり踊ったりしていました。このことからも、家族はいなかった可能性が高いです。もしも、家族がいたとしても、ヘクターと対照的な性格から、家族愛がないタイプなのかもしれません。

考察②ミゲルを家族として受け入れた理由

デラクルスに家族がいないとすれば、なぜミゲルのことを受け入れたのでしょうか?デラクルスの悪行と派手な生活から考察すると、結婚をして落ち着くという気持ちはなかったのでしょう。スーパースターで裕福だったため、結婚をしなくても言い寄って来る女性は多かったのかもしれません。デラクルスは今までの自分の行いを振り返り、孫がいてもおかしくないと思った可能性もあります。

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リメンバー・ミーのデラクルスに関する感想や評価

『リメンバー・ミー』のデラクルスは、死者の日にも生者の国へ戻らず、コンサートを催しているシーンがあります。このシーンを見て、生者の国へ戻っても待っている人はおらず、帰る場所がないのではないかという感想が上がっていました。

そして、死者の国には他にも、生者の国へ戻らない孤独な魂が多く存在し、デラクルスの歌で癒されていたのだと考察する人もいます。悪人でも誰かの孤独を救っていたのかもしれないという感想もありました。

『リメンバー・ミー』のデラクルスの銅像に「忘れてやる」と書いた看板があったことが、衝撃的だったという声も上がっています。デラクルスは皆に白い目で見られるより、死者の国で第2の死を迎えたほうが良かったかもしれません。

しかし、ヘクターが覚えられている限り、デラクルスも彼を毒殺した男として皆の記憶に残り、忘れられることはないだろうという感想もあります。死者の国で罪を償うこともできず、永遠に罪を問われて生きるのは最も嫌な罰だという人もいました。

『リメンバー・ミー』のデラクルスが、他人の作った楽曲を盗んだのは良くないけれど、その後に大ヒットしたのは彼のアレンジも良かったのだろうという感想もありました。デラクルス自身にも歌唱力やカリスマ性があったため、人を殺さず自分で努力してほしかったというファンの声もあります。デラクルスの悪行ぶりは嫌いだけれど、彼の歌声は最高だったという声も上がっていました。

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リメンバー・ミーのデラクルスの「忘れてやる」まとめ

『リメンバー・ミー』のデラクルスは、メキシコのスーパースターでしたが、死者の世界で数々の悪行が明らかにされました。彼の悪人ぶりは死者の世界だけでなく、生者の国へも広がっていきます。デラクルスは国民的スターから、瞬く間に嫌われ者になりました。

また、彼の銅像には「忘れてやる」と書かれた看板も立てられます。これは「私を忘れないで」の正反対の言葉である「忘れてやる」を使うことで、皮肉の意味がたっぷり込められているようです。そして、デラクルスは忘れられるどころかヘクターを殺した悪人として、皆の記憶に残るでしょう。その後のデラクルスは、死者の国で肩身の狭い思いで生きていくのかもしれません。

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