【名探偵コナン】時計じかけの摩天楼の電車の爆弾シーンを解説！犯人や目的は？

電車の爆弾シーンや作品のモデルを知る前に、まずは「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」の基本情報を紹介していきます。名探偵コナンは1994年から連載されている漫画が原作で、1996年からアニメの放送がスタートしています。時計じかけの摩天楼は1997年に放映されたアニメ映画で、興行収入は11億円を記録しています。

名探偵コナン/時計じかけの摩天楼では有名な建築家・森谷帝二から工藤新一宛てにパーティーの招待状が届いています。幼児化した工藤新一はパーティーに出席できないため、代理人として江戸川コナンが毛利蘭とパーティーに出席しています。そんな中、何者かが「プラスチック爆弾用の爆薬」を盗み出しており、東都鉄道の線路に爆弾が仕掛けられる事件が発生しています。

ここからは「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」で描かれた電車の爆弾シーンを考察していきます。爆弾が爆破する仕掛けや、電車が脱線しなかった理由を考察していきます。時計じかけの摩天楼では爆弾の面白い仕掛けが描かれているようです。

名探偵コナン/時計じかけの摩天楼では犯人が爆薬を盗んでおり、工藤新一の自宅に「東都鉄道に爆弾を仕掛けた」という電話を掛けています。警察は電車に爆弾が仕掛けられたと考えていましたが、犯人は線路に爆弾を仕掛けており、爆弾は自動的に爆発する事が判明しています。江戸川コナンは犯人の意図をすぐに見抜いており、警察が線路から爆弾を撤去した事で難を逃れています。

犯人が設置した爆弾には「午後4時を過ぎて時速60キロ以下で走行すると爆発」「日没までに爆弾を処理しないと爆発」という仕掛けが施されていました。そのため全ての電車が70キロ以上で走行する指示を受けており、警察が日没までに急いで爆弾を探しています。また犯人は「東都環状線のバツバツのバツ」というヒントを出しており、そのヒントで爆弾が線路に設置されている事が分かっています。

犯人が「時速60キロ以下で爆発する」と言った事で警察は電車に爆弾が仕掛けられていると考えました。ですが「爆弾は日の光が当たらないと爆発する仕組み」で、時速60キロ以下で走ると電車で日光が遮られて爆発する事が分かっています。

爆弾の仕組みに気付いた江戸川コナンは「電車を東都環状線ではない別の線に切り替える」という指示を目暮警部に出しています。この指示通りに電車は別の線に切り替わり、60キロ以下に速度を落としても爆弾は爆発しませんでした。そして電車がいなくなった線路を警察が捜索して爆弾を撤去しています。

電車は速度と角度の関係で脱線するため、角度が緩い場所なら70キロで切り替えても脱線しないようです。線路の「分岐器」には「番数」という番号が振られており、この番数が大きくなるほど分岐地点の角度が緩くなるようです。場所によっては160キロでも走行できるため、70キロの分岐は現実でも可能と言われています。

名探偵コナン/時計じかけの摩天楼の「電車が爆弾を回避するシーン」では「伊織」の「キミがいれば」という曲が流れています。伊織は「ユニバーサルミュージック」に所属している歌手で、「名探偵コナン/銀翼の奇術師」では「ぼくがいる」という挿入歌を歌っています。

爆弾の仕掛けや電車の脱線を考察した後は、「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」の犯人を紹介していきます。犯人のプロフィールや犯行動機をネタバレしながらまとめていきます。時計じかけの摩天楼の犯人は意外な理由で犯行に及んでいるようです。

名探偵コナン/時計じかけの摩天楼の犯人は「森谷帝二」です。森谷帝二は有名な建築家で、「東都大学建築学科」の教授を務めているキャラクターです。シンメトリー/左右対称の建築に強い拘りを持っており、本名は「森谷貞治」ですが、名前もシンメトリーにするために「帝二」に変えているようです。そのため江戸川コナンからは「病気」と言われています。

森谷帝二の父親も有名な建築家でしたが、本編が始まる15年前の火災事故で両親は亡くなっているようです。30代の頃に設計した「東都環状線の橋」で建築協会の賞を受賞しており、現在は両親が遺した豪邸に住んでいます。名探偵コナン/天国のカウントダウンには弟子の「風間英彦」が登場しています。

森谷帝二の真の目的は「東都環状線の橋の破壊」です。森谷帝二はシンメトリーの建築に強い拘りを持っていますが、若い頃に設計した橋はシンメトリーになっていないようで、それが許せない事で爆弾を仕掛けたようです。また工藤新一が「西多摩市の市長のひき逃げ事件」を解決した事で新都市計画が白紙になっており、その時から森谷帝二が工藤新一を逆恨みしていたようです。

新都市計画が白紙になった事で森谷帝二は工藤新一を逆恨みしています。そのため「爆弾の設置は工藤新一への挑戦」と見せかけ、「自身が設計した橋」を捜査対象から外そうとしていたようです。物語終盤には毛利蘭が訪れていた映画館に爆弾が仕掛けられていますが、工藤新一を信じた毛利蘭が導線を切って爆弾を解除しています。

電車の爆弾シーンや犯人について知った後は、「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」のモデルと言われている作品を紹介していきます。時計じかけの摩天楼はとある作品と設定が似ているようです。

新幹線大爆破は1975年に公開された映画です。ある朝に「国鉄に爆弾を仕掛けた」という電話が掛かり、犯人が巨額の身代金を要求するというストーリーが描かれています。高倉健・千葉真一・宇津井健などの豪華なキャストが出演している事で話題になっています。

映画「新幹線大爆破」では「新幹線が走行速度80キロを下回ると爆発」という爆弾が設置されているため、それが名探偵コナン/時計じかけの摩天楼のモデルと言われている理由のようです。最終的には警察が爆弾を処理しており、高飛びしようとしていた犯人は空港で射殺されています。

電車の爆弾シーンや犯人・モデルについて知った後は、「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」に関する感想をまとめていきます。時計じかけの摩天楼は人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

名探偵コナンのファンからは「時計じかけの摩天楼は面白い」という感想が挙がっているようです。また時計じかけの摩天楼はシリーズ1作目のアニメ映画ですが、完成度が高いという感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように、名探偵コナン/時計じかけの摩天楼では「日光が遮られると爆発する爆弾」が設置されています。そんな爆弾と電車の速度の設定が面白いという感想が挙がっているようです。

名探偵コナン/時計じかけの摩天楼の犯人・森谷帝二は利己的な考えと逆恨みで犯行を行っているため、森谷帝二の犯行動機が酷いという感想が挙がっているようです。また森谷帝二が持つ裏の顔と狂気が怖いという感想も挙がっているようです。

本記事では「名探偵コナン/時計じかけの摩天楼」の電車の爆弾シーン・犯人・モデルを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？時計じかけの摩天楼の犯人・森谷帝二は利己的な考えで犯行に及んでいるため、犯行動機が酷過ぎるという声が挙がっているようです。そんな時計じかけの摩天楼を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧ください。