【ブルーピリオド】歌島は八虎のチャラい不良仲間！名言・名シーンや担当声優を紹介

歌島の名言・名セリフやアニメ版での担当声優を解説していく前に、歌島のプロフィールをご紹介です。歌島とはどんな人物なのかという基本情報が分かる内容となっておりますので、事前に読んでおく事で後述のメインのまとめがより一層楽しめます。また、『ブルーピリオド』のあらすじや作品概要も紹介していきますので、ぜひご覧になってみて下さい！

『ブルーピリオド』とは山口つばさによる漫画作品で、『月刊アフタヌーン』にて2017年から連載が開始されました。2022年7月現在単行本は12巻までが刊行されており、累計発行部数は450万部を突破するほどの人気作品となっています。2021年10月からはテレビアニメ化も果たし、2022年3月には舞台も公演されました。

高校2年生の矢口八虎は友達と一緒に酒やタバコを嗜む不良少年でしたが、なんでも上手くこなせる器量を持っている事から学校でも人気者でした。しかし、どれだけ努力をして勉強をして好成績を収めても達成感が得られずに空虚な毎日を過ごしています。そんなある日、家にいた八虎が忘れ物を取りに学校の美術室へと赴くと、そこには大きな1枚の絵があり、心を奪われます。その絵がきっかけで八虎は美術の道へと進んでいくのでした。

歌島(うたしま)は主人公である八虎の同級生で、頻繁に一緒に遊んでいる友達です。八虎は高校時代はいつも歌島・恋ケ窪・純田と行動を共にしており、一緒に酒を飲んだりタバコを吸ったりして遊んでいましたが、歌島はそのメンバーの中でも一番のモテ男となっています。身長178センチ、誕生日3月28日で、黒髪にいつもかけている伊達メガネが特徴です。勉強は苦手で、そつがない喋りをするものの言葉を間違える事が度々あります。

チャラい見た目をしており、服装もオシャレでそこそこオシャレである事から後輩の女子からはモテていますが、いい加減な性格をしている事から同級生の女子には『うざいんだけど』と言われてモテてはいません。高校の卒業式の時は、誰からも学生服のボタンを求められていなかった事から、後輩からもモテなくなった事が分かります。高校時代は『マチエールズ』というコピーバンドも組んでおり、ギターを担当していました。

オシャレでチャラい八虎の友達・歌島の名言・名セリフをご紹介です。いつも元気におちゃらけて八虎達の雰囲気を和ませてくれる歌島の名言・名セリフは思わずクスっと笑ってしまうようなものばかりとなっています。また、実際は友達想いな歌島の、彼なりの優しい名言・名セリフは必見です。

歌島が八虎に発言した名言です。八虎は高校生の時、美術部の顧問である佐伯先生に勧められた事で藝大の文化祭へと足を運びます。その際に八虎は歌島を含む友達も連れて行きますが、興味の無い行事に付き合わせた事を申し訳ないと思い、お礼を言いました。そんな八虎のセリフに対して、歌島がこの名言を言います。さらに歌島は八虎が気を遣わないように『たまには息抜きしたいわけよ、俺も』というセリフも述べていました。

遊び好きの歌島は藝大で遊ぶこと自体も楽しもうとしていたと考えられますが、八虎が自分から何かに誘ってくれた事が嬉しかったのだと考えられます。友達への気遣いもあり、かわいさも感じられる歌島らしさ溢れる名言です。

歌島が電話で八虎に発言した名言です。卒業式前日に歌島は八虎に電話をかけ、明日の髪型をどうしたらいいか相談します。八虎は歌島の事を空気が読めないと思いつつも、『モヒカン一択だろ』と言ってノリの良さも見せていました。会話中に八虎は歌島に卒業後はどうするのかを聞きますが、歌島は超絶ふわっとしたセリフを述べて八虎を呆れさせます。そんなセリフに対して八虎がツッコんだ時に歌島はこの名言を発言しました。

八虎もそれに同意するセリフを述べて笑顔を見せており、藝大合格発表に対する緊張がほぐれたようでした。歌島の空気を読まないセリフとなっていますが、空気を読まない事でいつも仲間内の雰囲気を和ませてくれる歌島のムードメーカーらしさ溢れる名言です。

ここからは、アニメ版『ブルーピリオド』で歌島の声を担当した声優・橘龍丸(たちばなたつまる)についてご紹介です。チャラくて優しいムードメーカーである歌島を、橘龍丸が明るく楽しく演じてくれています。声優として人気の橘龍丸は、どうやらマルチに活動しているようなので、その辺についても触れていきます。

アニメ版『ブルーピリオド』で歌島の声を担当した声優は橘龍丸です。福井県出身で1991年4月21日生まれの2022年7月現在31歳で、血液型B型、身長172センチ、声優事務所は『ステイラック』に所属しています。元々は俳優として活動しており、10歳の頃から大衆演劇で活躍していました。現在の事務所に所属後は声優活動を開始し、2019年に放送されたアニメ『歌舞伎町シャーロック』が声優デビュー作となっています。

橘龍丸が声優を目指すようになったきっかけは幼稚園児の頃にアニメ『らんま1/2』のビデオで声優・山口勝平がインタビューに答えている姿を見た事で意識するようになったという事でした。そんな橘龍丸の特技は女型と殺陣で、趣味は芝居という事です。

アニメ『ブルーピリオド』で歌島の声を担当した橘龍丸は2019年から放送されたアニメ『歌舞伎町シャーロック』の小林寅太郎の担当声優として知られています。また、橘龍丸のデビュー作でもあります。小林寅太郎は怖い顔をしていますがお人好しの苦労人で、元ヤクザの探偵です。ヤクザは破門されていますが、それは借金の取り立てを行った漫画家に場が湧いてしまい、見逃してしまった事が原因となっています。

アニメ『ブルーピリオド』で歌島の声を担当した橘龍丸は2022年に放送されたアニメ『アオアシ』の大友栄作の担当声優として有名です。大友栄作は東京シティ・エスペリオンユースの1年生で、Bチーム所属でしたが、武蔵野戦後にAチームに昇格となりました。口数が多く、軽口を叩く事も少なくありませんが、実は小心者で試合前などは緊張で動けなくなってしまうほどです。また、冴えない容姿な事からイケメンを目の敵にしています。

橘龍丸は2022年4月から放送されたアニメ『群青のファンファーレ』の桜庭惣司朗の担当声優でもあります。桜庭惣司朗は滋賀県出身の15歳で、実家は栗東の名門『桜庭厩舎』という名家です。父親が元ジョッキーで、兄2人が厩務員と現役騎手というサラブレッドな事から、自分も騎手になるのは当然という環境で育ちました。非常に自信家で、『血統も一つの才能でしょ』という彼のセリフもあります。

橘龍丸は2022年7月から放送開始されたアニメ『惑星のさみだれ』に登場するアニムスの担当声優でもあります。アニムスは世界を滅ぼす力を持っている魔法使いで、騎士たちは彼を倒す事を目的としています。見た目は冴えない男性で、常にパジャマのような服を着ていますが、時空間さえも容易に砕く事が出来るほどの圧倒的な力を持っています。地球を破壊する事で時空を遡る事が出来る事を知り、それ以来地球を破壊し続けています。

高校時代に進路がいまいち決まっていなかった歌島ですが、大学受験をしています。あまり勉強をしてこなかった歌島ですが、合否の結果はどうだったのでしょうか？ここでは歌島の受験から卒業後の進路までを解説していきます。

軽い性格の歌島は軽い気持ちでセンター試験を受けに行き、不合格となっています。長期にわたって勉強をしていたわけでもなく、自分でも受からないと考えていたようで、ほとんど記念受験だったようです。受験が終わった後に自分でも『終わった』と発言していました。不合格になった当初は浪人をする予定でしたが、考えてみると別に大学に行きたいというわけでは無いという自分の気持ちに気付き、浪人しない事にします。

センター試験に不合格となった後、大学に行かない事を決めた歌島でしたが、特にやりたい事があったわけではありませんでした。そんな歌島はとりあえずフリーターとして生きていく事を決めます。歌島がアルバイト先として決めたのはカフェ『STAR FRONT COFFEE』です。『ブルーピリオド』の作中では歌島の働くシーンを見る事が出来、エプロンをしながら楽しそうに働いていました。

歌島らしい選択で、結果的に楽しく働けている事もあって良い選択だったと考えられます。また、カフェで働きながら八虎をはじめとした高校時代の友達とも頻繁に連絡を取り合っており、遊んでいるシーンも多く確認出来ました。

『ブルーピリオド』の歌島が超好きというファンの感想があります。ちゃらんぽらんに見える歌島ですが、空気を読んで友達の中でも空気を和らげてくれます。明るくて優しい性格の持ち主なので、『ブルーピリオド』の登場人物の中で歌島が一番好きだというファンは少なくありません。『ブルーピリオド』の作中では藝大受験を終えて気が気ではない八虎が、歌島の言葉で助けられた事もありました。

『ブルーピリオド』の歌島がかっこいいというファンの感想があります。178センチという高身長でルックスも良い歌島をかっこいいと感じるファンは多くいます。見た目はもちろんですが、友達想いなところも歌島のかっこいいところで、何も考えていないように見えながら相手を気遣う言葉を投げかけます。おちゃらけながらも自然な空気で場を和ませる言葉を言う事が出来る歌島はかっこいい男性だと言えます。

『ブルーピリオド』の歌島がちょいちょい髪の分け目が変わるところが好きだというファンの感想があります。『ブルーピリオド』にはそういうところが多少なりとも存在しますが、そういったゆるいところも含めて『ブルーピリオド』のファンとなっているようです。歌島の髪の分け目が変わるところもファンには必見です。

『ブルーピリオド』の舞台版を見たファンが、歌島のクオリティがすごいという感想を述べています。舞台版『ブルーピリオド』で歌島を演じたのはHayatoという新人俳優ですが、見た目もさることながら演技も漫画からそのまま歌島が出てきたのではないかと感じるほどのクオリティを見せてくれました。

原作の『ブルーピリオド』を読んでも卒業式での歌島のドヨンとした表情の意味が分からなかったが、アニメ版を見た事でその意味が分かったというファンの感想があります。歌島が高校の卒業式で暗い顔をしていたのは誰からも学生服のボタンをせがまれなかった事が原因となっていますが、漫画版ではその辺を詳しく追及しなかった事から分かりづらかったと言えます。歌島がついに後輩の女の子からもモテなくなった事が分かります。

『ブルーピリオド』の原作の歌島は輝いている目をしていますが、アニメ版の公式紹介ページでの歌島は目に光が無く、面白いと感じるファンの感想があります。しかし、実際のアニメの劇中ではきちんと歌島の目には光が宿っており、かわいくてかっこいい歌島を見る事が出来ます。『ブルーピリオド』のアニメは作画も美しいと評判なので、目が輝いて動く歌島にファンは満足しているようです。

『ブルーピリオド』の本編にもっと歌島を登場させてほしいというファンの感想があります。『ブルーピリオド』は美術の道で悪戦苦闘する八虎の目線で描かれているため、どうしても美術関係の人物の登場回数が多くなっています。人気キャラの歌島をもっと登場させてほしいというファンの意見は少なくありません。

『ブルーピリオド』に登場する歌島についてまとめてきましたが、チャラい性格や見た目をしながらも八虎の心を和ませてくれる名言・名シーンが多く存在する事が分かりました。また、伊達メガネをかけるなど見た目もオシャレで読者からも人気の高いキャラです。歌島は高校卒業後も八虎の良き友達としてこれからも『ブルーピリオド』の物語を盛り上げてくれる事でしょう。