【スパイファミリー】秘密警察（SSS）とはどんな組織？メンバーや目的・モデルは？

2022年6月時点でシリーズ累計発行部数は2100万部を突破した人気漫画『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』。そんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）という組織があります。

この、国家保安局・秘密警察（SSS）という組織は一体どのような組織なのでしょうか？まずは、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）という組織についてと、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の作品情報についてチェックしてみましょう。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』とは、2014年9月から集英社が配信している『週刊少年ジャンプ』のアプリケーションおよびウェブサイトの『少年ジャンプ+』にて2019年3月から現在も隔週月曜日に連載中の漫画です。作者は遠藤達哉で、遠藤達哉にとって『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』は3作目の連載作品です。

そんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』は少年ジャンプ+史上初めて1話でコメント数が2000を超え、5話公開までに総閲覧数が300万を突破した作品で、少年ジャンプ+の看板作品とされています。このような『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』ですから、1巻は発売から即重版がかかり、22日目で発行部数30万部を突破しました。2022年4月〜6月にかけてアニメが放送され、同年10月からはアニメ2期が放送予定となっています。

また、2023年にはミュージカルが上演予定となっており、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』は様々なメディア展開を繰り広げています。そんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の時代背景についてですが、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の舞台は、東国（正式名称・東人民共和国、通称・オスタニア）と西国（正式名称・未発表、通称・ウェスタリス）東西に分かれた架空の国です。

この二つの国は対立と協調のどちらとも言えない状態となっており、そんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の設定から東西に分裂していた近代ドイツを連想する方も少なくないようです。また、東国の首都である「バーリント」は「ベルリン」を彷彿させる響きであったり、作中に登場する背景もドイツの町並みに近いといった点が挙げられます。

東西の間に鉄のカーテンが下りて十余年、隣り合う東国（正式名称・東人民共和国）（オスタニア）と西国（ウェスタリス）の間には仮初の平和が成り立っていました。そんな中、西国から東国に送られた凄腕スパイ・黄昏は、東国の政治家ドノバン・デズモンドと接触するため、偽装家族を作ってデズモンドの息子が通う名門イーデン校に養子を入学させる任務オペレーション〈梟〉（ストリクス）を命じられます。

これを機に、スパイの男『黄昏（たそがれ）』と殺し屋の女『いばら姫』、超能力者の少女『被験体007』の赤の他人だった3人が『仮初の家族』を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘して行きます。

まず、『秘密警察』とは一体どのような組織なのかというと、国家の治安維持や国内・世界の情報収集などを目的とするため、その組織や活動が一切秘密にされている警察の組織のことを指すようです。砕いて説明すると、『秘密警察』は、反体制分子や外国のスパイの監視・摘発などを専門に扱う、いわゆる政治警察のこととなります。

通常の刑事犯罪を取り締まる刑事警察や交通取締をする交通警察とは異なり、市民にまぎれて不穏分子を監視するのが重要な任務のひとつとなるので、通常は私服で市民と見分けがつかないようです。現代の日本でいうと、国家公務員である警視正のような立場だと考えると分かりやすいようです。

では、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）はどのような組織かというと、『SSS』は『STATE SECURITY SERVICE』の略であり、東国の国内防諜機関とされています。『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）は、一般市民も噂として走られている組織なのですが、とても恐れられているようです。

また、一般市民たちは噂でしか秘密警察（SSS）のことを知らない方も多く、どんなメンバーがどんな活動をしているのかは知られていないようです。そのため、ヨル・フォージャーの弟であるユーリ・ブライアは姉に心配をかけないようにと、秘密警察（SSS）であることを隠し、外務務官の仕事をしていると伝えているようです。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）は、ユーリ・ブライアが属している組織ですが、ユーリ・ブライアの肉親であるヨル・フォージャーもユーリ・ブライアが秘密警察（SSS）の所属であることは知らないようでした。

そもそも『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）にはどのようなメンバーがいるのでしょうか？お次は、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバーについてチェックしてみましょう。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバー一覧！秘密警察（SSS）のメンバー1人目は、『ボス（局長）』です。ボス（局長）は、葉巻を吸いながら髪はオールバックでサングラスをかけている、ちょっぴり強面な外見ですが実はとってもフランクでユーリ・ブライアをチームに入れた理由も「だってかわいいじゃんユーリくん。なんか犬みたいだし」といっていました。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバー一覧！秘密警察（SSS）のメンバー2人目は、『中尉』です。中尉は左目付近に2つの大きな傷の縫い目がある外見が特徴です。無表情で淡々と仕事をこなしているタイプですが、実はユーリ・ブライアの過重労働を心配していたり、風邪の時は薬をあげたりと面倒見が良いタイプの上司です。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバー一覧！秘密警察（SSS）のメンバー3人目は、『ユーリ・ブライア』です。ユーリ・ブライアは、ヨル・フォージャー（旧姓：ヨル・ブライア）の弟であり、国家保安局少尉です。ユーリ・ブライアは普段は真面目な好青年ですが極度のシスコンで、絶対視する姉、ヨル・フォージャーのこととなると理性を失ってしまいます。

そのため、どんなに御粗末な言い訳も、ヨル・フォージャーの言うことならばと信じてしまう素直な性格です。そんなユーリ・ブライアは幼少期に自分を支えてくれた姉、ヨル・フォージャーへの敬意と執着が強く家族愛を重んじています。ユーリ・ブライアが汚れ仕事の多い国家保安局・秘密警察（SSS）に属しているのも、国家を守ることが姉であるヨル・フォージャーを守ることに繋がるという信念から仕事を務めています。

ユーリ・ブライアをはじめとする、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバーについてわかったところで、次に気になるのが『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の目的についてです。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）は一体どのような目的があり、組織として活動しているのでしょうか？お次は、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の目的についてチェックしてみましょう。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の目的は一体どのような目的なのかざっくりと説明すると、国家保安局・秘密警察（SSS）の目的は、国内の治安維持です。このような目的として活動しているとなれば、一般市民にとっても安心安全の街づくりに役立っているはずですが、一般市民の多くは噂でしか秘密警察（SSS）のことを知らず、恐れている市民の方が多いようです。

国内の治安維持という目的から活動している秘密警察（SSS）ですが、その目的はとても過激なものとなっており、逮捕状もなしに強制連行したり、怪しいと目をつけた人物は普段の行動を監視や盗聴をするのは当たり前、また、暴行や脅迫も含むような激しい取り調べも行なっているようです。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の目的が、国内の治安維持であることについてはわかりましたが、秘密警察（SSS）の狙いについてはどうかというと、読者の中では黄昏（ロイド）を狙っているという声が挙げられていました。

これは一体どういうことかというと、秘密警察（SSS）はスパイや情報提供者（スティンカー）を排除することが目的なので、敏腕スパイである黄昏（ロイド）も秘密警察（SSS）によっては天敵となる人物です。そのため、ユーリ・ブライアは取り調べの中で「黄昏という名に聞き覚えは？」と聞くこともありますし、ユーリ・ブライア自身は黄昏（ロイド）に対して「悪の張本人」「国家保安局の天敵」とも語っているほどです。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルについてわかったところで、次に気になるのが『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルやマークについてです。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）モデルやマークは一体どのようなものとなっているのでしょうか？お次は、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルやマークについてチェックしてみましょう。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルやマーク1つめは、『秘密警察（SSS）のモデル』についてです。秘密警察（SSS）のモデルとなった組織が実在するのかどうか気になるものです。

そこで国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルについて調査してみたところ、恐らく当時のドイツの組織である国家保安省（シュタージ）親衛隊『SS（Schutzstaffel）』が秘密警察（SSS）のモデルだと言われているようです。
 

『国家保安省（シュタージ）』はかつての東ドイツ秘密警察で、徹底的な監視網によって国民の抑圧を行ったとされている組織です。また、『国家保安省（シュタージ）』設立が1950年と、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の設定時代に合致しています。

これらのことから、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルとなったのは、旧ドイツに村愛していた親衛隊『SS（Schutzstaffel）ではないかと考えられるようになりました。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルやマーク2つめは、『秘密警察（SSS）のシンボルマーク』についてです。当時のドイツの組織である親衛隊『SS（Schutzstaffel）』が秘密警察（SSS）のモデルではないかと言われているのは、シンボルマークも関係しているようでした。

国家保安局・秘密警察（SSS）のシンボルマークは、鳥が翼を広げているデザインで、当時のドイツの国章に似ています。そんな国家保安局・秘密警察（SSS）の旗の真ん中に描かれている『目』は恐らく、『常に国の安全のため監視している』という意味が込められているのではないかと考えられています。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のモデルとなったものや、マークなどについてわかったところで、次に気になるのが国家保安局・秘密警察（SSS）の仕事内容についてです。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の仕事内容とは一体どのようなものとなっているのでしょうか？お次は、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の仕事内容についてチェックしてみましょう。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の仕事内容1つめは、『取り調べ』です。取り調べといっても、国家保安局・秘密警察（SSS）の取り調べは清く正しい取り調べではなく、どこか脅迫めいているのが特徴です。

では、一体どのような取り調べを国家保安局・秘密警察（SSS）達は行なっているのかというと、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』2巻に収録されている11話では、WISEに情報を流した疑いを持たれたジム・ヘイワードは、吸いかけのタバコの火を手になすりつけられたり、顔が変形するほど厳しい尋問を受けていました。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）の仕事内容2つめは、『反社会的市民の監視』です。ジム・ヘイワードが受けたような取り調べは厳しい尋問とも言える行為で、これだけでも国家保安局・秘密警察（SSS）の怖さがわかりますが、国家保安局・秘密警察（SSS）はまだまだ恐れられる仕事を行なっています。

取り調べのほかで行なっている国家保安局・秘密警察（SSS）の仕事は、『反社会的市民の監視』です。シンボルマークにも『目』が書かれていたように、国家保安局・秘密警察（SSS）は市民を監視しています。『常に国の安全のため監視している』という意味が恐らく込められている国家保安局・秘密警察（SSS）のシンボルですが、反社会的市民の監視についてはとても厳しい監視となっています。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』7巻に収録されている41話では、、東国についての捏造や陰謀説などを本にしているライターたちの調査を行なっていたのですが、そのうちの一人がフランクリン・パーキンという男性でした。フランクリン・パーキンは、前政権時に新聞記者でしたが、反体制過激派を扇動した罪で一度逮捕されていました。そんな東国についての陰謀やねつ造を書いた疑いのあるフランクリン・パーキン。

国家保安局・秘密警察（SSS）であるユーリ・ブライアは眠ることなく2日連続徹夜でフランクリン・パーキンを監視し続け、その結果、見事パーキンの職場である郵便局にて彼が自身の作った陰謀論を郵送する姿をおさえて逮捕しました。厳しい監視をする国家保安局・秘密警察（SSS）ですが、フランクリン・パーキンを逮捕する際は、父には息子が連行される様子が分からないように配慮する優しさも見せています。

これまで『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバーや目的・モデルなどについて幅広くご紹介し、秘密警察（SSS）がどのような組織なのかご理解いただけたでしょう。

さて、世間の人々はそんな『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）について一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）に対する、世間の人々の感想や評価についてチェックしてみましょう。

こちらの方は『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）に対して「スパイファミリーの秘密警察の中尉のキャラ好き」とツイートしています。秘密警察（SSS）といえばヨル・フォージャーの弟であるユーリ・ブライアの印象が強いかと思いきや、意外にも中尉がキャラ人気も高いようでした。

こちらの方は『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）に対して「スパイファミリーの秘密警察中尉がめちゃめちゃいい声で耳がびっくりした。加瀬さんでした。」とツイートしています。秘密警察（SSS）メンバーの中でも注目されているのが中尉で、加瀬康之が声優を務めていることから、たびたび話題を集めているようでした。

こちらの方は『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）に対して「スパイファミリーの秘密警察、ドイツ国防軍の軍服に似てて興奮した(オタク)」とツイートしています。ユーリ・ブライアたち秘密警察（SSS）が着用している制服がドイツ国防軍の軍服に似ているとテンション上がる方もいたようでした。

『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』に登場する国家保安局・秘密警察（SSS）のメンバーや目的・モデルについてのまとめはいかがでしたか？国家保安局・秘密警察（SSS）は国の治安維持のため、時には拷問に近いような厳しい取り調べや監視を行っていることがわかりました。

その為一般市民からは恐る噂をよくされているようでしたが、厳しい中にも、罪のない市民に対しては配慮する行為もしており、悪の組織というわけではないようでした。そんな国家保安局・秘密警察（SSS）が登場する『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』、気になる方は是非一度チェックしてみてくださいね。