【機動戦士ガンダム】カツ・コバヤシが嫌われてる理由は？死亡シーンや名言・声優も紹介

カツ・コバヤシは「機動戦士ガンダム」における子供時代は人気がありましたが、成長した「機動戦士Zガンダム」では嫌われることが多くなったキャラクターだと言われています。カツ・コバヤシがファンから嫌われてる理由とはいったい何でしょうか？ここではカツ・コバヤシが嫌われてる理由を考察・紹介します。併せてカツ・コバヤシの名言、カツ・コバヤシの死亡シーン、カツ・コバヤシを演じたアニメ声優なども取り上げます。

「機動戦士ガンダム」はそれまで子ども向けだったロボットアニメというジャンルを大人が観ても楽しめるようにリアル志向で制作された作品だと言われています。本放送時は振るいませんでしたが再放送とプラモデルの大ヒットで社会現象を巻き起こし2022年の現在に至るまで新作が作られる一大サーガを形成しています。ここでは第一作目「機動戦士ガンダム」の概要とあらすじを取り上げます。それでは作品情報紹介をご覧ください。

「機動戦士ガンダム」は1979年から1980年まで全43話が放映されました。原作者には富野由悠季とサンライズの共同ペンネームである矢立肇が名を連ねています。脚本は星山博之・松崎健一が中心でした。キャラクターデザインを安彦良和、メカニックデザインを大河原邦男が担当しました。音楽担当は渡辺岳夫と松山祐士です。「機動戦士ガンダム」は劇場版も含めて円盤化されており、放映後40年以上経過した現在も人気作品です。

「機動戦士ガンダム」は地球が増え過ぎた人口を統制するために宇宙コロニーへの移民政策を推し進めた宇宙世紀0079年の世界が舞台です。宇宙コロニーの一つサイド3はジオン公国を名乗って地球連邦政府に宣戦布告しました。ジオン軍は圧倒的な国力の差をモビルスーツという人型兵器とコロニー落としという非人道的な戦法で切り抜け戦争を優位に進めていました。地球連邦政府とジオン公国はこの戦争で人口の約半分を死亡させました。

ここではカツ・コバヤシのプロフィールを紹介していきます。カツ・コバヤシは「機動戦士ガンダム」に登場した子供時代はカツ・ハウィンという名前でした。ハヤト・コバヤシ＆フラウ・ボゥ夫妻の養子となったことで改姓しました。「機動戦士ガンダム」では8歳の少年でした。戦災孤児だった彼は同じ孤児のレツ・コ・ファンやキッカ・キタモトとともにホワイトベースのマスコット的な存在でした。

「機動戦士ガンダム」に登場したカツ・ハウィンは成長してカツ・コバヤシとなった「機動戦士Zガンダム」において同作を代表するほどの嫌われキャラになったと評されています。そこまで彼が嫌われてる理由とは何でしょうか？また、カツ・コバヤシは「Zガンダム」のストーリー内で死亡しますが彼はどのような最期だったのでしょうか？ここではカツ・コバヤシが嫌われてる理由と彼の死亡シーンを紹介します。それではご覧ください。

「機動戦士Ｚガンダム」のカツ・コバヤシが嫌われてる理由を考察・紹介します。カツ・コバヤシは15歳に成長しましたが物静かで温厚だった子供時代と違って無断で出撃するような軍規違反を犯すなどエキセントリックな言動・行動が目立つようになります。このような変貌ぶりに衝撃を受けたファンが多いのでこれが一番の嫌われてる理由だと推察されます。富野由悠季は「7年の歳月は子供を十分に変えてしまう長さ」と語っています。

カツ・コバヤシの嫌われてる理由紹介です。カツ・コバヤシはストーリーの中でティターンズのサラ・ザビアロフのことを好きになります。彼は自分に近づいて来たサラに騙されているとは知らずに恋心をぶつけていきます。完全に周りの目が見えなくなっているカツのことをうざいと感じるファンが多いと言われ、嫌われてる理由に繋がっています。サラの死後はパプテマス・シロッコを狙うようになりこれも私情だと酷評されています。

「機動戦士Zガンダム」に登場するカツ・コバヤシの死亡シーンを紹介します。カツはエゥーゴ、ティターンズ、アクシズによる三つ巴の最終決戦でヤザン・ゲーブルの率いるハンブラビ隊と交戦しました。カツはGディフェンサーをガンダムMkⅡへの合体後も退避命令を無視してGディフェンサーのコックピットに乗ったまま戦闘に参加しました。

カツ・コバヤシの死亡シーン紹介です。彼はほとんど丸腰の状態でラムサス・ハサ撃破のきっかけを作りましたが、その直後によそ見をしたことで隕石に衝突してしまいました。瀕死状態になったところをヤザンに撃たれて死亡しました。尚、「Zガンダム」の劇場版ではヤザンに撃たれず隕石に正面衝突して死亡しました。

カツ・コバヤシはニュータイプだったのでしょうか？「機動戦士ガンダム」のラストではアムロ・レイの脱出の導きをレツ、キッカとともに行ったことでニュータイプの素養があったことは確かだと言われています。「Zガンダム」においてもニュータイプであることを窺わせる描写はいくつかあると評されていますが、自我が強過ぎてニュータイプとして覚醒する前に死亡したことが残念だという感想を持つファンが多いと言われています。

「機動戦士Zガンダム」に登場するカツ・コバヤシは同作品の中でも屈指の嫌われキャラクターだと言われています。カツ・コバヤシは名言が多いキャラクターとも評されていますが、それらの名言も嫌われる要素に繋がっていると分析するファンもいます。カツ・コバヤシにはどのような名言・名セリフがあるのでしょうか？ここでは「機動戦士Ｚガンダム」におけるカツ・コバヤシの名言・名セリフを取り上げます。それではご覧ください。

「機動戦士Zガンダム」におけるカツ・コバヤシの名言紹介です。最初に挙げるのは第13話「シャトル発進」からです。カツは義母のフラウ、義弟妹のレツとキッカとともにアムロとの再会を果たしました。しかし、アムロは地球連邦軍に軟禁されていて腑抜けた状態でした。一年戦争時代のアムロに憧れていたカツは彼の現状に納得することができずに思わず上記のセリフを言いました。アムロの奮起を促した名言だと言われています。

カツ・コバヤシの「機動戦士Zガンダム」での名言紹介です。次に紹介するのは第15話「カツの出撃」からです。カツは無断でガンダムMkⅡで出撃しました。そこで窮地に陥りながらも生還することができましたが、帰還後に義父のハヤト・コバヤシに殴られました。それに対して上記のセリフを返しました。カツのニュータイプの片鱗が窺える名言だとするファンもいれば、後の死亡シーンに繋がる伏線だと分析する人も多くいます。

次に紹介するカツ・コバヤシの名言は2006年公開の映画「機動戦士ZガンダムⅢ A NEW TRANSLATION-星の鼓動は愛-」からです。既に死亡していたカツは思念としてシロッコと激闘を繰り広げるカミーユを後押ししました。そして、シロッコを守る思念でサラがカミーユの前に現れます。そんなサラに対してカツが言った言葉が上記のセリフです。死亡してなおもシロッコに拘るサラを優しく諭しているとして名言だと評されています。

「機動戦士Zガンダム」におけるカツ・コバヤシの名言紹介です。次は第25話「コロニーが落ちる日」からです。このエピソードではサラが密告者としてアーガマに投降して捕虜になりました。しかし、これはシロッコの作戦でサラはスパイだったのです。それを知らずに一方的に彼女に好意を寄せたカツは隙を突かれてサラを逃がしてしまいます。ストーリーのラストで正座させられたカツは人間不信に陥って上記のセリフをつぶやきました。

「機動戦士Zガンダム」のカツ・コバヤシの名言・名セリフ紹介です。第49話「命散って」では多くの主要キャラクターが死亡しますがカツもその一人です。カツはハンブラビ隊と交戦中に器用に攻撃をかわして上記のセリフを言いました。しかし、わき見をした刹那に目の前の隕石に衝突して瀕死の重傷を負いました（映画版ではここで死亡）思春期の少年らしい油断さが描かれていると同時にカツは無駄死にと評するファンもいました。

「機動戦士ガンダム」からスタートしたガンダムサーガは多くの豪華声優陣が登場したとともにここから声優として有名になった人が多いと言われており、富野由悠季の声優起用術が高評価されています。カツ・コバヤシについては子供時代も含めると4人の声優が演じていることで知られています。ここでは「機動戦士Zガンダム」のテレビアニメ版と映画版でカツ・コバヤシを演じた声優を紹介していきます。

「機動戦士Zガンダム」のテレビアニメ版でカツ・コバヤシを演じた声優は難波圭一です。難波圭一は1957年8月26日生まれです。出身地は山口県で血液型はAB型です。藤賀事務所とケッケコーポレーション所属です。難波圭一は1980年代より舞台俳優として活動していました。1984年に映画「超人ロック」のロック役で声優デビュー後は声優としての活動も増えていき、現在に至るまで俳優と声優として第一線で活躍しています。

　難波圭一の声優としての主な出演作品・演じたキャラクターを紹介していきます。「タッチ」の上杉和也役、「北斗の拳シリーズ」のバット役、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険（第1作）」のポップ役・ミストバーン役、「魁!!男塾」の飛燕役、「聖闘士星矢」の魚座のアフロディーテ役とジュリアン・ソロ役、「ONE PIECE」のイトミミズ役など多くの大ヒット作品でメインキャラクターを演じています。

「機動戦士ガンダム」の映画版でカツ・コバヤシを演じた声優の浪川大輔のプロフィールを紹介します。浪川大輔は1976年4月2日生まれです。東京都出身で血液型はB型です。自身が代表取締役を務めるステイラック所属です。浪川大輔は子役として活躍していました。子役時代に海外ドラマ「白バイ野郎 ジョン＆パンチ」の吹き替えで声優デビューしました。一度声優から離れますが、復帰して以降は現在まで人気声優として活躍中です。

浪川大輔のアニメ声優としての主な出演作品・演じたキャラクターを紹介します。「ルパン三世」の石川五エ門役（三代目）、「GANTZ」の玄野計役、「BLEACH」のウルキオラ・シファー役、「はじめの一歩シリーズ」の板垣学役、「無職転生～異世界行ったら本気だす～」のルイジェルド・スペルディア役、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」のナルシソ・アナスイ役など多くの大ヒット作品に出演しています。

ここでは「機動戦士Zガンダム」に登場するカツ・コバヤシに関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。カツ・コバヤシはインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？それではご覧ください。

ガンダムシリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。「機動戦士Zガンダム」をご覧になり、カツ・コバヤシのことを「ガンダムZZ」を生んだ元凶でシロッコよりもクズだったと酷評されています。

「機動戦士Zガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。改めて「Zガンダム」をご覧になり、初見では大嫌いだったカツ・コバヤシのことを今観直すと若過ぎた故の行動・言動で可哀想だという感想をお持ちです。

同じく「機動戦士Zガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。「Zガンダム」の第49話をご覧になり、カツ・コバヤシが死亡した時に悲しんでいるクルーたちが多かったことに驚いたという感想をつぶやかれています。

ここでは「機動戦士Zガンダム」に登場するカツ・コバヤシについて特集してきました。シリーズ屈指の嫌われキャラクターだと評されているカツ・コバヤシに注目しながら「機動戦士Zガンダム」をお楽しみください。