【∀ガンダム】ロラン・セアックがかわいい?性別や名言・担当声優も紹介

『∀ガンダム』の登場人物であるロラン・セアックがかわいい?性別や名言・担当声優も紹介していきます。ロラン・セアックは『∀ガンダム』の主人公ですが、男性的なところもありながら女性的なかわいい見た目でもある事から初見の方は性別が分からずに困惑する事も多いようです。そこで今回はロラン・セアックの性別なども含めて、かわいい名シーンや名言なども詳しく紹介していきます。

【∀ガンダム】ロラン・セアックがかわいい?性別や名言・担当声優も紹介のイメージ

目次

  1. ロラン・セアックとは?
  2. ロラン・セアックがかわいい?性別も紹介
  3. ロラン・セアックの名言や名セリフ
  4. ロラン・セアックの声優
  5. ロラン・セアックの出自や能力
  6. ロラン・セアックに関する感想や評価
  7. ロラン・セアックまとめ

ロラン・セアックとは?

ここではロラン・セアックのプロフィールをご紹介です。ロラン・セアックの基本情報が分かりますので、性別や名言、担当声優などの後述のメインのまとめを読み進める前にぜひご覧になってみてください!また、『∀ガンダム』の作品概要やあらすじもここで解説していきます。

∀ガンダムの作品情報

∀ガンダムの概要

『∀ガンダム』は『サンライズ』が制作したガンダムシリーズに属するロボットアニメです。1999年から放送が開始され、全50話となっています。総監督はガンダムの生みの親である富野由悠季(とみのよしゆき)で、世界観の異なるガンダム作品を統括したいという思いから制作されました。作品の特徴として女性キャラが多く登場する事が挙げられ、ガンダムシリーズの中でも女性的な作品と評される事が多くあります。

∀ガンダムのあらすじ

月の民・ムーンレィスであるロラン・セアックは地球への先行潜入員に選ばれた事で地球へと降下します。しかし、地球に到着するとうっかり川で溺れてしまい、そこを鉱山主の娘であるキエル・ハイムとその妹であるソシエによって救われました。その後、キエルの紹介で鉱山での職を得たロラン・セアックはその後にハイム家の運転手となり、やがて2年の月日が流れました。そして、月の女王の軍が地球へとやってくるのでした。

ロラン・セアックのプロフィール

ロラン・セアックは2328年11月2日生まれの月面居住者であるムーンレィスです。性格は心優しく温和で、文明の遅れた地球を軽蔑することなく、月との共存の為に真摯に向き合います。見た目は褐色の肌に銀髪という神秘的な雰囲気を醸し出しており、キエルに気に入られるきっかけにもなりました。遺伝子的な理由で身体が弱く、見た目はその事の表れでもありますが、鉱山での仕事をこなしているうちに体力がついていきます。

戦争が始まってからはムーンレィスでありながら地球側の人間として戦い、周囲に責められる事もありましたが、本人は人の命を大事にしない者とは誰とでも戦うという確固たる意志を持っていました。搭乗するモビルスーツは地球で発見された∀ガンダムで、戦いを繰り返していくうちにムーンレィスのエースパイロットとも互角以上に戦う事が出来るほどの操縦技術を得ていきます。

年齢は物語開始時点で15歳で、地球での2年の生活を経て17歳となりましたが、月で冷凍睡眠を行っていた事から正確な年齢については分かっていません。他のガンダムシリーズの主人公に多いようにロラン・セアックも機械に強く、その事がハイム家に執事として雇われる要因にもなりました。地球や地球人の事が大好きになったロラン・セアックはムーンレィスが帰還してくる事を楽しみにしていましたが、戦争が始まってしまいます。

∀ガンダム|作品紹介|サンライズ

ロラン・セアックがかわいい?性別も紹介

ここからは、『∀ガンダム』の主人公であるロラン・セアックのかわいい魅力について紹介していきます。性別についてもここで解説しますが、男性だったとしても女性だったとしてもかわいいロラン・セアックの名シーンは必見です。褐色肌に銀髪という神秘的な見た目がかわいいロラン・セアックの性別はいったいどちらなのでしょうか?

ロラン・セアックのかわいいシーン

かわいいシーンが多く存在するロラン・セアックですが、一番人気と言っても過言ではないのは何といってもディアナ・カウンターの晩餐会に参加した時にドレスを着た場面でしょう。かわいい顔立ちに華奢な身体で身にまとったドレスは非常に似合っており、男性だけでなく女性の視聴者も画面に釘付けになりました。『∀ガンダム』の第7話での出来事でしたが、もう一度化粧をしたロラン・セラックを見たいというファンは多いです。

グエンは女装をしたロラン・セアックをローラ・ローラという名前で名乗らせましたが、元々中性的な顔立ちであった事から元からローラと呼んでいました。また、ディアナの親衛隊隊長であるハリーは後に女装について『趣味か?』と尋ねています。しかし、ハリーは親睦会の時には女装だと気付いておらず、かなりその気だった事が分かりますが、このシーンでもロラン・セアックの女装の美しさが分かります。

また、小説版でのハリーはアニメよりももっとローラの事を気に入っており、ローラの潤んだ瞳や胸元、香水の香りなどに興奮した挙句に首元にキスまでしています。さらに、月にいるはずのギム・ギンガナムでさえローラの事を知っており、親睦会を境にローラは月でかなりの有名人となりました。いかにロラン・セアックの女装が美しく、人々を魅力したのかという事が分かります。

ロラン・セアックの性別

結論から言うと、ロラン・セアックの性別は男性です。ガンダムシリーズの中でも随一の中性的な顔立ちをしている事から初見の方が性別を間違える事も多く、女性主人公と思われる事もあるようです。性別が女性だという事は、前述のドレスを着たシーンは女装という事になりますが、これはイングレッサ領主であるグエン・サード・ラインフォードの意向でした。

グエンは地球にもモビルスーツに乗る事が出来る勇敢な女性がいるという事と、女性でも扱う事の出来る優秀なモビルスーツが存在しているという事をディアナ・カウンターに見せつける為にロラン・セアックの性別を女性として紹介したのです。その為、公の場ではロラン・セアックは性別を女性と偽って出席しています。元々中性的な顔立だった事から、周囲の性別を知らない人物からしても違和感がなかったようです。

ロラン・セアックは性格も優しい事から敵味方問わず好感を持たれる事が多くありますが、グエンには同性愛的な発言をされた事があり、劇中でもいかに美少女だったのかが分かります。視聴者もロラン・セアックの性別が男性と分かってもかわいいルックスである事から逆に男性ファンが増え、ドレスを着たシーンは特に大人気となりました。

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ロラン・セアックの名言や名セリフ

性別が男性だという事が分かったロラン・セアックは、かわいいルックスと女装をした時の美少女さから男性ファンから大人気となっています。そんなロラン・セアックは、『∀ガンダム』の主人公として多くの名言を残してくれました。性別は女性であるロラン・セアックですが、劇中では男らしくかっこいい名言を多く発言しており、彼が人気となっている大きな理由となっています。

ロラン・セアックの名言①「地球はとてもいいところだ…」

地球はとてもいいところだ。みんな早く戻ってこーい!

『∀ガンダム』の第1話『月に吠える』にてロラン・セアックが発言した名言です。元々は地球先行調査隊として地球にやって来たムーンレィスのロラン・セアックでしたが、地球で生活していく中で周囲の人々の温かさに触れていき、地球の事が大好きになっていきます。ロラン・セアックはそんな地球の素晴らしさを月に向かって叫びました。この名言はその時に叫んだセリフです。

ロラン・セアックはもちろん地球人に自分がムーンレィスだという事を隠していましたが、この名言を叫んだ時にソシエに聞かれてしまいます。ソシエは無言で聞いていましたが、ロラン・セアックの正体に感づいた瞬間でした。

ロラン・セアックの名言②「地球は戦争するところ…」

地球は戦争するところじゃないでしょう!

『∀ガンダム』の第6話『忘れられた過去』にてロラン・セアックが発言した名言です。月の女王であるディアナ・ソレルが地球へとやって来たのにも関わらず戦争が終わる気配を見せない事に苛立ったロラン・セアックが言い放った名言となっています。そのうえ、ソシエも戦死してしまった父親の仇をとるために飛行機で戦場へと向かってしまった事から、ロラン・セアックの心配している感情もこの名言に含まれている事が分かります。

ロラン・セラックはこの名言を発言した時にウォドムと戦っている時でしたが、武器として倉庫に眠っていたガンダム・ハンマーを持ち出します。過去のガンダムシリーズに登場した武器でしたが、ロラン・セアックは『なんなのこれ一体?』というかわいいセリフを述べていました。ガンダムファンにとっては感慨深いシーンです。

ロラン・セアックの名言③「人の英知が生み出した物なら…」

人の英知が生み出した物なら、人を救ってみせろー!!

『∀ガンダム』の第39話『小惑星爆裂』にてロラン・セアックが発言した名言です。ロラン・セラックが月面に近づくミスルトゥの残骸に接近し、さらに黒歴史にて禁忌とされた天を焼く剣を使おうとします。そんな中、ギンガナムがターンXで現れ、ディアナと入れ替わっているキエルの身を保証しました。その事でロラン・セアックは天を焼く剣をミスルトゥの残骸の近くで使用する事を決めますが、この名言はその時に発言されました。

ロラン・セアックの名言④「立ってくれ…」

立ってくれ、ホワイトドール!ガンダムと呼ばれたんだろっ!

『∀ガンダム』の第14話『別離、再び』でロラン・セアックが発言した名言です。ディアナとウィルを追っていたロラン・セアックはハリーが搭乗しているゴールドスモーと対峙しているギャバンとソシエがいる場面に遭遇します。そこでロラン・セアックは∀ガンダムでゴールドスモーと戦闘を開始しますが、操縦技術の差によって劣勢になってしまい、コックピットで尻もちをついてしまいます。

その後に発言したのがこの名言です。『∀ガンダム』でのモビルスーツは機械人形と呼ばれる事が多いですが、ガンダムという名称が出てきた事で今までガンダムシリーズを見てきた視聴者が安心感を得たシーンでもあります。

ロラン・セアックの名言⑤「僕は2年前に…」

僕は2年前に月から来ました。けど、月の人と戦います。だけども、地球の人とも戦います。人の命を大事にしない人とは、僕は誰とでも戦います。

『∀ガンダム』の第8話『ローラの牛』にてロラン・セアックが発言した名言です。ムーンレィスであるクーエンが村から勝手に牛を持ち出すのを見て村人が執拗に責め立てます。その様子を見たロラン・セアックは我慢できなくなってこの名言を発言しました。この名言によってロラン・セアックがムーンレィスだという事が村人に分かってしまいましたが、特に大事にならずに済んでおり、ロラン・セアックの人間性が伝わります。

ロラン・セアックの名言⑥「人が安心して…」

人が安心して眠る為には

『∀ガンダム』の第49話『月光蝶』にてロラン・セアックが発言した名言です。最終決戦に向けてロラン・セアックが言ったセリフで、『∀ガンダム』の劇中の中でも随一の名言として数えられています。人の為に戦うというロラン・セアックの性格がよく表れている名言です。

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ロラン・セアックの声優

性別やかわいいシーンなども分かったロラン・セアックですが、ここからは彼の担当声優を務めた声優を紹介していきます。名言も多いロランの名シーンは鬼気迫るものがありますが、担当している声優によって見事に演じられています。担当声優は女性ですが、どうやら男性キャラを多く演じてきているようです。

朴璐美のプロフィール

『∀ガンダム』の主人公であるロラン・セアックの声を担当した声優は朴璐美(ぱくろみ)です。東京都出身で1972年1月22日生まれの2022年8月現在50歳で、身長161センチ、血液型AB型、事務所は自らが代表を務める『LAL』に所属しています。在日韓国人として生まれており、のちに日本に帰化した韓国系日本人で、朴璐美という名前は本名となっていますが、難しい名前である為『朴ロ美』と紹介される事もあります。

声優デビューは1998年で、『ブレンパワード』のカナン・ギモス役に抜擢された事で芸能界入りを果たしました。ロラン・セアックの担当声優に決まった時は初めての男性役という事もあり、戸惑う事も多かったとインタビューで語っていました。叫び声をあげるシーンなどでは声が裏返ってしまう事もあり、落ち込む事も多かったという事ですが、総監督の富野由悠季が励ましてくれたおかげで救われたという事です。

朴璐美の主な出演作品や演じたキャラ

朴璐美は2003年から放送が開始されたアニメ『鋼の錬金術師』の主人公であるエドワード・エルリックの担当声優として有名です。朴璐美はエドワード役を今までの声優としての集大成だと語っており、運命を感じたという事でした。そんなエドワードは金髪のロングヘアーが特徴の15歳の少年で、12歳の時にすでに国家錬金術師資格を持つほど錬金術に精通しています。戦闘では錬金術を使った体術を駆使して戦います。

朴璐美は2001年に放送されたアニメ『シャーマンキング』の道蓮(タオレン)の担当声優としても有名です。朴璐美はこの時も慣れない少年役で悩んでおり、共演者であり先輩声優である高山みなみと林原めぐみにアドバイスをもらった事で助けられたと語っていました。道蓮は主人公である麻倉葉のライバル的なキャラクターで、馬孫刀を使った高いシャーマンとして強さを見せますが身長を気にしているというかわいい一面も持っています。

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ロラン・セアックの出自や能力

ここからはロラン・セアックの出自や能力を解説していきます。ムーンレィスであるロランですが、ここではもう少し細かい出自をご紹介です。また、ガンダムシリーズの中でも最強と称される事も多い∀ガンダムを駆るロランの能力はいったいどれほどのものなのでしょうか?

ロラン・セアックの出自

ムーンレィスであるロランはゲンガナムのベイザム地区です。下層階級である運河人ではありますが、身体が弱かった事から漁をして生活するのは難しいと言われてきました。ムーンレィスの風習に従ってコールドスリープから覚醒した人間である事から本当の両親については分かっていません。唯一持っていた両親との繋がりとされるブリキの金魚『メリー』をいつも持ち歩いており、同様の『メリーさんの羊』をよく口ずさんでいます。

これらは原作となるアニメでのロランの設定ですが、小説や漫画などでは彼の出自が異なります。佐藤茂の小説版では技術者である両親との血縁関係は無く、ブリキの金魚も父親が気まぐれで買ってきたという設定です。あきまんの漫画版ではロランの父親は黒歴史を研究している考古物理学者で、一緒に放浪生活を送っているロランを見かねた叔父夫婦がロランを引き取って育てられたという設定となっています。

ロラン・セアックの能力や強さ

戦闘を繰り返していくうちに少しずつ∀ガンダムの操縦にも慣れていき、ムーンレィスのエースパイロットとも互角以上に戦えるようになっていったロランですが、ニュータイプ能力は持っていません。ただし、小説版に限ってはソシエと共にニュータイプ能力と思わしき力を発揮しているシーンがありました。ガンダムシリーズの主人公は物語の進行と共に成長していく事が多いですが、ロランにはその描写がありません。

その理由は成長しきっているからで、すでに確固たる信念も持っています。成長するという役割はディアナやソシエなどのヒロインが代わりに担っています。モビルスーツの操作技術は、背中と両手を橋代わりにさせたり胸部のサイロに牛を入れて運ぶなど、ロランの性格が表れた使い方を多くしていました。また、ディアナの洗濯を手伝うために∀ガンダムの手首を乾燥機代わりとして使っているシーンもありました。

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ロラン・セアックに関する感想や評価

ロランがかわいいというファンの感想があります。非常に多い感想となっており、特に男性の方が発言している事が多いようです。今回のまとめでも前述してきましたが、女装をしてドレスを着ていたシーンが人気に大きく関わっているようで、多くのファンがあまりのかわいさに熱狂したという事です。『∀ガンダム』にはディアナやソシエなどのかわいいヒロインが多く登場しますが、ロランこそ本当のヒロインとまで言う方もいます。

ガンダムを洗濯機にするというのはロランだからこそ思いついたというファンの感想があります。ガンダムシリーズは戦争を描いており、ガンダムはもちろん兵器として使われています。しかし、そんなガンダムをロランが洗濯機の代わりにしたシーンはほのぼのしており、今までのガンダムシリーズの歴代主人公の常識を覆しました。心優しく平和を望むロランらしい名シーンで、意外性からファンからも人気の名シーンとなっています。

ロランとソシエが切なすぎるというファンの感想があります。ロランはソシエの事を大切に思っており、ディアナにも憧れや尊敬の気持ちを持っていました。しかし、最後にはロランはディアナの願いによってディアナと一緒に暮らす事になります。ロランもソシエもお互いを思いやっており、別れのシーンで最後にキスをした時には多くのファンが涙を流しました。

ロランの声優を務める事が出来るのは朴璐美しかいないというファンの感想があります。今では少年役を多くこなしている朴璐美ですが、ロラン役に選ばれた時は少年役に初挑戦でした。総監督を務めた富野由悠季は朴璐美に対して、『朴璐美が演じればそれがどんな声であろうとロランなんだ』という言葉を投げかけたというエピソードがあります。今回ロランの名言を紹介してきましたが、この富野由悠季の言葉も名言とされています。

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ロラン・セアックまとめ

ロラン・セアックの性別や名言などを紹介してきましたが、男性でありながら中性的でかわいい見た目をしている事から人気キャラとなっている事が分かりました。『∀ガンダム』の中ではそのかわいい見た目からほかの女性キャラよりもヒロインらしいと称される事も多いロラン・セアックは、これからもかわいい人気でファンを魅力してくれるでしょう。

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