機動戦士Vガンダムの評価・感想を調査! 富野由悠季が一番嫌いな作品と発言?

「機動戦士Vガンダム」は数多いガンダムサーガの中でも異色作だと評されています。「機動戦士ガンダム」の生みの親の一人である富野由悠季が久しぶりに原作・監督を手がけたテレビアニメ作品でしたが、富野由悠季自身が「一番嫌いな作品」という評価をしていると言われています。ここでは「Vガンダム」の評価・感想を調査・考察していきます。また、ギロチンなどトラウマを誘発したと言われるシーンも併せて紹介します。

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目次

  1. Vガンダムとは?
  2. Vガンダムに対して富野由悠季が一番嫌いな作品と発言?
  3. Vガンダムは鬱アニメ?結末は?
  4. Vガンダムの主要キャラ一覧
  5. Vガンダムに関する感想や評価
  6. Vガンダムの評価まとめ

Vガンダムとは?

「機動戦士Vガンダム」とは1990年代前半に放映されたガンダムサーガの一作です。「機動戦士ガンダム」の原作者として有名な富野由悠季が久しぶりに手がけたテレビシリーズとして話題になりましたが、現在富野由悠季は「Vガンダム」を一番嫌いな作品だと評価しています。ここでは「Vガンダム」の感想や評価を調査・考察します。また、ギロチンシーンなどテレビアニメ作品とは思えないトラウマ要素についても取り上げていきます。

機動戦士Vガンダムの概要

「機動戦士Vガンダム」は1993年から1994年まで放映されたテレビアニメ作品です。「Vガンダム」が成功したことで新たなガンダムサーガが始まったと評されておりこの後「機動武闘伝Gガンダム」、「新機動戦記ガンダムW」などの大ヒット作品が世に送り出されるきっかけとなったアニメ作品です。「Vガンダム」は円盤化されています。更にガンダム関係のゲームに登場することも多く現在も新たなファンがいると言われています。

機動戦士Vガンダムのあらすじ

「機動戦士Vガンダム」は「宇宙戦国時代」と形容される宇宙世紀が舞台です。各勢力の中でサイド2にて誕生したザンスカール帝国はギロチンを用いた恐怖政治と救済・慰謝を前面に押し出したマリア主義の両輪で民衆の支持を獲得していました。ザンスカール帝国のやり方に抵抗する勢力もあります。ジン・ジャナハムを名乗る人物が先導しているリガ・ミリティアはザンスカール帝国に抵抗しながら地球連邦政府に活を入れる組織です。

機動戦士Vガンダム

Vガンダムに対して富野由悠季が一番嫌いな作品と発言?

ガンダムシリーズの生みの親として知られる富野由悠季はガンダムシリーズばかりでなく多くの傑作アニメ作品を作り続けた人物です。そんな富野由悠季ですが「機動戦士Vガンダム」を嫌いだと公言して憚らないと言われています。なぜ富野由悠季は「Vガンダム」を嫌いだと評価するのでしょうか?ここでは富野由悠季のプロフィールや経歴を紹介していきます。また、富野由悠季が「Vガンダム」をどう思っているのかも考察します。

富野由悠季とは?

ガンダムシリーズの生みの親の一人である富野由悠季のプロフィールを紹介します。富野由悠季は1941年11月5日生まれです。神奈川県小田原市出身です。血液型はAB型です。富野由悠季の本名は富野喜幸です。1981年までは本名名義で活動していました。富野由悠季は大学卒業後に手塚治虫の会社、虫プロダクションに就職したことでアニメ業界入りしました。アニメ版「鉄腕アトム」の制作にも携わっているアニメ界のレジェンドです。

富野由悠季が原作・総監督を務めた傑作アニメは多数あります。ガンダムシリーズがその筆頭ですが、彼は「海のトリトン」の監督で名を馳せました。他にも「無敵超人ザンボット3」、「無敵鋼人弟ターン3」、「伝説巨神イデオン」、「戦闘メカ ザブングル」、「聖戦士ダンバイン」、「重戦機エルガイム」、「ブレンパワード」、「OVERMANキングゲイナー」などの大ヒットアニメを生み出し多くのファンを魅了してきました。

富野由悠季は80歳を恋えた2022年8月現在も精力的に活動中です。富野由悠季の現時点での最新作は「ガンダム Gのレコンギスタ」です。2022年8月に劇場映画版「GのレコンギスタⅤ 死線を超えて」が公開されます。富野由悠季は小説家としてガンダムシリーズのノベライズや「リーンの翼」を発表しています。また、井荻麟のペンネームで作詞家としても活躍しています。富野由悠季作品には熱狂的なファンが多いと言われています。

富野由悠季がVガンダムのことを一番嫌いなガンダムだという理由

「機動戦士Vガンダム」の原作・監督の富野由悠季が「Vガンダム」を一番嫌いだと言う理由を考察・紹介します。富野由悠季は元々自作を褒めることの少ない人物として有名ですがこと「Vガンダム」においてはDVD-BOXを「買ってはいけない」と公言するなど嫌っています。その理由は富野由悠季自身が鬱状態にあったことと子供向けの作品を作ろうとしたのに民族問題や宗教問題など重いテーマを描いたことにあると推察されています。

富野由悠季が最低だと思うVガンダムの描写

富野由悠季が「機動戦士Vガンダム」において最低だという感想や評価を下した描写について調査・紹介します。「Vガンダム」は少年が主人公の明確なヒーローものとして企画された作品でしたが、次第にヘヴィなストーリーが展開されました。富野由悠季はザンスカール帝国がギロチンを用いて反逆者を処刑するシーンや、モビルスーツの戦闘においてコックピットを集中攻撃してパイロットを焼殺する描写などを最低だと断じました。

富野由悠季が考えるカテジナ・ルースの行動

「機動戦士Vガンダム」のカテジナ・ルースは「ガンダム三大悪女」の一人だという感想や評価を持たれている女性キャラクターです。カテジナは当初リガ・ミリティアに協力的でしたがクロノクル・アシャーに拉致されて以降はベスパに加入してウッソ・エヴィンの前に立ちはだかりました。非常にエキセントリックな女性だと評されているカテジナですが、富野由悠季は自分とカテジナを重ねていたのではないかと分析するファンもいます。

富野由悠季がVガンダムで伝えたかったこと

富野由悠季は「機動戦士Vガンダム」をシンプルで明確なストーリーのアニメ作品にしようと意気込んでいましたが出来上がった作品は180度違う内容でした。結局はガンダムマニアに受ける作品になったと言われています。富野由悠季はこの時期の反省を活かして1998年に「ブレンパワード」を発表しました。これ以降の富野作品はそれまでの難解でトラウマを誘発させるようなものではなく独特ではあれども明るい作風になります。

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Vガンダムは鬱アニメ?結末は?

「機動戦士Vガンダム」は原作者の富野由悠季の上層部とのゴタゴタや心労からくる鬱状態など当時の悪い状況が如実に反映された作品だという感想や評価を持たれています。その結果、「Vガンダム」はトラウマシーンが連発される鬱アニメだと評されているのです。「Vガンダム」は本当にトラウマ級の鬱アニメなのでしょうか?ここでは「Vガンダム」が鬱アニメ作品だと言われる理由やストーリーの結末を紹介します。ご覧ください。

Vガンダムはトラウマ級の鬱アニメと言われる理由

「機動戦士Vガンダム」はアニメファンの間でトラウマ級の鬱アニメと評価されることが多いと言われています。しかし、一方で「無敵超人ザンボット3」や「伝説巨神イデオン」などの「皆殺しの富野」時代を知るファンからはトラウマ度もそんなに高いわけではないとも評されています。「Vガンダム」はトラウマ級の鬱アニメなのでしょうか?ここでは「機動戦士Vガンダム」が鬱アニメだと言われる理由を考察・紹介していきます。

鬱アニメの理由①ギロチン

「機動戦士Vガンダム」がトラウマ級の鬱作品と評される理由を考察・紹介します。「Vガンダム」のザンスカール帝国は恐怖政治を行っています。その象徴として処刑時に用いられるのがギロチンです。ギロチンによる公開処刑が行われた時の見物する人々の描写などがリアルでトラウマとなったファンもいると言われています。ストーリー内でもウッソがギロチン処刑を見て戦慄した様子が克明に描かれており衝撃だったとのことです。

鬱アニメの理由②命の扱い方

ギロチンシーンがトラウマ級だと評価される「機動戦士Vガンダム」ですがギロチン以外にも人の死が無慈悲にそして残酷に描かれているシーンが多いと言われています。ウッソの母親ミューラ・ミゲルはザンスカール帝国のモビルスーツに頭部以外を握り潰されて斬殺されました。また、シュラク隊のメンバーたちもコックピットを潰されて斬殺した人が多いです。こうした命の扱い方にトラウマを覚えた人が多いと言われています。

Vガンダムの結末はひどい?

ギロチンシーンなど残酷な描写ばかりが取り沙汰される「機動戦士Vガンダム」ですが、結末は意外にも穏やかなものだと評されています。ウッソとシャクティ・カリンたちは戦争終結後にポイント・カサレリアに戻って平和で穏やかな暮らしをしていました。そこに盲人となり記憶までも失ったカテジナがやって来ます。シャクティはウーイッグヘ向かうカテジナを涙で見送りました。後の「∀ガンダム」にも通じる印象的なラストでした。

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Vガンダムの主要キャラ一覧

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1993年から1994年にかけて放映されたテレビアニメ「機動戦士Vガンダム」はギロチンシーンなどのトラウマ要素が満載の作品だという感想を多く持たれています。「Vガンダム」に登場するキャラクターもどこかエキセントリックな人物が多いと評されています。「Vガンダム」にはどのようなキャラクターが登場するのでしょうか?ここでは「機動戦士Vガンダム」の主要キャラクターを一覧で紹介していきます。それではご覧ください。

キャラ一覧①ウッソ・エヴィン

ここでは「機動戦士Vガンダム」の主要キャラクターを紹介します。「Vガンダム」の主人公はウッソ・エヴィンです。ウッソの年齢は13歳でガンダムシリーズの主役の中で最年少です。ウッソは友達たちと仲良く遊ぶ普通の少年でしたが、ニュータイプ能力と優れた身体能力でリガ・ミリティアのパイロットして戦争に巻き込まれていきます。母親や多くの仲間たちの死を乗り越えたウッソは戦士として覚醒し戦争終結に挑んでいくのです。

キャラ一覧②シャクティ・カリン

「機動戦士Vガンダム」の主要キャラクター紹介です。「Vガンダム」のヒロインはシャクティ・カリンです。シャクティは11歳です。ウッソとは幼馴染で彼からは妹のように扱われています。シャクティはストーリーの序盤では平凡で素朴な少女でしたが母親マリアの血を引くサイキッカーとして覚醒していきザンスカール帝国の超巨大サイコミュ兵器エンジェル・ハイロウの浄化・空中分解を実現させて戦争終結に多大な尽力をしました。

キャラ一覧③カテジナ・ルース

「機動戦士Vガンダム」の主要キャラクター紹介です。ウッソの憧れの女性として登場したカテジナ・ルースは当初ウッソの世話を焼きますが、彼を兵士として重用するリガ・ミリティアに嫌気がさした頃にクロノクル・アシャーに誘拐されました。以降はベスパのパイロットとしてゴトラタンを操縦します。ウッソたちの前に立ちはだかりますが、次第に情緒不安定が増していき最終決戦では精神が崩壊して発狂してしまうのでした。

キャラ一覧④クロノクル・アシャー

「機動戦士Vガンダム」の主要キャラクターを紹介しています。最後に紹介するのはクロノクル・アシャーです。クロノクルはザンスカール帝国の将校でストーリー開始時点での階級は中尉でした。クロノクルはスペースノイドです。地球では埃を嫌って常時マスクで顔の下半分を覆っています。クロノクルはマリアの弟でシャクティの叔父にあたります。クロノクルはウッソとライバル関係にあり最終決戦に至るまで激闘を繰り広げました。

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Vガンダムに関する感想や評価

ここでは「機動戦士Vガンダム」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「機動戦士Vガンダム」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。

「機動戦士Vガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。YouTubeのガンダムチャンネルで「Vガンダム」の第36話をご覧になり、ヘルメットを被った頭部だけになったミューラ・ミゲルのトラウマシーンを当時17時台に放映していたことが凄いという感想をつぶやかれています。

同じく「機動戦士Vガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。「Vガンダム」は鬱展開はあるけれどもトラウマ作品だと思ったことはないという感想をつぶやかれています。

同じく「機動戦士Vガンダム」の大ファンだと思われる方のツイートです。「Vガンダム」はシリーズの中でも作画が良く、戦闘シーンのレベルが高いので観るべき作品だという感想をお持ちです。

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Vガンダムの評価まとめ

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ここではガンダムシリーズの一作である「機動戦士Ⅴガンダム」の評価を中心に紹介してきました。「Vガンダム」は鬱展開の多い作品でありながら後のシリーズ発展に貢献した重要作品だと評されています。未見の方は是非一度「機動戦士Vガンダム」をご覧ください。

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