【名探偵コナン 緋色の弾丸】メアリー世良の最後のシーンを考察！小僧の意味は？

『緋色の弾丸』のメアリーはいま最も注目されているキャラクターとなっていて、『小僧』という最後のセリフで多くのファンを魅了したことでも知られています。息子である赤井とのやりとりは本作の最大の見所にもなっているので、メアリーの劇場版作品での活躍はネット上でも大きな話題になりました。​​​ここではまず『名探偵コナン 緋色の弾丸』の基本的な情報をまとめていきましょう。

劇場版作品『名探偵コナン 緋色の弾丸』は大ヒットを記録した作品であり、超人気キャラである赤井秀一をはじめとして赤井ファミリーが総出演したことでも知られています。その内容は劇場版なだけあって壮大なスケールであり、赤井ファミリーの活躍や交流が多くのファンを喜ばせました。ここでは『名探偵コナン 緋色の弾丸』の概要や簡単なあらすじをまとめていきます。

『名探偵コナン 緋色の弾丸(めいたんていコナン ひいろのだんがん)』は2021年4月16日に公開されたアニメ映画となっていて、劇場版『名探偵コナン』シリーズとしては通算24作目の作品となっています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年の公開延期がされてしまい、2021年4月16日に公開されるという前代未聞の事態も乗り越えて70億円を超える大ヒットをしています。

4年に1度開かれるスポーツの祭典「ワールド・スポーツ・ゲームス (WSG)」の東京での開催が決定して、スポンサーたちのパーティーにコナンたちは参加していました。その会場で園子の父親が拉致されてしまい、15年前にアメリカで起こった「ワールド・スポーツ・ゲームス (WSG)」でも同じような事件が起こっていることを知ります。そしてこの事件が「真空超電導リニア」をも巻き込む大事件に発展するのでした。

メアリー・世良は3人の子供を持つ女性であり、秘密情報部 (SIS/MI6) の職員でもあります。その仕事は諜報員であると見られ、黒の組織を追っていたことも分かっています。ベルモットに飲まされた毒薬APTX4869の影響によって中学生程度の年齢にまでなってしまいました。格闘術や推理力に優れていて、特に格闘術は沖矢昴(赤井秀一)にも引けを取らないほどと言われています。

『名探偵コナン 緋色の弾丸』のメアリーの最後のシーンを考察していきましょう。『緋色の弾丸』のメアリーのファンを急増させたと言われるラストシーンでの『小僧』というセリフはかなりのかっこいいシーンに仕上がっています。赤井秀一とメアリー世良は共に正体を隠している親子同士なので、ふたりがどういった認識で会話をしたのかもファンには考察されていました。

ここではメアリーの赤井秀一と沖矢昴に関する認識も見ていきましょう。組織に偽装死がバレないようになるべく生存を知られないように情報管理をしているので、赤井秀一と沖矢昴が同一人物であるということは母親であるメアリーでも知りませんでした。そのため今回の車内でのラストシーンの時には赤井秀一と沖矢昴に関する認識はどうだったのかは公開後にファンの間でも議論になっていました。

赤井秀一はFBIで殉職したということになっています。これはコナンと赤井、そして組織に潜入しているキール(水無玲奈)の計画で偽装死に成功して、赤井は公には死んだことになっています。さらに組織が赤井の死に疑念を持って、探りを入れてきていました。そのためFBIの同僚はもちろん、家族にすらも生きていることを秘密にしていました。世良やメアリーには赤井秀一はFBIで殉職したということになっています。

沖矢昴の正体は赤井秀一だと知らないという人も多く、当初は同僚であったFBI捜査官たちですらも知らされていませんでした。いまでは安室透に露見したことでFBI捜査官にも知られるようになりましたが、世良には知らせることがありませんでした。そのためメアリーにも知らせていないと考えられていて、家族で秀一の生存を知っているのは弟である秀吉だけであると見られています。

ここでは『名探偵コナン 緋色の弾丸』のラストでメアリーが知ったことをまとめていきます。『緋色の弾丸』のラストでメアリーは沖矢昴と初めて対面しています。共に顔が見えない状況での会話になりましたが、ラストでメアリーが知ったのは何なのかも注目されています。沖矢昴という人物がFBIであることは知っていたので、そこから様々な考察が挙げられています。

緋色の弾丸のラストでメアリーが知ったこと①は『沖矢昴は誰かの変装』です。沖矢昴は誰かの変装であるといことはメアリーには分かってしまったと考えられています。沖矢昴と世良との戦いではマスクが破れてしまったために、その顔が素顔でないということはメアリーには気づかれています。しかし、その中身が誰なのかという事は分かっていないともファンの間では言われています。

緋色の弾丸のラストでメアリーが知ったこと②は『沖矢昴はジークンドーが使える』です。沖矢昴はジークンドーが使えることはバレてしまっています。特に直接手合わせした世良はジークンドーの使い手であることに気づいていて、さらに自分よりも強いことを直感的に感じていました。このことからも沖矢昴がジークンドーが使えることはメアリー世良にも分かってしまったと考えられています。

緋色の弾丸のラストでメアリーが知ったこと③は『沖矢昴はFBIのエージェント』です。沖矢昴はFBIのエージェントであることもバレてしまっていました。沖矢昴の何らかの行動がメアリーに彼がFBI捜査官であることを察知させたか、世良からコナンの協力者がFBI捜査官であることを知ったかは判明していませんが、沖矢昴がFBIであることはメアリーの「FBIの小僧」というセリフからも確信を持っていることが分かります。

緋色の弾丸のラストでメアリーが知ったこと④は『沖矢昴は左利き』です。沖矢昴は左利きであることも知られています。FBI捜査官であり、左利きのジークンドーの使い手という情報をメアリーが掴んでいたとすれば、それが赤井秀一であることにも気が付いてしまう可能性があります。ラストシーンの様子では気づいている様子はなかったですが、沖矢昴は左利きということは確実に情報として持っていかれています。

ここでは『緋色の弾丸』のメアリーの最後のセリフ「小僧」の意味を紹介していきましょう。メアリーの最後のセリフ「小僧」というセリフはメアリーのかっこよさが爆発したセリフとなっていて、この時のセリフの意味もファンに注目されています。『緋色の弾丸』のメアリーの最後のセリフ「小僧」の意味によっては沖矢昴の正体に気づいている可能性もあるために重要なポイントとなっています。

緋色の弾丸のメアリーの最後のセリフ「小僧」の意味考察①は『メアリーの「小僧」のセリフは沖矢昴の正体に気づいているから？』です。メアリーの「おいFBIの小僧。どこの誰かは知らんが、貴様らのせいで我が国の要人に危害が及ぶところだったぞ」と拳銃を頭に突き付けます。これは沖矢昴の正体に気づいているから行ったのか、あるいはMI6としてFBIに警告したのかはファンの間でも意見が分かれました。

緋色の弾丸のメアリーの最後のセリフ「小僧」の意味考察②は『赤井秀一もメアリーの正体に気づいた？』です。赤井はすでに正体に気づいていることは確定的です。世良と一緒にいることからも母親が幼児化しているという可能性にまで赤井は気づいていたと考えられていて、今回のことで赤井秀一は確実にメアリーの正体に気づいたと言われています。

緋色の弾丸のメアリーの最後のセリフ「小僧」の意味考察③は『メアリーが赤井秀一だと気づいているのに言わない理由』です。それではメアリーが赤井秀一だと気づいているとすれば、それを言わない理由が何かあるのかも注目されています。一つはメアリーは黒の組織を潰してこいといってFBIに送り出したために、その日まで会わないと決めている可能性が指摘されています。

メアリーは気づいているけれどわざと知らないふりをしているという事には沖矢昴（赤井秀一）の秘密を暴いてしまえば、彼に危険が及ぶと考えている可能性もあります。夫の死の秘密を暴くために偽装死をしているので、諜報員として赤井の生存を知らないふりをしているという可能性がかなり高いとされています。

ここでは『緋色の弾丸』のメアリーのセリフの「あの子」の意味を見ていきましょう。メアリーのセリフの中でもう一つ話題になっているセリフがあります。それは「あの子」というセリフです。これがコナンのことを指しているのか、実子である赤井秀一のことを指しているのかでファンの間でも議論となりました。メアリーも謎の多いキャラクターなので、そのセリフにも様々な考察がなされています。

メアリーが「あの子に会うわけにはいかない」というセリフがありますが、「あの子」はコナンのことなのか、赤井秀一のことなのかは明かされていません。ファンの考察ではメアリーのセリフの「あの子」はコナンのことであると考えられています。タイミング的にはコナンが入ってきたときに言っていることと、後に沖矢昴の正体に気づいていなかったことが判明するために沖矢昴を「あの子」と呼ぶ可能性はほとんどありません。

メアリーはなぜコナンに会わないのかもファンには注目されています。これはコナンのことを信用していないからという事が判明しています。MI6として用心深い性格をしているために、物事を慎重に運ぼうとしています。コナン(工藤新一)のことを信用に足る人物であると分かれば、協力関係になるという可能性は十分にあります。

ここでは『緋色の弾丸』のその他の赤井ファミリー一覧を見ていきましょう。赤井ファミリーはいずれもが個性的なキャラクターであり、赤井やメアリーの他にも一癖も二癖もある個性を発揮しています。さらに『緋色の弾丸』には赤井ファミリーに加わると考えられている羽田秀吉のフィアンセである宮本由美も登場していて、多くのファンに注目されています。

緋色の弾丸のその他の赤井ファミリー①は赤井務武です。赤井務武はメアリーの夫で、妻同様に諜報捜査官として優秀な捜査官であったと見られています。秀一、秀吉、真純の3兄妹の父でもあり、黒の組織のことを追っていて殺されてしまったと秀一は考えています。秀一がFBIに入るきっかけにもなっていて、いまでも赤井務武の生存は不明となっています。

緋色の弾丸のその他の赤井ファミリー②は羽田秀吉です。羽田秀吉は六冠の称号を持つプロ棋士であり、日本中で知られている天才棋士となっています。幼少期より記憶力に優れていて、洞察力や分析力は秀一をはるかにしのぎます。その一方で警戒心が全くないために、危険な状況に巻き込まれることもしばしばありました。

緋色の弾丸のその他の赤井ファミリー③は世良真純です。世良真純は蘭の同級生で女子高生探偵であり、截拳道の使い手となっています。赤井秀一の実妹でメアリーの実子です。コナンとは10年前に会っていて、新一であると確信しているシーンが多くあります。今ではホテルでメアリーと共に二人暮らしをしていますが、そのことは誰にも明かしていません。

緋色の弾丸のその他の赤井ファミリー④は宮本由美です。宮本由美は警視庁交通部交通執行課の婦警で階級は警部補です。大学時代に秀吉と交際していて、現在では婚約者(フィアンセ)に近い関係性になっています。宮本由美はすぐにでも結婚したいと考えていますが、秀吉は『七冠を取ったら結婚する』という約束をしているという事で頑なにその約束を守ろうとしています。

ここでは『緋色の弾丸』のメアリーの声優を見ていきましょう。アニメ『名探偵コナン』は声優も人気声優ばかりですが、赤井ファミリーの声優は特に豪華なことでも知られています。メアリー世良役に起用されたのは超実力派声優として知られる田中敦子であり、ファンにも絶賛されていました。ここからはメアリーの声優・田中敦子のプロフィール主な出演作品、演じたキャラなどをまとめていきます。

田中敦子(たなかあつこ)は1962年11月14日生まれの女性声優であり、ナレーターとしても活躍しています。群馬県前橋市出身、マウスプロモーションに所属しています。数多くの海外ドラマに吹き替えとして参加していて、第14回声優アワード外国映画・ドラマ賞を受賞しています。幅広い役をこなせることでも知られていて、主に女性のキャラクターの役をこなしている日本を代表する声優となっていました。

田中敦子の初ヒロイン役は映画『不法侵入』のマデリーン・ストウの吹き替えであり、その後もニコール・キッドマン、ケイト・ベッキンセール、レイチェル・ワイズなどのハリウッド女優の声を担当しています。田中敦子のはアニメ声優としても多くの出演作品を誇り、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の草薙素子や『ジョジョの奇妙な冒険』のリサリサなどで好評を博しています。

さらに『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』のヴィレッタ・バディムや『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』のアザミでも高い評価を獲得していました。近年のアニメ出演作品としては『体操ザムライ』の荒垣マリや『呪術廻戦』の花御、『魔法科高校の劣等生 来訪者編』のヴァージニア・バランスなどがあり、アニメ声優としても活躍しています。

今回は『緋色の弾丸』のメアリーに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『緋色の弾丸』のメアリーは圧倒的な人気を獲得していて、その強さや昴とのラストシーンも注目されています。さらにアニメ声優にも絶賛の声が集まるなど、メアリーは絶賛の声が上がっています。そのため『緋色の弾丸』のメアリーに関する感想や評価はネット上でも数多く集まっています。

メアリーが強すぎるとネット上でも話題になっていました。ネット上には『赤井さんが、攻撃くらったり、背後取られてしまうっていうメアリーママに敵わない感じ良すぎる』という声や『映画見てからメアリー推しになった人、絶対いるよね。強いのに小さいから めちゃくちゃ可愛い』という声、『緋色の弾丸見てたけどメアリーいいよなキレイだし強いし頭いいし最強やん』という声が挙がっています。

ラストシーンには絶賛の声が集まっています。ネット上には『ラストシーンのメアリー、沖矢昴＝赤井秀一に気づいたと思うじゃん？ 実は気づいてないって解釈みたいだよ』という声や『今年の緋色の弾丸ラストのあれって、 メアリーは昴さん＝赤井さんって分かったの？分かってないの？』という声、『緋色の弾丸はラストの昴さんとメアリーが対面するシーンがいいね』という声が挙がっています。

三つ巴の戦闘シーンも話題になっています。ネット上には『力の差が歴然となるファミリー戦闘シーン、結構好きです。』という声や『世良は沖矢さんには太刀打ちできなくて、メアリーが入れ替わって一撃入れてからの、世良が一発当てられるっていう』という声、『特に赤井秀一、世良真純、メアリー(領域外の妹)の対峙は激熱でした』という声が挙がっています。

メアリーの声優も大好評を博しています。ネット上には『メアリーの声優さんが田中敦子というのにテンションが上がってる』という声や『メアリー世良に一目惚れしたんだけど声優が田中敦子さんだと知ってオタクは無事死んだ。もう一生推す。』という声、『緋色の弾丸見て より一層強く確信したけど やっぱメアリー世良の声優さんは田中敦子さんで大正解やね』という声が挙がっています。

今回は『緋色の弾丸』のメアリーの基本的な情報やメアリーの最後のシーンの考察、最後のセリフ「小僧」の意味、セリフの「あの子」の意味、その他の赤井ファミリー一覧、メアリーの声優、ネット上の感想や評価などを紹介してきました。『緋色の弾丸』のメアリーの活躍には注目が集まっていて、様々なことが話題になっています。今回紹介したメアリーにも注目して、『緋色の弾丸』をお楽しみください。