【約ネバ】ジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)の目的は?死亡してる?

『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリーはご存じでしょうか?ジェイムズ・ラートリーはウィリアム・ミネルヴァという仮の名前を持つ人物です。作中ではラートリー家の35代当主でありながら、食用児であるエマたちを援助していました。では、ジェイムズの目的とは?また死亡しているのか?当記事では『約束のネバーランド(約ネバ)』のジェイムズ・ラートリーについて、目的や死亡シーンを紹介していきます。

【約ネバ】ジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)の目的は?死亡してる?のイメージ

目次

  1. ジェイムズ・ラートリーとは?
  2. ジェイムズ・ラートリーの正体はウィリアム・ミネルヴァ?目的は?
  3. ジェイムズ・ラートリーは死亡している?過去を考察
  4. ジェイムズ・ラートリーの声優
  5. ジェイムズ・ラートリーに関する感想や評価
  6. ジェイムズ・ラートリーまとめ

ジェイムズ・ラートリーとは?

『約束のネバーランド(約ネバ)』ではグレイス=フィールドハウスに本を寄贈していたウィリアム・ミネルバという謎の人物が登場しています。そして、その人物と深いつながりを持つのがジェイムズ・ラートリーです。そこでここからはウィリアム・ミネルヴァの正体をはじめ、ジェイムズ・ラートリーの目的や死亡シーンを紹介していきます。

約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報

約束のネバーランド(約ネバ)の概要

『約束のネバーランド』は白井カイウによるダーク・ファンタジー漫画です。略称は「約ネバ」。2016年8月1日から週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載され、2020年6月15日に全20巻(全181話)で完結しました。全世界累計発行部数は単行本が完結した2021年6月時点で3200万部を突破しています。また2019年1月11日からはアニメ1期が放送され、同年3月29日に全12話で放送終了を迎えました。

約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ

ここでは『約束のネバーランド(約ネバ)』のGFハウス脱獄篇(第1話-第37話)のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台は「孤児院」・グレイス=フィールド(GF)ハウスです。GFハウスでは、「ママ」と慕われるイザベルのもとで、血縁関係のないさまざまな孤児たちが幸せに暮らしていました。しかしある日、身体能力に優れるエマと知略に優れるノーマンがGFハウスの秘密を知ってしまい…

ジェイムズ・ラートリーのプロフィール

『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリーは、ウィリアム・ミネルヴァという仮の名前を持つ人物です。ジェイムズ・ラートリーはラートリー家第35代当主ですが、エマやノーマンたちのような食用児に未来を選ぶきっかけを与えようとしていました。なぜなら、ラートリー家と鬼の約束が原因で食用児を生んでしまったことに罪悪感を感じていたからです。

TVアニメ「約束のネバーランド」公式サイト

ジェイムズ・ラートリーの正体はウィリアム・ミネルヴァ?目的は?

ジェイムズ・ラートリーは自分の一族が原因で食用児を生んでしまうことに罪悪感を感じていたものの、第35代当主という立場上、食用児を生む仕組みを変えることができませんでした。そこで、おそらくジェイムズは自分の立場が分からないよう秘密裏に行動すれば良いという結論に至ったのでしょう。彼はウィリアム・ミネルヴァという偽名を名乗り、食用児に未来を選ぶきっかけを与えようとします。では、その目的とは何でしょうか?

ウィリアム・ミネルヴァとは?

まず初めに、ジェイムズ・ラートリーことウィリアム・ミネルヴァは、前述の通りGFハウスにいるエマたちのような食用児の手助けをしてくれていた人物です。食用児に未来を選ぶきっかけを与えるべく、GFハウスの図書館に蔵書されている本にメッセージや情報を暗号で刻み込み、農園から脱出できるように出引きしてくれています。

現在置かれている世界の情報や脱出ためのヒントを残しており、具体的には蔵書の中に記したフクロウのマーク周辺の円にモールス信号を刻み込み、「FARM」「MONSTER」「DANGER」「RUN」といった言葉を残してGFハウスが危険な場所であることを伝えていました。

ウィリアム・ミネルヴァはエマたちの手助けをしてくれた

前述のジェイムズ・ラートリーことウィリアム・ミネルヴァが手引きした「脱獄」という言葉には、『約束のネバーランド』の世界観が関係しています。本作の世界は鬼が全てを支配している状態です。では、人間はどうしているのか?というと、鬼と不干渉の約束を交わしているため、鬼との関わりを絶って生活しています。

しかし、その約束を交わす際に人間側が妥協した経緯があり、その妥協点というのが鬼の世界に「一部の人間(食用児)」を残すというものでした。その生き残りこそがエマたちです。そのため、ミネルヴァが食用児たちをGFハウスから脱獄させたとしても、食用児たちがその後鬼の世界にいることには変わりはありません。つまり、『約束のネバーランド』の世界における脱獄とは、鬼の世界からの脱出を示しています。

そして、そのことを理解していたミネルヴァは脱獄後も鬼の世界で生き抜くことができるようにさまざまな手段を残してくれていました。たとえば、13年前にエマたちより先に農園を脱獄したウーゴという男が根城にしていた地下シェルター(B06-32)やA08-63地点という食用児たちが安全に暮らせる集落などを残しています。そしてこれらの安全地帯には、大量の水や食料、人間界と直結する謎のエレベーターなどが用意されていました。

ウィリアム・ミネルヴァの本名

人間と鬼の世界を自由に行き来できていたウィリアム・ミネルヴァですが、前述した通り彼の本名はジェイムズ・ラートリーであり、かつて1000年前に鬼と約束を交わしたラートリー家の末裔です。エマたちがGFハウスを脱出できるように手引きした際に残していたフクロウのマークはラートリー家の象徴でした。

そして本編開始時点におけるラートリー家は、鬼の世界の「調停役」を務めているため、鬼との約束を1000年間も守り続けてきたということが分かります。また食用児を優秀に育てるために人間界の文明の利器を鬼の世界に持ち込んでいるため、ラートリー家は積極的に鬼の所業に加担していたのが窺えます。

ウィリアム・ミネルヴァの目的

ウィリアム・ミネルヴァはラートリー家の第35代当主の立場にありますが、なぜか今までラートリー家が積極的に鬼の所業に加担してきたのにも関わらず、鬼との約束を守る行為とは真逆の行動を取っていました。そしてそんなミネルヴァの目的は、食用児に対する贖罪です。ミネルヴァは食用児だけに犠牲を強いる仕組みに耐えきれず、選択肢を用意しようとしていました。

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ジェイムズ・ラートリーは死亡している?過去を考察

ラートリー家は積極的に鬼の所業に加担してきたのですが、なぜラートリー家の第35代当主であるジェイムズ・ラートリー(以降はウィリアムをジェイムズの名前で統一)はラートリー家の総意に反するような行動を起こそうとしたのか?そのきっかけとなった出来事が気になります。そこで、ここからはジェイムズの過去を考察していきます。

ジェイムズ・ラートリーはラートリー家の秘密や歴史の真実を知る

まずラートリー家では「食用児は悪党の子孫」として代々教えられてきており、ジェイムズ・ラートリーはそれを頑なに信じていました。そのため、鬼の脅威から人間社会を守っているラートリー家を名誉ある一族として誇りに思っており、ジェイムズの弟であるピーターもそんなジェイムズのことを英雄視していました。

しかし、ジェイムズはひょんなことを機にラートリー家の秘密と歴史の真実を知ります。その秘密とはラートリー家の初代当主であるユリウスが付いていた、「食用児は鬼との和平に反対した戦争派の一味の子孫」という嘘です。実はその食用児はユリウスの戦友でした。

他にもユリウスはさまざまな嘘を付いており、たとえばユリウスの戦友以外にも無実の食用児がいるというものがあります。そのラートリー家の秘密と歴史の真実を知ったジェイムズは、これまでに頑なに信じてきた「美談」がことごとく嘘であったということを知り絶望します。ジェイムズが食用児を助け出そうと決意したのはこの時です。

ジェイムズ・ラートリーの弟のピーターの裏切り

食用児を助け出すことを決意したジェイムズ・ラートリーですが、食用児の救出準備を整えていたものの、どれも中途半端に終わっています。では、なぜこのような結果になってしまったのか?それにはジェイムズの弟であるピーターの存在が関係しています。

ジェイムズはピーターに殺害され死亡してしまっているのです。死亡したのはおそらく10年近く前だと考えられます。ウィリアム・ミネルヴァとして録音を最後に残していた時期が2031年だからです。またジェイムズが死亡した場所は人間の世界だと考えられます。

ジェイムズ・ラートリーを裏切ったピーターの目的

先にピーターはジェイムズのことを英雄視していたとお伝えしましたが、実はこれがジェイムズ殺害の動機に繋がっています。ピーターがこれまでに抱いていたジェイムズの人物像は、誠実で気品ある聡明な人物でした。

そしてジェイムズが食用児のことを無実な存在だと捉えている一方で、ピーターは食用児を「人間界に必要な犠牲」だと捉えていました。だからこそピーターは食用児を救い出そうとするジェイムズが人間を裏切っているのだと考えて彼に失望します。その後、ジェイムズに失望したピーターはラートリー家から彼を追い出して新たな当主になりました。

ジェイムズ・ラートリーの最期の言葉

ジェイムズ・ラートリーは死亡してしまいましたが、最後に弟に対して言葉を残しています。その最期の言葉は「すまない」の一言。ジェイムズはなぜこの言葉を残したのか?それは彼がラートリー家の崩壊と人間への裏切りを望んでいたわけではなかったからです。

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ジェイムズ・ラートリーの声優

それでは最後に『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)の声を務めたアニメ声優についてまとめていきます。ここではジェイムズ・ラートリーの声を務めたアニメ声優のプロフィールと主な出演作品や演じたキャラを紹介するのでぜひご覧ください。

加瀬康之のプロフィール

  • 名前:加瀬康之(かせやすゆき)
  • 愛称:かせぽん
  • 生年月日:1971年3月14日(51歳)
  • 出身地:東京都大田区
  • 職業:声優
  • 所属事務所:大沢事務所

アニメ『約束のネバーランド(約ネバ)』にてジェームズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)役を演じたのは、声優事務所「大沢事務所」所属の声優・加瀬康之(かせやすゆき)さんです。1995年から声優活動をスタートさせた加瀬康之さんは、主に吹き替えでのキャリアに長けています。これまでに洋画吹き替えではレオナルド・ディカプリオやライアン・レイノルズ、ポール・ベタニー、ジョシュ・スチュワートなどの声を主に務めていました。

加瀬康之の主な出演作品や演じたキャラ

  • 1999年~:トラブルチョコレート(トリュフ 役)
  • 2003年~:NARUTO -ナルト-(カンクロウ 役)
  • 2006年~:落語天女おゆい(土方歳三 役)
  • 2007年~:NARUTO -ナルト- 疾風伝(カンクロウ 役)
  • 2008年~:イナズマイレブン(染岡竜吾 役)
  • 2009年~:たまごっち!(スペイシーっち 役)
  • 2014年~:ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ(ソー 役)
  • 2014年~:ナノ・インベーダーズ(アレク 役)
  • 2015年~:すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(犀川創平 役)
  • 2017年~:マーベル フューチャー・アベンジャーズ(ソー 役)

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ジェイムズ・ラートリーに関する感想や評価

『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)が当主を務めるラートリー家に関する声があがっています。どうやら、この方はラートリー家のシステムが気になるようです。やはりラートリー家のシステムが気になるのは、食用児たちを支援する物語の重要人物・ジェイムズがラートリー家の当主だからなのでしょうか?ラートリー家は物語のカギを握っているので要チェックです。

『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)とピーター・ラートリーに関する声があがっています。どうやら、この方はジェイムズの「呪い」というセリフに注目しているようです。確かにこの方が言う通り呪いに囚われていたジェイムズを死亡させたピーターもまた、ジェイムズを殺したという事実によって今後呪いに囚われてしまうのでしょう。

『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)の死亡事実に関する声があがっています。どうやら、この方はジェイムズが死亡したということに悲観しているようです。死亡事実に悲しいという気持ちを抱いているということは、それほどジェイムズが魅力的なキャラだと思われていたのが窺えます。

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ジェイムズ・ラートリーまとめ

今回は『約束のネバーランド(約ネバ)』に登場するジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)の目的やラートリー家の秘密と歴史の真実を知った後の死亡シーン、アニメ声優をまとめてきました。これを機に『約束のネバーランド(約ネバ)』をご覧になった際は、ジェイムズ・ラートリーに注目していただければ幸いです。

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