機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのあらすじをネタバレ！感想・評価もまとめて紹介

あらすじネタバレや感想・評価を知る前に、まずは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」の基本情報を紹介していきます。逆襲のシャアは1988年に公開されたアニメ映画で、ファンの間では「逆シャア」という略称で呼ばれています。興行収入は11億円を記録しており、「宇宙世紀0093君はいま、終局の涙を見る…。」というキャッチコピーが使用されています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアの主題歌は「TM NETWORK」の「BEYOND THE TIME」です。TM NETWORKは1983年から活動している音楽ユニットで、アニメ「シティーハンター」の主題歌も担当しています。1994年には活動を終了していましたが、1999年に再始動しており、これまでのアルバムの売上総数は1600万枚を記録しています。

ここからは「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」のあらすじをネタバレしながら解説していきます。逆襲のシャアの結末や面白い魅力もネタバレしながら解説していきます。逆襲のシャアは30年以上前に放映された作品ですが、今現在でも面白いという声を挙げているファンが多いようです。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアに至るまでの流れをネタバレしながら解説していきます。シャア・アズナブルの本名は「キャスバル・レム・ダイクン」で、1年戦争の終盤で父親を殺したザビ家に復讐しています。またアムロ・レイとシャアはララァ・スンという女性に惹かれていましたが、アムロの攻撃からシャアを庇った事でララァは命を落としており、この出来事で2人が深い因縁を抱えるようになりました。

機動戦士Zガンダムでシャアは「クアトロ・バジーナ」という名前で再登場しており、この時にはアムロと同じ立場で戦っていました。またダカール演説では「ニュータイプの覚醒で人類は変わる」と言っていましたが、最終決戦が終わった後にシャアは行方不明になっています。そして大勢の命を失っても態度を変えない地球連邦の高官に苛立ちを感じ、逆襲のシャアでネオ・ジオンの総帥になったシャアは「人類の粛清」を決めています。

1年戦争でジオン公国は地球連邦に敗れていますが、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡にしたハマーン・カーンが「ネオ・ジオン」を組織しています。このネオ・ジオンは「機動戦士ガンダムZZ」で敗北していますが、シャアが残党と反乱分子を集めて新生ネオ・ジオンを組織しています。そして「フィフス・ルナ」という隕石を地球に落として「人類の粛清」を宣告しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアのあらすじをネタバレしながら解説していきます。行方不明になっていたシャアは「スウィート・ウォーター」というコロニーで新生ネオ・ジオンを組織しており、人類を粛清するために「フィフス・ルナ」という隕石を地球に落としています。アムロは「リ・ガズィ」に乗って隕石落下を止めようとしていましたが、シャアとギュネイ・ガスのモビルスーツに行く手を阻まれてしまいます。

機動戦士ガンダムZZではハマーン・カーンを倒した事でネオ・ジオンとの戦いが終結していますが、地球連邦は戦争難民をコロニーの収容所に強制収容していました。逆襲のシャアが始まる前にはアムロとロンド・ベルが各コロニーを調査していましたが、地球連邦に反感を抱く民間人に調査を邪魔されており、それがシャアの隕石落としという凶行を許す結果になっています。

隕石落としを止める事ができなかったアムロはシャアと戦うために「νガンダム」を受領しています。またシャアは秘密裏に地球連邦の高官と「停戦交渉」を行っており、この交渉で小惑星・アクシズを手に入れています。ですが交渉は偽りのものだったため、再び動き出したシャアはアクシズを地球に落とそうとしています。

クェス・パラヤは父親と共に旧ホンコンから宇宙に上がっており、途中でラー・カイラムがシャトルの乗員を回収しています。クェスはそこで出会ったアムロに憧れを抱いていましたが、アムロはクェスを相手にしておらず、シャアと共振した事でネオ・ジオンに加わっています。そしてシャアのアクシズ落としを止めるために再び戦いが始まっています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアは「シャアの人類粛清」というテーマがありますが、一番の見所は「シャアとアムロの因縁」です。2人はララァという同じ女性を愛しており、逆襲のシャアで長きに渡る因縁に決着を着けています。またブライト・ノアの息子のハサウェイ・ノアはクェスに恋心を抱いており、2人の関係が「機動戦士ガンダム/閃光のハサウェイ」に繋がっています。

シャアはダカール演説で「ニュータイプの覚醒で人類は変わる」と言っていましたが、逆襲のシャアでは「重力に魂が引かれている人類は変わらない」という考えに改めています。また機動戦士ガンダムは「地球連邦が正義」「ジオンが悪」という印象が強いですが、地球連邦は裏では虐殺行為などを行っているため、ある意味では人類を変えようとしているシャアの考えは正義と言えます。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアの結末をネタバレしながら解説していきます。停戦交渉が偽りである事に気付いたロンド・ベルは核ミサイルを準備しており、アムロは「νガンダム」に乗ってアクシズを目指しました。そして再びアムロとシャアの戦いが幕を開けていますが、シャアはアムロに敗北しており、コックピットから脱出しようとした時にアムロに捕縛されています。

ロンド・ベルは内部の爆破でアクシズの軌道を変えようとしましたが、すでに地球の引力に引かれていたアクシズは地球の落下コースに入ってしまいます。そのためアムロが「νガンダム」でアクシズを押し返そうとしており、その姿を見た敵味方がアムロに協力しています。そして人々の想いがサイコフレームで共振した事でアクシズの落下を防ぐ事に成功しています。

アムロはアクシズ落下を防いでいますが、この時からシャアと共に行方不明になっています。また「機動戦士ガンダムUC」ではブライトの艦長室に「アムロの写真」が飾られているため、アムロの死亡説が濃厚になっているようです。クェスはチェーン・アギの攻撃で命を落としており、ハサウェイは目の前で初恋の女性を失った事で鬱病を患う事になります。

あらすじネタバレや面白い魅力を知った後は、「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」で描かれたモビルスーツを一覧で紹介していきます。モビルスーツの特徴・性能やパイロットの情報をネタバレしながら解説していきます。逆襲のシャアのモビルスーツはかっこいいと言われているようです。

νガンダムは地球連邦軍のモビルスーツで、パイロットはアムロ・レイです。敵の脳波を受信すれば対応が早くなるという理由で「サイコミュ」が搭載されており、戦闘では「フィン・ファンネル」という遠隔操作砲台を使用しています。

サザビーはネオ・ジオンのモビルスーツで、パイロットはシャア・アズナブルです。ギラ・ドーガをベースにして作られており、戦闘では「ファンネル」という遠隔操作砲台を使用しています。

リ・ガズィは地球連邦軍の試作機で、パイロットはアムロ・レイです。Ζガンダムの簡易変形モデルとして開発されており、当初は量産化が視野に入れられていましたが、コストが高くなった事で1機しか作られていません。

ジェガンは地球連邦軍の主力量産機で、パイロットは「ケーラ・スゥ」「ハサウェイ・ノア」です。ジムシリーズとネモ系の機体を融合させており、逆襲のシャアが始まった時に80機ほどが作られています。

ギラ・ドーガはネオ・ジオンの量産機で、パイロットは「レズン・シュナイダー」「レイラ・ラギオール」です。ザクIIがベースになっており、性能はジェガンと同等と言われています。

ヤクト・ドーガはネオ・ジオンのモビルスーツで、パイロットは「ギュネイ・ガス」「クェス・パラヤ」です。ギラ・ドーガを改良した機体で、ニュータイプ・強化人間が機体性能を発揮できます。

α・アジールはネオ・ジオンのモビルアーマーで、パイロットは「クェス・パラヤ」です。ノイエ・ジールがベースになっており、「ファンネル」「メガ・アーム砲」などの武装が装備されています。

あらすじネタバレやモビルスーツの情報を知った後は、「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。キャラクターのプロフィールや作中の行動をネタバレしながら解説していきます。逆襲のシャアには様々な魅力を持つキャラクターが登場しているようです。

アムロ・レイは本作の主人公で、地球連邦軍のパイロットです。1年戦争で父親が開発したガンダムのパイロットになっており、ホワイトベースの仲間と共に1年戦争を戦い抜いています。逆襲のシャアでは年齢が29歳になっており、ロンド・ベル部隊の隊長を務めています。

シャア・アズナブルはジオン公国の創始者である「ジオン・ズム・ダイクン」の息子で、本当の名前は「キャスバル・レム・ダイクン」です。1年戦争では「赤い彗星」という異名を付けられており、キシリア・ザビを殺害した後に行方不明になっていました。

ブライト・ノアは地球連邦軍の軍人です。核攻撃に失敗した事でアクシズの内部に潜入しており、艦に戻った時には「ラー・カイラムでアクシズを押せ」という無茶を言っています。息子を失った時には退官届けを出していますが、ニュータイプ対策のために無視されている事が分かっています。

ナナイ・ミゲルは「ネオ・ジオンの戦術士官」「ニュータイプ研究所の長」という肩書を持つキャラクターです。プライベートではシャアの恋人で、自身もニュータイプの素質がある姿が描かれています。

ミライ・ヤシマは元サイド7の住人で、1年戦争が始まった時にホワイトベースに避難しています。1年戦争終結後にブライトと結婚しており、息子のハサウェイを宇宙に避難させています。シャアの心境と行動に理解を示していました。

クェス・パラヤは地球連邦政府の参謀次官であるアデナウアー・パラヤの娘です。ハサウェイと共に宇宙に避難しており、シャアが孤独を理解してくれた事でネオ・ジオンに加わっています。

チェーン・アギは地球連邦軍の技術士官で、プライベートではアムロの恋人です。レズンの機体を撃墜する活躍を見せていますが、最終的にはハサウェイの攻撃で命を落としています。クェスからは「嫌な女」に見えていたようです。

ハサウェイ・ノアはブライトの息子で、「機動戦士ガンダム/閃光のハサウェイ」の主人公です。7歳の時にアムロと会っており、アムロの事を「アムロおじさん」と呼んでいます。逆襲のシャアでは敵になったクェスを説得していましたが、クェスがチェーンの攻撃で命を落としているため、逆上してチェーンを殺害しています。

ギュネイ・ガスはネオ・ジオンのパイロットで、ニュータイプ研究所出身の強化人間です。普段はシャアの護衛を務めており、仲間になったクェス・パラヤに恋心を抱いています。

レズン・シュナイダーはネオ・ジオンのパイロットで、男勝りな性格をしているキャラクターです。仲間の間ではカリスマ的な存在のようで、ケーラの機体を圧倒する強さを見せています。

ケーラ・スゥは地球連邦軍のパイロットで、ジェガン部隊の隊長を務めています。アストナージとは恋人関係で、ギュネイに捕まった事で命を落としています。コミックボンボンに掲載された漫画ではアクシズ落下を阻止しようとして死亡という設定になっているようです。

ララァ・スンはニュータイプの少女で、1年戦争中に命を落としているため、逆襲のシャアでは思念で登場しています。シャアは「ララァは母親になってくれたかもしれない女性」と言っているため、ララァに対して母性を感じていたようです。

あらすじネタバレやモビルスーツ・キャラクターについて知った後は、「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」に出演している声優を一覧で紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品を解説していきます。逆襲のシャアには大御所声優が出演しているようです。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでアムロ・レイの声を演じたのは声優の古谷徹です。古谷徹は神奈川県出身で、1963年から声優活動を行っている人物です。2022年8月時点の所属事務所は「青二プロダクション」で、これまでに「名探偵コナン」「巨人の星」などの作品にも出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでシャア・アズナブルの声を演じたのは声優の池田秀一です。池田秀一は東京都出身で、1970年代から声優活動を行っている人物です。2022年8月時点の所属事務所は「東京俳優生活協同組合」で、これまでに「名探偵コナン」「ワンピース」などの作品にも出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでブライト・ノアの声を演じたのは声優の鈴置洋孝です。鈴置洋孝は愛知県出身で、2006年に病気で亡くなっています。生前には「超時空要塞マクロス」「ドラゴンボール」などの作品に出演していました。アフレコ中の台本は常に真っ白だったようで、それでもミスしない事で知られていたようです。また新人時代は様々なアルバイトをしていたようです。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでナナイ・ミゲルの声を演じたのは声優の榊原良子です。榊原良子は東京都出身で、1970年代から声優活動を行っている人物です。2017年に所属事務所を離れてフリーになっており、これまでに「機動警察パトレイバー」「邪神ちゃんドロップキック」などの作品に出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでミライ・ヤシマの声を演じたのは声優の白石冬美です。白石冬美は中華民国出身で、1963年から声優活動を行っていましたが、2019年に病気で亡くなっています。生前には「巨人の星」「釣りキチ三平」などの作品に出演していました。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでクェス・パラヤの声を演じたのは声優の川村万梨阿です。川村万梨阿は東京都出身で、1983年から声優活動を行っている人物です。2003年に所属事務所を離れてフリーになっており、これまでに「聖戦士ダンバイン」「おぼっちゃまくん」などの作品に出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでチェーン・アギの声を演じたのは声優の弥生みつきです。弥生みつきは東京都出身で、1984年から声優活動を行っていましたが、2006年に業界から身を引いています。これまでに「うる星やつら」「ロビンフッドの大冒険」などの作品に出演していました。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでハサウェイ・ノアの声を演じたのは声優の佐々木望です。佐々木望は広島県出身で、1986年から声優活動を行っている人物です。2013年に所属事務所を離れてフリーになっており、これまでに「幽遊白書」「カードキャプターさくら」などの作品に出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでギュネイ・ガスの声を演じたのは声優の山寺宏一です。山寺宏一は宮城県出身で、1985年から声優活動を行っている人物です。2022年8月時点の所属事務所は「アクロスエンタテインメント」で、これまでに「ルパン三世」「新世紀エヴァンゲリオン」などの作品に出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでレズン・シュナイダーの声を演じたのは声優の伊倉一恵です。伊倉一恵は長野県出身で、1979年から声優活動を行っている人物です。2022年8月時点の所属事務所は「青二プロダクション」で、これまでに「シティーハンター」「三つ目がとおる」などの作品に出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでケーラ・スゥの声を演じたのは声優の安達忍です。安達忍は東京都出身で、1980年代から声優活動を行っている人物です。2022年8月時点の所属事務所は「テアトル・エコー」で、これまでに「トラップ一家物語」「家なき子レミ」などの作品に出演しています。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアでララァ・スンの声を演じたのは声優の潘恵子です。潘恵子は東京都出身で、1977年から声優活動を行っている人物です。2022年8月時点の所属事務所は「ジャストプロ」で、これまでに「聖闘士星矢」「愛の若草物語」などの作品に出演しています。

あらすじネタバレやモビルスーツ・キャラクターについて知った後は、「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」に関する感想・評価をまとめていきます。逆襲のシャアはファンが多い作品のため、ファンから様々な感想・評価が挙がっているようです。本記事で解説したストーリー・キャラクターに関する感想・評価をまとめていきます。

鑑賞者からは「逆襲のシャアは面白い」という感想・評価が挙がっているようです。逆襲のシャアでは「機動戦士ガンダム」から始まった長きに渡る因縁が幕を降ろしているため、アムロとシャアの結末に感動したという感想・評価が挙がっているようです。

機動戦士ガンダム/逆襲のシャアではクオリティの高いモビルスーツ戦が描かれているため、鑑賞者から「戦いがかっこいい」という感想・評価が挙がっているようです。また「サザビーとνガンダムがかっこいい」という感想・評価も挙がっているようです。

本記事で解説したように、最終決戦後のアムロとシャアの行方は分からなくなっているため、2人のその後が気になるという感想が挙がっているようです。また2人が行方不明という結末が逆襲のシャアを名作にしたという感想・評価も挙がっているようです。

本記事では「機動戦士ガンダム/逆襲のシャア」のあらすじ・キャラクター・モビルスーツを解説していきましたがいかがだったでしょうか？アムロとシャアは深い因縁を抱えていましたが、本作の戦いで因縁に幕を降ろしているようです。そんなキャラクターが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧ください。