約束のネバーランドのあらすじと感想をネタバレまとめ!伏線や相関図も考察

約束のネバーランドは、今年アニメ化もされた大人気の少年漫画です。そこで、この記事では約束のネバーランドのあらすじや伏線や考察を相関図も使って感想と共にネタバレしていきます。複雑なストーリーが何重にも絡み合っている話題の漫画ですが、このあらすじを読めば今からでも最新話に追いつくことができます。この漫画が好きな方におすすめの漫画も一緒に紹介していますので面白い漫画を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

約束のネバーランドのあらすじと感想をネタバレまとめ!伏線や相関図も考察のイメージ

目次

  1. 約束のネバーランドとは?
  2. 約束のネバーランドのあらすじをネタバレ
  3. 約束のネバーランドの最新話あらすじをネタバレ
  4. 約束のネバーランドに対する感想や評価は?
  5. 約束のネバーランドの伏線・謎を考察
  6. 約束のネバーランドの相関図・キャラクター
  7. 約束のネバーランド好きにオススメの漫画3選
  8. 約束のネバーランドあらすじ感想まとめ!

約束のネバーランドとは?

今話題の漫画「約束のネバーランド」の相関図のネタバレや伏線を考察ネタバレしていく前に、まずは「約束のネバーランド」とはどのような作品なのかを紹介していきます。さらに「約束のネバーランド」には、漫画に関する様々な賞の受賞歴がありますので、それにも注目していきます。

約束のネバーランドの作品情報

約束のネバーランドとは、少年ジャンプで2016年から現在まで掲載されている作品です。原作者と作画が別れている作品で原作は白井カイウさん、作画は出水ぽすかさんとなっています。2018年11月でシリーズ累計発行部数は全世界で870万部以上を誇る人気の漫画です。さらに、2019年1月からはアニメも開始されています。

そのストーリーには様々な伏線が張り巡らされていています。さらに一見すると少年ジャンプの作風とは全く異色の作品であることから、少年ジャンプの読者層を変えたとも言われている作品です。しかし担当編集者は本質的に逆境や試練を努力、友情で乗り越えて勝利を掴もうとする「ジャンプ」らしい作品であるとしています。

ここからは約束のネバーランドのあらすじをざっくりと紹介していきます。エマ・ノーマン・レイの3人は、他の「兄弟」と共に小さな「孤児院」で穏やかな日常を送っていました。彼らが母と慕う女性は本当の母親ではありませんし、兄弟も本当の兄弟ではありませんでしたが幸せな毎日を過ごしていました。しかし彼らはある日孤児院の真実を知り、その日常は当たり前は全て崩壊します。そして彼らを待つ運命とは?

約束のネバーランドの受賞歴

約束のネバーランドは『このマンガがすごい! 2018』オトコ版 第1位などの様々な漫画の賞を受賞しています。その他にも「第3回次にくるマンガ大賞コミックス部門」で第2位、「第63回小学館漫画賞(少年向け部門)」、「マンガ新聞大賞2017」では大賞、そして「マンガ大賞2017」では第6位、同賞2018で第11位を獲得しています。

約束のネバーランドのあらすじをネタバレ

そしてここからは、約束のネバーランドの冒頭のあらすじをネタバレしていきます。冒頭からも様々な伏線が張り巡らされていますので、話の内容を忘れてしまった方やストーリのネタバレが気になっている方は必読です。

約束のネバーランド1巻のあらすじネタバレ

まず、「約束のネバーランド」の単行本1巻のあらすじをネタバレしていきます。2045年、11歳の少女エマは38人の子供たちとママと楽しく孤児院で過ごしていました。その孤児院には、いくつかのルールが存在します。まず孤児院の外に出てってはいけない事、12歳になるまでに手配された里親の元に巣立って行くこと、そして毎日テストを受ける事です。

年下のコニーが里親に引き取られる日、エマはコニーの忘れ物に気が付きます。そしてエマは同じ年のノーマンと共に、コニーを追いかけて施設の出入り口である門にたどり着きます。しかし、その門にあったのはコニーの変わり果てた死体でした。実はエマたち「孤児」は鬼たちに食べられるために育てられてきた「食用児」だったのです。

毎日テストを受けていたのは、頭の良い子つまり能が発達している子は価値が高くなるためです。また施設の外に出ではいけないのは、ひとりひとり首に番号が書かれているのは、食糧として管理をするためです。巣立っていったのは、鬼の食料として出荷されてからだということが判明します。そしてエマ、ノーマン、2人と同じ年のレイは脱獄を決意します。

約束のネバーランド2巻のあらすじネタバレ

第1巻のあらすじのネタバレが分かったところで、「約束のネバーランド」の単行本2巻のあらすじをネタバレしていきます。着実に脱獄の計画を進めていた3人でしたが、3人は考え方の違いでぶつかります。エマは「全員で脱獄する」と理想論を主張し、反対にレイは「限られた人数で脱獄をすべき」と現実主義です。その間にノーマンは立ちます。

そのノーマンは子どもたちの中にママへの内通者がいるのではないかと疑い始めます。そして同じ年のドン、ギルダに脱獄に必要なロープの場所について罠を仕掛けます。この罠に掛かったのは、レイでした。実はノーマンは罠をドンとギルダだけではなく、レイにも仕掛けていたのです。

レイはノーマンに自分がスパイであることを告白します。ノーマンはレイがスパイをしをている訳は自分とエマを生き延びさせるためであると見抜き、寝返ることを要求します。レイは見返りにノーマンにエマの説得を要求しますが、ノーマンはその要求をのみます。

約束のネバーランド3巻のあらすじネタバレ

第2巻のあらすじのネタバレが分かったところで、「約束のネバーランド」の単行本3巻のあらすじをネタバレしていきます。エマたち3人は、脱獄の計画にドンとギルダの協力も得ます。しかし、協力を依頼している所をママの補佐であるシスター・クローネに目撃されます。そしてクローネはエマたちに協力を持ち掛けます。もしエマたちが脱走に成功した場合、ママの座を自分が奪うことができると言うのです。

しかしそのシスター・クローネの言い分は、半分が嘘でした。シスターはエマ達の脱走の証拠をつかみ、ママの信頼を失墜させて自分の評価を上げようとしたのです。ノーマンは、その目論見を見破ります。さらにクローネもノーマンに見破られたことに気が付きます。両社は協力関係を見た目上は作り、エマたちは外のことなどを聞き出します。

約束のネバーランドの最新話あらすじをネタバレ

ここまでのあらすじで鬼の食糧として育てられていたエマたちですが、その後脱獄を成功させます。そして安全なシェルターで過ごしているユウゴというオジサンに遭遇します。ユウゴの案内によって、食用児に協力をしようとしてくれているミネルヴァからの手紙に記されていたGPへとエマとレイは向かいます。

約束のネバーランド117話のあらすじ

危篤状態となった少年クリスのために、エマと薬に詳しいアンナは薬を探し出します。そしてレイ達が鬼を引き付けている間に、クリスを探しださなくては時間切れつまり死がまっていました。必要な薬を見つけたエマとアンナは、クリスの元に戻る途中で鬼たちに見つかってしまいます。

大ピンチに陥ったエマ達を助けてくれたのは、ミネルヴァの腹心であるザジでした。彼は鬼をせん滅させましたが、エマにも攻撃をしそうになります。無事ザジを止めることは出来たものの、ザジは言葉が話せずミネルヴァのいう事しか聞けない様な人物であるようです。

約束のネバーランド118話:無事に帰還

薬を持って無事に帰って来たエマたちですが、共に今まで見たことのない人物とその風貌に子ども達は恐怖を感じます。一方クリスは、エマとアンナが持ってきた薬によって回復の兆しをみせていました。そして次の日の麻、エマ達は出立します。

出発して2日程歩いた所にあるアジトの近くにある木の大きさに、子どもたちは驚きます。一足先にボスに知らせるために、ハヤトは物凄い速さで走っていきます。このときレイは「あの時も…」と思い浮かべていますが、レイは何を思っている思っているのでしょうか。

約束のネバーランド118話:アジト

ジンの案内によって、ミネルヴァのアジトに到着します。子どもたちは、あまりの大きさと華やかな街並みに驚いてはしゃぎまわります。実は先ほど驚いた大きな木の中にアジトは存在しており、鬼たちから何百人もの子ども達をかくまっていたのです。このアジトは、昔鬼の一族が隠れて住んでいた集落の廃墟であったようでした。

そして怪我をしていないメンバーは、町中を案内してもらうことになります。どの子供も笑顔でいることにエマは感動し、ミネルヴァの作った楽園に安堵します。一足先にアジトに行っていたハヤトがエマの元に戻ってきて、ミネルヴァがエマに会いたがっていることを伝えにきます。遂にミネルヴァに会えると灌漑深くなるエマでしたが、そのミネルヴァの姿は出荷されたはずのノーマンでした。

約束のネバーランドに対する感想や評価は?

約束のネバーランドのあらすじが大まかに分かったところで、約束のネバーランドを実際に読んだ読者の感想や評価を紹介していきます。色々ある乾燥の中でも特に多かった感想を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

絵が丁寧で綺麗

まず、約束のネバーランドの見た目からの感想を紹介していきます。何といっても漫画で最初に目に飛び込んで来て大きな感想を左右するものと言えば、絵です。特に約束のネバーランドは他のジャンプ作品や少年漫画とも比べて独特な絵のタッチをして、目を引きやすいです。そのため絵の丁寧さや綺麗さに魅かれて、約束のネバーランドを読みたくなるような感想を抱き、読むきっかけとなった方が多いようです。

主要人物が少なく分かりやすい

漫画を読み進めていく上で、重要なのは主要キャラクターです。約束のネバーランドには、主要人物が3人しかいません。そのため、3人の考え方や価値観などの違いが分かりやすく描かれているという感想を持った方も多くいました。3人と少ない人数であるならば、名前も覚えやすい上に性格も把握しやすいとの感想も多く見られました。

予想外なファンタジー

ストーリにおいて最も多かった感想が、予想外な展開であったというものです。2019年1月から始まったアニメでは深夜帯であることもあってか、予想外過ぎて一人で直視できないという感想もあった程です。しかし、この予想外の展開に読者は引き込まれていくようです。

考察のしがいがある物語

約束のネバーランドは常にたくさんの伏線が張ってあり、多くの謎をはらんでいます。そこで毎回話を追うごとに、気になることが発生するという感想を抱く方が多いようです。この伏線の考察が進むような物語でハマったという感想や、友達と考察や感想を語り合いたいなどと伏線の考察をしたいという感想も目立ちました。

約束のネバーランドの伏線・謎を考察

ここまで約束のネバーランドのあらすじや感想が分かったところで、次にストーリーに張られている伏線を考察していきます。色々な方の感想を踏まえた伏線の考察となっているので、ぜひあなたの考察を深めてみて下さい。

考察①認識番号の意味

エマたちのいたGFハウスの食用児だけではなく、高級農園にいる子ども達にはそれぞれ首元に認識番号つまりマイナンバーのようなものが割り当てられています。そこで、ここではその認識番号における伏線について考察をしていきましょう。

まずGFハウスのメンバーの認識番号の末尾に注目をしてみてください。すると全員94で終わっていることが分かります。更にママであるイザベラ、シスター・クローネは末尾が84となっています。そして最も重要な伏線を解く鍵となりそうなのが、第4巻でレイが新生児の時の記憶を語るシーンです。それについて、次の項目で詳しく見ていきます。

考察②認識番号のヒント

前の項目で紹介したレイの記憶によると新生児であるレイの認識番号「81194」の隣には、認識番号「91194」の新生児がいます。このことから、「81194」と「91194」は連番であると考えられます。従って、GFハウスの人間にも与えられている認識番号は逆から振られているのではないかと予想できます。

この伏線の予想を元に主要キャラクターと逆から読んだ認識番号を年齢順に並べてみます。するとママであるイザベラの逆の認識番号は「48537」で31歳、同様にクローネが「48681」で26歳、レイが「49118」で11歳、ノーマンが「49118」で11歳。エマが「49136」で11歳、ギルダが「49156」で10歳、ドンが「49161」で10歳、そしてフィルが「49343」で4歳となっています。

11歳の3人の具体的な誕生日の順番については未だにネタバレされていませんが、レイの誕生日はエマやノーマンよりも早いということは明かされています。以上より、伏線である認識番号について「認識番号は逆から振られている」という考察は濃厚であると考えられます。

考察③GFの子供には連番がいない

考察②で述べたように認識番号が逆から読む物だとすると、GFハウスにいる子供達には連番が居ないことになります。ここでは、この伏線について考察をしていきます。この伏線を紐解く鍵となりそうなのは、またしてもレイの新鮮時期の記憶です。原作をネタバレすると、新生児は5人ごとに振り分けられると書かれています。

まず、この5つの振り分けについて考察をしていきます。なぜなら新生児の時に5人ごとに、どの農園に行くか振り分けられるため連番が発生しないという仮説が生じるためです。1つ目の「5つ」で思い起こされるのは、4つの高級農園とラムダ7214です。しかし、この仮説には疑問の余地があります。なぜなら原作のネタバレをすると、第8、9巻において認識番号が4つの高級農園によって異なると言うことが明かされています。

このことから、1つ目の「5人ごと」の仮説である「4つの高級農園とラムダ7214」であると言う考察は誤りである可能性が高いといえます。そして2つ目の「5つ」の仮説として、GFハウス内のプラントの合計数であるという仮説です。第4巻のネタバレをすると、GFは5つのプラントによって作られている可能性が高いと描かれています。この仮説が正しい場合、エマ達のいる第3プラントで連番がいないことにも説明がつきます。

考察④GFの過去の食用児

考察②や③よりGFでの認識番号から考えると、過去にGF内だけで4万9千人の食用児がいると考えられます。本当にこのくらいの人数がいたのでしょうか。原作のあらすじより、鬼と人間が「約束」を交わしたのは1000年前です。このことから、食用児が産まれるペースより食用児の人数の妥当性を考察していきます。

クローネとエマの年齢差と認識番号から計算していくと、年間30.33人の食用児が産まれていることとなります。これが1000年分とすると30333人なので、エマたちの番号である49000番台という数字は少し多くなっています。さらにイザベラとフィルの年齢差と認識番号で、同様の計算をすると1000年で18851人となります。

したがって30年ほどはGFの生産ペースは年間30人で安定していますが、昔は大量に食用児の生産が盛んに行われていたと考えられます。または、昔は技術的な問題で食用児の生産に失敗が多かったところ、ここ近年は安定して生産を行うことが出来るとも考察できます。

考察⑤ラムダ7214

次に今までとは打って変わって、謎や伏線の多いラムダ7214について考察していきます。まず、ラムダ7214とは、どのような農園なのでしょうか。原作のネタバレをすると、ピーター・ラートリーは研究という言葉を使っています。そのため、ラムダ7214は今までの食用児の生産方法とは異なる方法を研究する場所だと推測できます。

具体的には、例えば「クローンのように人間の製造をする」という技術やアダムのように「特殊な能力を持った食用児」を量産するなどです。今後ノーマンはこのラムダ7214からも脱獄をしないといけないため、この施設の伏線はそこで回収させるのではないでしょうか。

考察⑥七つの壁

次に「七つの壁」について見ていきます。原作で「七つの壁」についてネタバレされていることは、以下の通りです。まず、これがエマの望む未来に繋がることです。これは人間と鬼の間に戦争を起こすわけではなく、こっそり子供を逃すということでもありません。さらに、ミネルヴァの残したペンにも「七つの壁」ついての情報が残されているということです。

しかし、そのミネルヴァも含めて誰ひとりとして「七つの壁」に辿り着いた人はいないということです。そしてその「七つの壁」を超えた先に、奇怪な文字で表記されている鬼恐らくラスボスのような存在の鬼がいるということです。そして、その鬼と新たな「約束」を契約することで、鬼のいない安全な世界に行けるかもしれないということです。

現状で分かっていることは少ないですが、エマはミネルヴァから電話越しに「七つの壁を見つけること」を勧められたり、ムジカからも七つの壁を探すことを勧められたりしています。ここから考察すると、七つの壁は多くの人間にとって悲願だが誰も辿り着かなかった所のようです。

考察⑦七つの壁=ネバーランド

ミネルヴァが残したメッセージによると、「七つの壁」を探し出して鬼と新しい”約束”を結ぶことで「鬼のいない世界」へと安全に逃げられるというのです。この「鬼のいない世界」とはいったいどのとうな世界を差すのでしょうか。

この「世界」を示す候補として考察できるのは、タイトルに使われている「ネバーランド」であるという説です、そもそもネバーランドとは「ピーターパン」に登場する年を取らない子供たちが、妖精と暮らしている国のことです。ムジカが人間と鬼の約束が一つではないと発言をしていることから、鬼がネバーランドに行ってはいけないという約束があるのではないかとも推測できます。

考察⑧外の世界や時間

レイによると、孤児院に置いてある最新の本が2015年出版のものです。それに対して、エマは30年前だと発言をしているため、「現在」は2045年であると分かります。しかし孤児院の外の世界は、人間の世界なのか食人鬼の世界なのでしょうか。

この伏線となりそうなのも、クローネの発言です。2014年生まれの彼女の発言によると、「外」から来た人間ではなく、農園出身の人間だそうです。つまり少なくとも農園は2014年には存在しているということが分かります。このことから農園の外には人間がいて、更に鬼たちと対等であるということが分かります。

考察⑨レイの父親

レイの母親はママであるイザベラであることが分かっています。そこで気になって来るのは、レイの父親でありイザベラの夫である人間の存在です。さらに、単行本にすると第6巻でソンジュがエマ達を天然ではないから食べなかったと語っています。このことから監視員であるママたちは、人口受精や体外受精などを行って子どもを産むのではないかと考察できます。

イザベラはグランマに気に入られれているため、男性の方もネームバリューがある人間ではないかとも考えられます。現在食用児の出自が明らかになっておらず、分かっていることは「レイはイザベラのお腹にいた」ということだけです。本当にレイとイザベラも遺伝子的にも親子かすらも不明です。

考察⑩孤児院の成績優秀者

孤児院の成績優秀者は、普通の食用児とは別の道を歩むことができます。この別の道とは「ママ」になるという道です。このことはクローネのセリフからもほぼ確定ですが、単行本の1巻のカバー下の表紙にも伏線が張られています。カバー下には、認識番号73584の三つ編みの少女がひとり立っています。

この認識番号は、ママのものと一致しています。つまりカバー下の表紙にいる少女は幼い頃のイザベラの姿であり、「孤児院」からママに抜擢されるという伏線であるとも考察することができます。その後、単行本にすると3巻でも成績優秀者がママになれるとクローネが再び発言しているため、この考察は正しいと考えられます。

考察⑪飼育監(ママ)の出産

考察⑩からも分かる様に、イザベラが出産しているということが分かります。そのため、他の監視員たちも出産を経験している、または義務付けられていると考えられます。このことから、GFハウスの子供たちの中にもイザベラの他の子供などがいてもおかしくはありません。さらにイザベラはグランマに気に入られれているため、グランマとイザベラの間にも親子関係があるのかも知れません。

考察⑫食用児の親

レイの母親はイザベラですが、レイ以外の食用児の出自は不明です。そこで仮設の一つとして考察できるのは、全員食用児は飼育監であるママやシスターから産まれるのではないかということです。認識番号の計算から年間30人の食用児が生まれることが分かっていますが、飼育監の数でこれはフォローできます。

レイは、産まれた直後に他の子供達と同様に番号を与えられて仕分けられています。これによって誰が自分の子供か不明になるようになる仕組みとなっているようです。ただしイザベラとレイは肌の色や髪の色が同じという、外見での共通点があります。以上から、同じ肌や髪の色のママと子供は親子関係がある可能性があるとも予想できます。

考察⑬鬼の言語と宗教

次に、鬼の使用している言語について考察していきます。鬼は基本的には人間の言葉を使っています。しかしムジカとソンジュの会話において、ムジカが鬼独自の言語を使っています。しかしこの2人で話す時は人間の言葉を主に使っています。更に不自然なのが、鬼独自の言葉を使用しているのがムジカだけである点です。

これと関連がある可能性があるのが、鬼の宗教です。ムジカとソンジュの宗教は、その教養上で人間を食べないとしています。バイヨン卿やレウウィスも人間の言葉しか話さないため、何らかの関係があってもおかしくはないと考察できます。

考察⑭ラスボスの鬼

単行本第1巻に出てくる不思議な文字は鬼独自の言語というよりも、特定の鬼の名前を差していると考えられます。さらに第11巻では、その鬼が全ての鬼の頂点に立つ存在だと判明しています。このとこから、変わった文字の鬼が「約束のネバーランド」のラスボスとなることが予想されます。

考察⑮フィルの謎

主人公3人が賢いキャラクターであることは明確ですが、その他で賢いキャラクターと言えフィルです。フィルはミネルヴァのモールス符号を解読したり、農園の真実を伝えられた時も「やっぱりそうだったんだね」と言えたりする程の賢さを持ち合わせています。その他にも様々な場面で、フィルは4歳であるとは思えないような言動を繰り返します。さらに1、2巻の表紙で、主役3人の他にフィルだけが正面を見ているのも気になります。

考察⑯フィルとエマの遺伝子

次に、その天才少年フィルの遺伝子について考えていきます。この考察として、フィルとエマには同じ遺伝子があるという可能性が挙げられます。これは非常に確立の低い考察ですが、次の子供たちの紹介3人の記載から推測ができます。この記載とは「フィル:エマ大好き、シェリー:ノーマン大好き、マーニャ:ママ大好き」というものです。

先ほどの考察で記述した通りであるならば、食用児の父親は不明ですがその遺伝子は子供たちの間で共通している可能性もあります。「フィル:エマ大好き、シェリー:ノーマン大好き、マーニャ:ママ大好き」という記述は、「フィルとエマの遺伝子が共通、シェリーとノーマンの遺伝子が共通…」と深読みすることもできます。しかし、かなり確度の低い考察ですので、今後に注目です。

考察⑰クローネの謎

クローネは、その死と同時に貴重な情報2つ残していきました。まず1つ目は「…って知ってる?」という発言です。この…とは解読できない文字列で、クローネは次に教えてあげると言っていましたが「次」は来ませんでした。

2つ目は、クローネがエマたちに託していった謎のペンです。そのペンには「W.M」と書かれているため、ミネルヴァの物であるとは考えられます。さらにGFハウスの脱出の鍵となっていますが、現時点ではあまり大きな情報はありません。

約束のネバーランドの相関図・キャラクター

ここまで「約束のネバーランド」の伏線に関する考察や感想を紹介してきました。そこで、ここからは「約束のネバーランド」の重要キャラクターや、その相関図を紹介していきます。相関図は「GFハウス編」と「ミネルヴァ探索編」の2つに分けて紹介していきます。

1〜4巻(GFハウス編)の相関図

上の画像は「約束のネバーランド」の第1巻から第4巻にあたる「GFハウス編」での相関図です。相関図において子供たちの人数が合計38人と大人数ですが、まだ重要な登場人物が少ない構成となっています。さらに鬼の固体名が登場しておらず、まだ相関図においても影の薄い存在とも言えます。簡単な構成としては、ママ・イザベラ対エマ、ノーマン、レイの三人の構図となっています。

5〜10巻(ミネルヴァ探訪編)の相関図

GFハウスから脱出した後のシリーズである「ミネルヴァ探索編」の相関図は上の画像のようになっています。このシリーズでは、GHハウス編とは打って変わって多くの重要人物が登場します。相関図にもありますがGFハウス編での登場人物だけではなく、鬼やGFハウスの人間ではない人物も登場します。

このミネルヴァ探索編に大筋としては相関図にもあるようにオジサンやルーカス、オリバーらと組み、鬼であるバイヨン卿とレウウィスと戦うというストーリーとなっています。さらにGFハウスから重要な人物で相関図にもあるウィリアム・ミネルヴァが残したメッセージが重要なカギを握っています。そのメッセージをもとに、エマ達のいる世界の謎を解き明かしていきます。

主要キャラクター:エマ

次に、相関図の中心に大きく書かれている主要キャラクターを紹介していきます。ます、「約束のネバーランド」の主人公であるエマです。11歳の元気な少女で、オレンジ色の跳ねた髪型が印象的です。孤児院で行われるテストでは、フルスコアつまり満点を常に取っています。

その頭脳もさることながら、エマの大きな強みはその運動能力です。楽天的な性格で、脱出の際にも全員での脱出を計画した理想主義者です。レイやノーマンと比べれば頭脳的に劣る所がありますが、持前の健気さと驚異的な学習能力で常に2人に追随していく、思わず応援したくなるようなキャラクターです。

主要キャラクター:ノーマン

ミネルヴァ探索編の相関図ではエマとレイとは違う場所にいるノーマンですが、エマ達と同じ11歳の少年です。クリーム色の髪に、アイスブルーの瞳が印象的な頭脳派です。ノーマンもエマたちと同じく、毎回フルスコアを獲得しています。エマに好意をよせておりエマの理想論を目指しますが、脱出の前に出荷されてしまいます。

主要キャラクター:レイ

相関図の主要人物であるエマ達と同じ11歳で、長い黒髪で片目を隠しているのが印象的な少年です。ノーマンと並ぶ天才と称されており、勿論テストも毎回フルスコアです。楽観的なエマとは対照的に、冷静であるため脱出は年長者のみに限るべきだと考えていました、産まれたころの記憶からはっきりしており、ある歌から自分はGFハウスの相関図にも書かれているイザベラの子供であることを知ります。

約束のネバーランド好きにオススメの漫画3選

オススメ漫画①憂国のモリアーティ

次に「約束のネバーランド」が気に入った方には、ぜひおすすめの漫画を3つ紹介していきます。まず1つ目に紹介する漫画は「憂国のモリアーティ」です。この漫画は、小説でも大人気で普及の名作であるシャーロック・ホームズシリーズに登場する宿敵。モリアーティー教授が主人公となっています。ジャンルとしてはミステリー・サスペンスで「約束のネバーランド」と共通したミステリーの要素の高い作品です。

オススメ漫画②嘘喰い

2つ目に紹介するのが「嘘喰い」という作品です。この作品は、命を懸けたギャンブルの漫画です。「約束のネバーランド」と同じように、スリルに溢れた心理戦や頭脳戦が繰り広げられています。「約束のネバーランド」と比較すると大人向けの内容となっていますが、ドキドキ感に読む手が止まらなくなるような作品です。

オススメ漫画③ONE OUTS

最期の3つ目に紹介する漫画が「ONE OUTS」です。「ライヤー・ゲーム」で有名な作家さんが描いた作品で、賭け野球で無敗の男が主人公です。その男がプロ野球界を震撼させていく物語です。「約束のネバーランド」と同様に、緊張感のある心理戦が熱い作品となっています。

約束のネバーランドあらすじ感想まとめ!

ここまで「約束のネバーランド」のあらすじや感想、考察を相関図も含めてネタバレしていきましたが、いかがだったでしょうか。これからも様々な伏線が張り巡らされていったり、物語が大きく動いたりすることが予想されます。今後の展開にっも期待が大きくなるような作品に、一緒に注目していきましょう。

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