【名探偵コナン】時計じかけの摩天楼の名シーンを紹介！新一と蘭の名言・名セリフは？

1994年から2022年9月現在にかけて連載されている｢週刊少年サンデー｣の最長寿漫画名探偵コナン。漫画名探偵コナンは子供の姿となった高校生探偵が様々な事件を解決する探偵漫画であり、2022年9月現在も全く終わる気配がありません。その人気は非常に高く、全世界の累計発行部数が2億5000万部を突破しています。この非常に高い人気から漫画名探偵コナンは2022年9月現在までに、数え切れないほどのアニメ映画が作られています。

そんな漫画名探偵コナンのアニメ映画で初めて作られたのが｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣です。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は1997年に公開された作品であり、新一と蘭の恋愛をメインにしています。本作はシリーズの中で特に名シーンや名言・名セリフが多く、高い人気を博し続けています。本記事では｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣について名シーンや名言・名セリフ、あらすじなどをご紹介していきます。

では名シーンや名言・名セリフ、あらすじなどをご紹介する前に、アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の作品情報や監督・脚本家、興行収入について詳しくご紹介していきます。本記事でご紹介する｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣とは漫画名探偵コナンの初アニメ映画作品であり、｢真実はいつもひとつ！｣というキャッチコピーが付けられています。本作は元々、アニメ名探偵コナンのヒットがきっかけとなって作られました。

テレビアニメのヒットがきっかけで作られたアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は1997年の4月19日に、全国の映画館で上映されました。そんなアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は名場面や名言・名セリフの多さから大ヒットを記録し、放映から20年以上経った2022年9月現在も高い人気を博し続けています。そのためアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は度々、テレビで再放送が行われています。

アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣で監督を務めたのはこだま兼嗣（けんじ）です。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣で監督を務めたこだま兼嗣とは1949年の12月13日に北海道で生まれたアニメ及び映画の男性監督であり、キャラクターデザイナーとしても活動しています。こだま兼嗣はアニメ監督の中で非常に有名となっており、｢ルパン三世｣の作画監督や｢シティーハンターシリーズ｣の監督などを務めてます。

一方アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣でストーリーの脚本を務めたのは古内一成です。古内一成とは1956年の1月18日に東京都で生まれた男性脚本家であり、｢太陽にほえろ！｣や｢暴れん坊将軍Ⅱ｣の脚本家として知られています。古内一成は漫画名探偵コナンのテレビアニメやアニメ映画の脚本を専属で担当していました。しかし古内一成は2016年の7月18日に膵臓癌を患い、60歳という若さでこの世を去ってしまいました。

日本国内において、アニメや実写の映画作品は興行収入が10億円を超えるとヒット作品になるといわれています。近年では｢鬼滅の刃｣や｢呪術廻戦｣が異常なほど大ヒットし、10億円の興行収入でもあまり目立っていません。では漫画名探偵コナンの初めてのアニメ映画である｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣はどれぐらいの興行収入を記録したのでしょうか。本作の興行収入は11億円であり、配給収入は6億1000万円となっています。

興行収入が10億円を超えているので、アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は大ヒット作品です。しかし漫画名探偵コナンのアニメ映画作品はこれまで、91億円や46億円といった興行収入を記録しています。そのためアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は他の作品と比べると、どうしても見劣りしています。ただ放映当時のお金の相場やアニメの人気を見ると、本作が大ヒット作品であることは変わりません。

ではここからはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の名シーンや工藤新一と毛利蘭の名言・名セリフについて3つご紹介していきます。まずご紹介するアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の名シーンや名言・名セリフは米花シティービルの爆破事件で毛利蘭が工藤新一へ伝えた名言・名セリフです。作中で著名建築家の森谷帝二は米花シティービルを爆破し、工藤新一と約束をしていた毛利蘭が巻き込まれてしまいます。

この時江戸川コナンは工藤新一の声を出し、米花シティービルの崩壊に巻き込まれた毛利蘭へ爆弾の解除を頼みます。当初毛利蘭は江戸川コナンの指示により、爆弾解除を順調に進めます。しかし最後に赤色のコードと青色のコードが残り、毛利蘭と江戸川コナンはどっちを切ればいいか分からなくなってしまいます。そして爆弾起動時間の午前0時が訪れ、最後を覚悟した毛利蘭は上記の名言・名セリフを最愛の工藤新一へ伝えました。

2つ目にご紹介するアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の名シーンや名言・名セリフは工藤新一が死を覚悟する毛利蘭へ伝えた名言・名セリフです。上述でご紹介した通り、江戸川コナンはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の作中で米花シティービル崩壊に巻き込まれた毛利蘭を助けに行きます。しかし江戸川コナンは毛利蘭と共に爆弾の解除を行うものの、赤色のコードと青色のコードに阻まれてしまいました。

これに毛利蘭は半分諦めてしまい、上記の1つ目の名言・名セリフを工藤新一へ告げました。正体が工藤新一の江戸川コナンはいつも最後まで絶対に諦めません。しかし絶体絶命のピンチに工藤新一は絶望し、好きな方のコードを切るよう毛利蘭に言います。そして工藤新一は上記の名言・名セリフを伝え、絶望する毛利蘭を元気付けました。しかし米花シティービルが再度爆発を起こし、工藤新一と毛利蘭は離れ離れになってしまいました。

3つ目にご紹介するアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の名シーンや名言・名セリフは物語の最後に毛利蘭が江戸川コナンへ伝えた名言・名セリフです。上記の2つ目の名言・名セリフの後、江戸川コナンは青色のコードで爆弾が解除することに気付きます。そこで江戸川コナンは青色のコードを切るよう毛利蘭へ叫びます。しかし米花シティービルが一気に崩壊を始め、江戸川コナンの声は毛利蘭に届くことがありませんでした。

これにより毛利蘭の生存が絶望的となってしまい、江戸川コナンは毛利蘭の名前を絶叫します。すると何故か爆弾が解除され、ビルは崩壊しませんでした。実は毛利蘭は覚悟を決めて青色のコードを切り、爆弾を解除していたのです。その後助かった毛利蘭は江戸川コナンに青色のコードを切った理由を問われ、上記の名言・名セリフを伝えました。そんな上記の名言・名セリフは毛利蘭の純情さがよく分かる名言・名セリフとなっています。

ではここからはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に登場する主なキャラクターについてご紹介していきます。まずご紹介する江戸川コナンとは漫画名探偵コナンシリーズの主人公にあたるキャラクターです。漫画名探偵コナンシリーズの主人公である江戸川コナンは小学1年生の子供であるものの、天才的な推理力を持っており、どんな事件も解決することが出来ます。その正体は高校生探偵として知られる工藤新一です。

工藤新一は高校生探偵として活躍していた頃、毛利蘭と行った遊園地で黒の組織に襲われてしまいます。この時工藤新一は黒の組織に｢APTX4869｣という毒薬を注射され、子供の姿になってしまいました。これがきっかけとなって工藤新一は江戸川コナンと名乗り、黒の組織の調査を続けています。そんな正体が工藤新一の主人公・江戸川コナンは本作の作中で爆弾犯の連続爆破事件に巻き込まれてしまい、毛利蘭を助けるために奔走します。

2人目にご紹介するキャラクターは工藤新一です。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に登場する工藤新一とは江戸川コナンの正体であり、眉目秀麗のかっこいい容姿と驚異的な頭脳が特徴となっています。工藤新一は数々の事件を解決する高校生探偵として活動しており、｢日本警察の救世主｣や｢平成のシャーロック・ホームズ｣とあだ名されています。しかし工藤新一は黒の組織に襲われたことで、子供の姿になってしまいました。

そのため工藤新一は江戸川コナンと名乗り、小学生と同じ生活を送っています。毛利蘭とは恋人同士の関係にあり、正体を隠しながら毛利蘭を守り続けています。そんな工藤新一は高校生探偵をしていた時、ひき逃げ事件で西多摩市の市長の悪巧みを見抜きます。これにより西多摩市の岡本市長は失脚し、｢西多摩市のニュータウン計画｣が頓挫しました。しかしこれがきっかけとなって工藤新一は本作の爆弾犯に強く恨まれてしまいます。

3人目にご紹介するキャラクターは毛利蘭です。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に登場する毛利蘭とは漫画名探偵コナンシリーズのメインヒロインであり、右前髪が尖った独特な髪型と大きな目元が特徴となっています。江戸川コナンの正体である工藤新一とは幼稚園の頃からの幼馴染となっており、恋人の関係にあります。毛利蘭は普通のかわいい女子高生であるため、江戸川コナンのように事件の推理を行ったりしません。

しかし毛利蘭は見かけによらず空手の達人であり、度々犯人を撃退しています。空手の達人である毛利蘭は江戸川コナンの正体を知らず、江戸川コナンをまるで弟のように可愛がっています。そんなメインヒロインの毛利蘭はアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣で森谷帝二のパーティーに参加し、工藤新一と誕生日を祝う約束をします。しかし米花シティービルの爆破事件に巻き込まれ、絶体絶命の窮地に立たされてしまいます。

4人目にご紹介するキャラクターは森谷帝二です。森谷帝二とはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣のオリジナルキャラクターであり、カイゼル髭と広い額が特徴となっています。カイゼル髭が特徴の森谷帝二は東都大学建築学科の教授を務めており、日本でトップクラスの建築家として知られています。日本屈指の建築家である森谷帝二は本名を｢森谷貞治｣といい、まるで英国紳士のような非常に落ち着いた性格をしています。

また森谷帝二が設計する建物はシンメトリー（左右対称）にこだわっており、非常に美しいデザインが施されています。しかし森谷帝二の正体はシンメトリーに取り憑かれた異常な建築家であり、若い建築家を内心バカにしています。また森谷帝二はシンメトリーにこだわりすぎた結果、｢森谷貞治｣という名前を変えてしまいました。この異常なまでのシンメトリーへのこだわりから森谷帝二は｢病気｣と江戸川コナンに評されてしまっています。

ではここからはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣のあらすじについて結末までネタバレ紹介していきます。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の主人公である工藤新一は江戸川コナンと名乗り、子供の姿で生活を送っていました。ある日、江戸川コナンは黒川邸の主人で黒川病院の院長・黒川大造が殺された事件を耳にします。黒川大造院長の殺害事件は探偵の毛利小五郎が犯人の捜査を担当することになりました。

捜査の中で毛利小五郎は後妻が黒川大造院長を殺害したと推理します。しかし毛利小五郎の推理は大外れしており、周囲の怒りを買ってしまいます。そこで江戸川コナンは時計の麻酔銃を使い、毛利小五郎を眠らせます。毛利小五郎を眠らせた江戸川コナンは自身の声を変え、｢眠りの小五郎｣として黒川大造院長殺人事件の推理を行います。｢眠りの小五郎｣となった江戸川コナンは現場の証拠から家政婦の女性が犯人だと推理しました。

江戸川コナンは中身が天才の高校生探偵・工藤新一であるため、家政婦の女性が黒川大造院長を殺した犯人で間違いありませんでした。実は家政婦の女性は黒川大造院長の手術で夫を失い、強い恨みを抱いていました。この恨みから家政婦の女性は黒川大造院長を殺してしまったのでした。家政婦の女性が犯人だと判明したことで、黒川大造院長殺害事件は無事解決します。そして眠らされていた毛利小五郎はいつも通り目を覚ましました。

その後、江戸川コナンのもとに工藤新一宛のとあるパーティーの招待状が届きます。そのパーティーの招待状は森谷帝二という日本屈指の建築家からのものでした。工藤新一は小学生の江戸川コナンになってしまったため、森谷帝二のパーティーに出席することが出来ません。そこで江戸川コナンは毛利小五郎と毛利蘭を同伴者とし、参加することにします。これにより江戸川コナンは大きな事件に巻き込まれることになってしまうのでした。

森谷帝二の招待状を受け取った江戸川コナン（工藤新一）は毛利小五郎と毛利蘭に同伴して貰い、4月29日にパーティー会場へ赴きます。パーティー会場となった森谷邸は左右対称のシンメトリーにこだわった宮殿であり、気品のある美しいデザインが施されていました。パーティーを開催した森谷帝二は江戸川コナン・毛利蘭・毛利小五郎の3人を紳士的に迎え、近年の若い建築家が美意識に欠けていると会場全体へ言い放ちました。

実は森谷帝二はイギリス古典建築のシンメトリーに異常なほどこだわっている建築家であり、シンメトリー以外の建物を許せない偏った考えを持っていました。若い建築家を批判した森谷帝二はパーティーの雰囲気を察し、3人の人間が載ったカードの共通点がなにかというクイズを出します。このクイズを受けた毛利小五郎は一切分からず、答えることが出来ませんでした。そこで江戸川コナンは共通点を言い、見事クイズに正解します。

見事クイズに正解した江戸川コナンはご褒美として森谷帝二のギャラリーに招待されました。江戸川コナンは毛利蘭と共に招待を受け、ギャラリーで森谷帝二の自信作を目にします。この時江戸川コナンは黒川大造院長が殺された黒川邸や米花町のシンボルタワー、米花シティービルが森谷帝二の設計であることを知ります。森谷帝二が設計した米花シティービルは毛利蘭が工藤新一とデートの約束をしていた場所となっていました。

すると米花シティービルを見た毛利蘭は工藤新一のことを江戸川コナンに語り始めます。毛利蘭は5月4日に工藤新一の誕生日を祝おうとしていました。そのため毛利蘭は工藤新一と映画を見る約束をし、2人が大好きな赤色のポロシャツをプレゼントしようと考えていました。その約束の映画館の場所が米花シティービルだったのです。しかし毛利蘭と江戸川コナン（工藤新一）は恐ろしい爆破事件に巻き込まれてしまうことになるのでした。

森谷帝二のギャラリーで毛利蘭から工藤新一との約束を聞いた江戸川コナン。その後江戸川コナンは毛利蘭との約束を守るため、元の姿である工藤新一に戻る方法を探していました。この時大量のプラスチック爆弾が火薬工業会社の火薬庫から盗まれ、黒川邸を入れた4件の物件が放火されるニュースが流れます。すると工藤新一宛に一通の電話がかかってきます。その工藤新一宛の電話はプラスチック爆弾を盗み出した犯人からのものでした。

電話を受け取った江戸川コナンは犯人から公園に爆弾を仕掛け、子供達が危機にさらされていることを伝えられます。犯人からの爆破予告を聞いた江戸川コナンはスケボーで急ぎ公園へ向かいます。爆弾が仕掛けられた公園では少年探偵団のメンバー達が遊んでいました。江戸川コナンは仲間を助けるために急いで爆弾を発見し、無事爆発を防ぎます。しかし江戸川コナンは再度爆破予告を受け、1時に駅前の広場を爆破すると伝えられます。

2回目の爆破予告を受けた江戸川コナンは駅前へ急行し、広場全体で爆弾を捜索します。すると江戸川コナンは子猫入りのカバンを拾う女性を目にします。それを見た江戸川コナンは爆弾がカバンにあると確信し、急いで女性を追いかけました。そして江戸川コナンは爆弾を手に入れ、爆破ギリギリで犯人の思惑を阻止します。しかしタイマーが作動し、爆弾は爆破します。江戸川コナンは直撃を防いだものの、爆風で傷を負ってしまいました。

その後江戸川コナンは病院に入院し、犯人が工藤新一を恨む者ではないかと目暮警部に言われます。この時江戸川コナンは｢西多摩市の岡本市長事件｣の関係者かもしれないと推理します。すると犯人から電話がかかり、5つの爆弾を東都環状線に仕掛けたと言われます。その爆弾は列車の速度が60km未満になる16時以降に爆発する仕組みでした。それを聞いた目暮警部は急いで対策を練り、爆発による大被害を防ぐことに成功しました。

数々の爆破予告を阻止した江戸川コナンはとある人物が犯人だと考えます。その人物とは工藤新一をパーティーに招待した森谷帝二です。工藤新一は昔、市長のひき逃げを見破って｢西多摩市の岡本市長事件｣を起こし、森谷帝二の｢西多摩市のニュータウン計画｣を白紙にしてしまいました。なので森谷帝二は工藤新一に恨みを持っていてもおかしくありません。また、今回の事件で爆破されたのは森谷帝二が設計した建物ばかりでした。

これらのことから江戸川コナンは爆破事件の犯人が森谷帝二だと推理し、森谷帝二のギャラリーへ関係者を全員集めます。そして江戸川コナンの推理が的中し、焦った森谷帝二は自身の屋敷を爆破しようとします。この時江戸川コナンが爆弾の爆発を阻止しており、森谷帝二はそのまま現行犯逮捕されることになりました。しかし犯人の森谷帝二は米花シティービルにも爆弾を仕掛けており、江戸川コナンに工藤新一への恨みを吐き捨てます。

米花シティービルには工藤新一と約束している毛利蘭がおり、江戸川コナンは急いで電話をかけます。しかし時既に遅く、米花シティービルは爆弾で崩壊を始めました。そこで江戸川コナンは森谷帝二から爆弾の設計図を奪い、崩壊する米花シティービルへ急行します。ビルのフロアに着いた江戸川コナンは毛利蘭を助けようとするものの、防火扉で不可能でした。そこで江戸川コナンは声を工藤新一に変え、毛利蘭に爆弾の解体を頼みます。

しかし設計図にない赤と青のコードで手が止まり、毛利蘭は工藤新一の誕生日を祝いながら最後を覚悟しました。その直後江戸川コナンは森谷帝二とのラッキーカラーの話を思い出し、毛利蘭へ青のコードを切るよう叫びます。毛利蘭は江戸川コナンの声が聞こえなかったものの、青のコードを切って見事に爆弾を解体します。そして毛利蘭は工藤新一との赤い糸を切りたくなかったと江戸川コナンに伝え、物語の幕が結末を迎えるのでした。

上述の結末までのあらすじでネタバレ紹介した通り、アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の犯人は森谷帝二です。犯人の森谷帝二は日本国内で非常に有名な建築家であり、東都大学建築学科の教授も務めていました。なので森谷帝二はわざわざ爆破事件を起こす理由がありません。ではどういった動機で著名建築家の森谷帝二は恐ろしい爆破事件を起こしてしまったのでしょうか。森谷帝二の爆破事件敢行の動機は2つあります。

まず1つ目の動機は森谷帝二の設計へのこだわりにあります。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に登場する森谷帝二は左右対称のシンメトリーが大好きなキャラクターです。森谷帝二のシンメトリー好きは常軌を逸しており、全てが左右対称でなければ怒りを露わにしてしまいます。実は森谷帝二の本当の名前は森谷貞治といいます。しかし森谷貞治はシンメトリーにこだわるあまり、名前を｢森谷帝二｣に変えてしまいました。

この森谷帝二の異常さは江戸川コナンに｢病気｣と評価されています。そんな森谷帝二は｢西多摩市のニュータウン計画｣でシンメトリーの建物をたくさん建てようとしていました。しかし森谷帝二は｢西多摩市の岡本市長事件｣で新都市化計画がストップし、西多摩市に完璧なシンメトリーでない建物が建ってしまうことになりました。完璧なシンメトリーにこだわる森谷帝二は新たな西多摩市の建物に憤り、爆破事件を起こしてしまいました。

2つ目の理由は工藤新一の存在です。元々森谷帝二は自分が設計した完璧なシンメトリーの建物を西多摩市に建てるはずでした。しかし工藤新一が岡本市長のひき逃げ事件を解決し、｢西多摩市のニュータウン計画｣は無くなります。これにより西多摩市からシンメトリーな建物が無くなり、森谷帝二は工藤新一に復讐を考えるようになりました。上記の2つが動機となり、森谷帝二は西多摩市をめちゃくちゃにする爆破事件を起こしたのです。

ではここからはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に登場する白鳥警部についてご紹介していきます。白鳥警部とは漫画名探偵コナンのシリーズに登場し続けているキャラクターであり、本名を｢白鳥任三郎｣といいます。白鳥任三郎は警部として警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係に所属し、キャリア組の1人に数えられています。キャリア組であることからエリート中のエリートであり、冷静さと大胆さを兼ね備えています。

しかし白鳥警部はエリート意識が少し強く、怪しい雰囲気を放つキャラクターとして扱われています。そんな白鳥警部は元々、アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣で初登場を飾りました。元々白鳥警部はアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣で容疑者の1人として登場し、江戸川コナンの推理を鈍らせる役割を務めていました。そのため本作の白鳥警部は声優・塩沢兼人の演技もあり、非常に怪しげなキャラとなっています。

上述でご紹介した通り、白鳥警部はアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣のオリジナルキャラクターです。なので元々白鳥警部は名探偵コナンの原作漫画やテレビアニメに登場していませんでした。しかし声優・塩沢兼人の怪しさ満点の演技がきっかけとなり、白鳥警部はアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣で高い人気を博しました。これが理由で白鳥警部は漫画名探偵コナンシリーズのレギュラーキャラになりました。

ではここからはアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の主題歌と挿入歌についてご紹介していきます。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の主題歌になった楽曲は｢Happy Birthday｣です。｢Happy Birthday｣とは女性ミュージシャンの杏子が歌う楽曲であり、スガシカオが作詞と作曲を担当しています。この主題歌はアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣のために作られたため、物語と非常にマッチしています。

アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は挿入歌が2曲使用されています。まず1つ目の挿入歌は｢キミがいれば｣です。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣の挿入歌｢キミがいれば｣は女性歌手の伊織が歌う楽曲であり、高柳恋と大野克夫が作詞と作曲を務めています。2つ目の挿入歌は｢逢いたいよ｣です。｢逢いたいよ｣は｢キミがいれば｣と同じく、作詞・作曲を高柳恋と大野克夫が務め、伊織が歌っている挿入歌となってます。

アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に関する感想ではアニメ映画｢時計じかけの摩天楼｣が面白いといった感想が多く寄せられていました。アニメ映画｢時計じかけの摩天楼｣は工藤新一と毛利蘭の恋愛をメインとした作品です。しかしミステリー要素やサスペンス要素もしっかり描かれており、最後まで飽きることがありません。このことからアニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は絶大な人気を獲得しています。

アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に関する感想では何回見ても泣けるといった感想も多く寄せられていました。アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は後半で毛利蘭がビルの爆破事件に巻き込まれてしまいます。その際毛利蘭は工藤新一との運命の赤い色を信じ、爆弾を止める活躍を見せます。この最後は非常に泣ける感動の名シーンとなっており、多数の漫画名探偵コナンファンを涙させています。

アニメ映画｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣に関する感想では森谷帝二の名前のモデルに注目する感想も多く寄せられていました。森谷帝二の名前のモデルは｢シャーロック・ホームズシリーズ｣のジェームズ・モリアーティ教授です。一方主人公の工藤新一は｢平成のシャーロック・ホームズ｣とあだ名されています。なので本作はある意味、シャーロック・ホームズとジェームズ・モリアーティ教授の戦いを描いた作品となっています。

本記事ではアニメ映画｢時計じかけの摩天楼｣について名シーンや工藤新一と毛利蘭の名言・名セリフ、あらすじなどをご紹介しました。漫画名探偵コナンの初めてのアニメ映画である｢名探偵コナン時計じかけの摩天楼｣は泣ける名シーンや名言・名セリフが多く、2022年9月現在もずっと人気を博し続けています。なのでもし見たことがない方は是非一度、DVDや動画配信サービスなどで本作をチェックしてみて下さい。