【チェンソーマン】荒井ヒロカズは姫野に憧れるデビルハンター！死亡して暴力の魔人に？

『チェンソーマン』では荒井ヒロカズという新人デビルハンターが登場しています。彼は最終的にテロリストによる銃撃から東山コベニを庇って死亡しているのですが、ネット上ではその後暴力の魔人(ガルガリ)になって復活したのではないか？という疑問の声があがっていました。そこで、ここからは荒井の暴力の魔人(ガルガリ)説を検証します。それではまず『チェンソーマン』の作品情報からご覧ください。

• 漫画タイトル：チェンソーマン
• ジャンル：ダーク・ファンタジー、サスペンス、少年漫画、ホラー
• 作者：藤本タツキ
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ(第1部)、少年ジャンプ＋(第2部)
• 発表期間：2018年12月3日～2020年12月14日(第1部)、2022年7月13日(第2部)
• 巻数：11巻
• アニメの放送期間：2022年10月12日～

『チェンソーマン』は漫画家・藤本タツキによるダーク・ファンタジー漫画です。2021年3月時点で第1部と第2部が連載されており、それぞれ第1部「公安編」が2018年12月3日から2020年12月14日、第2部が2022年7月13日に連載されています。また2022年7月時点で累計発行部数は1300万部を突破。2022年10月12日からは、テレビ東京系列にてテレビアニメが放送される予定です。

『チェンソーマン』の第1部「公安編」は、人間の恐怖を原動力とする怪物「悪魔」が存在する世界で、主人公デンジがチェンソーマンの悪魔であるポチタと共に悪魔を駆除する「デビルハンター」として活躍していく様子が描かれています。ある日、デンジはデビルハンターとしての仕事を斡旋してくれていたヤクザに騙され、ゾンビの悪魔によってポチタと共に殺されてしまい…

『チェンソーマン』に登場する荒井ヒロカズは、デンジや東山コベニと同じ新人のデビルハンターです。趣味は俳句。面倒見がいい性格をしており、姫野いわく「実力不足だけどやる気十分」と評されています。当初はデンジのことを嫌悪していましたが、永遠の悪魔との戦いでデンジに助けられたのを機にデンジへの見方が少しずついい方向に変わっていきました。

『チェンソーマン』に登場した荒井ヒロカズはあまり活躍や見せ場には恵まれなかったのに加え、すぐに死亡してしまったのですが、それでも何人かのキャラクターと深い関係を築いています。そこでここからは荒井とその他キャラクターとの関係性を見ていきましょう。

『チェンソーマン』に登場する姫野は、眼帯がトレードマークのデビルハンターです。明るくノリのいい性格をしています。ただ、もともと暗くシビアな性格をしており、それにはアキとバディになる以前にいた5人の彼女のバディがいずれも殉職したことが関係していました。

そんな姫野は荒井ヒロカズと東山コベニの指導役となっています。姫野は「悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んでるヤツ」という師匠・岸辺の持論を持っていたため、常識人である荒井に対してはあまり期待していなかったようです。

一方、荒井は姫野が「デンジ君が悪魔を倒したらベロ入れたキッスしてあげる」という発言をした際、デンジに姫野の唇を奪われるくらいなら自分が貰うと言い出しているため、姫野に対して特別な感情を抱いているのが窺えます。それが恋愛感情なのかは不明ですが、恩師として並々ならぬ思いを抱いていたことは確かです。

『チェンソーマン』に登場する東山コベニは、荒井ヒロカズと同じく新人デビルハンターです。年齢は20歳。姫野いわく「引っ込み思案だけどかなり動ける」とのことです。実際に小心者で精神的に脆いところがありますが、人並み外れた身体能力を持っています。特に対人での戦闘力は非常に高いです。

そんな東山コベニは、姫野に訓練を受けた荒井ヒロカズの同期でありバディでした。荒井は弱気になる東山コベニを励ますことが多かったのですが、錯乱した東山コベニに悪魔のスパイと思い込まれて包丁で殺されそうになっています。

そして永遠の悪魔との戦いが終わった後、精神的に追い詰められてしまった荒井と東山コベニは公安を辞職しようとしていました。その後二人は姫野の説得によって公安に残ることになったものの、荒井が東山コベニを庇って死亡したため、東山コベニは自分のせいで荒井が死亡したという事実に耐え切れずに公安を辞めようとしています。しかしもうすぐボーナスが出るという理由で結局公安に残ることを選択しています。

『チェンソーマン』に登場するデンジは、本作の主人公です。チェンソーの悪魔であるポチタと共に非正規のデビルハンターとして働いていたものの、ゾンビの悪魔と自分を騙したヤクザたちを皆殺しにした直後にマキマに拾われて公安のデビルハンターとなっています。

幼少期から死別した父親の借金返済のためにデビルハンターとして働いてきたため、デビルハンター以外の生き方を知りません。そのため、協調性や一般常識に欠けるているところがあります。そんな無作法でやる気のないデンジは、当初荒井から反感を抱かれていました。

永遠の悪魔がデンジの心臓を要求した際、真っ先に心臓を差し出そうとしたのが荒井です。しかし結局デンジの活躍によって森野ホテルを脱出することに成功したため、事件後はデンジに対する認識を改めています。さらに自分よりもデビルハンターに向いているデンジを羨むようになりました。

『チェンソーマン』の変人揃いの特異4課の中では常識派だった荒井ヒロカズには、死亡して暴力の魔人(ガルガリ)になったという説が存在しています。では、本当に荒井は死亡して暴力の魔人(ガルガリ)になったのか？ここからはその疑問を明らかにすべく、荒井の死亡シーンや暴力の魔人との共通点をネタバレありで解説していきます。

ろくな教育も受けていないデンジや、魔人であるパワーに対して抱いていた嫌悪感が払拭されるきっかけを生んだ永遠の悪魔との戦いの直後、荒井ヒロカズは悪魔との戦いに怖気づいて公安を辞めようとしていました。

そこで、姫野は荒井を引き留めるために新人歓迎会を開くことにしています。そしてその翌日、コベニと共に街で聞き込みをしていた荒井は、老人に化けたテロリストの襲撃を受けます。その後荒井はテロリストが放った銃弾からコベニを庇い、頭部に銃弾を受けて死亡してしまいました。

暴力の魔人(ガルガリ)の正体は荒井ヒロカズだと噂されていますが、そもそも暴力の魔人は初登場したタイミングがあまりにも唐突的でした。また名前に暴力という言葉が付いているものの、実際はコベニに対して「暴力なんて好きじゃない」と断言した上、平和主義であることも宣言するなど喧嘩や争いを嫌う優しい性格をしています。

そんな暴力の魔人の正体が荒井だと言われる最大の要因として挙げられるのが、暴力の魔人が普段から身に付けているペストマスクとガスマスクを外すと、荒井にそっくりの顔をしていたという点です。またコベニに対する優しい態度なども荒井と共通しています。

そしてのちに暴力の魔人が語った「マキマに助けられた」というセリフですが、これはおそらくガルガリがマキマから、死亡した荒井の肉体を提供されたことだと考えられます。襲撃事件が起きた時、マキマは京都に滞在していましたが、自身の能力を使って都内での状況も確認できていました。

そのためマキマにとっては老人に化けたテロリストによる銃撃から、コベニを庇って死亡した荒井の死体を部下たちに回収させるなど造作もないはずです。

『チェンソーマン』の刺客編にて、ガルガリやデンジたちはサンタクロースが契約した地獄の悪魔の能力によって地獄に堕とされました。突如として地獄に堕とされたため、そこがどこか分からずに困惑する一同。そんな中、闇の悪魔が出現します。その後闇の悪魔との戦闘に入りますが、圧倒的な実力差により次々と皆が倒されていきました。ガルガリも闇の悪魔に戦いを挑みますが、全身を切り刻まれる形で敗北し死亡してしまいます。

闇の悪魔との戦いによって死亡したガルガリは、『チェンソーマン』の悪魔や魔人は死亡後も転生するという設定によって復活する可能性が高いです。現時点では『チェンソーマン』の第1部「公安編」が完結し、第2部「高校生編」がスタートすると考えられるため、ガルガリもパワーたちと同じように転生して高校生となったデンジと関わり合っていくと予想されます。

ただ、デンジと関わり合うとは言っても、再びデンジたちの頼れる存在として活躍する展開は期待できないかもしれません。なぜなら、デンジがチェンソーマンに覚醒している一方で、マキマのようなラスボス的な存在まで退場しているため、デンジと互角以上に戦える存在が残っていないからです。

であればデンジと互角以上に戦える新しい敵役が必要になります。そこで敵役の候補として考えられるのがガルガリです。ただ、ガルガリだけでは覚醒したデンジに対抗できないと考えられるため、手強い敵の一人としてガルガリが登場する可能性が予想されます。

荒井の場合は死亡して暴力の魔人(ガルガリ)になってから活躍するシーンが増えたと解釈して良いかもしれません。やはり荒井の時よりも暴力の魔人の方が格段に戦闘能力が高いです。では、ここから荒井ヒロカズこと暴力の魔人の強さや能力を見ていきましょう。

暴力の魔人の強さや能力において特筆すべきなのが、飛び抜けた身体能力の高さです。その身体能力はレゼ戦で発揮され、善戦しながらもレゼの罠にハマりそうになったアキを救い出していました。仮に暴力の魔人がアキを救い出していなければアキはレゼ戦の時点で死亡していたと考えられるため、暴力の魔人の功績はかなり大きいと言えます。実際に暴力の魔人は助けたアキに「初めて悪魔とダチになりたいと思った」と感謝されています。

暴力の魔人は敵の気配を察知することに長けています。『チェンソーマン』の34話ではビームが暴力の魔人に対し、壁から侵入したと同時に背後から攻撃を仕掛けていますが、荒井はそれを察知してあっさり回避しました。さらにカウンターパンチまで食らわせるという余裕まであります。

暴力の魔人は普段から仮面をつけていますが、それには理由がありました。その理由というのが、自身の正体を隠すためであると同時に己の力を制御するというものです。ただ、暴力の魔人は仮面を外していなくても強く、蹴り技においては絶大な威力を持っていました。実際に『チェンソーマン』の47話では、レゼに飛び膝蹴りを食らわせて転ばせています。

力を制御する役割を持つ仮面ですが、実際に仮面を外してリミッターを解除すると、暴力の魔人が筋肉を膨張させた凶暴そうな見た目に変貌します。この姿が暴力の魔人の真の強さを発揮できる状態です。仮面を外して真の強さを発揮した暴力の魔人ですが、その状態で戦った時の相手が常識離れした強さを持つ闇の悪魔だったため、残念ながら闇の悪魔に敵わずに敗北してしまいました。

『チェンソーマン』の荒井ヒロカズにはデビルハンターとしての才能は有りませんでしたが、心優しい青年でやる気だけは十分にありました。しかしデンジと打ち解け、これからというタイミングで東山コベニを庇いあっさりと死亡してしまいます。では、荒井の活躍シーンはどこなのか？ここからは荒井の活躍シーンが描写される「森野ホテル事件」と「新人歓迎会」を紹介していきます。

デンジや東山コベニと同じ新人のデビルハンターとして登場した荒井は、東山コベニと共に半年間デビルハンターとしての訓練を受けています。その後森野ホテル事件にて、初めて悪魔との戦いに参加しました。森野ホテル事件を調査することになった特異4課のメンバーは、荒井を含む姫野と東山コベニ、早川アキ、デンジ、パワーの6人です。

初のデビルハンターとしての任務であることに加え、姫野が「悪魔を倒した人にはほっぺにキスしてあげる」という言葉によってやる気を出すこととなった荒井は、張り切って悪魔を探索していましたが、その時にあることに気付きます。それは階段の昇り降りを繰り返しても同じ8階に辿り着いてしまうということでした。それと同時に特異4課のメンバーは悪魔の力によって8階に囚われているということに気付きます。

そこで何とか脱出する方法を探しますが、一向にその手段を見つけることができません。さらに、時間が止まっているため助けが来る見込みもないため、打つ手が見つからず途方に暮れてしまいます。そんな状況に陥ったことにより精神的に追い詰められた荒井は、部屋の中に閉じこもってただただ震えていることしかできませんでした。

そんな中、森野ホテル事件を引き起こした永遠の悪魔が姿を現し、途方に暮れる特異4課のメンバーに「デンジの心臓を差し出せばお前たちをここから出してやる」という契約を持ち掛けてきました。すると、荒井はその提案に乗ってしまいます。しかしデンジが「永遠の悪魔が自殺したくなるほど痛めつける」という奇想天外な方法を思い付き、実行しました。その作戦は功を奏し、荒井たちは無事ホテルを脱出することができたのでした。

次に荒井ヒロカズが登場したのは、永遠の悪魔との戦いが終わった後に描かれた新人歓迎会のシーンです。新人歓迎会は姫野が公安を辞めようとしている荒井を引き留めるために企画したものでした。荒井は自分が助かるためにデンジの心臓を差し出そうとしたことに対する罪悪感や、初めてみた悪魔に対して恐怖心を抱いていたのです。

そしていざ新人歓迎会となるも、企画者である姫野が羽目を外し過ぎてデンジの口の中に嘔吐してしまうという大失態をおかしてしまいました。そこで荒井はデンジをトイレに連れていき介抱します。その時、悪魔を自殺に追い込むという奇想天外かつ残酷な手段を取ったデンジの年相応な姿に、思わず笑みをこぼした荒井の姿がありました。

ここまで『チェンソーマン』の荒井ヒロカズについて、死亡して暴力の魔人(ガルガリ)になったという説や荒井ヒロカズ(暴力の魔人)の強さや能力、活躍シーンといった内容をネタバレありで紹介してきましたが、果たしてネット上では荒井に関してどのような声があがっているのか？ここからは『チェンソーマン』の荒井に関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介していきます。

『チェンソーマン』に登場する荒井ヒロカズの暴力の魔人説に関する声があがっています。どうやらこの方は荒井が暴力の魔人であるという説に賛同しているようです。その理由としては、荒井と暴力の魔人の髪型が似ているという点が挙げられています。

こちらでも『チェンソーマン』に登場する荒井ヒロカズの暴力の魔人説に関する声があがっています。どうやらこの方は荒井の暴力の魔人説に注目しているようです。確かに荒井が暴力の魔人かどうかというのは、荒井と暴力の悪魔の声を担当したアニメ声優次第で明らかになる可能性は高いと言えます。2022年10月から放送される予定の『チェンソーマン』のアニメ版に注目しておくと良いでしょう。

こちらでも『チェンソーマン』に登場する荒井ヒロカズの暴力の魔人説に関する声があがっています。どうやらこちらの方もそうですが、他にも多くの方が荒井は暴力の魔人なのではないか？と疑問視しているようです。暴力の魔人と荒井の画像が投稿されているのですが、その二人の特徴を見ると非常に似通っているのが分かります。頬の傷は魔人だから治るとのことですが、他の方も同じ意見を述べられていました。

今回は『チェンソーマン』の死亡して暴力の魔人(ガルガリ)になった荒井ヒロカズについてまとめてきました。やはりネット上では『チェンソーマン』の荒井ヒロカズが死亡して暴力の魔人になったという説を支持している方が多いようです。確かに荒井と仮面を外した時の暴力の魔人の顔が非常に似ており、暴力の魔人の顔には荒井と同じ傷が無いものの、それも魔人になれば傷が治るため荒井が暴力の魔人である可能性は高いと言えます。

また荒井の暴力の魔人説は、『チェンソーマン』のアニメ版にて荒井と暴力の魔人の声を担当した声優次第で明らかになると言われているのですが、確かに二人の声も十分な判断材料になり得ます。今後『チェンソーマン』のアニメ版が2022年10月に放送される予定なので、その際は荒井と暴力の魔人の声に注目しておくと良いでしょう。