【東京卍リベンジャーズ】マイキーの両親はどんな人物？父・母の死因や家系図も紹介

『東京卍リベンジャーズ』の人気キャラクターとして名前があがることも多いマイキー（佐野万次郎）。『東京卍リベンジャーズ』の物語の中では佐野家の複雑な家系図が浮き彫りとなりましたが、その関係性が複雑なためマイキーの両親についてよく解らないという人も多いのではないでしょうか？

こちらの記事ではそんな人向けにマイキーの父親・母親や佐野家の家系図についてご紹介しています。その前にまずはマイキーが活躍する漫画『東京卍リベンジャーズ』の作品概要や簡単な物語あらすじをご紹介。『東京卍リベンジャーズ』の作品情報をおさらいしたい人は、こちらの項目にも目を通してみてください。

• 作者：和久井健
• 出版社：講談社
• 掲載誌：週刊少年マガジン
• レーベル：講談社コミックス
• 発刊期間：2017年3月1日～連載中（2022年9月現在）
• 巻数：29巻（2022年9月現在）
• アニメ放送期間：2021年4月11日～2021年9月19日
• アニメ話数：全24話
• アニメ主題歌：Official髭男dism「Cry Baby」（OP）、eill「ここで息をして」（第1クールED）、泣き虫「トーキョーワンダー。」（第2クールED）

『東京卍リベンジャーズ』は漫画家・和久井健先生が週刊少年マガジンにて連載中のヤンキー漫画。バトルだけではなくループものといったSF要素を盛り込んだ設定が人気となり、2021年にはアニメ化もされました。2023年の1月からは第2期が放送予定となっており、今後も注目の作品の1つとなっています。

『東京卍リベンジャーズ』を掲載している週刊少年マガジンの出版社・講談社が企画する講談社漫画賞では第44回の少年部門を受賞し、2022年7月時点ではシリーズ累計発行部数6500万部を突破。アニメ化だけではなく実写映画化や舞台化もされており、幅広い層に人気の漫画作品です。

フリーターとして細々とした生活を送っている青年・花垣武道は、ある日ニュースで中学時代の元カノ・橘日向とその弟・直人の死を知ります。その翌日、武道がバイト帰りに駅のホームで電車を待っていると、何者かによって線路に突き落とされ電車に轢かれそうになります。ところが次の瞬間、武道は12年前の中学時代にタイムリープしていました。過去に戻った武道は、そこで出会った直人に12年後の出来事を話すことにします。

• 本名：佐野万次郎
• 誕生日：1990年8月20日
• 年齢：15歳（過去）、27歳（現代）
• 身長：162センチ
• 体重：56キロ
• 血液型：B型
• 愛車：CB250T（バブ）
• 好物：旗つきオムライス。どら焼き、たい焼き
• 所属：東京卍會→関東卍會→梵天
• 声優：林勇、ファイルーズあい（小学生時代）

マイキー（本名：佐野万次郎）は"無敵のマイキー"という異名を持つ暴走族の総長で、主人公の花垣武道が所属する東京卍會の総長を務める少年。そのカリスマ性から多くの仲間たちに慕われる人物です。敵と対峙した際には気丈に振る舞うも、仲間たちとの交流では無邪気な年齢相応の姿も見せます。

幼い頃に父親と母親を無くしており、その後は兄の真一郎と共に祖父に育てられています。その後、腹違いの妹・エマも佐野家の一員として家族に加わり共に成長していきますが、親代わりだった兄の真一郎が死亡したことで精神面に大きな影響を及ぼすこととなりました。中学時代の東京卍會結成時には悪事を嫌っていましたが、現代で27歳になったマイキーは犯罪組織のトップとして警察にマークされています。

マイキーの父親と母親についての1つ目。1つ目はマイキーの父親と母親の人物像についてです。『東京卍リベンジャーズ』では複雑な家族関係のキャラクターが多く登場しますが、マイキーもそんなキャラクターの1人。マイキーは幼いころに父親と母親を亡くしており、兄の真一郎を親代わりとして育ってきました。

しかし父親の「アメリカのヒーローは強くてかっこよい」という言葉を覚えていたことで、マイキー自身も強い人物が好きという価値観が芽生えていることから、父親との関係は良好だったのではないかと考えられます。また母親との関係においても、病気で入院している母親に日々の出来事を報告したり「母ちゃんを守る」と発言していることから、父親・母親共にマイキーに優しく接していたのではないかと予想されます。

マイキーの父親と母親についての2つ目。2つ目はマイキーの父親と母親の死因について。マイキーの父親はマイキーが3歳の頃に死亡、また母親は正確な時期は不明となっていますが、マイキーとドラケンが出会ったのが小学5年生の時だったので、マイキーが低学年～中学年の時に死亡していると予想されます。

そんなマイキーの父親の死因は交通事故でした。その時マイキーはまだ物心ついたばかりの年齢だったため、父親のことは殆ど覚えておらず、父親の「アメリカのヒーローは強くてかっこよい」という言葉だけが父親との思い出となりました。またマイキーの母親は病気で他界しており、マイキーは入院している母親に「母ちゃんを守る」と言ったものの、その数日後に母親が死亡してしまいます。

佐野家と黒川家の家系図・兄弟関係1人目。佐野家と黒川家の1人目は佐野家の長男・佐野真一郎です。真一郎はマイキーとの実の兄弟で、父親・母親ともに同じ。マイキーは仲間たちに慕われ、マイキー自身のことも大切にしてくれる真一郎の後をいつもついて回っていました。黒龍の初代総長だった真一郎は自分より弱い相手には手をかけず強い相手としか戦わないことから"最弱王"という名前を持っていました。

しかし、仲間をまとめ信頼されている真一郎のカリスマ性は後に伝説として語り継がれることになります。その懐の広さは家族であるマイキーや義理の妹のエマ、そして一緒には住んでいないものの、エマの兄であるイザナに対しても向けられていました。

佐野家と黒川家の家系図・兄弟関係2人目。佐野家と黒川家の2人目はマイキーこと佐野万次郎。マイキーは佐野桜子と佐野真の実子で、真一郎とは血の繋がった実の兄弟です。両親が他界した後は兄の真一郎と共に祖父に引き取られ育てられます。その後エマという異母兄弟がいることが判明し一緒に生活することとなります。

兄の真一郎とは実の兄ということと真一郎の人柄から兄弟仲はよく、妹のエマに対しても、彼女の日本人っぽくない名前を気に掛けて自分も"マイキー"と名乗るようになるなど兄妹仲がいいことがうかがえます。しかしイザナとは真一郎を巡って行き違いがありイザナから恨みを抱かれることとなりました。

佐野家と黒川家の家系図・兄弟関係3人目。佐野家と黒川家の3人目は黒川イザナです。イザナは始めエマの実の兄だと思われていましたが、エマの母親である黒川カレンの再婚相手の連れ子だったことが判明しました。そのためエマとも血のつながりはありません。イザナの母親についての詳しいことは描かれていませんが、フィリピン人の女性であることや父親が引き取っていたことから死亡、または蒸発したのではないかと考えられます。

イザナ自身もエマと血のつながりがないことは知らず、孤児院に預けられた後、黒川カレンに合いに行った際に黒川カレンの子供ではないことを告白されます。そんな心に傷を負ったイザナに対して本当の弟のように接してくれた真一郎にイザナは心を開きますが、一方で真一郎の実の弟であるマイキーに強い嫉妬と執着心を持つこととなりました。

佐野家と黒川家の家系図・兄弟関係4人目。佐野家と黒川家の4人目はマイキーの異母兄弟の黒川エマです。エマは幼い頃イザナと共に兄妹として育てられてきましたが、父親がチンピラに刺され死亡した事で、シングルマザーとして養育が出来なくなった黒川カレンに育児放棄されることになります。

その際、黒川カレンの実の子供ではなかったイザナは孤児院に入れられ、エマは本当の父親である佐野誠の家に預けられる形となりました。異母兄弟とはいえマイキーのエマに対しての愛情は本物で、エマのために自分も海外らしい呼び名の"マイキー"という名前を使い始めたり、エマの誕生日には一緒に出かける程仲の良い兄妹でした。

また真一郎に対しても慕っている様子が描かれています。イザナとは幼い頃に生き別れとなりましたが、イザナが孤児院に引き取られる際にイザナがエマに対して「そのうち必ず迎えに行く」と言っていたことから、イザナとも良好な兄弟関係だったことがうかがえます。

佐野家と黒川家の家系図・兄弟関係5人目。佐野家と黒川家の5人目はエマの実の母親・黒川カレン。黒川カレンは佐野家の父親である佐野誠の再婚相手です。黒川カレンと佐野誠との関係は詳しくは描かれていませんが、佐野桜子が死亡した後に再婚しているところを見ると、エマが生まれたのは佐野誠が佐野桜子と結婚している時期と被っていることが分かります。

元夫の連れ子であるイザナを孤児院に引き渡しているだけではなく、実の娘であるエマをも佐野家に預けていることから、育児に対しての興味が薄い人物であるようです。子供の時は妹のエマを気に掛ける優しい兄だったイザナですが、黒川カレンの口から実の子供ではないことを告白されたことがきっかけとなり精神が不安定になっていきました。

• 本名：花垣武道
• 誕生日：1991年6月25日
• 年齢：14歳（過去）、26歳（現代）
• 身長：165センチ
• 体重：55キロ
• 血液型：A型
• 愛車：疾風号（自転車）、CB250T（バブ）
• 所属：東京卍會
• 声優：新祐樹

『東京卍リベンジャーズ』の主人公で、過去の中学生時代と現代をタイムリープする人物。『東京卍リベンジャーズ』の物語では母親の後ろ姿が204話で登場していますが、父親については不明となっており、今後の伏線になっているのではないかというファンの声もあがっています。

『東京卍リベンジャーズ』のファンの中には「マイキーとタケミチは血縁関係があるのではないか？」という意見を見せている人もいるようです。その理由となったのは"マイキーの父親がタケミチに似ているから"というもの。マイキーの父親・佐野誠はマイキーが幼い頃に死亡しており、どのような人物なのか詳しいことは分かっていません。

またタケミチの父親についても物語の中では触れられていないため、タケミチに似ているマイキーの父親がタケミチの父親でもあるのではないかという考察が見られています。また、マイキーの兄・真一郎とタケミチが似ているという描写も度々描かれているため、ファンの考察では血縁関係があるのではないかと考えられているようです。

こちらの方のツイートでは、マイキーの父親がタケミチの父親でもあるのではないかという話題について触れられています。現在タケミチの親についての詳しいことは描かれていませんが、今後、伏線として登場するのではないかという考察をしている作品ファンの姿がいたる処で見られています。

またこちらではタケミチこそがマイキーの父親なのではないかという意見をあげられています。不思議な能力によって中学生時代の過去に飛べるようになったタケミチですが、中学時代よりもさらに前にタイムリープできるようになる可能性も無いとは言えないため、『東京卍リベンジャーズ』の結末を予想する貴重な考察の1つとなっています。

マイキーが幼い頃に亡くなったマイキーの母親。病室でマイキーの話しを嬉しそうに聞く姿は一見良い母親のように見えますが、「万次郎は強いわね」と何気なく言った言葉が、その後"強くあらねばならない"といった呪いをマイキーに植え付けてしまう原因となることは予想だにもしなかったことでしょう。

以上、マイキーの父親と母親の人物像や死因、またマイキーの家系図についてご紹介してきました。マイキーの父親はマイキーが幼い頃に事故で死亡しており、母親も病気で他界しています。父親については詳しいことは判明していませんが、どことなくタケミチに似ていることからマイキーとタケミチの父親が同一人物なのではないかという考察も見られています。

またマイキーの家系図については真一郎が実の兄で、エマが腹違いの妹となっています。イザナはエマの兄ですが、イザナの父親とエマの母親の連れ子同士の結婚だったため、エマと血の繋がりはなくマイキーとの血縁関係もないものとなっています。現在『東京卍リベンジャーズ』は最終章を迎え、アニメも第2期が放送予定となっており、今後ますます盛り上がる作品として注目を集めています。