【シャドーハウス】ジェラルドは元研究班の班長？すす能力やアニメ声優は？

『シャドーハウス』に登場するジェラルドは、どのような人物であるのかネタバレ解説します。ジェラルドのすす能力や性格、意外な一面など、気になる情報が満載です。ジェラルドのキャラが好きだというファンも多いため、その魅力に迫っていきます。

ジェラルドが登場する『シャドーハウス』は、原作者ソウマトウによる日本の漫画です。見た目が可愛いキャラクターとは裏腹に、サスペンスとホラーを含んだストーリーが、魅力の作品となっています。

『シャドーハウス』は、集英社の週刊ヤングジャンプにて、2018年40号で連載が開始されました。単行本はヤングジャンプ・コミックスより発売されており、2022年6月時点の発行部数は、累計170万部を突破するほどの人気です。2021年4月からアニメ化され、『シャドーハウス』1期が放送されました。また、2022年7月からは、アニメ2期が放送されるなど、注目を集めています。

舞台は誰も訪れたことのない『シャドーハウス』という洋館です。そこには、顔のない一族の「シャドー」と、彼らの顔役として仕える「生き人形」が一緒に暮らしていました。生き人形のエミリコは、主人のケイトに仕えており、顔として役に立つために日々奮闘しています。エミリコとケイトが徐々に成長していく中、シャドーハウスには何か隠された秘密があることに気づきます。2人はその謎に触れることができるのでしょうか…

• 名前：ジェラルド
• 年齢：不明
• 身長：不明
• 所属：おじい様と共にある棟2階
• 対の生き人形：ジェイ（一体化済み）
• 同期：エドワード・アイリーン

『シャドーハウス』のジェラルドは、どのような人物なのかプロフィールを紹介します。ジェラルドは『シャドーハウス』の中では「大人」の一人で、生き人形と一体化した男性のシャドーです。黒いロングヘアで青年の姿をしており、エドワードやアイリーンと同期になります。作中でのジェラルドの初登場は、「お披露目」のシーンでした。

ジェラルドは「おじい様と共にある棟」の2階に住んでおり、シャドーハウス全体では権力の強い立場です。また、エドワードやアイリーンと同じく、3階に住めることを目標にしています。ジェラルドはいつも落ち着いており冷静な雰囲気の持ち主ですが、天然成分もあるお茶目な一面も見られます。

『シャドーハウス』のストーリーの中で、クリストファーがいた頃のエピソードを、描いているシーンがあります。当時はジェラルドをはじめ、クリストファーやエドワード、アイリーンが「星つき」の任務を果たしていました。また、星付きだった時代にジェラルドは、研究班の班長でもあったようです。

問題児のオリバーが、「すす取りの間」を勝手に改造してしまったことがありました。その際に、ジェラルドはオリバーを引き取っています。また、このときのシーンには、ジェレマイアやリディアの姿も見られました。おそらく、このときにジェラルドが引き取って育てたのが、現在の研究班の始まりだったのでしょう。

『シャドーハウス』のジェラルドのすす能力を、ネタバレします。実は、ジェラルドが持っているすす能力は、作中でまだ明確にはされていません。しかし、「お披露目」の際に、駒をすすで遠隔操作している姿が見られました。そのため、ケイトのすす能力と近い可能性が高いです。

ちなみに、ジェラルドの同期であるアイリーンは、「すすバト」を飛ばして、遠くへメッセージを届けるすす能力があります。また、同期のエドワードのすす能力は、すすを振動させて音を操ることです。「大人」になると、さらにすす能力が強くなるため、ジェラルドも相当強力なすす能力を持っているでしょう。

ジェラルドの性格は、非常に慎重派で喜怒哀楽の表現も薄く、無表情でいることが多いです。また、基本的に話すときの口調は誰に対しても敬語を使い、同期のエドワードやアイリーンに対しても同じです。しかし、そんなジェラルドには、天然な一面も見られます。

ある日、ジェラルドとアイリーン、エドワードは、「お遣い」の指示を受けました。「お遣い」とは、シャドーハウスから外出する許可を得て、村や町に出かけることができます。ごく限られた者だけが命じられる任務なのです。3人が「お遣い」で外出したときに、最初の目的地であるミラーサイドで嫌がらせをされます。管理者のテイラーは、2人までしか乗れない馬車を用意していました。

すると、アイリーンは「私たちは屋根に乗るわ。狭い所に詰め込まれたくない、臭そうだし。」と言います。そして、屋根の上に乗ったジェラルドは、アイリーンに「僕は臭いですか？」と尋ねました。アイリーンが違うと否定すると、それならエドワードかテイラーが臭いのかと考えるのでした。このシーンから、ジェラルドが真面目過ぎるのか、少々天然な性格も持ち合わせていることが分かります。

• 名前：大塚 剛央（おおつか たけお）
• 出身地：東京都
• 生年月日：1992年10月19日
• 職業：声優
• 所属事務所：アイムエンタープライズ
• 趣味：カラオケ、読書

『シャドーハウス』のジェラルドを演じているアニメ声優は、大塚剛央さんです。どのキャラクターにも馴染みやすい安定感のある声質で、名脇役のアニメ声優を務めることも多くあります。一方、メインキャストのアニメ声優としても活躍しています。2018年10月には「風が強く吹いている」の作品で、テレビアニメ初主演を果たしました。

2020年3月には、「第14回声優アワード」で新人男優賞を受賞しています。同所属事務所で声優の天﨑滉平さんと、公私ともに仲が良いとWEBラジオで公言しています。

• 2016年：あまんちゅ!（生徒達役、野球部B役、他）
• 2017年：魔法陣グルグル（魔王歌唱役）
• 2018年：風が強く吹いている（～2019年、蔵原走役）
• 2019年：Dimensionハイスクール（緑ヶ丘流星役）
• 2020年：NOBLESSE -ノブレス-（タキオ役）
• 2021年：弱キャラ友崎くん（松本大地役）
• 2022年：テクノロイド オーバーマインド（アウル役）

『シャドーハウス』のジェラルドは、表情をあまり変えないためクールに見えます。しかし、本当は野心を持っているのではないかという感想も上がっています。ジェラルドの何を考えているのか理解できないミステリアスな部分が、読者や視聴者の興味を引いているようです。

ジェラルドは、エドワードとアイリーンの同期であり、共に行動することが多くあります。ジェラルドは数少なくなった同期のことを、非常に大切にしていました。特に、エドワードに対しては、慎重に行動すべきと常々進言しています。

ある日、エドワードの出しゃばった行動が原因で、シャドーハウスからまとめて放り出されそうになりました。しかし、ジェラルドとアイリーンは、エドワードのやらかしを許したのです。視聴者からは、ジェラルドはいい奴だ、温情にも程があるなどの感想が寄せられています。

ジェラルドは一見、真面目で冗談など言わないイメージのキャラですが、徐々に意外な一面が表れています。誰が一番臭いのか真剣に考えるシーンは天然キャラ爆発で、ジェラルドはそんなキャラだったのかと、驚きの感想が寄せられています。また、女性の視聴者からはジェラルドが可愛い、顔が好みなど、ルックスや性格の面でも高評価を得ていました。

『シャドーハウス』のジェラルドは、黒いロングヘアで生き人形と一体化した大人のシャドーです。見た目はクールで落ち着いた雰囲気を漂わせていますが、天然な部分も持ち合わせています。ジェラルドは大人のため、ケイト達とは対立する立場です。したがって、今後はケイト達と対決するシーンもあるかもしれません。これからの『シャドーハウス』の展開に、注目していきましょう。