【不滅のあなたへ】ハヤセが結婚した夫は誰？旦那や継承者・子孫を調査

『不滅のあなたへ』のハヤセの夫について調査していく前に、まずはハヤセのプロフィールをご紹介です。ハヤセとはどんな人物なのかという基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。またここでは、『不滅のあなたへ』のあらすじも含めた作品情報を解説していきますので、ぜひご覧になってみてください！

『不滅のあなたへ』は『聲の形(こえのかたち)』で知られる大今良時による漫画作品です。ジャンルはファンタジーで、不死身の存在であるフシを中心に周囲の人との人間ドラマや謎の存在であるノッカーとの戦いを描いています。『不滅のあなたへ』は『週刊少年マガジン』で連載されており、2022年9月現在17巻まで刊行されている単行本の累計発行部数は同年の2月時点で300万部を突破しました。

観察者によって地上へと投げ込まれたその存在は、話す事も考える事も出来ないただの球(キュウ)でしたが、あらゆるものから刺激を受ける事でそのものの性質を記憶して模倣する能力を持っていました。様々な姿を経て少年の姿を獲得したその存在は刺激を求めて歩き出します。途中で出会った少女に『フシ』という名前も与えられ、とある老婆からは言葉と文字を教えてもらいました。そのうちフシは平和を望む性格になっていきます。

『不滅のあなたへ』のハヤセはヤノメ人の役人の女性です。ショートヘアーとツリ目が特徴で、話し方は基本的に敬語を使います。オニグマの生贄の儀式の為にニナンナに訪れた事で『不滅のあなたへ』に初登場を果たしました。マーチが生贄に選ばれてからは儀式が完了するまでの確認役となり、何事もなく儀式を執り行おうとしますが、パロナとフシの活躍によってこれを阻止される事になります。

フシの能力を見た時に『神の御業か』と驚き、以降はフシに対して異常な執着を見せるようになりました。戦闘技術が非常に高く、ジャナンダ島にて行われた島長決定戦では決勝まで上り詰めてフシと対峙し、不死身の存在であるフシを下して難なく優勝を果たしています。フシを信仰する組織である守護団を結成した人物でもあり、ハヤセの子孫は守護団の継承者となって代々フシの前に現れ続けました。

『不滅のあなたへ』のハヤセの子孫は代々守護団の継承者となってフシの前に現れ続けた為、ハヤセには夫がいたはずです。『不滅のあなたへ』の作中では言及されていない事ですが、ハヤセの夫とはいったいどんな人物なのでしょうか？また、もしかするとハヤセの子供はフシとの間にできたのではないかという可能性も考察していきます。

結論から言うとハヤセが結婚した夫の正体は完全に不明です。『不滅のあなたへ』の作中でハヤセの夫は登場していないどころか語られてもいません。またハヤセの夫に関する作者の公式の発表なども何もありませんでした。しかし子孫が存在している事から夫がいたはずです。もしかすると夫ではなく子供を作るだけの関係だった可能性も否定できませんが、夫については『不滅のあなたへ』のこれからの展開次第で語られるかもしれません。

『不滅のあなたへ』の『ジャナンダ島』の終盤にハヤセはジャナンダ島からフシによって連れ出され、その後は腕を縛られた状態で船に置き去りにされます。その後は漂流先で介抱されたという事は分かっているので、そこで夫と出会ったのではないでしょうか。フシはハヤセと別れてからピオランと再会し、ピオランの死後はもう大切な人を失いたくないという気持ちから無人島で40年間1人でノッカーと戦い続けていました。

ハヤセはこの間で夫と結婚したという事になりますが、40年後にフシの前に現れたハヤセの孫であるヒサメは9歳だったので、わりとすぐに夫と出会って結婚した可能性が高いと考えられます。また、ヒサメは9歳にして守護団の団長を務めており、部下もいた事からハヤセが結婚した夫は地位の高い人物だったのではないでしょうか。フシによる攻撃で顔に傷があるとはいえハヤセは美人なので、金持ちを夫とする事は難しくなかったはずです。

ハヤセとフシの子供が代々守護団の継承者となったのではないかという可能性も考察です。もちろんフシはハヤセと結婚していないので夫ではありませんが、真相はどうなのでしょうか？ハヤセはジャナンダ島にてフシに迫っているシーンがあったので、もしかするとこの時に2人の子供が出来たのではないかという言う噂がありました。しかし、この時にはハヤセの行動は未遂に終わっており、2人の間には何もありませんでした。

また、この時点でのフシはまだ子供を作る手段を知りません。その為、ハヤセとフシの子供という可能性は無いと言えます。ちなみに観察者によるとフシは子供を作る事が出来るという事だったので、『不滅のあなたへ』の作中でもしかするとフシの子供や子孫が見れる日もあるかもしれません。フシの事を愛しているハヤセでしたが、他の男と結婚して夫とし、守護団を結成して子孫を代々継承者としていきました。

『不滅のあなたへ』のハヤセが結婚して夫になった人物については不明という事が分かりましたが、子孫である守護団の継承者は代々ハヤセの意思を受け継いできました。ここではそんなハヤセの継承者となった子孫達を一覧でご紹介です。全員がハヤセと似た顔立ちをしている事が特徴で、『不滅のあなたへ』の読者であれば一目見ればハヤセの子孫である事は一目瞭然です。

ヒサメはハヤセの孫です。『不滅のあなたへ』の作中で初めてフシの前に現れたハヤセの子孫で、ヒサメに会った事でフシは守護団の存在を知りました。ヒサメの年齢は9歳で、幼いながらも守護団の団長を務めています。左腕にはノッカーが寄生しており、上手く共存関係にある事からもハヤセの生まれ変わりだと言われていました。ハヤセも自分の孫に生まれ変わるという遺言を残していたようです。

オウミはヒサメの娘で、守護団の活動をしながらもハヤセの継承者というわけではない様です。ヒサメは17歳の時にオウミを出産しています。オウミの口から、ヒサメは半年前に死亡したという事が語られています。オウミはフシに初対面の挨拶をしに来た時から娘であるウシオを身ごもっていました。

ウシオはオウミの娘で、ハヤセの2代目の継承者です。『不滅のあなたへ』の作中で登場シーンが非常に少なく、ヒサメやオウミと比べるとフシに対してやや遠慮がちでした。髪型はオウミのものを継承しています。

チスイはウシオの孫で、ハヤセの3代目の継承者です。見た目はハヤセやヒサメによく似ており、『不滅のあなたへ』の作中ではフシの挨拶をするシーンのみ描かれていました。チスイの登場以降はしばらく継承者はフシの前に現れず、次にフシの前に現れるのは6代目の継承者となるカハクとなっています。

カハクは6代目の継承者で、守護団の長い歴史の中で唯一の男性です。継承者は基本的に女性でなければなりませんが、先代が女性を生まずに死亡した事からやむなくカハクが継承しました。カハクは穏やかな性格をしている少年で、代々継承者の癖であったフシにまとわりつくという行動はしませんでしたが、パロナの姿のフシに惚れた事からは絡むようになります。左腕のノッカーとかなり同調しており、使いこなす事が出来ます。

イズミは『不滅のあなたへ』の『現世編』で登場するハヤセの子孫です。後述するミズハの母で、守護団に嫌悪感を抱いている事から夫とミズハと共に守護団関係者とは離れて暮らしています。束縛する子育て方法からミズハにストレスを与えてしまい、それによってミズハに寄生したノッカーによって殺されてしまいます。その後は幽霊となり、フシによって復活を果たしてからは考えを改めるようになりました。

『不滅のあなたへ』の『現世編』で登場するミズハはイズミの子供で、のちに守護団の18代目継承者となります。幼少の頃からどんな事でもマスター出来てしまい、その事から周囲に嫌われる事も少なくありませんでした。また美少女でもある事からフシが住む事になる家の息子であるユーキをはじめ、多くの男子に好意を寄せられています。ミズハ自身はフシの事が好きになっていき、異常なほどの愛情を見せるようになります。

『不滅のあなたへ』のハヤセはフシにジャナンダ島から連れ出された後に島流しにされ、船の上でノッカーに寄生されますが生きていました。それまではノッカーに寄生された人間はゾンビのような状態になるか即死していましたが、ハヤセはノッカーに寄生されながらも生存して子孫を残しています。ここからは『不滅のあなたへ』の作中でハヤセが島流しにされてから死亡するまでの経緯をご紹介です。

ハヤセは『不滅のあなたへ』の6巻第52話でフシの手によって島流しにされます。ハヤセはこの時に手足を縛られている状態で、フシと同じ船に乗っていました。ハヤセはこの時にフシに対して『愛しています』と告白し、歪んだ愛情を持っていた事が判明します。ハヤセはフシに自分を殺してほしいと願いますが、フシはその願いでを断り、ハヤセの手足を縛ったままで船に残して別の船でピオランに会うために海を進みました。

ハヤセは『不滅のあなたへ』の6巻第52話にて、フシによって島流しにされた直後にノッカーに寄生されます。しばらく漂流していたハヤセの船にノッカーが乗り込んできて、手足を縛られているハヤセは抵抗出来なかったのです。しかし、ハヤセはノッカーに寄生されても生存しているどころか共存する事になります。ハヤセは左腕にノッカーを寄生させ、子孫に代々継承させていきました。

ハヤセは『不滅のあなたへ』の6巻第53話にて浜辺に流れ着いています。姿はハヤセだとは分かりにくいシーンとなっていますが、左腕を黒い布のようなもので隠している事からハヤセである事が分かります。フシに対して異常なほどの執着を見せていたハヤセですが、このシーン以降はフシの前に現れる事はありませんでした。

40年間無人島で生活をしていたフシの前にヒサメが現れた時、彼女の口からハヤセは自分が生まれる前に死亡したという事が語られました。ヒサメは9歳だったので、約10年前に死亡したという事になります。フシと最後に分かれてから約30年後です。あまり長生きは出来なかったようですが、病気やけがなどといった死亡理由などは『不滅のあなたへ』の作中で語られていません。

『不滅のあなたへ』のハヤセが怖いというファンの感想があります。非常に多くの『不滅のあなたへ』のファンが感じる事でハヤセは作中でも屈指の怖いキャラとなっています。フシによってつけられた顔の傷によって余計怖さを感じますが、フシに対しての歪んだ愛情を表現するときの表情は異常性を感じさせます。『不滅のあなたへ』で初登場した時のハヤセは頑固な役人といった印象を受けますが、フシの存在が彼女の全てを変えました。

『不滅のあなたへ』のハヤセが嫌いというファンの感想があります。ハヤセはマーチとパロナの2人を殺したキャラであり、これが『不滅のあなたへ』のファンから嫌われる大きな原因となっています。『不滅のあなたへ』の世界観では、役人は捕らえた人物を殺しても簡単に揉み消す事が出来るようで、ハヤセもマーチとパロナの命を軽く扱っているようすが描かれていました。これらの事からハヤセは作中でも屈指の嫌われキャラです。

嫌われる事の多い『不滅のあなたへ』のハヤセですが、かわいいという感想を持つファンもいます。ハヤセは元々美人で、ヤノメで麺を食べている姿がかわいいという意見も多くありました。オニグマの姿になったフシに怒りの攻撃を受けた事で顔に傷が出来てからは怖いキャラとなり、さらにヤンデレを感じさせる発言をするようになりましたが、それでもハヤセのファンは少なくありません。

『不滅のあなたへ』のハヤセの夫について考察してきましたが、残念ながら作中でははっきりした結婚相手は登場しておらず、不明となっている事が分かりました。しかし、子供を作っていた事から愛してくれる男性はいたようです。『不滅のあなたへ』は『現世編』が連載中で、ハヤセは過去の人となっていますが、回想シーンなどで夫について語られる可能性もあるかもしれません。