【ブルーピリオド】猫屋敷あもが嫌いと言われる理由は?かわいいけどホラーで怖い?

『ブルーピリオド』に登場する猫屋敷あもが嫌いと言われる理由は?かわいいけどホラーで怖い?東京藝術大学(藝大)の教授である猫屋敷あもはキラキラした髪と猫耳のカチューシャが特徴のかわいい女性です。とてもホラーで怖いとは感じられないルックスの持ち主ですが、時折見せる表情の変化で読者をゾッとさせています。しかし、猫屋敷あもが嫌いと言われている理由は他にもあるようです。

【ブルーピリオド】猫屋敷あもが嫌いと言われる理由は?かわいいけどホラーで怖い?のイメージ

目次

  1. 猫屋敷あもとは?
  2. 猫屋敷あもが嫌いと言われる理由
  3. 猫屋敷あもはかわいいけどホラーで怖い?
  4. 猫屋敷あもの名言や名セリフ
  5. 猫屋敷あもに関する感想や評価
  6. 猫屋敷あもまとめ

猫屋敷あもとは?

ここでは『ブルーピリオド』の猫屋敷あものプロフィールをご紹介です。読者からはホラーで怖いと言われる事が多い猫屋敷あもの基本情報が分かる内容となっておりますので、ぜひご覧になってみて下さい!また、『ブルーピリオド』の作品概要やあらすじも解説していきます。

ブルーピリオドの作品情報

ブルーピリオドの概要

『ブルーピリオド』は山口つばさが『月刊アフタヌーン』にて2017年から連載を開始した漫画作品です。2022年7月現在単行本は12巻までが刊行されており、累計発行部数は450万部を突破している人気作品となっています。アニメ化も果たしており、2021年10月から全12話が放送されました。また、2022年3月から舞台化もされており、岡宮来夢主演で『天王洲 銀河劇場』にて公演されました。

ブルーピリオドのあらすじ

高校2年生の矢口八虎(やぐちやとら)は酒を嗜みタバコも吸う不良少年ですが、成績優秀で周りの人達への気遣いも上手い事からクラスでの人気者でした。しかし、そんな八虎の日常は何をしても達成感が得られずに空虚な毎日です。ある日、八虎は学校の美術室にタバコを忘れた事で家から取りに戻ってみると、そこで大きな絵を見つけます。その絵に心を奪われた八虎は自分も絵を描いてみたいと思うようになるのでした。

猫屋敷あものプロフィール

猫屋敷あもは東京藝術大学(藝大)の教授で、八虎が入学した時点で1年生油画専攻の担任を務めていました。藝大油画で唯一の女性教授となっています。年齢は不明となっていますが、キラキラした髪と猫耳のカチューシャがよく似合うかわいい美女で、大きな目も特徴です。八虎が藝大2年生となった時には自身の大型プロジェクトの進行の為に油画専攻の担任から外れました。

ブルーピリオド|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌

猫屋敷あもが嫌いと言われる理由

ここからは猫屋敷あもが嫌いと言われる理由について検証していきます。前述のプロフィールではかわいいルックスの女性教授という事が分かり、嫌いだと言われる理由はないかのように感じます。藝大の油画専攻の担任である猫屋敷あもですが、彼女が嫌いと言われる原因はどうやら生徒達との接し方や教え方によるものが大きいようです。

嫌いと言われる理由①不気味な言い回し

猫屋敷あもが嫌いと言われる理由の1つとして不気味な言い回しが挙げられます。猫屋敷あもは生徒達に対して丁寧にはっきりと伝えるという事はしません。生徒に考えさせる為と言ったら聞こえがいいですが、猫屋敷あもの言い回しは少し不気味です。天才的に絵が上手い高橋世田介(たかはしよたすけ)は何度も上手い絵を提出しますが、猫屋敷あもは高橋世田介に対して『君にこういうの求めてないから』と一蹴します。

世田介は美術だけでなく国語の成績が全国模試7位となるほど秀才です。猫屋敷あもはそんな世田介に対して『良い頭は使わなきゃ』と言い、頭が良い人にしか描けないような絵を要求していました。世田介は少しずつ猫屋敷あもの納得する絵を描けるようになってきましたが、それまでは猫屋敷あもの言っている事が分からずに苦悩しています。不気味な言い回しをして生徒を悩ませるところが猫屋敷あもが嫌いと言われる大きな理由です。

嫌いと言われる理由②「つまんな」と率直に言う

生徒の作品の講評が行われた際に、世田介はうさぎの絵を描いてきます。この時に猫屋敷あもは世田介が個人的な経験で絵を描いてきたという事を知ると、『つまんな』と率直すぎる意見を述べていました。生徒に丁寧に教えるというよりも卑下する事で伸ばそうと考える猫屋敷あもの荒療治とも呼べる教育方法が伝わりますが、『ブルーピリオド』を読んでいる読者からすると『ひどい』と考える方も少なくなかったようです。

しかし、猫屋敷あもは世田介に対して期待しており、頭が良いという武器を使おうとしない世田介に対して少しイラっとしたのかもしれません。生徒想いだとも受け取れますが、あまりに率直すぎる言い方だった事から猫屋敷あもが嫌いと言われる大きな理由となりました。ストレートな言い方は誰しもが何も言い返せずにイラっとしてしまいがちなので、正論をすぐに口に出す猫屋敷あも性格がよく表れています。

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猫屋敷あもはかわいいけどホラーで怖い?

不気味な言い回しや率直な言い方が嫌いと言われる理由となっている事が分かった猫屋敷あもですが、ここからはそんな彼女が怖いと呼ばれている原因を探っていきます。もはや怖すぎてホラーだと言われる事もあるようですが、ルックスはかわいい美女である猫屋敷あもがそこまで言われる原因とはいったい何なのでしょうか?どうやら猫屋敷あもならではの天才的な考え方が怖いと言われる大きな理由のようです。

猫屋敷にとって作品は自尊心

猫屋敷あもにとって作品は自尊心です。作品に全てをかけている猫屋敷あもは自分を表現する手段として作品を作り続けています。藝大には売れっ子の画家になりたい生徒が多く在籍しており、とある生徒が猫屋敷あもにアドバイスを求めた事がありました。その時に猫屋敷あもは『作品の為なら何でもする』と答えており、彼女らしさの溢れる回答となっていました。

また、彼氏の事で悩んでいる生徒の話を聞いた猫屋敷あもは彼氏との性行為を作品にしたらどうかと発言しますが、予想外の回答に生徒は固まった後に『うける』と答えます。それに対して猫屋敷あもは『作品よりも自分の方が大事なんだ』など畳みかけるように生徒に発言し、生徒達はドン引きしていました。この時の猫屋敷あもは怖い表情を浮かべてホラーを感じさせます。しかし猫屋敷あもはそれだけ作品に真剣なのです。

猫屋敷は作品を見てもらう為に「私の全部をギブする」

美術家にとって作品を見てもらうという事はとても大事な事です。猫屋敷あもは自分の作品を見てもらう為に自分の全てをギブする事を信条としています。仕事相手や美術の関係者に対して常に気を遣っており、プレゼントやラッピングなどもその人に合わせたものを選ぶなど、尋常ではない気の遣い方です。猫屋敷あもの作品の展示の際に職人が彼女の作品の悪口を言っているシーンがあります。

それを聞いた猫屋敷あもでしたが、自分の作品は職人さんの手を借りなければ完成しないという事で、怒るどころか頭を下げて感謝していました。そんな猫屋敷あもと行動を共にしている夢崎は決して彼女のようにはなれないと感じているようです。尋常ではない行動力を持つ猫屋敷あもにとって作品を見てもらう事は全てで、その思いが彼女の原動力となっていると考えられます。

猫屋敷はホラーで怖いと言われる理由

猫屋敷あもは藝大の油画科で唯一の女性教授である事から気を張る事が多いと考えられます。そんな猫屋敷あもは教授会にて先輩の教授からセクハラまがいの発言をされてしまう場面がありますが、この時に黒塗りで怖いホラーを感じさせる描写で描かれていました。怒りを感じた事からこの怖い表情をしたのだと考えられますが、普段のかわいい表情とかけ離れたあまりのギャップは完全にホラーでした。

しかし、猫屋敷あもは次のコマでは笑顔になっていつも通りの表情を浮かべていました。教授会での関係も大事だと考えている事から作った笑顔と言えます。また、他のシーンでもいきなり表情を変える事が多い事から、猫屋敷あもが怖いと言われている大きな理由になっていると言えます。

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猫屋敷あもの名言や名セリフ

かわいいはずの猫屋敷あもが怖い・ホラーと言われる理由が分かりましたが、そんな天才的な彼女だからこその名言・名セリフというものが存在しています。時にはホラーを感じさせるほど作品に真剣に向き合う猫屋敷あもの名言の数々は必見です。生徒達から共感を得られる事が少ない猫屋敷あもですが、心を揺れ動かし、時には怒りさえも相手に感じさせる名言は彼女にしか言えないものとなっています。

猫屋敷あもの名言①「渋谷の何を表現したいの?…」

渋谷の何を表現したいの?渋谷を何に表現したいの?渋谷を何で表現したいの?

『ブルーピリオド』の8巻31話にて、猫屋敷あもが八虎に発言した名言です。八虎は課題で渋谷を表現しようとしていましたが、教授達から受験絵画は捨てろと言われてしまいます。前からイメージ課題が苦手であった八虎に対して猫屋敷あもはこの名言と共にアドバイスを送ります。自己表現が大事だという事を言っている猫屋敷あもの気持ちが伝わるセリフです。これによって八虎は自分の作品への向き合い方が少し分かったようでした。

猫屋敷あもの名言②「君が選んだものが…」

君が選んだものが君の作品になるの

『ブルーピリオド』の8巻31話で猫屋敷あもが八虎に発言した名言です。前述の名言に続けて八虎にこのセリフを述べており、自己表現が大事なのだという事を伝えています。渋谷の事を表現しようとしていた八虎は渋谷について繰り返し調べ上げて作品制作をしていました。しかし、猫屋敷あもは八虎に対して知識や経験に振り回されていると述べます。もっと思いつきを大事にした方が良いという猫屋敷あものアドバイスです。

猫屋敷あもの名言③「矢口くんが自分じゃ…」

矢口くんが自分じゃ作れないって自覚してレゴを選んだってこと すごく進歩だと思う

『ブルーピリオド』の8巻31話で猫屋敷あもが八虎に発言した名言です。八虎は渋谷を表現した作品を作るにあたってレゴを使う事にしますが、猫屋敷あもは『素材の力に頼りすぎ』だと辛口コメントをします。八虎はうつむいて落ち込んだ様子を見せますが、猫屋敷あもはそんな八虎にこの名言を発言しました。さらに中間講評からの進歩も褒めており、八虎が思った以上の高評価をくれています。

クオリティの低い作品に対してははっきりとした言い方で辛辣なアドバイスをする猫屋敷あもですが、進歩した生徒はきちんと評価してくれます。八虎の積み重ねを見ていたからこその猫屋敷あもの名言となっています。

猫屋敷あもの名言④「そのプライドって…」

そのプライドって作品良くするより大事?

『ブルーピリオド』の9巻37話で猫屋敷あもが藝大の生徒に向かって発言した名言です。とある女子生徒が猫屋敷あもに彼氏の事について相談した時がありましたが、猫屋敷あもはその生徒に彼氏との情事を作品にするのはどうかと提案します。しかし、生徒はドン引きです。それに対して猫屋敷あもはこのセリフを生徒に述べました。男よりも趣味よりも何よりも作品の事を第一に考える猫屋敷あもらしい名言となっています。

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猫屋敷あもに関する感想や評価

猫屋敷あもがかわいいというファンの感想があります。作中で随一の背の低さで、まさにかわいいという印象を受ける猫屋敷あもは『ブルーピリオド』の中でもかなりの人気キャラです。『ブルーピリオド』には桑名マキや桜庭華子など、多くのかわいいキャラが登場しますが、猫屋敷あもが一番かわいいというファンの意見も少なくありません。時たま怖い発言もしますが、そのギャップもいいようです。

猫屋敷あもの事を現在は好きになっていますが、昔は嫌いだったというファンの感想があります。『ブルーピリオド』に初登場したばかりの頃の猫屋敷あもは何でもストレートに言う厳しい先生という印象の強いキャラでした。しかし、回が進む毎に八虎を褒めるようになるなど、少しずつ柔らかい性格も見え隠れするようになっていきます。少しずつ猫屋敷あもを好きになっていったというファンは多いようです。

猫屋敷あもがあまりに自分が擦り切れてて怖いというファンの感想があります。生徒達にストレートにはっきりとした言葉を使ってアドバイスをする事から怖いという印象をどうしても受けてしまう猫屋敷あもは苦手な方も多いようです。しかし、言っていること自体は間違っていない事から、共感出来るという意見もあります。猫屋敷あもは正論を言う事が多い為、好き嫌いの別れるキャラだと言っていいでしょう。

猫屋敷あもの髪の色が何色なのか気になっているファンの感想があります。『ブルーピリオド』のアニメに登場したキャラは髪の色が明確に分かっていますが、アニメ版は藝大受験までを描いている為、猫屋敷あもは登場していません。その事もあってはっきりした髪の色が明らかになっていない猫屋敷あもですが、ファンは髪の色について様々な考察をしており、ピンクに白のグラデーションというのが一番多い意見となっています。

『ブルーピリオド』の中で猫屋敷あもが一番闇を抱えているというファンの感想があります。様々なキャラが登場する中で、猫屋敷あもは随一の心の内が読みにくいキャラです。ホラーのような怖い表情をしたと思ったら次の瞬間笑顔になるなど、つかみにくいシーンが多い事から闇の深さを感じたというファンが多いようです。

猫屋敷あもの年齢が気になっているファンは少なくありません。『ブルーピリオド』には学生以外では年齢不詳のキャラが多く存在しています。猫屋敷あもはかわいい見た目である事から若いと考えられますが、多くのファンが年齢を気になっているようです。

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猫屋敷あもまとめ

猫屋敷あもが嫌いと言われる理由についてまとめてきましたが、不気味な言い回しやストレートすぎる言い方が大きな理由となっているようです。今回の猫屋敷あもについての記事を読んだ後にもう一度、『ブルーピリオド』を1巻から読み返してみるというのはいかがでしょうか?

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