【名探偵コナン】水平線上の陰謀の毛利小五郎がかっこいい!活躍シーンを紹介

こちらの記事では『名探偵コナン』の劇場版映画『水平線上の陰謀』での毛利小五郎の活躍をご紹介しています。毛利小五郎のかっこいい推理シーンやセリフ、『水平線上の陰謀』の物語あらすじや犯人の正体などが気になっている人はこちらの記事をチェックしてみてください。また『水平線上の陰謀』の作品概要や『水平線上の陰謀』で小五郞の声優を務めた神谷明さんのプロフィールもご紹介しています。

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目次

  1. 水平線上の陰謀の毛利小五郎とは?
  2. 水平線上の陰謀の毛利小五郎のかっこいい活躍シーンと結末
  3. 水平線上の陰謀の毛利小五郎の声優
  4. 水平線上の陰謀の毛利小五郎のかっこいい名言
  5. 水平線上の陰謀の毛利小五郎に関する感想や評価
  6. 水平線上の陰謀の毛利小五郎のかっこいいシーンまとめ

水平線上の陰謀の毛利小五郎とは?

『名探偵コナン』のメインキャラクターの1人・毛利小五郎。"眠りの小五郎"としてコナンの力を借り、様々な事件を解決に導いてきた小五郎ですが、そんな彼が自力で事件を解決した劇場版映画があるのをご存じでしょうか?こちらの記事ではそんな『名探偵コナン』の劇場版映画『水平線上の陰謀』での小五郎のかっこいい活躍をご紹介しています。その前にまずは『水平線上の陰謀』の作品情報をあらすじをご紹介します。

名探偵コナン 水平線上の陰謀の作品情報

名探偵コナン 水平線上の陰謀の概要

  • 原作:青山剛昌
  • 監督:山本泰一郎
  • 脚本:古内一成
  • 音楽:大野克夫
  • 制作会社:トムス・エンタテインメント
  • 主題歌:ZARD「夏を待つセイル(帆)のように」
  • 公開日:2005年4月9日
  • 上映時間:107分

『水平線上の陰謀』は『名探偵コナン』の劇場版アニメ映画の第9作目の作品として2005年に公開された作品です。キャッチコピーは「忘れはしねぇよ、オマエのことだけは…」「オマエを、絶対に守る」で、興行収入は21億5000万円を突破しました。『水平線上の陰謀』では普段ミスリードを促す役の小五郎が真犯人を追い詰める役として活躍しており、『名探偵コナン』の中で小五郎が最も活躍する回の1つとなっています。

また、『水平線上の陰謀』はアクションよりもサスペンス色の強い作品となっており、事件の推理や犯人当てを楽しみたい『名探偵コナン』ファンに支持されている作品です。タイトルとなっている『水平線上の陰謀』の"陰謀"は"ストラテジー"という読みとなっていますが、英語での"Strategy"は"戦略"という意味で、タイトルにも『水平線上の陰謀』の内容を考察できる要素が含まれています。

名探偵コナン 水平線上の陰謀のあらすじ

貨物船・第一八代丸が氷山に激突し沈没する事故が起きてから15年。小五郎・コナン・蘭、そして蘭の友人の園子と少年探偵団たちは豪華客船・アフロディーテ号に招待されていました。始めは各々豪華客船を楽しんでいた一行ですが、園子が何者かに攫われたのを皮切りに、次々と事件に見舞われます。そして事件は15年前の沈没事故と絡み合い、当時の事件の真相を明らかにしていきます。

毛利小五郎のプロフィール

『水平線上の陰謀』でスポットを浴びるキャラクター・毛利小五郎は、"眠りの小五郎"として名を馳せる名探偵。年齢は38歳で、毛利探偵事務所を経営する私立探偵です。家族は娘の毛利蘭と妻の妃英理ですが、妻とはある事件をきっかけとして別居中。また蘭の幼なじみである工藤新一の親戚という少年・江戸川コナンの保護者代わりもこなしています。

性格はお調子者でナルシストなところが目立ちますが、いざという時には身を挺して大切な人を守る情に厚い一面も持ちあわせています。普段は犯人の偽装工作に騙され真実を踏み外した推理を披露しますが、『水平線上の陰謀』ではコナンよりも先に真犯人を突き止める姿を見せました。また、犯人に対しては"どんな理由があろうと殺人者の気持ちは分からない"と口にしており、殺人を犯したものは悪という姿勢を貫いています。

名探偵コナン

水平線上の陰謀の毛利小五郎のかっこいい活躍シーンと結末

ネタバレ①コナンが犯人だと推理したのは日下

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンと、物語あらすじ・結末1つ目。1つ目のかっこいいシーンとあらすじは「コナンの推理」について。『水平線上の陰謀』でコナンが事件の犯人だと推理したのはシナリオライターの日下ひろなりでした。事件発生時に船の設計士である秋吉美波子と通話していたことでアリバイが成立していた日下ですが、その通話がICレコーダーを使ったトリックだったことを見破ったコナン。

日下はその推理を聞いて思わず音声は消したはずだと反論してしまい、コナンの推理を肯定することとなってしまいました。しかし、コナンが提示した証拠品のICレコーダーの声は、コナンが蝶ネクタイ型変声機で吹き込んだものだったのです。また、日下の髪には時間が経って黒く変色した血痕が付着しており、それが決定的な証拠となり日下は犯人として決定されたのでした。

ネタバレ②日下ひろなりの犯行動機

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンと、物語あらすじ・結末2つ目。2つ目のかっこいいシーンとあらすじは「犯人・日下ひろなりの犯行動機」です。コナンの推理によって犯行を明らかにされてしまった日下。彼が事件を起こした動機は父親を見殺しにされた復讐でした。

日下の父親は15年前の第一八代丸の沈没事故の際に乗組員として登場しており、事故によって命を落とした人物の1人でした。15年前の事故が八代造船の社長である八代貴江と、その父親で会長を務める八代延太郎が保険金欲しさに計画したものであったことを知った日下は、自分の父親を見殺しにした2人を殺害したのでした。

またその計画を故意に補佐したアフロディーテ号の船長・海藤渉にも強い恨みを抱いていた日下は、海道を殺害するための爆弾も用意していました。しかし、コナンの推理によって思わぬ形で爆弾を起動してしまい、計画が狂った日下はそのままモーターボートで逃走を図ります。

ネタバレ③真犯人は秋吉美波子だった

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンと、物語あらすじ・結末3つ目。3つ目のかっこいいシーンとあらすじは「事件の真犯人」について。推理によって犯人である日下を追い詰めたコナン。しかし、日下のICレコーダーのトリックが単純だったことや、日下が海に落として殺害したと思われた会長の背中になぜかナイフが突き刺さっていたことなどから、コナンは自分の推理に矛盾が生じていることに気づきます。

いくつも出てくる矛盾点から、船での連続殺人の真犯人が別にいることに気がついたコナンは、船に戻りもう一度推理を見直すことにしました。一方その頃、小五郎はこの事件の真犯人を追い詰めていました。その犯人とは船の設計士である秋吉美波子。小五郎はコナンよりも一足先に事件の真相に辿り着いていたのです。

ネタバレ④毛利小五郎は真犯人がわかっていた

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンと、物語あらすじ・結末4つ目。4つ目のかっこいいシーンとあらすじは「小五郎が真犯人に気づいた理由」。普段は滅茶苦茶な推理で事件を迷宮入りさせそうになっている小五郎ですが、この事件ではコナンよりも先に真犯人に辿りついていました。その理由は"真犯人・秋吉美波子が妻の妃英理に似ていたから"。

小五郎は普段女の人を見かけるとすぐに鼻の下を伸ばす女性好きな人物ですが、秋吉美波子に対しては毅然とした態度を取り一歩引いた姿を見せていました。それは秋吉が妻の英理に似ていたから。妻への思いからか、小五郎は秋吉をある意味特別な目線で見ていたのです。そして小五郎は英理に似ている秋吉が犯人ではないと証明するため、彼女の証拠やアリバイを集めました。

しかし、事件について調べれば調べるほど疑いが深くなっていく秋吉。小五郎が事件の黒幕である秋吉を見つけると、そこでは秋吉が海藤に銃をつきつけていました。秋吉は銃の引き金を引こうとしますが、秋吉が真犯人だと分かっていた小五郎によってあらかじめ銃を使えなくされていたため、秋吉の最後の復讐は叶わずに終わったのでした。

ネタバレ⑤秋吉を捕まえる毛利小五郎

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンと、物語あらすじ・結末5つ目。5つ目のかっこいいシーンとあらすじは「真犯人・秋吉を捕まえる小五郎」。小五郎の推理によって自分が真犯人だとバレてしまった秋吉は自首する姿勢を見せました。

しかし、隙をついて小五郎に殴りかかってきた秋吉。そこへコナンが小五郎の元へ到着し、小五郎を援護します。そして秋吉の攻撃をかわした小五郎は、最後に一本背負いで彼女を組み倒して事件の幕を下ろしたのでした。

ネタバレ⑥蘭を救出し一件落着

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンと、物語あらすじ・結末6つ目。6つ目のかっこいいシーンとあらすじは「蘭の救出と事件の終演」です。小五郎の推理によって無事幕を下ろしたかと思われたアフロディーテ号の事件ですが、コナンは蘭の姿が見えないことに気づきます。コナンと小五郎が犯人を追い詰めていた頃、蘭や園子たちは爆発によって沈み始めた船から脱出するために避難していました。

その時、探偵少年団に貰ったプレゼントを探しに船内に戻った蘭は、船の揺れによって頭をぶつけ気絶してしまったのでした。沈没までのタイムリミットが迫っている中、コナンは蘭がどこにいるのか考えを巡らせます。そして幼い頃のかくれんぼの記憶を辿り、無事蘭を見つけることができたコナン。海上保安庁の救助ヘリによって救出されたコナンたちですが、ヘリが大きく揺れ、コナンは船に転落してしまいます。

小五郎はコナンを助けようと手を伸ばしますが、あと一歩届かずコナンは海に落ちそうになっていました。そこへ蘭が手を伸ばしコナンの手を掴むことができましたが、コナンの手は抜け落ち再び海に落ちそうになってしまいます。しかし、蘭が船戻って捜していた少年探偵団からのプレゼントである金メダルが鍵となり、それに捕まったことでコナンは無事に救出されることができたのでした。

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水平線上の陰謀の毛利小五郎の声優

神谷明のプロフィール

『名探偵コナン』の劇場版映画『水平線上の陰謀』で毛利小五郎役を演じたのは声優の神谷明さんです。アニメでの毛利小五郎の声は2022年現在では小山力也さんが演じられていますが、アニメの552話までは神谷明さんがキャスト声優として活躍しており、『水平線上の陰謀』でも初代・毛利小五郎役の神谷明さんが担当しています。

神谷明さんは1946年9月18日生まれの神奈川県出身で、声優事務所の冴羽商事の代表取締役として活動されています。1970年代には多くの主人公キャラを演じ、知名度のある声優の1人として活躍しました。下記では『名探偵コナン』以外での代表キャラをご紹介しているので、他の代表作が気になる人はチェックしてみてください。

神谷明の主な出演作品や演じたキャラ

  • キン肉スグル(キン肉マン)
  • 冴羽獠(シティーハンター)
  • ペルセウス星座のアルゴル(聖闘士星矢)
  • ドラパン(ドラえもんズ)
  • ケンシロウ(北斗の拳)
  • 土萠創一(美少女戦士セーラームーンS)
  • 古見浩一(バビル2世)
  • 中川圭一(1985年版こちら葛飾区亀有公園前派出所)
  • ゾロリ(1993年版映画かいけつゾロリ)
  • イアーゴ(ディズニー版アラジン)

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水平線上の陰謀の毛利小五郎のかっこいい名言

毛利小五郎の名言①「やめられるかよ…」

やめられるかよ……真相を解き明かすのが探偵の性なんでね

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎の名言1つ目は上記のセリフ。こちらのセリフは真犯人を追い詰めた小五郎が犯人に「推理をしている場合じゃないんじゃないの?」と言われた際に小五郎が返した言葉です。普段は真実とはほど遠い推理を披露することの多い小五郎ですが、このシーンでは探偵としての志や犯人を必ず捕まえるといった信念が見え隠れし、ファンから「かっこいい」と評判のワンシーンとなりました。

毛利小五郎の名言②「その逆だよ…」

その逆だよ…あんたがあいつに似てたから…犯人があんたじゃなきゃいいと思って、無実の証拠を集めようとしたからこうなっちまったんだよ…

『水平線上の陰謀』での毛利小五郎の名言2つ目。こちらのセリフは真犯人の前に小五郞が立ちはだかった際に、小五郞が犯人に対して放ったセリフです。妻に似ている秋吉を守ろうとして証拠集めをした結果、秋吉が犯人だという真実に辿り着いてしまった小五郞。喧嘩別れし、普段は離れて暮らしている小五郞と妻の英理ですが、妻に対する愛情が感じられるかっこいいセリフとして人気となっています。

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水平線上の陰謀の毛利小五郎に関する感想や評価

『水平線上の陰謀』でかっこいい活躍を見せた小五郞。『名探偵コナン』のファンの中には、海が舞台の映画では小五郞がかっこいい活躍を見せることが多いと考察している人の姿が見られています。『水平線上の陰謀』以外では『絶海の探偵』でも小五郞の活躍が描かれているので、かっこいい小五郞の姿を見たい人はそちらの作品もチェックしてみてはいかがでしょうか?

こちらの方のツイートでは、毛利小五郎が好きな理由に『水平線上の陰謀』のワンシーンをあげられています。普段はお調子者な一面が印象に残るキャラクターの小五郞ですが、いざという時にはビシッと決めるかっこよさを秘めています。

こちらでも『水平線上の陰謀』での小五郎の活躍がかっこよかったというツイートがあがっています。最近は『名探偵コナン』のメインキャラクターとなる登場人物が増えてきたため新キャラクターに視点を当てた作品が多い傾向にありますが、小五郞のかっこいい姿を映画でもっと見たいというファンの声も度々見られています。

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水平線上の陰謀の毛利小五郎のかっこいいシーンまとめ

以上、『名探偵コナン』の劇場版映画『水平線上の陰謀』での毛利小五郎のかっこいいシーンやセリフをご紹介してきました。『水平線上の陰謀』ではコナンよりも先に真犯人を追い詰めることができた小五郞。最後の格闘シーンは特にかっこいいと評判となっているので、まだ見たことが無い人はこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか?

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