【ヤンキー君と白杖ガール】 漫画のあらすじをネタバレ解説！主要な登場人物は？

2021年に実写ドラマ化されたことでも話題を集めた人気ラブコメディ漫画「ヤンキー君と白杖ガール」のあらすじや登場人物などを詳しくご紹介する前に、簡単にヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の作品情報をご紹介します。

• 作品名：ヤンキー君と白杖ガール（ヤンキーくんとはくじょうガール）
• 原作：うおやま
• ジャンル：ラブコメディ漫画
• 掲載サイト：ニコニコ静画・pixiv・マンガハック
• 発表期間：2018年6月〜2022年2月

ヤンキー君と白杖ガールは、2018年6月から漫画投稿サイトで投稿され話題を集めた人気ラブコメディ漫画です。面白いのに感動する・共感できると話題を集め、2021年7月には電子版を含めた累計発行部数が18万部を突破している人気漫画です。面白いと人気を集めたヤンキー君と白杖ガールは、2021年10月に、「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」としてドラマ化され、話題を集めました。

漫画「ヤンキー君と白杖ガール」の作者・うおやまは公式プロフィールなどを公表していないため、性別や年齢などは全く分かっていませんが、漫画家・児玉潤の別名義だということが判明しています。児玉潤は、2013年にアフタヌーン四季賞秋コンテストで、大賞を受賞している漫画家です。

児玉潤の性別や生年月日なども公表されていないため不明ですが、児玉潤の他の代表作には「ビンカン彼女」・「心臓ちゃん」・「アイ先生はわからない」・「突姉っ!」などがあります。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・1巻のあらすじ・ネタバレ解説では、点字ブロックの上を歩いていた森生に、ユキコが注意をしたことがきっかけで物語がスタートします。強面で周囲に恐れられている森生は、まっすぐに自分に注意をしてくれたユキコに興味を持ち、惹かれ始めます。

森生は、ユキコにとにかく好かれようと一生懸命になりますが、空回りばかりしてしまいます。ユキコは、自分は弱視だから普通のことが出来ないことを森生に最初に分かってもらい、最初から自分の事は諦めてもらおうと、映画デートに誘います。しかし、森生はユキコから離れるどころか、ユキコのことを理解しようと少しずつ変化していきます。

ユキコと出会ったことで少し前向きになった森生は、ユキコにヒールを贈りたいと就活を始め、獅子王が店長を務めるレンタルショップで働き始めます。初任給でユキコにヒールを贈りますが、その事をユキコの心配性の姉・イズミに知られてしまい、対立してしまいます。しかし、二人の仲を見てイズミは安心するのでした。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・2巻のあらすじ・ネタバレ解説では、森生の妹分で森生に想いを寄せているハチ子が、突然出会ったユキコと森生が一緒にいることで嫉妬してしまいます。ハチ子は森生に同情して一緒にいるのか?と聞いたことで、ユキコに会ってみろと言われるのでした。ハチ子はユキコと話し合うことになります。

そこでハチ子は、自身の嫉妬は森生を奪っただけではなく、ユキコの存在自身である事に気付きます。ユキコは弱視であるために、白杖を持って生活しているが、そういった世界の生きづらさがあること、どういうふうに世界を見ているか、ハチ子に語るのでした。そんなハチ子もまた、世の中に生きづらさを感じていた一人です。

ハチ子は幼少期に子役として活動しており、そのことがきっかけで周囲から孤立してしまった過去がありました。その過去から引っ込み思案のようになってしまったハチ子は、自身の話を聞いてほしいとユキコに打ち明けます。そのことがきっかけで二人には友情関係に発展するのでした。そして、獅子王もまた同性が恋愛対象のことに生きづらさを感じていました。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・3巻のあらすじ・ネタバレ解説では、ユキコの気持ちを前向きにさせた盲学校の友人の空が、ランニングコースに障害物を置かれるという嫌がらせをされる事件が起こります。嫌がらせは徐々にエスカレートしていき、空き缶からレンガ、最後には自転車になったことを聞き、ユキコや森生は犯人を探そうと奮起します。

しかし、空は森生は目が見えているからと森生に助けてもらうことを拒否します。しかし、拒否された森生はめげること無く空と接し、見えないカベを壊そうと空のランニングの伴走をしたり、話を聞き空のことをわかろうとします。森生に心を許し始めた空は、森生や獅子王などにも協力してもらい犯人を捕まえようとします。

なかなか犯人が現れませんでしたが、ある日犯人が現れます。犯人は空が目が見えないのにランニングをしていることに興味を持ったこと、周囲の人は自分に無関心なのでユキコに関心を持ってほしかったのだと、いたずらをした理由を語ります。その歪んだ愛情は間違っていると森生と獅子王は犯人に諭したことで、犯人は自主をし、警察に逮捕されるのでした。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・4巻のあらすじ・ネタバレ解説では、ユキコは将来一人暮らしをするために、アルバイトに挑戦しようとします。しかし、弱視のユキコを雇ってくれる職場はなかなか見つかりませんでした。落ち込みながらも前向きに行動するユキコを励まそうと森生はカラオケに誘い、勇気づけるのでした。

アルバイト先に苦戦するユキコでしたが、ハンバーガーショップに採用されアルバイト生活をスタートさせます。初のアルバイトに意気込むユキコでしたが、2時間立っているだけで何も出来ませんでした。障害者を雇うと会社にメリットがあるから雇われただけと、嫌味のように周囲に言われてしまい、ユキコは店長に真相を問います。

店長はそんなことは思っておらず、ユキコが働いてくれることで周囲の従業員にメリットになると答えられ、ユキコは自分のできることを精一杯努力しようとマニュアルを読み込み、アルバイトに励みます。そんなユキコを見て、周囲の意識も変化していくのでした。一方で、イズミは獅子王に告白し、獅子王の恋愛対象が同性だということをカミングアウトされるのでした。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・5巻のあらすじ・ネタバレ解説では、バーガーショップで働く同僚の栗栖が辞めると言い出しました。そんな栗栖を心配したユキコは話を聞き栗栖を勇気づけることで、栗栖はアルバイトを辞めることを撤回し、ユキコに想いを寄せていきます。

そんな中、森生はユキコのアルバイト先を訪れ、彼氏だと挨拶します。しかし、森生を見てユキコには似合わないと同僚たちが話しているのを聞き、森生は落ち込みますが、ユキコはそんな言葉をあっさりと跳ね返すのでした。

しかし、ハンバーガーショップの中には栗栖やユキコが配慮されながら働くことをよく思ってない人もいます。良く思っていない同僚の紺野は、店長に直談判します。そこで店長の過去が明かされたり、その店長が事故にあったりとアクシデントがありながらも、ユキコがバーガーショップで働く姿が描かれています。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・6巻のあらすじ・ネタバレ解説では、森生とユキコがデートをしてる最中に、偶然に森生の元カノに遭遇してしまいます。元カノと仲よさげに接する姿を見て元カノのことが気になったユキコは、森生に元カノはどんな顔だったのかと訪ねますが、森生はそれを聞いて怒って帰ってしまいます。

帰宅したユキコの元に、森生がやってきて元カノのことを打ち明けていきます。元カノが出ていってしまった母の顔に似ていて一目惚れしたことなど全てを打ち明けた後、元カノとちゃんと話して、過去のことを謝罪するのでした。

元カノとケリをつけましたが、次はハチ子に森生は告白されてしまいます。妹分と思っていたハチ子に告白された森生は動揺し、青野に相談します。青野は、好きの種類も見える色のように色々あるのでは?と森生を納得させるのでした。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画のあらすじネタバレ解説・7巻のあらすじ・ネタバレ解説では、青野が電車のホームで転落しかけてしまいます。そんな青野を偶然見ていた森生の元カノが、ユキコの白杖のことを思い出し、周囲に声をかけて青野を危機一髪で助けるのでした。そんな一件があったことで、盲学校では駅のホームに関する授業をして、みんなでより一層注意することを再認識するのでした。

その後、ユキコは森生と海デートに行くことになります。ウキウキして水着を購入しようとテンションが上がるユキコでしたが、姉から小学校の頃から体型が変わっていないと言われて、ショックを受けてしまい、水着を着ることが怖くなってしまうのでした。そんなユキコのことを、森生は前向きになる言葉をかけます。

森生の言葉で前向きになったユキコは、初めての海水浴を楽しみます。そんな中、イズミは獅子王と接することで、妹離れをするように考えを改めていきます。そんな中、ユキコは両親に森生を紹介しますが、父親が反対したことで、ユキコは反発します。しかし、そのままではいけないと認めてもらうように森生が行動する姿が描かれています。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の登場人物・キャラ一覧・1人目が、ヤンキー君こと、黒川森生（くろかわもりお）です。黒川森生は、左目の下に大きな傷があり、目つきが鋭い強面のヤンキーです。「黒ヒョウのモリ」といった異名があり、周囲から恐れられている18才の青年です。

黒川森生は、傷や目つきなどのせいで怖く見られがちですが、優しい一面も持ち合わせており、相手の考え方を否定せずに、素直に聞き入れるといったまっすぐな一面もあるキャラクターです。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の登場人物・キャラ一覧・2人目が、白杖ガールこと、赤座ユキコ（あかざゆきこ）です。赤座ユキコは、盲学校に通う女子高生で、ヤンキー君と白杖ガールのヒロインキャラクターです。赤座ユキコは、弱視で色がぼんやりと見える程度の視力のキャラクターです。

赤座ユキコは、小柄で可愛らしい外見のキャラクターですが、見た目によらず口が悪い一面もあるキャラクターです。しかし、とても優しい性格の持ち主で、相手のことを気遣える優しさを持っています。また、弱視で人の容姿がはっきりとわからないため、人を見かけで判断しないキャラクターです。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の登場人物・キャラ一覧・3人目が、橙野ハチ子（とうのはちこ）です。橙野ハチ子は、前髪が長めのショートヘアで、常にヘッドフォンを身に着けている女子高生です。

森生のことを兄貴と呼んで慕っており、密かに恋心を抱いているキャラクターです。そのため、森生が好意を持ってるユキコのことをあまり良く思っておらずライバル視しています。橙野ハチ子は、幼い時に子役として芸能活動をしていた過去があり、その活動のせいでクラスメイトと馴染めなかった時に、森生が助けてくれたことがきっかけで、想いを寄せています。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の登場人物・キャラ一覧・4人目が、緑川花男（みどりかわはなお）です。緑川花男は、スキンヘッドにサングラスをかけた、ぽっちゃりと太った男性キャラクターです。

緑川花男は、森生と一緒にいることが多い友人キャラクターであり、森生の顔にある大きな傷の原因に関係しています。森生のことを危なっかしくてほっとけないと考えており、常に一緒にいるキャラクターです。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の登場人物・キャラ一覧・5人目が、金沢獅子王（かなざわししお）です。金沢獅子王は、筋トレが趣味で体格の良いマッチョな26才の男性です。金沢獅子王は、森生の顔の傷を作った張本人であり、隣町のボスとして恐れられていた過去があるキャラクターです。

金沢獅子王は、ゲイですが、周囲に拒絶されることを恐れて両親にもゲイということを打ち明けられずにいるキャラクターです。現在はレンタルビデオショップで働いており、森生の顔に傷をつけてしまったことを心底後悔している、実は優しい一面もあるキャラクターです。

ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画とドラマの最終回についても、ネタバレします。ヤンキー君と白杖ガールの原作漫画の最終回では、ユキコが大学への進学を決めて、森生は高卒認定試験という目標に向かって歩んでいきます。そんな中、ユキコが森生の祖母と初めて会うシーンが描かれています。そこで初めて、森生の母親の話を森生から詳しく聞くことになります。

森生の今と同じ年で森生を産んだこと、一人で育てることに限界を感じ、祖母に残して自分の前から居なくなったこと、でも最近そんな母親から手紙が届くことなどをユキコに話します。森生に母親に会いたいかどうかまだわからないと告げられたユキコは、会いたいと思った時は一緒に会いに行って、産んでくれてありがとうを伝えたいと語るのでした。

ヤンキー君と白杖ガールのドラマ最終回ネタバレは、ユキコと森生は別れており、ユキコは食品会社の事務として働き、森生は鹿児島で働いていた仕事を辞めて、地元に戻ってきました。そして、ユキコが森生と別れた本当の理由を知ります。そんな中、仲間内の結婚パーティーにユキコと森生は参加しますが、森生はパーティーに自分は居ないように振る舞ってほしいと周囲に頼みます。

パーティで楽しそうに過ごすユキコの姿を見て、自分の想いを再認識した森生でしたが、再び無職になった自分は合わせる顔がないと、遠くからユキコの働く姿を見つめていました。しかし、そこにバーガーショップの店長が現れて、ユキコに自分がいることがバレてしまうのでした。

1年後に再開した二人は、自分の今の想いを語り合います。そんな中、やりたいこととできることが違うとこぼしたユキコの言葉に森生は前向きになる言葉を発します。そして二人はお互いの夢に向かって前向きに行動し、お互いの夢をお互いが支えて叶えていくといった結論に達し、再び付き合うことになるのでした。

ヤンキー君と白杖ガールのボイスコミックの声優・1人目が、黒川森生を演じた下野紘（しものひろ）です。下野紘は、1980年4月21日生まれ・東京都出身で、アイムエンタープライズに所属している声優兼歌手、ナレーター、タレントです。下野紘は、2001年に「リリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術師3〜（テオ・モーンマイヤー）」で声優デビューを果たしています。

黒川森生の声優・下野紘の「ヤンキー君と白杖ガール」以外の出演代表作品には、「鬼滅の刃（我妻善逸）」・「殺し愛（ソン・リャンハ）」・「東京リベンジャーズ（灰谷竜胆）」・「ピーター・グリルと賢者の時間（ピーター・グリル）」・「弱虫ペダル（鏑木一差）」などがあります。

ヤンキー君と白杖ガールのボイスコミックの声優・2人目が、赤座ユキコを演じた鬼頭明里（きとうあかり）です。鬼頭明里は、1994年10月16日生まれ・愛知県名古屋市出身で、ラクーンドッグに所属している声優兼歌手です。鬼頭明里は、2014年に「六条間の侵略者!?（藍華真希）」で声優デビューを果たしており、あかりんといった愛称で親しまれています。

赤座ユキコの声優・鬼頭明里の「ヤンキー君と白杖ガール」以外の出演代表作品には、「鬼滅の刃（竈門禰豆子）」・「ウマ娘プリティーダービー（セイウンスカイ）」・「ラブ・ライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会（近江彼方）」・「シャドーハウス（ケイト）」・「地獄少年花子くん（八尋寧々）」などがあります。

ヤンキー君と白杖ガールのボイスコミックの声優・3人目が、橙野ハチ子を演じた瀬戸麻沙美（せとあさみ）です。瀬戸麻沙美は、1993年4月2日生まれ・埼玉県出身で、Star Crewに所属している声優です。瀬戸麻沙美は、2010年に声優デビューを果たしており、せとちゃんや、せとくんといった愛称で親しまれている人気声優です。

橙野ハチ子の声優・瀬戸麻沙美の「ヤンキー君と白杖ガール」以外の出演代表作品には、「トロピカル〜ジュ!プリキュア（滝沢あすか/キュアフラミンゴ）」・「呪術廻戦（釘崎野薔薇）」・「青春野郎はバニーガール先輩の夢を見ない（桜島麻衣）」・「刀使丿巫女（折紙紫）」・「文豪ストレイドッグス（樋口一葉）」などがあります。

ヤンキー君と白杖ガールのボイスコミックの声優・5人目が、緑川花男を演じた野津山幸宏（のづやまゆきひろ）です。野津山幸宏は、1996年12月24日生まれ・大阪府出身で、Rush Styleに所属している声優です。野津山幸宏は、2017年に「はじめてのギャル」で声優デビューを果たしています。

緑川花男の声優・野津山幸宏の「ヤンキー君と白杖ガール」以外の出演代表作品には、「トライブナイン（羽田清死郎）」・「リーマンズクラブ（夏木陵）」・「東京リベンジャーズ（林良平）」・「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-Rhyme Anima（有栖川帝統）」・「アフリカのサラリーマン（チュパカブラ）」などがあります。

ヤンキー君と白杖ガールは、ドラマ化されたことで一層話題を集めた作品ですが、原作漫画から好きなファンも多かった作品です。実写ドラマ化すると聞き最初は不安だったといった声も上がりましたが、実写ドラマも原作漫画とは違う部分があるけどどちらもいい作品で好きといった声が多く、原作ファンからも支持されている人気作品です。

原作漫画「ヤンキー君と白杖ガール」が好きなので、実写ドラマをとりあえず1話だけを見るつもりが、辞められなくて、ドラマも全て見てしまったといった声も多く上がっています。最終回の展開など異なる部分はあるものの、原作漫画をとても大切にしている・登場人物とキャストがイメージ通り、漫画で好きなエピソードもドラマ化してほしいといった声が上がっており、実写ドラマも高く評価されています。

ヤンキー君と白杖ガールは原作漫画からとても人気を集めていましたが、実写ドラマを見て原作漫画を知った人も少なくありません。ドラマを見て面白いと思ったので、原作漫画を全巻購入してしまったといったファンも多く、ドラマも原作漫画も支持されている人気作品です。

ヤンキー君と白杖ガールは、コメディなのに感動する共感できると高い人気を獲得しているうおやまの人気漫画です。2021年に「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」として実写ドラマ化されると、なお一層人気を獲得し支持されている人気作品です。登場人物一覧や、あらすじ解説ネタバレを見て気になった方は、一度ヤンキー君と白杖ガールを見てみてはいかがでしょうか?