【ダーウィン事変】ルーシーはかわいい頭脳明晰女子！過去やチャーリーとの関係は？

漫画「ダーウィン事変」のルーシーは、チャーリーの友人であり、常にフードを被った姿が印象的な、頭脳明晰女子です。以下では、「ダーウィン事変」のルーシーのプロフィールやかわいい魅力、ルーシーの過去や母親・チャーリーとの関係をネタバレ考察しました。

うめざわしゅん先生の漫画「ダーウィン事変」は、2020年から「月刊アフタヌーン」で連載されている社会派サスペンスアクションで、2022年4月までに単行本・計4巻が刊行されています。

人間とチンパンジーの掛け合わせで誕生した少年の活躍を描いた「ダーウィン事変」は、現実世界ではタブーにもなりうる題材を取り入れた作風や、動物との在り方を考えさせられる展開が注目され、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・優秀賞をはじめ、漫画界から高く評価されています。

人間の父親とチンパンジーの母親の間に生まれたチャーリーは、高校に入学し、頭脳明晰な少女・ルーシーと出会います。ルーシーと友情を育む中、世間では、ALAこと動物開放同盟を名乗る組織によるテロ活動が横行し、動物開放を掲げるALAは、ヒューマンジーであるチャーリーに目を付け、チャーリーの人生は一変します。

「ダーウィン事変」のルーシーこと、ルーシー・エルドレッドは、アメリカ・ミズーリ州の高校に通う女子生徒で、センター分けしたロングヘアで、動きやすいカジュアルな服装にフードを被った姿が特徴です。洞察力が高いことや頭が非常にきれることから、学校では優等生や頭脳明晰というイメージが定着し、劇中でもルーシーの頭の良さがうかがえるシーンがいつくか描かれています。

以下では、ダーウィン事変のルーシーの性格や過去、家族構成などを、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

コミュニケーションが苦手なため、高校では同級生に対しても心を開けずにいる姿が目立つルーシーですが、元来は裏表のない素直な性格や、好奇心旺盛な性格をみせています。また、警察官や自分より格上の相手に対しても物怖じせず、思ったことはハッキリ言う芯の強さや、困っている場面に出くわせば、人や動物関係なく手を差し伸べるなど、優しい一面も秘めています。

ルーシーは、母親と2人暮らしであることが判明しており、母親はルーシーの学校の役員を務めています。ルーシーの母親は、ヒューマンジーであるチャーリーを良く思っておらず、チャーリーを巡って母娘で喧嘩をすることもしばしばあります。

幼少期はどんな子供だったのか、過去も謎めいているルーシーは、実は人工授精で生まれた子供という衝撃的な過去が明かされています。この事実は、ルーシー自身も知っており、生物学上の父親の写真を持っているものの、生まれた時から母娘での暮らしだった影響からか、父親に会いたいとは思っておらず、ルーシー自身も自分の出生について気にしていない模様です。

「ダーウィン事変」のルーシーと言えば、パーカーのフードを被っている姿が印象的であり、ルーシーのかわいい魅力となっている一方で、パーカーを被る行為は、周囲に対する警戒心と読み取れます。一方、心を許した相手の前ではフードを外しており、チャーリーと友人になってからは、素顔を見せています。

しかし、チャーリーと一緒に行動している中、他の生徒がチャーリーに話しかけた際には、再びフードを被っており、フードはルーシーの心の安定を計る役目も担っているでしょう。ルーシーがフードを被るようになった経緯は不明ですが、過去にルーシーの心を傷つける出来事があり、自分を守るため、周囲との距離を保つために、フードを被り始めたと考えられるでしょう。

以下では、2人の恋の行方にも注目が集まる、ダーウィン事変のルーシーとチャーリーの関係について、あらすじを交えながら考察しました。

ルーシーとチャーリーとの出会いは、チャーリーの登校初日であり、木から降りられなくなった猫を助けようとしたルーシーは、木の枝が折れたことで猫と一緒に落ちてしまいます。その時、教室の窓からチャーリーが現れ、ルーシーと猫を救出しました。その後、食堂でチャーリーと一緒になり、話をするうちにルーシーは心を開いていき、チャーリーの前でフードを外し、友達になりました。

ヒューマンジーのチャーリーは、外見はチンパンジーに近く、高校でも変わり者のように思われていました。そこで、ルーシーは、チャーリーのために奮闘するものの、ルーシー自身も学校では変わり者で知られていたため、周囲との距離がさらに広がる結果となりました。しかし、チャーリーのある一言を受け、ルーシーは周囲の目を気にすることをやめ、チャーリーとの仲を深めていきます。

人間であり、チンパンジーでもあるチャーリーは、特殊な生い立ちゆえに好奇の目に晒されることがあったものの、ルーシーだけは、1人の存在として接してくれた初めての人間でした。一方で、ヒューマンジーの特性なのか、チャーリーには人間の情緒に鈍感な面も見られ、ある日、ルーシーに対して、ストレートな言葉でアプローチします。

しかし、自分の中で心の準備が出来ていないルーシーは、チャーリーのアプローチを受け入れることが出来なかったものの、ルーシーなりの答えを出します。2人が恋人になるには、まだ時間がかかりそうですが、人間とヒューマンジーという壁を越えた関係からは、いずれ恋人になる可能性は十分あるでしょう。

以下では、ルーシーの頭脳明晰さが発揮された、「ダーウィン事変」のルーシーの活躍を、あらすじネタバレ紹介します。

世間では、動物開放を目指すテロ組織・ALAが横行し、ヒューマンジーであるチャーリーもALAに目を付けられ、彼らとの関係を警察に疑われ、牢屋に入れられてしまいます。事態を聞きつけたルーシーは、チャーリーの育ての両親と共に警察署へ行き、チャーリーの面会を求めるも、チャーリーは法的にはモノであると決めつけられ、面会を拒否されてしまいます。

一方、牢屋からルーシー達のやり取りを聞いていたチャーリーは、自力で牢屋から脱出します。牢屋に戻るように命令されます。そこで、ルーシーはチャーリーがモノであれば脱走は出来ないと指摘し、チャーリーの釈放に成功します。

ルーシーとチャーリーの高校で、ALAに関するテロが発生し、その犯人がALAの思想に傾倒するゲイルの仕業と判明します。ゲイルは、ALAに利用されてテロ活動をライブ配信していたものの、動画に映っている時計の針が5分遅れていることに気が付いたルーシーは、この動画は数分前に録画されたものだと気が付きます。

ヒューマンジーであるチャーリーは、ALAにとって願ってもいない存在であり、自分たちの活動にチャーリーを利用するべく、彼の友人・ルーシーの拉致を計画します。一方、ALAに狙われることを危惧していたルーシーは、万が一に備えて発信器を身に着けており、警察官のフィルに自身の監禁先を知らせ、ALAの残党の取り締まりに成功します。

チャーリーの生物学上の両親は、父親は人間、母親がチンパンジーでエヴァと名付けられました。ルーシーは、エヴァとも会っており、彼女の最期をチャーリーと一緒に看取ったものの、その時、エヴァが何かを伝えようとしていることに気が付きます。それは、チャーリーの出生にまつわる重大な事実が隠されていました。

以下では、かわいいヒロインとして人気を集める、漫画「ダーウィン事変」のルーシーに関する感想や評価を、紹介します。

ヒューマンジーの主人公の日常を主軸に、現代社会が抱える様々な問題を織り交ぜた「ダーウィン事変」は、奥深いストーリー展開が面白いと、漫画界からも高く評価される一方で、ヒロイン・ルーシーがかわいいとの声も多数見られます。普段はクールな雰囲気のルーシーが見せる笑顔の瞬間は、男女問わず多くの読者を虜にし、かわいいキャラとして人気を集めています。

漫画「ダーウィン事変」と言えば、人間とチンパンジーのハイブリットと呼べる異色の主人公像の誕生が目を引き、人間・チンパンジーの中間に位置するチャーリーの不思議な存在感や、ヒューマンジーならではの思考が魅力的です。また、ルーシーの登場も、「ダーウィン事変」の人気に拍車をかけ、頭脳明晰であり、かつ笑顔がかわいいという、新たなヒロイン像も注目を集め、ルーシーが好きとの声も見られます。

漫画「ダーウィン事変」は、生物学的な要素を取り入れた作風のため、苦手だと感じる方もいる中、チャーリーとルーシーのキャラの良さが、漫画を読みやすくしているとの意見も見られます。「ダーウィン事変」で描かれる、1人の存在として接するチャーリー・ルーシーの関係は、友人という枠を超えた強い絆で結ばれており、2人の今後について期待が高まっています。

漫画「ダーウィン事変」のルーシーのプロフィールや過去、家族構成、チャーリーとの関係などを、あらすじネタバレ紹介しました。普段はフードを被り、周囲に心を閉ざしていたルーシーでしたが、チャーリーと友達になったことで、ルーシーにも笑顔が見え始め、ルーシーのかわいい笑顔や、チャーリーのために奮闘する姿が、ファンを魅了しています。