【ブルーピリオド】予備校・東京美術学院のモデルはどこ?登場人物(生徒・先生)も紹介

「ブルーピリオド」で絵に興味を持ち、東京藝術大学(藝大)を目指すようになった主人公・八虎は「東京美術学院」という藝大受験のための予備校に通い始めます。今回はそんな「ブルーピリオド」に登場する予備校「東京美術学院」のモデル・舞台とされる「新宿美術学院」について、その場所や実績、原作者の山口つばさ先生との関係などを紹介していきます。さらに「ブルーピリオド」の予備校の登場人物として、生徒キャラを一覧でみていき、予備校教師の大葉先生の身長や名言なども紹介していきます。

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目次

  1. ブルーピリオドとは?
  2. ブルーピリオドの予備校・東京美術学院のモデル
  3. ブルーピリオドの予備校の登場人物の生徒
  4. ブルーピリオドの予備校講師の大葉先生
  5. ブルーピリオドの予備校に関する感想や評価
  6. ブルーピリオドの予備校まとめ

ブルーピリオドとは?

ブルーピリオドの概要

「ブルーピリオド」は講談社の漫画雑誌である「月刊アフタヌーン」の2017年6月号から連載されている、美術を題材にした人気漫画です。原作者は山口つばさ先生、コミックは現在12巻(2022年5月時点)まで刊行されています。さらに、テレビアニメも全12話が2021年10月2日~12月18日に、毎日放送・TBS系列などで放送されていました。

また、舞台「ブルーピリオド The Stage」も天王洲 銀河劇場にて、2022年3月25日~4月3日で上演。同年6月18日~9月27日の期間には展覧会「ブルーピリオド展 ~アートって才能か?~」が東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催中となっています。

ブルーピリオドのあらすじ

不良でありながら成績優秀で、人付き合いも上手な要領の良い高校生・矢口八虎。それなりの日々を過ごす八虎でしたが、実際はノルマをこなすような毎日に虚しさを感じていました。そんなある日、1枚の絵に見とれた彼は絵に興味を持ちます。そして、美術の時間に自分の感じたままに「青い渋谷」を描いた八虎。それがきっかけで絵を描く楽しさを知った彼は東京藝術大学を目指し、美大受験のための予備校に通い始めるのでした。

ブルーピリオド|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌

ブルーピリオドの予備校・東京美術学院のモデル

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじをみてきました。次に「ブルーピリオド」に登場する予備校「東京美術学院」のモデル・舞台となった新宿美術学院について紹介し、その場所や実績、原作者の山口つばさ先生との関係などをみていきます。

予備校のモデル・舞台は新宿美術学院

「ブルーピリオド」の主人公・矢口八虎は高校2年生のとき、絵に興味を持ち、東京藝術大学(通称:藝大)を目指すようになります。そして、高校の美術の先生である佐伯の勧めで、美大受験専門の予備校「東京美術学院(通称:東美)」の冬期講習を受けた八虎。その後、3年生に進級した彼は両親の了解を得て、同予備校の夜間部に通い始めます。

そして、油画の知識が全くないにもかかわらず油画科を選択した八虎は、予備校で一から油画の技術を学んでいくことになります。この予備校で八虎は様々な天才と出会い、技術だけでなく、感性や表現の仕方、さらには美術自体とどう向き合うべきかなども学んでいきます。

そんな「ブルーピリオド」作中に登場する「東京美術学院」は架空の予備校ですが、そのモデル・舞台とされる予備校が存在すると言われています。そんな八虎が通う予備校「東京美術学院」の舞台・モデルとされているのが「新宿美術学院 (通称:新美)」です。「新宿美術学院」は創立50年以上の歴史がある美大受験専門の大手総合予備校であり、現在は都内に渋谷校、秋葉原校、国立校の複数のキャンパスを構えています。

新宿美術学院の場所や実績

「ブルーピリオド」に登場する「東京美術学院」のモデル・舞台とされる「新宿美術学院」の住所は、東京都新宿区西新宿3-16-6です。その実績をみていくと、東京藝術大学に合格者1947名を輩出しており、狭き門とされる油画専攻の輩出人数は全国1位を25年間で22回記録(2021年9月時点)しています。

さらに、創立50周年を迎えた2020年度の美大への合格者は総勢1018名で、そのうち現役合格者は703名。現役合格者は9年連続で全国1位となっており、同予備校に通う受験生たちは日夜、合格を目指し、レベルの高い授業を受けているそうです。また、展覧会「ブルーピリオド展 ~アートって才能か?~」では「新宿美術学院」の生徒・講師がコラボイベントに参加しています。

原作者も新宿美術学院に通っていた?

「ブルーピリオド」に登場する「東京美術学院」のモデル・舞台とされる「新宿美術学院」ですが、実は藝大出身で知られる「ブルーピリオド」の原作者・山口つばさ先生も「新宿美術学院」出身だそうです。そして、当時、同予備校で山口つばさ先生を受け持っていた講師・鷹取まゆさんによって、山口つばさ先生が東京藝術大学の全3日間の2次試験の2日目で体調を崩したというエピソードも語られています。

また「ブルーピリオド」コミック5巻にて、主人公の八虎も藝大受験の二次試験で体調を崩すシーンが描かれました。そのため、この作中での描写は、実際に「新宿美術学院」に通っていた原作者の山口つばさ先生の実体験が元ネタになっているのだろうと言われています。

アニメ放送の為に新宿美術学院で音録りもした?

「ブルーピリオド」に登場する「東京美術学院」のモデル・舞台として「新宿美術学院」を描くにあたり、原作者の山口つばさ先生は忠実に予備校を再現するべく、校舎の下見をするなど、念入りに取材を行ったそうです。

さらに、テレビアニメの放送が決定した後は実際に「新宿美術学院」にて音録りを行い、鉛筆の芯を削る音やキャンバスを貼る音など、八虎たち登場人物がアニメで絵を描くときに出る、あらゆる環境音を「新宿美術学院」で録音したそうです。

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ブルーピリオドの予備校の登場人物の生徒

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじを紹介し、作中に登場する予備校「東京美術学院」のモデル・舞台となった新宿美術学院についてみてきました。次に「ブルーピリオド」の予備校の生徒キャラの登場人物を紹介していきます。

生徒キャラ①高橋世田介

「ブルーピリオド」の予備校の登場人物の生徒、1人目は高橋世田介です。その誕生日は9月19日、身長は163㎝、アニメ声優は山下大輝さんが担当しています。高橋世田介は主人公の八虎が佐伯先生に勧められて通い始めた、予備校「東京美術学院」の冬期講習で出会った天才の1人です。八虎は高橋世田介が描いた石膏像のデッサンがあまりの上手いため、衝撃を受けます。

しかも、高橋世田介はこのとき、デッサンを描くのが初めてでした。やがて夜間部でも一緒に通うことになる天才肌の高橋世田介に対し、八虎はライバル意識を持つようになります。そんな高橋世田介は無口で不愛想で、コミュニケーションをとるのが苦手な少年です。八虎も高橋世田介に対して第一印象で「相当アクが強い」人物であると驚いていました。

生徒キャラ②橋田悠

「ブルーピリオド」の予備校の登場人物・生徒、2人目は橋田悠です。その誕生日は2月5日、身長は189㎝、アニメ声優は河西健吾さんが担当しています。高橋世田介と同じ学校に通うおさげと関西弁がトレードマークの男子高校生です。

八虎とは予備校の夜間部で出会い、苦悩する八虎を解決に導くような助言を与えてくれる予備校編のキーパーソンです。また、絵に対する豊富な知識を持ち、「人の作品を見る」のが好きという個性的な趣味の持ち主でもあります。

生徒キャラ③桑名マキ

「ブルーピリオド」の予備校の登場人物・生徒、3人目は桑名マキです。その誕生日は4月23日、身長は161㎝、アニメ声優は宮本侑芽さんが担当しています。「ブルーピリオド」のヒロイン的な存在で、八虎が予備校の冬期講習で出会った女性でもあります。冬期講習以来、八虎とはほとんどの講習や少人数クラスで一緒に学んでいました。

また、彼女の姉は藝大に現役で主席合格しており、家族全員が藝大出身。桑名マキ本人も天才的な絵の才能を持ちながら、前年の藝大受験に落ちて一浪中です。そのため、普段は明るい性格ですが、現役首席合格の姉にコンプレックスとプレッシャーを抱き、闇を抱えた発言も多くありました。そんな彼女も八虎と何かと関わるようになり、あるとき、八虎の放った一言で心を救われることになります。

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ブルーピリオドの予備校講師の大葉先生

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじを紹介し、作中に登場する予備校「東京美術学院」のモデル・舞台となった新宿美術学院についてみてきました。さらに「ブルーピリオド」の予備校の生徒キャラの登場人物をみてきました。次に、作中に登場する予備校「東京美術学院」の講師キャラ・大葉先生について、その身長や人物像などを紹介していきます。

大葉先生の身長

「ブルーピリオド」に登場する大葉先生は、八虎が藝大受験のために通い始めた「東京美術学院」の講師で、八虎たちが在籍するDクラスを受け持っていました。そして、大葉先生は生徒たちを合格に導くべく、それぞれの悩みに応じて、時に厳しく的確なアドバイスを送り、生徒たちを成長させることのできる優秀な講師です。

八虎も藝大受験までの1年、大葉先生から技術面を教わるだけでなく、感性や表現方法を気づかせてもらいました。そんな大葉先生の誕生日は12月30日、アニメ声優は和優希さんが担当。身長は185㎝と長身で、いつも予備校の教室の入り口のドアに対して「低い」と不満をこぼしています。また、背が高いだけでなく、声も大きくて、体育会系のイメージがある大葉先生ですが、私生活では3人の男の子の母親でもあります。

大葉先生の名言や名セリフ

「ブルーピリオド」に登場する「東京美術学院」の講師・大葉先生は作中で数々の名言を発しています。次に、そんな読者の心に響いた大葉先生の代表的な名言・名セリフを紹介していきます。

大葉先生の名言①「まずは”自分が…」

「ブルーピリオド」作中で登場した大葉先生の名言・名セリフ、1つ目は「まずは”自分が…」です。八虎に対し、大葉先生は藝大合格のためには自分の絵を描く必要があると言います。そして、自分の絵を描くためにはまず自分が何を好きなのかを知ることから、始めるべきだとして、このセリフを助言しました。

まずは、自分が何を好きか知ること。 そこから始めましょ

八虎はその後、制作に行き詰る度にこの大葉先生の言葉を思い出し、また前進していきます。まだ絵に興味を持ったばかりで、絵について何も知らず、どう進めばよいのか分からなかった八虎でしたが、そんな彼の背中を押し、一歩を踏み出させることになった大葉先生の名言として知られています。

大葉先生の名言②「努力は運の幅を広げて…」

「ブルーピリオド」作中で登場した大葉先生の名言・名セリフ、2つ目は「努力は運の幅を広げて…」です。予備校の他の講師が藝大の一次試験の結果を見て、現役生向けの課題で運が良かった、などと話していました。すると、そこに大葉先生が現れ、このセリフを言いました。

努力は運の幅を広げてくれるじゃないの先生たちが生徒の努力認めなくてどうすんですか!

確かに試験での運は大切ですが、その運を引き寄せるのが生徒たちの努力であること。自分が得意とする分野を広げて試験の内容に対応できたのは、受験生が努力によって身に着けた実力のおかげだと諭した、大葉先生の名言となっています。

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ブルーピリオドの予備校に関する感想や評価

イーゼルのイメージ画像

ここまで「ブルーピリオド」の概要やあらすじといった作品情報を紹介し、作中に登場する予備校「東京美術学院」のモデル・舞台となった新宿美術学院についてみてきました。さらに「ブルーピリオド」の予備校の生徒キャラの登場人物を紹介し、作中に登場する予備校「東京美術学院」の講師キャラ・大葉先生について、その身長や人物像などをみてきました。次に「ブルーピリオド」の予備校に関する感想や評価をみていきます。

こちらは「ブルーピリオド」の予備校に関するツイートです。「ブルーピリオド」作中に登場する予備校「東京美術学院」のモデルとされる「新宿美術学院」に通っていたことから、非常に強い思い入れがあるという感想となっています。

こちらも「ブルーピリオド」の予備校に関するツイートです。こちらの方も「ブルーピリオド」作中に登場する「東京美術学院」のモデルとされる「新宿美術学院」に通っていたため、アニメで描かれるのが楽しみだという感想となっています。

こちらも「ブルーピリオド」の予備校に関するツイートです。主人公の矢口八虎らが予備校の大葉先生のもとで、成長していく姿が描かれている予備校編を毎回楽しみに観ているという感想となっています。

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ブルーピリオドの予備校まとめ

いかがでしたか?「ブルーピリオド」に登場する予備校「東京美術学院」のモデル・舞台について紹介してきました。そして、作中に登場する「東京美術学院」のモデル・舞台とされているのは、創立50年以上の歴史がある美大受験専門の大手総合予備校「新宿美術学院」であること。原作者の山口つばさ先生も同予備校の出身で、アニメ放送の際には同予備校で音録りをしたことなども分かりました。

さらに「ブルーピリオド」の予備校の登場人物として、生徒キャラを一覧で紹介し、予備校の講師・大葉先生の身長や名言もみてきました。皆さんもぜひ「ブルーピリオド」の予備校やそのモデル・舞台とされる「新宿美術学院」、そして予備校の登場人物などに注目してみてください!

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