【∀ガンダム】ハリー・オードがかっこいい！ユニバースの意味やサングラスの下の素顔は？

『∀ガンダム』に登場するハリー・オードは、銀髪のマッシュルームカットに赤いサングラスをかけており、凡人とはかけ離れたキャラクターです。本記事では、ハリー・オードがどのような人物であるのか、性格やファッションセス、名言などを紹介していきます。『∀ガンダム』に欠かせないハリー・オードの魅力に、ぜひ注目してみてください。

ハリー・オードが登場する『∀ガンダム』は、サンライズ制作によってアニメ化されたガンダムシリーズに属する作品です。1999年～2000年にフジテレビ系列で全50話が放送されました。その後、「∀ガンダムI 地球光」と「∀ガンダムII 月光蝶」の2作が、映画公開されています。

『∀ガンダム』は、機動戦士ガンダム誕生20周年を記念して製作されたロボットアニメです。戦闘シーンよりも、政治的な駆け引きを中心としたシーンが多いのも、特徴になります。そのため、他のガンダムシリーズと比較して世界観が独特であり、『∀ガンダム』の根強いファンも多いです。

『∀ガンダム』の主人公ロランは、同じ月の民であるフランとキースと共に、地球先行潜入員に選ばれました。そして、3人は地球に降下するのですが、ハイム鉱山へ向かう途中で、ロランが川で溺れてしまいます。運良くハイム姉妹に救出され、ロランはハイム家で働くことになり、2年の月日が流れました。ある日、月の民と地球人の戦争が始まります。ロランは∀ガンダムのパイロットとして、この戦争に関わることになりました。

『∀ガンダム』の登場人物ハリー・オードは、ムーンレイス（月の民）の女王ディアナ・ソレルの親衛隊隊長を務めています。物語が始まった頃の階級は中尉でしたが、27話より大尉に昇進しました。普段はクールで思慮深い性格ですが、融通のきかない頑固な一面もあります。特に主であるディアナが関わることには、手段を選ばず冷酷になれます。

ディアナに許しを乞うつもりでいたミドガルドを、「ディアナの法の裁き」という理由で、モビルスーツで押し潰したこともありました。その忠誠心は、ディアナの飼い犬といわれるほどです。また、外見も非常に印象的なキャラクターで、特徴のある暗視サングラスを着用しており、いつも個性的なファッションをしています。

『∀ガンダム』のハリー・オードが叫んだ「ユニバース」という名言があります。「ユニバース」とは、どのような意味があるのでしょうか？ここでは、「ユニバース」の意味とハリー・オードの強さや最後についてをネタバレ解説します。

ハリー・オードの「ユニバース」というセリフは、『∀ガンダム』の49話で登場しました。正確に言うと最終決戦でターンXと戦闘中に、「ユニバァァァァァス！」と突如として叫んでいます。ハリー・オードが叫んだ「ユニバース」は、民族的な感嘆詞のようなもので、特に意味はないようです。監督と原作者の富野由悠季さんが、絵コンテを切るときに急遽付け加えたセリフだったことを、DVDのライナーノーツで明かしています。

ハリー・オードが言った「ユニバース」は、「Oh my God！」あるいは「Wonderful！」のように、感情が高ぶったときに出てきた言葉と捉えて良いでしょう。劇場版の「地球光」では、主人公のロランも「ユニバース！ユニバース！」と叫ぶシーンがありました。ガンダムファンの中では、「ユニバース」がお馴染みの名言となっているようです。

『∀ガンダム』のハリー・オードは、MSの操縦技術面からいうと最強です。∀ガンダムを圧倒したり、ウォドムによるビーム砲撃をハンドビームガンで受け止めるシーンもありました。また、名シーンとなった43話では、マヒロー隊と交戦した際に、敵機を爆散させずに行動を不能にさせるという絶技も見せています。

敵機が爆散しなかったため、自身も周囲も被害を受けずに済んだのです。ちなみに、漫画版の「∀ガンダム 月の風」では格闘技も習得しており、パイロット以外の実力も身に付けている様子です。

『∀ガンダム』のハリー・オードは、ターンXに敗北しましたが死亡しておらず、最後まで生き残っています。戦後はキエル・ハイムを女王にして忠誠を誓い、彼女の親衛隊隊長となりました。最後はキエル・ハイムと共に、月へ向かうシーンが描かれています。また、ディアナはロランと共に地球で隠棲しました。

『∀ガンダム』のハリー・オードは、最強のMS操縦技術者です。強くてかっこいいハリー・オードからは想像できないほど、私服やパジャマのファッションセンスが独特であると話題になっています。ここでは、ハリー・オードがどのような私服やパジャマを着用しているのか、紹介していきます。また、サングラスの下の素顔についても解説するため、チェックしてみてください。

『∀ガンダム』のハリー・オードの私服やパジャマのセンスについても、非常に注目されました。ウィルゲム発掘現場へ潜入するときの私服は、ピンク色のYシャツと、黄色と黒のチェック柄ベストという奇抜な組み合わせでした。また、過労で入院したときは、星柄のパジャマを着用しており、独特のファッションセンスが目立っています。

戦闘技術は最強でかっこいいハリー・オードが、星柄のパジャマを着ているというギャップは親近感が湧きます。キャラクター的には、ファンシーなパジャマを着たハリー・オードというイメージも強いようです。SNS上では、ハリー・オードが着ていたパジャマが欲しい、パジャマがやばいなど、パジャマネタで盛り上がっていました。

『∀ガンダム』のハリー・オードは、身に付けている私服やパジャマも独特ですが、サングラスもかなり個性的です。ほとんど赤いサングラスをつけているため、素顔は滅多に見れません。どのような素顔をしているのか気になる人も多いでしょう。女性を見る視線を隠すためにサングラスをつけていることを、作中で自身が語っています。ハリー・オードの素顔を隠している赤いサングラスは、暗視サングラスです。

ハリー・オードがサングラスを外して素顔を見せたのは、２回のみとなります。貴重な素顔が公開されたのは、ウィルゲム発掘現場への潜入で変装をしたときと、過労で入院したときです。入院したときに見せた素顔は、誰かが入室するとすぐにサングラスをかけたため、ほんのわずかな時間でした。女性を見る視線を隠すためのサングラスであれば、女性好きな一面もハリー・オードの素顔なのでしょう。

• 名前：稲田徹（いなだ てつ）
• 愛称：トロンベ、ボス
• 出身地：東京都八王子市
• 生年月日：1972年7月1日
• 職業：声優、ナレーター
• 所属事務所：青二プロダクション

『∀ガンダム』のハリー・オードを演じたアニメ声優は、稲田徹さんです。落ち着いた味のある低音ボイスが特徴になります。男らしいキャラからオネエキャラまで、幅広い役を演じることができるベテラン声優です。

大柄な体格で見た目は威圧感のある印象を受けますが、実際は温和で物腰の柔らかい人物です。また、明るい性格をしており、現場ではムードメーカー的な存在になっています。特撮やプロレスの大ファンで、その思い入れの深さは各業界でも有名です。

• 1995年：キテレツ大百科（スポーツ選手役、兵士役）
• 1998年：ドクタースランプ（～1999年、グレートキャラメルマンFX役）
• 2002年：キディ・グレイド（エイオウ役）
• 2004年：SAMURAI 7（ゴロベエ役）
• 2008年：鉄のラインバレル（沢渡拓郎役、道明寺の父役）
• 2009年：空を見上げる少女の瞳に映る世界（ガス役）
• 2013年：キルラキル（蟇郡苛役）
• 2016年：宇宙パトロールルル子（オーバージャスティス本部長役）
• 2019年：旗揚!けものみち（MAO / マカデミアンオーガ役）
• 2022年：惑星のさみだれ（南雲宗一朗役）

『∀ガンダム』に登場するハリー・オードの名言や名セリフをまとめています。ハリー・オードのさまざまな一面が表れている名言やセリフを、ピックアップしているためぜひチェックしてみてください。

ハリー・オードがミリシャに潜入する方法を考えているときに、野菜配達のトラックを見て言ったセリフです。そのときのハリー・オードは、大変嬉しそうな表情をしていました。真剣に考えていたハリーの、コミカルな一面も垣間見れた名言です。

無理をして頑張るポゥに、ハリー・オードが言ったセリフです。男らしい発言とも捉えられますが、ポゥは「余計なお世話！」と返しています。ハリーはポゥのことを女性としての魅力を感じていた可能性もあるでしょう。

ディアナを連れて行かれるのを阻止することができず、怒りにまかせて叫んだセリフです。このセリフの前に、少しでもディアナを傷つけたり、泣かすようなことをしたら容赦ないということも言い放ちます。普段は優しい隊長のハリー・オードのイメージを、吹き飛ばすような名シーンになります。

女性に変装したロランに対して、ハリー・オードが言ったセリフです。ハリー・オードは女装の趣味でもあるのかと、ロランに冗談まじりでツッコミを入れました。すると、ロランは「任務です」と、真面目なリアクションをします。そのような2人の掛け合いが面白い名シーンです。

ギム・ギンガナムのターンXに、スモーを操ってアタックを仕掛けたときのハリー・オードの名言です。ハリー・オードは、ギム・ギンガナムと刺し違えても構わないという覚悟で戦います。ハリー・オードの本気モードがうかがえる名シーンです。しかし、ターンXが、スモーのエネルギーを吸い取ってしまいました。ターンXは、非常に高度な機体能力を備えていることが分かります。

『∀ガンダム』のハリー・オードは、全てにおいてセンスがないという感想が上がっています。一般人は到底しないようなファッションのため、ダサイという声も多いです。しかし、そのびっくりするようなセンスこそがキャラクターのイメージであり、視聴者の心に強く印象付けているのでしょう。

ハリー・オードといえば、「ユニバース」という強烈なイメージを持つ人が多いようです。しかし、じっくり『∀ガンダム』本編を観ると、忠義に厚く礼節を重んじる軍人気質だったという感想も上がっています。また、社交的で性格も良い人だという声もありました。ハリー・オードをじっくり観察すると、奥が深くさまざまな表情を持つ人物であることが分かります。

ハリー・オードのファッションセンスがダサイという声もあります。しかし、その反面彼がつけているサングラスが欲しい、パジャマが欲しいという声もあります。他の人があまりしない格好をすることが、逆にオシャレと感じる人もいるようです。ハリー・オードと同じサングラスやパジャマを持っているというだけで、プレミア感も出るでしょう。

『∀ガンダム』に登場するハリー・オードは、群を抜いた操縦技術を持ち、ディアナに対して強い忠誠心を持っています。真面目な一面もあれば、面白いセリフを発したり激しい怒りを表すなど、さまざまな表情を見せてくれる魅力的な人物です。また、ハリー・オードがいつもかけているサングラスや、私服、パジャマなど、個性的なファッションセンスも注目ポイントです。

∀ガンダムはこれまでのガンダムシリーズに比べると、独特な世界観で描かれている作品となっています。ハリー・オードは、そのような∀ガンダムで仮面の男として、欠かせないキャラクターです。ハリー・オードの魅力にも注目して、ぜひ作品を楽しんでみてください。