【不滅のあなたへ】ヒサメはハヤセの初代継承者!左腕のノッカーやフシとの関係は?

『不滅のあなたへ』に登場するヒサメはご存じでしょうか?ヒサメは2022年秋頃から放送される予定のアニメ第2シリーズにて登場すると予想される少女で、2021年4月12日から8月30日までの間、放送されていたアニメ第1シリーズにて登場していたハヤセの孫であり、初代継承者です。今回は『不滅のあなたへ』のヒサメについて、左腕のノッカーやフシとの関係性、子供・オウミとその父親といった情報を交えて紹介していきます。

【不滅のあなたへ】ヒサメはハヤセの初代継承者!左腕のノッカーやフシとの関係は?のイメージ

目次

  1. 不滅のあなたへのヒサメとは?
  2. 不滅のあなたへのヒサメはハヤセの初代継承者
  3. 不滅のあなたへのヒサメと左腕のノッカーの関係
  4. 不滅のあなたへのヒサメとフシの関係
  5. 不滅のあなたへのヒサメの最後
  6. 不滅のあなたへのヒサメに関する感想や評価
  7. 不滅のあなたへのヒサメまとめ

不滅のあなたへのヒサメとは?

『不滅のあなたへ』のサールナイン島編にて登場するヒサメは、フシにハヤセの孫であり、ハヤセの生まれ変わりであると伝えていました。その証にヒサメの左腕にはハヤセと同様にノッカーが寄生しています。まだ9歳と幼いヒサメですが、本当にハヤセの生まれ変わりなのか?ここからはその疑問を解消すべく、左腕のノッカーやフシとの関係性を交え、ハヤセの生まれ変わりなのかどうかを明らかにしていきます。

不滅のあなたへの作品情報

不滅のあなたへの概要

それではまず『不滅のあなたへ』の作品情報からご覧ください。『不滅のあなたへ』は女性漫画家・大今良時によるファンタジー漫画です。週刊初年マガジンにて2016年50号から連載中の作品で、2022年2月時点で17巻が刊行されています。作者・大今にとってオリジナル長編連載作品として2作目となる本作は、2022年2月時点で累計発行部数が300万部を突破し、第43回講談社漫画賞少年部門にて受賞するなど高い人気を得ています。

不滅のあなたへのあらすじ

当記事で紹介するヒサメの初登場回は『不滅のあなたへ』のサールナイン島編です。ヒサメはサールナイン島で40年を過ごし、来襲するノッカーを撃退する日々を送っていた主人公・フシの元に現れています。そしてフシの守護団を名乗る一行を率いる団長であることを明かしたヒサメ。一方、フシはヒサメのことを警戒していました。しかし、フシは徐々に純真なヒサメを受け入れるようになり…

ヒサメのプロフィール

『不滅のあなたへ』に登場するヒサメは、わずか9歳にしてフシの守護団団長を務める少女です。9歳とはお思えないほど落ち着いている少女で、第一印象は頭の上でお団子に一つにまとめているため真面目な印象を受けます。また言葉遣いから知能指数も高いことが窺えます。ただ、挨拶するやいなやフシに抱き着いて困惑させていました。以降もフシに対してくっつきたがっています。

ヒサメの父親は誰?

『不滅のあなたへ』に初登場したヒサメは、フシに挨拶する際に「祖母のハヤセがお世話になりました」と発言しています。ハヤセはオニグマと戦うフシの奇蹟的な姿を目撃して以来、彼に執着していたヤノメ人の女性です。

そしてジャナンダ島を出た後にノッカーに寄生されて死亡したかに思われましたが、漂流先で介抱された後子供を産んでいました。ヒサメはそんなハヤセの孫です。では、ヒサメの父親は誰なのか?となりますが、残念ながら不明です。ヒサメだけでなく、ハヤセ一族の婚約者に関しては一切言及されていませんでした。

不滅のあなたへのヒサメはハヤセの初代継承者

『不滅のあなたへ』のヒサメは、ハヤセの意志を継ぐ初代継承者です。また先にハヤセがジャナンダ島を出た後にノッカーに寄生されたとお伝えしましたが、そのハヤセに寄生していたノッカーも継承しており、ヒサメの左腕にはノッカーが寄生していました。外見もハヤセとそっくりで、大きな吊り目と綺麗な黒髪が特徴です。では、ここからヒサメの祖母であるハヤセのプロフィールとヒサメとの関係性を見ていきましょう。

ハヤセのプロフィール

『不滅のあなたへ』に登場するハヤセはニナンナの生贄の儀式に携わり、儀式の当日まで生贄であるマーチを監視していたヤノメ人の女性です。しかし儀式に必要なオニグマがフシに倒されてしまいます。そこで、マーチたちをヤノメへ拉致することにしています。フシの奇蹟的な戦いを目撃して以来、彼に執着するようになったために脱走したフシたちを追いますが、オニグマの姿を借りたフシに返り討ちされてしまいました。

ヒサメはハヤセの孫で生まれ変わり

前述の通りヒサメはハヤセの孫です。そしてハヤセの生まれ変わりでもあるようですが、ハヤセのように顔全体を覆う大けがを負った姿で、ジャナンダ島の島長決定戦にてフシと対峙するような狂気はヒサメから感じることはありませんでした。どちらかというと、フシに向かって「あなたとの子供が欲しい」と爆弾発言をするなど年頃のませた女の子という感じです。

不滅のあなたへのヒサメと左腕のノッカーの関係

『不滅のあなたへ』のヒサメは、フシに自分がハヤセの生まれ変わりであると伝えていました。そして真っ黒なローブを着ているのが特徴の「観察者」は、ヒサメが言っていた生まれ変わりについて、一度満たしていたファイ(現実でいう魂や幽体に相当するもの)を違う器に移し替えることであると解説しています。

ノッカーも観察者が言っていたファイと何らかの関りがある描写があるため、左腕のノッカーがハヤセの生まれ変わりという行為を可能にしているのでしょう。では、ヒサメと左腕のノッカーはどんな関係を築いているのでしょうか?ここからは『不滅のあなたへ』にて描写された3つの内容をもとに、ヒサメと左腕のノッカーの関係を明らかにしていきます。

考察①ヒサメの左腕にノッカーが寄生

『不滅のあなたへ』の漫画7巻・第56話にて、ヒサメがフシに添い寝をしようとしたタイミングでヒサメの左腕にノッカーが寄生していることが判明しました。そこで、ヒサメはフシの警戒心を解くために害するつもりはないことと、自分がハヤセの生まれ変わりであることをフシに伝えています。一方、フシはヒサメからノッカーを解放しようとしますが、ヒサメはそれを拒否。なんとヒサメはノッカーに愛着心を抱いていたのです。

考察②ノッカーに主導権を握られたヒサメの記憶はない

『不滅のあなたへ』の漫画7巻・第60話にて、ノッカーに主導権を握られたヒサメには記憶がないということが判明しました。ヒサメは涙ながらに「何にも覚えていない…」とフシに言っています。トナリと揉めた結果、ヒサメノッカーはトナリを殺害していますが、森を徘徊しているフシと再会した時のヒサメにはトナリを殺害した記憶がありませんでした。

考察③ヒサメの子供・子孫にもノッカーが継承される

ヒサメはトナリを殺害したことを何も覚えていないと訴えますが、フシにノッカーを切り取るべきだと迫られます。そもそもトナリと揉めたのは、トナリがノッカーを切り落とそうとしていたからです。そしてヒサメはフシの意見も拒否しノッカーを切り取りませんでした。

そしてヒサメはフシと二度と会わないと宣言し、フシの元から去ります。去り際にいつか子供・子孫が会いに来るとも言っていますが、実際にフシの元を訪れたヒサメの子供・子孫にはノッカーが寄生していました。こうしてハヤセのノッカーは『不滅のあなたへ』の現世編の子供・子孫にまで寄生し続けるのです。

不滅のあなたへのヒサメとフシの関係

『不滅のあなたへ』のヒサメはフシに向かってあなたとの子供が欲しい、子供・子孫がまた会いに来るなどと言っていることから、フシをかなり気に入っていることが分かります。では、これらの発言の受け取り手であるフシはヒサメのことをどう思っているのか?ここからは『不滅のあなたへ』にて描写されたヒサメとフシのやり取りをもとに二人の関係性に迫ります。またヒサメの目的についても見ていきましょう。

考察①フシに抱き着くヒサメ

『不滅のあなたへ』の漫画7巻・第56話にて、ヒサメは登場早々にフシに抱き着いています。どうやら、フシに抱き着くという行動はハヤセから代々伝えられているフシとの接し方(フシに愛を教える、ということだと考えられる)で、ヒサメは母親からフシに抱き着くように言われていたようです。

考察②ヒサメの目的

フシと出会ったヒサメは、その後フシについてまわりながら世話を必死でやこうとしますが、フシに「ほっといてくれ」と言われてしまいます。しかしヒサメはフシを放っておく気が一切ないようで、「あなたをサポートすること、それが守護団の仕事です!」と言って笑うのでした。ただ、このセリフは守護団としての目的で、ヒサメ本人の目的ではありませんでした。その目的は『不滅のあなたへ』の漫画7巻・第60話にて判明しています。

その目的というのが、フシとの子供をつくることでした。しかし、いくら落ち着いていて大人びているとは言っても、ヒサメはまだ9歳の子供です。当然のことながら子づくりの方法を知らなかったため、結局ヒサメとフシとの間に子供ができることはありませんでした。ちなみにフシも不死身であるせいか子づくりの方法を知らないようです。

不滅のあなたへのヒサメの最後

ヒサメはハヤセの伝記を読んでいるため、ハヤセがマーチやパロマを殺害したのはフシを守るための必要な処置であったと認識しているのですが、フシの気持ちを考慮していない点がハヤセとよく似ています。見た目も似ているため、最後もハヤセと同様にフシを追っている途中になるのかと思いきや、意外とフシの元を去った後に死亡しているようです。では、ここから『不滅のあなたへ』のヒサメの最後をネタバレありで紹介します。

考察①フシとの目的を達成できたと勘違いする

『不滅のあなたへ』の漫画7巻・第60話にて、ヒサメはフシとの会話を終えて安心したのか眠りにつきました。一方、フシはヒサメが完全に寝たのを確認すると、ニシアサガオを使い昏睡状態にさせます(かつてフシもニシアサガオの毒で昏睡状態にさせられ捕まったことがある)。そしてシンの姿に化けたフシは、守護団の使いたちにヒサメを引き渡しました。

考察②ヒサメはオウミを出産する

『不滅のあなたへ』の漫画7巻・第61話にて、フシのもとをオウミという女性が訪れています。オウミはヒサメが17歳の時に産んだ子供でした。当然ですが、父親はフシではありません。ヒサメがフシと添い寝した際、彼との会話を終えて眠りについているからです。では父親は誰なのか?となりますが、父親も不明です。

考察③ヒサメが死亡したのはいつ?

結局オウミの父親が誰なのかは分かりませんでしたが、ヒサメが死亡した時期は分かっています。オウミ曰く、ヒサメはオウミがフシに出会う半年前に死亡したとのこと。死因は不明。またフシと出会った時点でオウミのお腹が膨らんでおり、お腹にいる赤ちゃんが次のハヤセの継承者になると言っています。ちなみにオウミの父親は不明です。

不滅のあなたへのヒサメに関する感想や評価

ここまで『不滅のあなたへ』に登場するハヤセの初代継承者・ヒサメについて、左腕のノッカーやフシとの関係性と最後シーンといった情報を交えてまとめてきました。では、『不滅のあなたへ』のヒサメに関してネット上ではどのような声があがっているのでしょうか?そこで、ここからは『不滅のあなたへ』のヒサメついて寄せられたネット上の感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『不滅のあなたへ』に登場するヒサメの魅力に関する声があがっています。どうやらこの方はヒサメの性格を高く評価しているようです。フシと別れるということで、今後ストーリーに登場しなくなるからか残念がっているのが窺えます。また「次に会う時は成長したヒサメが見たい」と言われており、再登場を期待されているようです。他にもヒサメの泣き顔が可愛かったとのことなので、興味のある方はその姿をチェックしてみてください。

『不滅のあなたへ』に登場するヒサメのキャラクター性に関する声があがっています。どうやらこの方はヒサメが聡明だということで、彼女を高く評価しているようです。また生まれ変わりについて言及されています。やはりこの方が言っている通りハヤセの生まれ変わりであるヒサメが、死ぬことなく姿を変化させ続けるフシと対比になる位置付けはストーリーを読み進めていく上で重要な要素だと言えるでしょう。

『不滅のあなたへ』に登場するヒサメの秘密に関する声があがっています。どうやらこの方はヒサメの秘密に注目しているようです。「なんとも不思議な子だけど」という言葉のニュアンス的に、ヒサメの不思議さを形作っている「ハヤセの生まれ変わり」という秘密に良い印象を抱いていないのが窺えます。やはりハヤセの影響が大きいのでしょう。しかしヒサメ自身は良い子でかわいいと高く評価されています。

不滅のあなたへのヒサメまとめ

今回は『不滅のあなたへ』に登場するハヤセの初代継承者・ヒサメについて、左腕のノッカーやフシとの関係を中心にまとめてきました。『不滅のあなたへ』のヒサメは、祖母であるハヤセから引き継いだ左腕のノッカーに振り回されながらも、愛着心があったためにフシやトナリに切り落とそうとされるもそれを拒否していました。

そもそもヒサメはフシとの子づくりを目的にしていたり、フシの身のまわりの世話をやこうとしたりするなど、かなり執着していたため、そのフシの意見を拒否するということは余程左腕のノッカーを切り落としたくなかったということが分かります。そんなヒサメの父親は不明です。

さらに、のちにヒサメはオウミを出産していますが、その父親が分からず、オウミのお腹の中にいる子供の父親もまた分かっていません。どうやら、ハヤセの子供・子孫は出産しても父親が分からないようになっているようです。『不滅のあなたへ』をご覧になった際は、ヒサメだけでなくその子供・子孫についてもチェックしてみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ