【機動戦士ガンダムSEED】キラ・ヤマトがザフトの白服を着用？本編後の小説版を調査

アニメ『ガンダムSEED』に登場し、その後も『ガンダムSEED』シリーズの登場キャラとして活躍したキラ・ヤマト。こちらの記事ではそんなキラ・ヤマトが『ガンダムSEED』の本編のその後でザフトの白服を着用していたという噂について調査しました。『ガンダムSEED』のその後やキラ・ヤマトがザフトの白服を着ている理由について知りたい人はこちらの記事に目を通してみてください。

• 原作：矢立肇、富野由悠季
• 監督：福田己津央
• 構成：両澤千晶
• キャラクターデザイン：平井久司
• メカニックデザイン：大河原邦男、山根公利
• 音楽：佐橋俊彦
• アニメーション制作：サンライズ
• 放送期間：2002年10月5日～2003年9月27日
• 話数：全50話

キラ・ヤマトが登場したアニメ『ガンダムSEED』は2002年～2003年に毎日放送とTBS系列で放映されたSFロボットアニメ。『ガンダムSEED』は新しい世代へ向けたガンダム作品として制作され、DVDの累計売上げ枚数は140万枚以上を記録する人気作となりました。

また2010年にはテレビ版のDVDボックスが発売され、2011年には『ガンダムSEED』の続編とスペシャルエディションも含めた『ガンダムSEED』の全シリーズ版DVDボックスが発売されています。またゲームボーイアドバンスやPlayStation 2などのゲーム化や原作のアニメ『ガンダムSEED』を元にした小説も多数制作されており、長く愛されるガンダムシリーズ作品の1つとなりました。

キラ・ヤマトは、中立国オーブで工学を学ぶ少年。キラ・ヤマトは友人たちと共に平和な学生生活を謳歌していましたが、ある日プラントと地球連合の2国の間で勃発していた戦争の飛び火により戦渦に巻き込まれることとなります。プラント所属のザフト軍に追われながら逃げ込んだ先には、地球連合が秘密裏に制作していたモビルスーツが隠されていたのでした。

• 誕生日：C.E.55年5月18日（牡牛座）
• 年齢：16歳（ガンダムSEED）→（18歳ガンダムSEED DESTINY）
• 身長：165センチ（ガンダムSEED）→170センチ（ガンダムSEED DESTINY）
• 体重：65キロ（ガンダムSEED）→58キロ（ガンダムSEED DESTINY）
• 血液型：A型
• 声優：保志総一朗

キラ・ヤマトは『ガンダムSEED』で主人公として登場した少年で、地球連合所属の艦隊・アークエンジェルに搭乗したことで、アークエンジェルとプラント所属のザフト軍との戦いに身を寄せることになります。元々は中立国のオーブの学生として生活しており戦いとは無縁でしたが、ザフト軍がオーブを襲撃し、オーブを離脱するためモビルスーツに搭乗したことが理由でその後もモビルスーツのパイロットとして戦うことになります。

その後出会うカガリとは双子の姉弟で、カガリがオーブの代表となった際には彼女を支えるという理由でオーブの軍に所属することになります。キラ・ヤマトは元々遺伝子操作された人類"コーディネーター"として物語に登場していますが、その後戦いが進むに連れてその強さの理由がコーディネーターにさらに高い能力を施した"スーパーコーディネーター"だったからだと判明していきます。

普段は穏やかで優しい心を持った少年ですが、一度決めたら決して曲げない強情さも持ちあわせています。ザフトに所属する少年アスランとは幼少期からの親友で、感情的なキラ・ヤマトとは反対に合理的で冷静な人物としてキラ・ヤマトとぶつかる姿も見られています。

始めはアークエンジェルのモビルスーツパイロットとして活躍したキラ・ヤマトですが、その後オーブの准将に就任。さらにその後はザフト軍に入隊し、ザフト軍の隊長クラスだけが着用することが許されている白服を着ている姿が確認されています。

キラ・ヤマトの誕生日はC.E.55年5月18日。星座は牡牛座です。アニメ『ガンダムSEED』では16歳でしたが、『ガンダムSEED』のその後の物語『ガンダムSEEDDE STINY』では18歳に成長しています。中立国オーブの代表を務めているカガリとは生き別れの双子だったため、カガリも同じ誕生日となっています。

また、ザフト軍に所属していた親友のアスランの誕生日はC.E.55年10月29日で、同じ生まれ年ではありながらキラ・ヤマトの方が少しだけ年上。キラ・ヤマトの恋人のラクスの誕生日もC.E.55年2月5日で同い年のキャラクターとなっています。

ザフト軍の白服を着ているキラ・ヤマトの姿を見たファンの考察で最も多かったのは、ラクスを支えるためにザフト軍に入隊したのではないかという理由です。キラ・ヤマトは『ガンダムSEED DESTINY』で双子の姉・カガリの元でオーブ軍に入ったものの、恋人のラクスがプラントの指導者になったため、彼女を支えるためにザフト軍に移籍したのではないかと考えられているようです。

しかしこれまで目を見張る活躍を見せてきたキラ・ヤマトを一般兵クラスで戦わせると戦力に偏りが出てしまいます。またキラ・ヤマトは元々所属していたオーブ軍では准将という肩書きを持っていたため、そういった理由考慮してザフトでは隊長の役割を持つ白服を与えられたのではないかと予想されています。

キラ・ヤマトは初めて登場した作品『ガンダムSEED』では地球連合所属のモビルスーツパイロットとして活躍しました。では、白服姿を見せたのはどの作品なのでしょうか？『ガンダムSEED』シリーズはアニメの他に小説やゲームなど様々な作品が制作されています。しかし、キラ・ヤマトの白服が登場したのは小説などの作品ではありません。

キラ・ヤマトの白服が登場したのは小説ではなく、『ガンダムSEED』のアニメを再編集した総集編『FINAL PLUS～選ばれた未来～』と『ガンダムSEED DESTINY』を4部作として再構成したスペシャルエディション版です。この作品に追加されているその後のワンシーンにて、キラ・ヤマトがザフト軍の白服を着用している姿が登場しました。

このキラ・ヤマトの白服姿は原作のテレビアニメ版や小説版では登場しておらず、上記の再編集版とスペシャルエディション版でしか見る事ができない貴重なものとなっています。しかし、キラ・ヤマトがなぜザフトの白服を着ているのかについての理由は小説版などでも描かれていないため、その正確な理由は不明となっています。

『ガンダムSEED』のその後が収録されている総集編とスペシャルエディションで白服を着用していたキラ・ヤマト。その理由は小説などでも明かされていませんでしたが、ファンの間では恋人のラクスを支えるためにザフトに入隊し、今までの活躍を考慮して隊の指揮官が着用する白服を与えられたのではないかと予想されています。

次にこちらの項目ではキラ・ヤマトが着用していた白服以外のザフト軍の主な軍服を3種類ご紹介します。アニメや小説などを見る際に、どのキャラクターがどのような階級なのかを知りたい人はこちらの項目を参考にしてみてください。

ザフト軍の制服1つ目は緑色の軍服です。この緑色の制服はいわゆる一般兵に与えられる制服。ザフトには士官学校があり、卒業する際に成績が11位以下の者に与えられる色の制服となっています。そのため、ザフト軍に所属する者の大半はこの緑色の制服を着用しています。また一度赤服を与えられた者でも、一度除隊してしまうと復帰した際に緑色の制服に降格されてしまいます。

『ガンダムSEED』の物語では元々赤服だったディアッカですが、アークエンジェルに加担したことが理由となったのか『ガンダムSEED DESTINY』では緑色の制服になっています。また『ガンダムSEED』では卒業時に11位以下の者とされていますが、『ガンダムSEED DESTINY』では21位以下に変更されています。

ザフト軍の制服2つ目は赤色の軍服。『ガンダムSEED』の物語では最も目にする機会が多い色の軍服で、こちらは士官学校卒業時に10位以上の成績で卒業した優秀者に贈られる軍服です。この赤色の制服を着ている者はザフト内でエリートとして認められます。緑色の制服の者との権限の違いほとんど変わりありませんが、ひと目見て能力の高い者だと判断出来る利点があります。

ザフトの中ではクルーゼ隊やザラ隊に着用者が多く、この制服を着ている者は活躍することが多い傾向にあります。『ガンダムSEED DESTINY』では士官学校卒業時の成績が20位以上の者に贈られています。アニメではアスランや『ガンダムSEED DESTINY』の主人公のシンなどが着ていた色となっています。

ザフト軍の制服3つ目は黒色の軍服です。こちらの黒色の制服は部隊の中で副官の役割を行う者が着用する制服となっています。緑色と赤色の制服は士官学校での成績によって振り分けられますが、この黒色の制服は実績を出した者に贈られるものとなっています。『ガンダムSEED DESTINY』の最終回前後でディアッカが着用しています。また戦艦の指揮官にも着用している者がいます。

『ガンダムSEED』の主人公として活躍したキラ・ヤマト。戦闘中のスーツやザフトでの白服はかっこいいと評判ですが、一方で私服がダサいと酷評を受けています。ネットでは「遺伝子操作の末路」や「さすが"コーディネーター"」といった皮肉も見られていますが、その評価の原因はベルトがあしらわれた独特なデザインが理由となっているようです。

具体的には腕の部分で切り離された袖をオレンジ色のベルトで繋ぎ合わせたデザインとなっています。またパンツの膝下部分にも同じ色のベルトが締められており、「なんでそこにベルト？」「止血用？」といった感想があげられています。

上記では『ガンダムSEED』のキラ・ヤマトの私服についてご紹介しましたが、続編の『ガンダムSEED DESTINY』では私服もさらにバージョンアップしています。『ガンダムSEED』での私服は謎のベルトがファンに不評でしたが、『ガンダムSEED DESTINY』ではベルトの数がさらに増えています。

『ガンダムSEED』では腕の袖を繋ぎ合わせていたベルトですが、『ガンダムSEED』では両脇部分に2本ずつあしらわれており、ファンの中には「腕の可動域が狭くなりそう」「ベルトの存在意義が分からない」とベルトの存在を否定する声も上がっています。また、黒を基調とした生地に赤い差し色が添えられているため「キラはパンク系ファッションが好きなのでは？」という意見も出ています。

• 愛称：ほっしー、ぱっぴぃ
• 誕生日：1972年5月30日
• 血液型：B型
• 身長：162センチ
• 出身地：福島県
• 事務所：アーツビジョン

『ガンダムSEED』の主人公キラ・ヤマトの声を演じた保志総一朗さんは他にも『ひぐらしのなく頃に』の前原圭一役、『藍より青し』の花菱薫役、『最遊記』の孫悟空役なども人気の声優。様々な作品でメインキャラクターを演じ知名度の高い声優としても名前が上がることが多い声優の1人です。

学生時代に映画『魔女の宅急便』のトンボ役・山口勝平さんの演技を見て声優に興味を持ったそうで、その後、専門学校東京アナウンス学院放送声優科・日本ナレーション演技研究所を卒業されました。特徴的な声と演技が人気の保志総一朗さんですが、その人柄もかわいいと話題で、様々な声優仲間との微笑ましいエピソードが知られています。

• ケイン・ブルーリバー（ロスト・ユニバース）
• 凪宗一郎（天上天下）
• 大門大（デジモンセイバーズ）
• 桜井智樹（そらのおとしもの）
• ブレラ・スターン（マクロスFシリーズ）
• 佐野清一郎（うえきの法則）
• 相葉祐希（無限のリヴァイアス）
• アキラ（SAMURAIDEEPERKYO）
• 向日岳人（テニスの王子様）
• ブルックリン（爆転シュートベイブレード）

『ガンダムSEED』の総集編や『ガンダムSEED DESTINY』のスペシャルエディション版ではザフトの白服を身に纏いかっこいい姿を見せたキラ・ヤマト。一方、小説版では幼さの残るかわいい姿を見る事ができるとファンの喜びの感想があげられています。

またこちらの方のツイートではキラ・ヤマトの白服姿がもっと見たかったと述べられています。テレビアニメ版の『ガンダムSEED』『ガンダムSEED DESTINY』や小説版などでは公開されなかったキラ・ヤマトの白服姿。貴重な登場シーンは総集編『FINAL PLUS～選ばれた未来～』と『ガンダムSEED DESTINY』のスペシャルエディション版で見ることができます。

独特なデザインで話題となっているキラ・ヤマトの私服。ベルトが大量にあしらわれたデザインがファンに不評となっていますが、他の作品キャラクターが同じようなデザインを着用していた際にも「キラ・ヤマトの私服みたい」と話題になりました。

以上、キラ・ヤマトのザフトの白服姿についてご紹介してきました。キラ・ヤマトがザフトの白服を着ていたのは『ガンダムSEED』の総集編『FINAL PLUS～選ばれた未来～』と『ガンダムSEED DESTINY』の再構成版4部作のスペシャルエディションのワンシーンで、本編のその後が描かれた小説版には登場していませんでした。

総集編『FINAL PLUS～選ばれた未来～』と『ガンダムSEED DESTINY』のスペシャルエディションは『ガンダムSEED DESTINY』のDVDボックス版に収録されているので、キラ・ヤマトの白服姿を見たい人はこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？